【長所一覧70選】就活でアピールすべき長所・短所とは?! 性格種類別の長所・短所比較一覧大公開!

【長所一覧70選】就活でアピールすべき長所・短所とは?! 性格種類別の長所・短所比較一覧大公開!

2024年8月14日更新

はじめに

就職活動において、面接ではほぼ必ずと言って良いほど「あなたの長所は?」と聞かれます。企業にとって「長所」というのは、その人物の人柄を知るための重要なポイントなのです。

このため、面接時のために「自分の長所」を把握し、確認して面接の準備をすることが大切です。とはいえ、自分の長所が何か分からないという人も少なくありません。それどころか、そもそも「長所にはどんなものがある?」という人も多いでしょう。

もし、あなたが自分の長所を把握できていなければ、あなたに合った企業と巡り合えるチャンスを逃してしまう恐れがあります。

人は必ず長所を持っているため、長所がないのではなく、あなたが自分の長所に気づいていないだけなのです。

一口に「人の性格」と言っても、さまざまな種類があります。これを本記事では「性格種類」と称して、分類します。

今回は性格種類別に

・長所一覧

・長所の見つけ方

以上の2点について、解説します。また、長所の裏返しでもある「短所」についても解説します。

長所をアピールして首都圏企業を目指すなら

スタキャリ!

首都圏の人気優良企業を目指す学生必見!

自分に合ったキャリアアドバイザーが企業選びから面接・ES対策、優良企業の紹介まですべてサポート

ライバルと差別化できる選考テクニックも満載

志望企業の内定獲得まで、専任アドバイザーがしっかり寄り添います

長所をしっかりアピールして内定をつかみたい人は、スタキャリをチェック!

就活における長所とは

長所とは

長所とは、本人がもともと持っている人柄・性格において、性質や性能などで優れているところです。

長所は自己PRとよく混同されます。長所と自己PRの違いは、就活の場合は視点が企業なのか、自分なのかという点です。

長所は、自分視点で優れている人柄・特性を伝える必要があります。それは、面接官がその人物のタイプ(性格種類)を確認するためのものだからです。

一方、自己PRは、自分がその企業でどう活躍できるか、企業視点での強みを伝える必要があります。面接官が確認しているのはその人物の経験やスキルだからです。

このため、長所はどの応募企業にも同じもので構いませんが、自己PRはそれぞれの応募企業に対応したものにする必要があるでしょう。

企業が長所を聞く理由

前述したように、長所とはあなたの人柄を把握するために重要な質問になります。具体的にはあなたの人柄をもとに、企業は以下の内容を確認しています。

自社組織との相性

業界・企業・職種・仕事内容との相性

この2つの「相性」は採用する側にとって非常に重要なポイントです。組織に馴染めなければ、仕事で最大限の成果を生むことは困難です。入社後のミスマッチ・早期離職を防ぐためには、あなたの長所が活かせるか見極めることは非常に重要となります。

面接で企業が求める長所の回答をするには?

企業とマッチする人材であるためにどのように長所をアピールすべきでしょうか?

そこで就活ハンドブックでは、ライバルよりも一歩リードできる回答ができる「面接頻出問題集」を用意しました!

100種類の質問と回答例が収録されており、選考突破のカギとなる回答のテクニックも満載です。

スマホで簡単にチェックできるので、通学のスキマ時間でもサクッと面接対策ができますよ。

自分の強みを最大限にアピールして志望する企業に就職したい学生は、ぜひチェックしてみてください。
面接頻出質問集

長所がないと思う人の特徴

長所について回答を準備しなければならないと思っても、「自分にはこれといって人に言えるような大した長所なんてないし……」と思う人もいるでしょう。

長所がないと思う人には、以下のような特長があります。

・マイナス思考

・自己肯定感が低い

・自分に対して自信がない

・人よりも卓越した取り柄がないと思っている

・長所や特技が何なのか、自分でも分からない

・謙遜している

・完璧主義者

・取り柄に対するハードルが高い

・自分に対して劣等感やコンプレックスがある

・長所よりも短所に目が行く

・すぐに周りと比較してしまう

・自分に対してストイックすぎる

しかし、長所といっても、誰もが驚くような立派なスキルである必要はありません。誰にでも何かしら、ほかの人よりも優れている面があります。

自慢になるなどと考える必要もありません。日常生活なら謙虚さは重要ですが、面接は試験の場です。自分からアピールしなければ、意欲を面接官に伝えられません。

具体的なエピソードを盛り込むことで、単なる自慢ではなく、根拠ある特性となるでしょう。

長所を見つける方法

自分の長所を見つけて理解することで、あなたに合った環境を見極められます。あなたが気づいていない長所は、日常生活に多くのヒントが隠れているはずです。

例えば、以下のような内容を振り返ってみましょう。

・自分にとって苦労せずに取り組めること

・自分が熱中・継続できること

・人から褒められたこと

・成功体験を振り返る

・日常生活で当たり前にしていることを振り返る

・短所の裏返し

・社会人基礎力から抜粋する

・周りの人に聞く(各学生時代の友達・先生・家族・初対面の人・キャリアアドバイザー)

