Q: 学生時代に力をいれたこと
A: 最も本気になって取り組んだことは、アルバイト先の集団指導塾の改革です。私の塾では近年、生徒の学力が伸び悩み、第一志望校への合格率が低迷していました。そこで私は、同僚と共に低迷の原因を洗い出し、改革案を作成しました。経営陣の支援を取りつけることで、最終的には塾全体で2つの改革に取り組みました。1つ目は、1週間に1度、各教科で個別指導の時間を設けたことです。2つ目は、生徒と自己管理シートを作成し、生徒の自学をサポートしました。その結果、生徒の学力は向上し、生徒28人全員を第一志望校に合格させることができました。この経験から私は、課題解決のために周囲の人を巻き込み、協働する力を身につけました。
【深掘質問】 アルバイトなのになぜそこまで本気になれるのか
【深堀質問回答】 ①自分が中学生のとき通っていて、その時に人間として成長させてもらった。恩返しをしたい。



②カフェでもアルバイトしたが、塾講師は自身の言葉や行動で人の人生を変えられる点にやりがいを感じたから。

Q: 強みと弱みを教えてください。
A: 強みは課題に主体的に向き合う力です。ボランティア団体でイベントを開催した際に、広報活動を新しく導入した時に培われました。開催費の調達と、より幅広い参加者の募集という課題の解決のために、自分にできることを考え周囲を巻き込みながら実行しました。



弱みは対人関係の優柔不断さです。意見が対立したときに、全て考慮したいと思ってしまい、どれかひとつに決断することが難しいことがあります。
【深掘質問】 その弱みをどのように乗り越えていますか。
【深堀質問回答】 正直乗り越えるとまではできていませんが、適材適所だと考えて行動するようにしています。私はグループではいつも副リーダーのような立場をとって、メンバー間の関係を円滑に調整する役割をしたり、リーダーのフォローをすることが多いです。ただ乗り越えるとなると、両者に配慮しつつもグループとして正しい判断ができるよう、決断する勇気も必要だと考えています。

Q: 学生時代に力を入れたこと
A: 受験で苦しかった時に塾講師に助けられた分、次の生徒に還元していきたいという想いから、塾講師のアルバイトに夢中で取り組みました。集団授業では、生徒一人一人の理解のスピードに応じた対応が出来ないことが課題で、実際に、アンケート内でも約６割の生徒が「自分のペースと合わない授業展開だ」と回答していました。私自身も通塾時代に無駄な時間が多いと感じていたこともあり、課題を改善したいという想いが芽生えました。そこで、従来繋がりがなかった他の講師に課題を打ち明け、話し合いを重ねながら、各々の授業時の生徒の様子を共有するようにしました。また、授業開始時に学校の進度をヒアリングし、生徒が主体的に学習分野を決められるように工夫しました。そして、個別指導の観点も取り入れ、授業前に複数のワークシートを用意することで、生徒別に難易度・問題量に強弱をつけていきました。この結果、担当していた中学三年生クラスの９割を、第一志望の高校合格に導くことができました。
【深掘質問】 それはわたし一人にかなり裁量がある塾でしたか。もし何か権限を持つ塾長に伝えるとしたら、どんな言い方をし...

Q: 学生時代で最も印象に残っている出来事
A: 一般吹奏楽団体でパートリーダーとしてチームを引っ張って関東大会に出場した経験です。その団体での目標は東関東大会出場というものでしたが、社会人と学生の集まりのため練習日程も合わせづらいことと、気を使ってしまうことが課題であり、達成できずにいました。そこでパートリーダーとしてペア練習制度を確立した。全員でなくても2人や3人などでペアを組み、最大限の練習時間の確保に努めたことに加え、お互いに意見を言いやすい環境になったことで、全体練習でも気を遣わずに、気づいたことや指摘を立場関係なく発信できる環境が整い、結果として目標を果たすことができました。
【深掘質問】 なぜ学内のサークルや部活ではなく、学外の団体を選んだのですか。
【深堀質問回答】 理由は二つあります。

1つ目は、よりレベルの高い環境で続けたかったからです。私は中学一年生の頃から部活で東関東大会出場を目標に掲げていましたが、高校までずっと達成できずにいたため、人生で一度は達成したいと想い、継続しました。学内のものはコンクールに不参加で緩くやっているところか、分野の違...