【オンライン】今やZoomでの説明会、面接が主流! 注意点とポイント一挙公開!【服装・背景・カメラ】

【オンライン】今やZoomでの説明会、面接が主流! 注意点とポイント一挙公開!【服装・背景・カメラ】

2023年12月20日更新

はじめに

インターネットの進化とコロナ禍によって、世の中が大きく変わっています。「就活」も例外ではなく、今やオンラインでの説明会、面接が主流になりました。

 

これには、多くの就活生が予想していた就職活動とは異なる形式となり、戸惑ってしまう事も多々あると思います。

 

そのオンラインでの説明会や面接に使われるサービスがZoomです。本記事では、そんな方々へ向けて「Zoom」の基本の使い方注意点とポイントを解説します。

 

・Zoom就活の事前準備・注意点

 

・Zoom就活の服装

 

・Zoom説明会・面接への入室方法

 

・Zoom就活の失敗談

 

・オンライン就活のメリット・デメリット

 

 について解説していきます。



1.Zoom就活で必要な物

 Zoom説明会・面接への参加にあたって、特に特別なものは必要ありません。

 

・パソコンやスマホなどのデバイス

・安定したネット環境

イヤホンやマイク

・カメラ機能

 

上記の準備が整っていれば、特に問題はないでしょう。

 

カメラはパソコンに付帯していることが多く、またマイクはイヤホンに搭載されていることがほとんどだと思いますが、付いていない場合は用意するようにしましょう。

 

顔の角度やネット環境の詳細など、さらに詳しい項目についてはこちらの記事で解説しています。

 

2.アプリをダウンロードしておく

 スマホからZoomに参加する場合は、アプリの事前ダウンロードが必須となります。

 

パソコンから参加する場合、アプリが無くとも参加はできますが、名前や背景の設定(詳しくは後述します)のことを考えると、やはりダウンロードしておいた方が何かと便利でしょう。

 

3.表示名の設定

Zoom名での表示名を、本名(漢字表記)に変えておきましょう。

 

企業から表示名の指定がある場合もあります。指定がない場合も、1日に数十人の学生を見なければならない人事の手間を考えると、従っておいた方が懸命でしょう。

 

 

注意したいのは、その順番です。Zoomはアメリカの会社のため、設定画面に沿って「姓」「名」をそのまま入力してしまうと、下の名前が先に、苗字が後に表示されてしまいます。

 

特に指定がない場合は、「名」の部分に「苗字」、「姓」の部分に「名前」を記入し、表示された時に「苗字→名前」の順番になっているように見やすくしておきましょう。

 

4.背景の設定

Zoom面接や説明会に参加する場合、基本は自室から参加することになるかと思います。

 

その場合、背景に何か写ってしまわないよう、背景が真っ白の壁などになるように、場所と角度を調整しましょう。

 

 もし難しい場合は、Zoomアプリに搭載されている「バーチャル背景」機能を使うのも手です。

 

この機能を使うと、自分の顔以外は自動的に全て塗りつぶされるようになるため、自分の部屋を覗き見されてしまう心配がなく、非常に便利です。

 

ただし、OSやプロセッサーなどの機能が最適化されていることが要件としてあるため、数年前に購入したパソコンを使っている場合は、下記のような表示となってしまい、このバーチャル背景の使用が難しい場合があります。

 

Zoomのバーチャル背景

 

その場合、他の外部アプリと連動することで部屋の背景を隠すことも可能ですので、気になる方は調べてみると良いでしょう。

 

2.Zoom(オンライン)就活の服装

Zoomで説明会や面接に参加する際、悩むのはその服装ですよね。「面接官側から、こちらの顔や服装は見えるのだろうか」「顔出しはした方が良いのか」など、気になっている方も多いのではないでしょうか?

 

 

結論から言うと、たとえオンラインといえど、やはり通常の就活と同様にスーツが望ましいです。(オフィスカジュアルや私服など、指定されている場合、話は別ですが)

 

 

というのも、説明会や面接のツールとして、YouTubeなど一方通行の動画配信サービスではなくZoomという双方向のコミュニケーションが要求されるツールを選択した時点で、企業側には「参加者がどんな人か知りたい」という意図があると考えられるからです。

 

 

大人数が参加するオンライン説明会の場合、企業側からこちら(参加者)側の顔は見えないようになっている場合が多いですが、やはりスーツ(またはオフィスカジュアル)や髪型には気を払い、しっかりと気持ちを切り替えて臨みましょう。



3.【デバイス別】Zoom(オンライン)説明会・面接への参加方法

Zoom就活の注意点について抑えてたところで、当日実際に参加する方法について、パソコン・スマホのデバイス別に解説します。

 

  1. パソコンでのZoom参加方法

 パソコンでZoom説明会や面接に参加する場合、次のような流れになります。

 

① 企業側から送られるZoomのURLをクリックする

 

② Zoomが自動ダウンロードされる

 

③ ダウンロード完了後、画面中央に表示される「コンピューターでオーディオに参加」をクリック

 

④ 説明会/面接が行われるオンラインルームに入室

 

 

注意したいのは、Macユーザーの場合。safariだと使えない場合があるようですので事前にネット環境は確認しておくようにしましょう。

 

  1. スマートフォンでのZoom参加方法

 スマートフォンからZoom説明会や面接に参加する場合、

 

次のような流れになります。

 

①Web説明会/面接の前に、アプリストアからZoomをインストールする(ブラウザからも利用できます)

 

②企業側から送られるURLをクリックし、「ミーティングに参加する」をクリック

 

③「IDを入れてください」と出たら、URLの下9桁の数字を入力

 

④企業側から指定されたパスワードを入力

 

⑤自身の名前を入力

 

⑥説明会/面接が行われるオンラインルームに入室

 

 

という流れになります。

 

4. 【Zoom面接の失敗談】オンライン就活のメリット・デメリット

これまで、準備や使い方について解説してきましたが、まだ体験していない方には実際にはどのような感じなのか、イメージがつきにくいと思います。

 

ここでは、 実際にZoomでの面接を体験し、感じたメリットやデメリットをまとめていきます!