・無料診断ツールを活用する

 まずは自己分析を行い、自分の性格と向き合いましょう。その後に、長所一覧を参照してください。その上で客観的に評価してくれる人に聞いたり、無料診断ツールや自分の強みを知るために便利なアプリを活用したりして、自分を見つめ直しましょう。

【自己分析】就職活動に役立つ適職診断の活用方法とは?

【就活性オススメ】自己分析・強み・弱みを診断できるツールやサイト・アプリ20選

性格別に分類した長所・短所比較一覧

長所や短所を探すときには、それぞれの裏側に注目してみることをおすすめします。長所と短所は、表裏一体です。

このため、短所であれば、すぐ思いつくという人は多いのではないでしょうか。それで、短所を思いつけば、その裏側を考えてみれば長所が思いつくはずです。

性格別に分類した長所・短所比較一覧を作成しましたので、参考にしてみてください。

性格の種類 長所 短所

行動的性格 行動力が高い 焦りやすい

深く考えずに行動してしまう

 

積極性がある でしゃばり

チャレンジ精神が高い 冷静な判断に欠ける

堂々としている 楽観的

自発性がある 無鉄砲

社交的な性格 協調性が高い 主体性に欠ける

活動的 落ち着きがない

コミュニケーション能力が高い 軽く見られる

自己主張ができる 自分勝手

気さく いいかげん

明るい性格 明るい お調子者

その場を盛り上げることができる 馴れ馴れしい

愛嬌がある 図々しい

朗らか のんびりしている

前向き

ポジティブ

 

リスク管理に欠ける

素直 単純

感情表現が豊か 感情が表に出やすい

細かいことにとらわれない 鈍感

好奇心旺盛な性格 好奇心旺盛 周りが見えなくなる

情報収集力が高い

勉強好き

流行に敏感 飽き性

あきらめない性格 あきらめない 程度が判断できない

逆境に強い 追い込まれないと行動しない

粘り強い

やり遂げる

 

周りが見えなくなる

忍耐力がある あきらめが悪い

打たれ強い 反省しない

向上心がある 負けず嫌い

真面目な性格 真面目 頭が固い

 

責任感が高い 自分だけで抱え込みやすい

慎重に考える 大胆な行動ができない

堅実 大きな挑戦をしない

几帳面 神経質

継続力がある 熱中しすぎてしまう

計画性がある 行動力に欠ける

努力家 納得いくまでに時間がかかる

誠実 融通がきかない

裏表がない 感情が表に出やすい

芯を持った性格 芯が強い マイペース

追求心がある

納得いくまで考える

 

決断するのに時間がかかる

分析力

探究心がある

 

こだわりを持つ

 

自己主張が強い

集中力がある 周りが見えなくなる

周りに流されない 自我が強い

自己管理能力が高い 自分のペースを乱したくない

自分を追い込む ストレスを抱えやすい

コツコツと取り組む 突発的なトラブルに対応するのが苦手

軸がぶれない 頑固

柔軟な性格 マルチタイプ

ゼネラリスト

 

専門性に欠ける

適応能力が高い 周囲に流されやすい

臨機応変 計画性がない

柔軟性がある 持続性がない

人の意見を受け止める 意志が弱い

誰とでも上手く関係を築ける 八方美人

1つのことにこだわりすぎない 飽きっぽい

相手のことを

考えられる性格

 

相手の立場に立って考える

周りをよく見る

 

周囲の意見を気にしやすい

傾聴力がある 内気

謙虚 自信がない

思いやりがある 行動力に欠ける

困った人を放っておけない 世話焼き

感受性豊か 周囲の影響を受けやすい

 

気遣いができる おせっかい

冷静な性格 冷静

自身の感情をコントロールできる

 

