「動物に例えると?」の質問に備える!【負けず嫌いな動物7選】
2024/8/17更新
はじめに
就職活動の面接で急に「自分を動物に例えると何ですか?」と質問されれば、多くの就活生が戸惑うのではないでしょうか。
実際に質問されて「固まってしまった!」という経験をお持ちの就活生もいるでしょう。
ですが、就職活動で「自分を動物に例えると何ですか?」という質問は、決して珍しいものではないのです。
一見、回答に戸惑う難しそうな質問に思えますが、回答のコツさえ掴んでしまえば、恐れることはありません。
この記事では、以下のような就活生を対象に記事をまとめています。
- 「自分を動物に例えると何ですか?」という質問の攻略法を知りたい
- 自己分析の結果、「負けず嫌い」とわかったので当てはまる動物について知りたい
- 「自分を動物に例えると何ですか?」の質問に対する具体的な回答例を知りたい
面接対策を充実させ、いきなりの「自分を動物に例えると何ですか?」の質問を切り抜けてください。
本記事を参考に、回答の準備に取り掛かりましょう。
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選考内での「自分を動物に例えると何ですか?」の質問の意図とは?
「自分を動物に例えると何ですか?」という質問に「正解」はありません。
「何が知りたいの?」と思うような質問ですが、落ち着いて自分が思う動物について回答すればよいでしょう。
以下で「自分を動物に例えると何ですか?」の質問の意図について解説していますので、質問の意図を理解した上で回答するようにしてください。
就活生の性格を知るため
「何が知りたいの?」と思うような質問内容ですが、就活生の「性格」を知るための質問であることに変わりはありません。
あくまで「性格」を知るための質問ですので、動物を回答する際は変わった動物ではなく、採用担当者がイメージしやすい動物を回答するとよいでしょう。
柔軟性や発想力、対応力を確認するため
この質問では、就活生の発想力、対応力を試しています。
業務に従事すれば、準備していたとおりに事が運ぶほうが少ないでしょう。
さまざまなトラブルやイレギュラーを乗り越えて、業務を遂行していく必要があります。
したがって、イレギュラー時の対応は非常に重要です。
イレギュラーな質問こそ、堂々と回答することで、面接官に好印象を与えられるでしょう。
柔軟で機転の利いた回答をすると好印象ですが、あまりに独特すぎる回答は控えてください。
論理的に説明する力を確認するため
この質問では就活生が、論理的に説明する能力があるかをチェックしています。
「自分を動物に例えると何ですか?」の質問に対し、論理的に説明できていないと、面接官に思いを伝えることができません。
利き手を納得させられるように論理的に説明しましょう。
論理的に回答する方法については、次項で解説するので、ぜひご覧ください。
「自分を動物に例えると何ですか?」に対する回答のポイントは?
ここからは、「自分を動物に例えると何ですか?」の質問に対する回答のポイントについて解説していきます。
「何をチェックしているの?」と思うような質問ですが、ポイントを押さえることでしっかりと回答できます。
自己分析を徹底し、自分の強み・弱みを明確にしておく
まずは、自己分析を徹底してください。
自分の「性格」や「強み・弱み」を明確にしておきましょう。
当然ですが、自分の性格によって選択する動物も変わってきますので、自己分析は非常に重要です。
自己分析を行う際は、「マインドマップ」を使用するのがおすすめです。
「マインドマップ」とは、思考やアイデアなどを整理する方法で、紙とペンがあれば作成できますので、一度作成してみてはいかがでしょうか。
作成の際には、「なぜ」を繰り返し、とことん自問自答してみましょう。
自分自身を深掘りすることで、建前ではない自分の本質が見えてきます。
自分の性格にあった動物をチェックしておく
自己分析が完了したら、本記事を参考に自分の性格にあった動物をピックアップしてみましょう。
回答例を作成する時間がなくても、ある程度回答の候補を決めておけば、動揺することなく回答できるでしょう。
また、本記事は「負けず嫌いな性格な動物」についてまとめていますが、下記では回答例を占めていますので、ぜひ参考にしてみてください。
論理的に回答する
「自分を動物に例えると何ですか?」の質問に回答する際は、論理的に回答することを心掛けましょう。
論理的に回答するには、以下の順番を意識して回答するのがおすすめです。
- まず「結論」を述べる
- 結論に至った「理由」を述べる
- 「具体例」を述べる
- 再度「結論」を述べる
上記の順番を意識し回答すれば論理的な構成になり、面接官の理解も深まるはずです。
この構成は「PREP法」と呼ばれており、面接対策だけでなく、文章作成などにも役立ちますので、この機会にマスターしておきましょう。
深掘りされてもいいように対策しておく
先に解説したとおり、本質問は就活生の「性格」を知るための質問ですので、性格や行動パターンについて深掘りされる可能性は高いでしょう。
自己分析の結果を、しっかりと落とし込み、深掘りに対応できるように準備しておいてください。
性格や行動に関するエピソードなどを質問される場合も考えられますので、あわせて準備しておきましょう。
負けず嫌いな動物7選!自分のタイプにあった動物を見つけよう!