 

  1. Zoom面接からわかったオンライン就活のメリット

 これから筆者が実際にZoomでのweb説明会やweb面接を経験して感じた、オンライン就活のメリット・デメリットを解説していきます。

 

 

まず、メリットは大きく2点、

 

① 移動時間の削減

 

② 慣れた環境での就活

 

があります。

 

①移動時間の削減

 

 

Zoomをはじめ、オンライン説明会・面接全てに当てはまることですが、対面で行う就職活動よりも、圧倒的に時間に余裕が生まれます

 

 

Zoomなどのアプリを事前にダウンロードしてさえいれば、面接前ギリギリまで、話したい内容の整理や確認を行うことができるのです。

 

 筆者の場合、実体験としてこんなことがありました。

 

 ある会社の面接当日、開始10分前に人事の方とZoomの接続確認を行っていた際に、「確認ですが、本日面接予定の執行役員の事前紹介はありましたか?記事などを読まれているかと思いますが、質問は用意できましたか?」と聞かれたのです。

 

 何かの手違いでその役員の方の名前を聞かされていなかった私は、当然焦りました。

 

 けれど、名前を聞いてすぐにパソコンで情報を調べることができたので、なんとか面接官についての情報を得て、面接に挑むことができました。

 

 

これが対面の面接だったら、焦りや動揺もより大きく、直前に情報を調べることもできなかったと思います。「オンライン面接で良かった」と感じた瞬間でした。

 

 ②慣れた環境での就活

 選考を受けている企業のオフィスまで足を運び、対面で面接官と話をする本来の就職活動とは異なり、オンライン上の就職活動は、自宅から参加することが可能です。

 

不慣れな場所での緊張感に飲み込まれずに、ある程度リラックスして選考に参加できることも、オンライン就活のメリットではないでしょうか。

 

  1. Zoom面接からわかったオンライン就活のデメリット

 一方、オンライン就活だからこそのデメリットもあります。筆者感じた点は、

 

①ネット環境に面接の出来栄えが左右される

 

②画面越しだと気持ちが伝わりづらい

 

の2つです。

 

①ネット環境に面接の出来栄えが左右される

 ネット環境を事前にチェックしていたにも関わらず、本番で接続が途切れてしまったり、音声が乱れてしまったり、などオンラインだからこそ起こりうる問題があります。

 

 

万が一のトラブルを想定し、説明会・面接の前に、企業の連絡先を控えておくことをおすすめします。

 

何か問題が起こってしまっても、慌てずにその時できる最適な処置をしましょう。

 

 

②画面越しだと気持ちが伝わりづらい

 Zoomやその他のWeb会議アプリは、便利ではありますが、「対面だからこそ伝えられる熱意や、会社の雰囲気や、面接官の表情などが伝わりにくくなってしまう」というデメリットがあります。

 

 実は、こんな経験をしたことがあります。面接官の方の話を熱心に聞いていた時、あまりに熱心に聞いていたため、相槌をすることを忘れ、スクリーンを凝視していたところ、面接官の方に「聞いてる?聞こえてますか?」と言われてしまいました。

 

 対面であればわざとらしい反応や相槌をしなくても、「聞いてる?」など聞かれることはありません。

 

オンラインだからこそ、普段より大きなリアクションを心掛ける必要があります。

 

全面的にオンライン就活に切り替わった今、就活生全員が同じ条件で選考を受けているため、これらのデメリットをいかに克服するかが鍵となってくるのではないでしょうか。

 

 ちなみに、ジョーカツのキャリアアドバイザーによると、オンライン上での面接では、「対面で話すよりも明るく振る舞う」ことが大切だそうです。

 

 また、出来るだけカメラ目線で話すことで、より気持ちが伝わるようになるはずです。

 

おわりに:オンライン面接でもしっかり準備をして挑もう

「就職みらい研究所」の「就職白書2023」によると、23卒生の就活で際立ったのが、マッチングプロセスの早期化と長期化でした。また、コロナ禍に減少したインターンシップの参加率や実施率は増加に転じ、就職・採用活動に与えるインターンシップの影響力が高まっている状況も見てとれました。

 

インターンシップの参加への高まりは今後も続くと考えられます。これに伴い、オンラインでの就職活動は継続され、24卒生はオンラインでの就活はもはや定番と言えます。

 

オンライン説明会、面接はデメリットもありますが、Zoomを始めとする便利なアプリが普及したことで、実際に選考を受けてみると、オフラインでの就職活動とあまり変わりないことがわかりました。

 

オンラインだからこその良さも沢山あります!

 

これからオンライン就活を始める方は、あまり不安に思わず、焦らず、今まで通り準備を進めていけば良いでしょう

 

面接の練習も兼ねて、家族や友人とZoomで連絡を取ってみても良いかもしれません!

 

みなさんの就職活動がうまくいくように応援しています。

 

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監修者情報

須藤由加里

キャリアアドバイザー リーダー

株式会社やまとに新卒入社。
全国での採用担当&新卒中途の研修担当の3職種を経験。 その後挑戦心が原動力となり2020年に株式会社ナイモノにジョイン。 現在キャリアアドバイザー リーダーとして就活生のサポートを行う。