寡黙的

用意周到 行動力に欠ける

問題解決能力が高い 考えすぎる

他者の意見から客観的に物事を判断できる 優柔不断

効率的に物事を進める じっくり時間を掛けることを嫌う

交渉力がある 図々しい

論理的思考力がある 理屈っぽい

リーダーシップに

関連する性格

統率力がある 仕切り屋

人の補佐をするのが得意 引っ込み思案

いかがでしょう。長所と短所が見事に表裏一体となっていますね。上記の一覧を参考にして自分に当てはまるものを探せば良いのです。

MBTIを参考にどのタイプか見てみる

MBTIの生きづらさランキングで上位に入るタイプは、INFP・INFJ・INTPなどです。

上位でなくても実際に生きづらさを感じる人もいるでしょう。
この記事ではMBTIの生きづらさランキング、タイプ別に生きづらさを感じる理由などを解説します。

この機会に自分の長所や短所がどの性格・特徴に該当するかチェックしてみましょう。

以下の記事を読むことで、今後の就職活動の参考になるはずです。

長所を効果的に伝える方法

では、長所を効果的に伝えるには、どうすれば良いのでしょうか。面接官は初対面です。このため、自分を知らない人に人柄を伝える必要があるため、伝え方を工夫する必要があります。

長所の回答は、以下の順序で話を組み立てていきましょう。

①結論

まずは結論として、最初に長所を回答してください。ここでは、分かりやすく端的に伝えることが重要です。

②理由・具体例(具体的なエピソード)

次に、根拠となるエピソードを伝えましょう。面接官を納得させることが重要です。

具体的なエピソードでほかの就活生と差別化を図りましょう。イメージしやすい内容であれば、面接官はあなたの人柄を評価しやすくなるはずです。

③結論(業務で活かす方法)

最後に、あなたの長所が業務に活かせる内容であるとアピールしましょう。

自分の長所を活かすことで、御社にこれだけ貢献できると面接官にイメージしてもらうことが重要です。

また、長所を伝えるときには、以下のような内容はNGなので気をつけましょう。

・業務に無関係な長所を伝えること

・アピールにつながらない長所を選ぶこと

・社会人として当たり前の長所を伝えること

・長所を過小評価すること

・複数の長所を伝えること

・成果だけをアピールすること

・嘘や誇張表現を用いること

・ほかの質問の回答内容と矛盾していること

エントリーシートの記事ではありますが、今回の内容を掘り下げて記載している記事があるので紹介します

【例文付き】就活に必須のPREP法!ESの自己PRの書き方!

エントリーシートで長所を上手に伝える方法

「エントリーシートで長所を上手にアピールする方法が分からない…」とお悩みの学生も多いはず。

そこで就活ハンドブックでは、選考通過したエントリーシートを大公開!

選考を通過したエントリーシートを20社分をポイント付きで解説しているので、長所を上手にアピールするためのヒントが盛りだくさん!

LINE登録で簡単に受け取れるので、今すぐエントリーシート対策したい人にもぴったり。

ライバルと差のつくエントリーシートで、志望する企業の内定をゲットしましょう。
選考通過ES

長所を回答するときの具体例

それでは、以下に長所回答の具体的な例文を示します。

長所を精神力と回答する場合

私の長所は、周りの言動や行動に振り回されない精神力の強さです。

私は3人兄弟の末っ子で、兄や姉は私よりも学力や要領の良さで優れているため、小さい頃から比較対象となっていました。

しかし、自分には自分の得意なことがあるはずだと前向きにとらえ考えを切り替えて、自分のペースで何事にも精一杯取り組んできました。

その結果、自分の得意とする陸上で全国大会入賞を果たすことができ、現在では自分の特性に自信を持つことができました。

人の言動や行動で自分の可能性を狭めないためには、強い精神力が必要不可欠だと思います

この精神力の強さを活かして、外的要因に惑わされることなく、自身の仕事に向き合い、確実に成果を上げていきます。

長所を柔軟性と回答する場合

私の長所は、どんな状況下でも適切に対応していく柔軟性です。

私は、早朝に仕分けのアルバイトをしています。

働いている方は学生だけではなく、副業として働く会社員・主婦の方・年上の方などさまざまです。

目的はスピード感を持って正確に仕分けを行なうことですが、立場や年齢などから異なる意見が出ることが多くありました。

そこで、それぞれの方の主張を聞き、立場を尊重しつつも、効率的に成果を上げられるよう柔軟性を持って接することに徹しました。

その結果、みんなが自由に意見できる職場環境となり、仕分けスピードは20分速くなりました。

御社でもこの柔軟性を活かし、その場・その人に適応した行動を取ることで業務の円滑化を図ります。

長所を正確性と回答する場合

私の長所は、ミスを最小限に抑えられる正確性です。

私は、部品工場で検品のアルバイトをしていました。

チェック項目を満たしているか1つ1つ正確に検品する必要がありましたが、中にはスピード重視のために2つ同時に検品する方もいました。

しかし、1つでも適当に検品を行なうことで会社の信頼性を損なう恐れがあると肝に銘じ、私は正確な検品を心がけていました。

スピード感の課題には見落としやすいポイントを意識することで克服し、社員の方に仕事が正確で速いと評価していただくこともありました。

御社でもこの正確性を活かし、事務職として質の高い仕事を全うしていきたいと考えております。

 