ここからは、自己分析で自分自身は「負けず嫌い」だと結論付けた就活生に対し、負けず嫌いな性格を持っている動物を7種類紹介します。
ここで紹介する動物は肉食動物が多く、自分や仲間を守るために非常に負けず嫌いな性格を持っているのが特徴です。
「負けず嫌い」な性格と、それぞれの動物の特性を組み合わせた回答例についても紹介していきます。
ぜひ、ご自身の回答を作成する際の参考にしてください。
①ライオン
百獣の王として知られているライオン。
ライオンの特徴やどのような性格をしているのか確認していきましょう。
また、ライオンをどのように面接で表現するのかもチェックしてください。
ライオンの性格・特徴
ライオンはどう猛で気性が荒いようなイメージを持ちがちですが、実は比較的穏やかでのんびりとした性格です。
ネコ科の動物としては唯一群れを形成する動物で、仲間と協力して外敵から身を守ったり、狩りを行ったりしています。
「百獣の王」と呼ばれるようになったゆえんは諸説あるようですが、オスのライオンがメスのライオンを率いている姿が王様を連想されることから、「百獣の王」と呼ばれるようになったのではないかといわれているようです。
自分をライオンに例えた場合の回答例
自分を動物に例えるとライオンだと思います。私は負けず嫌いな性格で、所属している野球部を勝利に導くために努力を続けています。また、現在は野球部でキャプテンを任されており、自分もキャプテンという役職にプライドを持っていることからライオンをイメージしました。私がキャプテンに就任してから、日々のミーティングで練習方法の改善点などについてチーム内で議論し、練習方法の見直しや、チームの結束力の強化に注力しました。
その結果、5年ぶりのリーグ優勝を果たすことができたのです。御社に入社後も、チームの士気を高めつつ、自分自身も成果を出せるよう取り組んでいきたいと思います。
②犬(ダックスフント)
愛くるしいルックスから多くの家庭でペットとして親しまれているダックスフント。
ダックスフントの特徴や、どのような性格をしているのか確認していきましょう。
また、面接ではどのように表現するのかもチェックしてください。
犬(ダックスフント)の性格・特徴
愛くるしいルックスが特徴のダックスフントですが、実は狩猟犬がルーツとなっており、非常に好奇心旺盛で負けず嫌いな性格をしています。
日本ではトイプードルやチワワに次いで人気の犬種として、多くの家庭で親しまれています。
自分を犬(ダックスフント)に例えた場合の回答例
私を動物に例えるとダックスフントだと思います。実は、我が家ではダックスフントを飼っているのですが、非常に負けず嫌いな性格をしており、私にそっくりなのです。私は、人懐っこくみんなと協同で作業をするのが好きで、文化祭の実行委員として企画を担当した経験があります。
ただ、楽しくするだけではなく、先輩たちが過去に行ってきた企画などに負けたくないという思いから、さまざまな企画を立案しました。結果として、昨年の動員数を上回ることができたのです。このような理由から、自分を負けず嫌いだが人懐っこい部分があるダックスフントに例えました。
③ヒョウ
最速、時速58kmで走り、狩りを行うことで知られているヒョウ。
ヒョウの特徴やどのような性格をしているのか確認していきましょう。
また、どのようにヒョウを面接で表現するのかもチェックしてください。
ヒョウの性格・特徴
ヒョウは群れをつくらず単独で行動します。
確実に獲物を仕留めるために、周囲まで忍び寄り、自慢のスピードで一気に仕留めるのが特徴です。
また、仕留めた獲物を横取りされないよう、木の上に持って上がるなど、徹底した性格を持っています。
自分をヒョウに例えた場合の回答例
自分を動物に例えるとヒョウだと思います。なぜなら、私の強みはスピード感だからです。何事もスピーディーにこなせることが私の強みで、スピードを活かして狩りをするヒョウを連想しました。
ただし、ライバルより先に終わらせたい!と負けず嫌いを発揮し、雑になってしまうことがあるので、そこはしっかりと修正していきたいと考えています。
④オオカミ
イヌ科で最大の動物として知られているオオカミ。
オオカミの特徴やどのような性格をしているのか確認していきましょう。
また、オオカミをどのように面接で表現するのかもチェックしてください。
オオカミの性格・特徴
オオカミは協力的な狩猟に特化した動物で、チームで狩りを行います。
夫婦とその子どもから構成される「パック」という群れをつくり行動し、狩りや生活をともにするのです。
ただし、群れの中での順位争いに負けたり、子が成熟したりして群れを離れることがあり、これが「一匹狼」の由来となっています。
自分をオオカミに例えた場合の回答例
自分を動物に例えると、オオカミだと思います。これは、「一匹狼」という意味ではなく、「チームワークを大切にする」という意味です。
現在のチームでも、ミーティングを充実させ、チームワークの向上に取り組んでおり、チームワークの強化を図った結果、全国大会出場を勝ち取るなど実績を残してきました。
このようなことから、私は自分のことをチームワークを大切にするオオカミに例えました。