自分の長所をうまく言葉にして伝える方法や、自分の経験を長所としてうまく伝える方法を以下の記事でもご紹介しています。こちらもぜひご覧ください。

強みは、どう伝える?あいうえお順で強みの言い換え76選!

大学での課外活動をエントリーシートで効果的にアピールするには?おすすめの課外活動も解説!

企業から好印象となる長所

エントリーシートや面接で好印象となる長所

エントリーシート(ES)や面接で好印象となる長所を以下に列挙します。この中には、社会人基礎力に含まれる長所もあります。社会人基礎力については、後ほど解説します。 

・主体性

・課題解決力

・チームワーク

・リーダーシップ

・協調性

・論理的思考力

・実行力

・創造力

・学び続ける力

・傾聴力

・発信力

・柔軟性

・情報活用能力

・データ分析力

・倫理観

・精神力

・忍耐力

・異文化理解力

・社会性

・外国語能力

・チャレンジ精神がある

・コミュニケーション能力が高い

企業に好印象を与える長所の伝え方が知りたい人必見!

主体性やチームワークなどの長所はほかの学生と被ることが多いため、ライバルと差別化したアピールが必要です。

そこで就活ハンドブックでは、ライバルよりも一歩リードできる回答ができる「面接頻出問題集」を用意しました!

100種類の質問と回答例が収録されており、選考突破のカギとなる回答のテクニックも満載です。

スマホで簡単にチェックできるので、通学のスキマ時間でもサクッと面接対策ができますよ。

自分の強みを最大限にアピールして志望する企業に就職したい学生は、ぜひチェックしてみてください。
面接頻出質問集

社会人基礎力とは

社会人基礎力は、2006年に経済産業省が提唱しました。社会人基礎力とは、職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要となる基礎的な力のことです。

社会人基礎力は、3つの能力と12の要素から構成されています。

 3つの能力 12の要素 企業の重視度

前に踏み出す力 主体性 83.0%

働きかけ力  33.2%

実行力  61.6%

考え抜く力 課題発見力 39.0%

計画力 32.8%

想像力  26.8%

チームで働く力 発信力 46.6%

傾聴力 57.6%

柔軟性 56.3%

状況把握力  46.4%

規律性  53.3%

ストレスコントロール力  46.0%

2023年にマイナビが「2024卒 企業新卒採用予定調査」を実施しました。

調査結果から、多くの採用担当者が選考時に社会人基礎力を重視していることが読み取れます。そのため、社会人基礎力を身につけていることをアピールすると評価される可能性が高いでしょう。あなたの長所が、社会人基礎力と重なる要素がないか確認してみましょう。

また、「長所」と「企業が求める人物像」を照らし合わせることも重要となります。なぜなら、企業が求める人物像・社風・志望する職種に向いていることをアピールできるからです。

長所が分からないと悩んでいるなら、企業が求める人物像を先に確認して、自分の経験と照らし合わせてみるのも1つの方法です。 

 (参照:マイナビ 2024卒企業新卒採用予定調査  )

おわりに:長所を見つけて、あなたに合った企業に就職しよう

企業は長所を聞くことで、あなたの人柄を把握したいと考えています。人に言えるような大した長所がないなどと考えてはいけません。

人には何かしら、ほかの人よりも優れている面があり、長所のない人などいないのです。

今回ご紹介した長所を見つける方法を実践し、企業に効果的にアピールしましょう。

あなたが自分の性格と向き合って長所を見つけることは、あなたが活躍できる企業を見つけることにつながるはずです。 

長所をアピールして首都圏企業を目指すなら

スタキャリ!

首都圏の人気優良企業を目指す学生必見!

自分に合ったキャリアアドバイザーが企業選びから面接・ES対策、優良企業の紹介まですべてサポート

ライバルと差別化できる選考テクニックも満載

志望企業の内定獲得まで、専任アドバイザーがしっかり寄り添います

長所をしっかりアピールして内定をつかみたい人は、スタキャリをチェック!