⑤タカ
高い飛行能力と鋭いくちばしを活かして狩りを行うタカ。
タカの特徴やどのような性格をしているのか確認していきましょう。
また、どのようにタカを面接で表現するのかもチェックしてください。
タカの性格・特徴
タカは、鋭いくちばしや大きなかぎ爪を活かして上空から狩りを行うのが特徴の動物です。
雄大に空を飛ぶ姿から「空の王者」といわれており、空のハンターとして君臨しています。
タカは非常に頭が良く、失敗しにくい方法を選択して狩りを行うのが特徴です。
自分をタカに例えた場合の回答例
私を動物に例えるとタカです。私は、現在所属しているサッカー部で主務を務めています。チームとして方針を決定する際は、本当にそれでいいのか、リスクはないのか、と最善の方法について俯瞰して考えることを徹底しています。
今後も、広い視野を持つタカのように物事を俯瞰し、チームを良い方向に導いていくタカのような存在でありたいです。
⑥イノシシ
猪突猛進という言葉が印象的であるイノシシ。
イノシシの特徴やどのような性格をしているのか確認していきましょう。
また、それらをどのように面接で表現するのかもチェックしてください。
イノシシの性格・特徴
イノシシは猪突猛進という言葉から、どう猛なイメージを持たれがちですが、実はおとなしい性格の動物です。
しかし、パニックに陥ってしまったり、逆上したりすると猪突猛進となるので注意しましょう。
自分をイノシシに例えた場合の回答例
私を動物に例えるとイノシシだと思います。なぜなら、自分が決めた目標に対して、猪突猛進に突き進むからです。
御社に入社してからも目標に向かって突き進みたいと考えています。しかし、イノシシのようにただ突き進むだけではなく、チームメイトの意見に耳を傾け、協力してゴールを目指せる社員を目指します。
⑦スッポン
一度噛みついたら離さないというイメージのあるスッポン。
スッポンの特徴やどのような性格をしているのか確認していきましょう。
また、それらをどのように面接で表現するのかもチェックしてください。
スッポンの性格・特徴
スッポンは従来の亀のイメージに反し、陸上、水中の両方で素早く動くことができます。
また、甲羅は柔らかく、模様がないのが特徴です。
性格は人の気配を感じると逃げてしまうような臆病さがある一面、どう猛で一度噛みつくと、「雷が鳴るまで離さない」といわれています。
しかし、スッポンの噛みつきは、身を守るための手段といわれており、水に戻してやると逃げていくようです。
自分をスッポンに例えた場合の回答例
自分を動物に例えると、「スッポン」に例えられると思います。私は非常に負けず嫌いで、一度やると決めたことは意地でも続けてきました。現在、バレーボール部に所属していますが、高校時代に前十字靭帯断裂の大ケガを負った経験があります。
主治医からは「復帰は諦めたほうがよい」と言われましたが、諦めることなく、リハビリを継続しました。リハビリの結果、競技への復帰を果たし、大学ではインカレ出場を勝ち取ったのです。
スッポンのような諦めの悪さ、負けず嫌いさを発揮し、御社でも泥臭く努力したいと思います。
上記の動物がしっくりこないと感じたら
自己分析の結果、「負けず嫌い」であることがわかったものの、実際に「負けず嫌いな動物」に自分を当てはめると、「しっくりこない」という就活生もいるのではないでしょうか。
そう感じた場合は、自分の感覚を信じて、再度、自己分析を行ってみましょう。
自己分析がブレてしまうと、今後の就職活動に影響してきます。
再度マインドマップを使用して、深掘りするのをおすすめします。
「自分を動物に例えると?」の質問に使いやすい動物一覧
本記事では、「負けず嫌いな動物」をメインに紹介してきました。
自己分析の結果、「負けず嫌い」以外の特徴を持っている就活生に向けて、下記にさまざまな性格の動物をまとめましたので、ぜひご活用ください。
動物 | 特徴・性格・イメージ |
犬 | 記憶力が良い・警戒心が強い・真面目・人懐っこい |
猫 | 単独行動を好む・自由・好奇心旺盛 |
アリ | 家族(チーム)で協力して生活する・真面目・努力家 |
ゾウ | 優しい・何事にも動じない・周囲から信頼される |
馬 | 大人しく優しい・視界(視野)が広い・俊敏 |
うさぎ | 瞬発力がある・フットワークが軽い・好奇心旺盛 |
ゴリラ | 繊細・仲間思い・パワフル・力強い |
リス | 単独行動を好む・努力家・情報収集能力が高い |
まとめ
本記事では、「自分を動物に例えると何ですか?」という質問に対する回答方法や「負けず嫌いな動物」について紹介してきました。
「自分を動物に例えると何ですか?」という質問は一見、イレギュラーな質問で、苦手意識を持ってしまいがちな質問です。
ですが、回答のコツや方法を理解していればそんなに難しい質問ではありません。
今回の記事で紹介した、回答方法や動物の例を参考に対策しておきましょう。
また、今回紹介した回答方法については、他の質問にも応用が可能です。
よくある質問として、以下のような質問が予想されます。
- あなたを物(道具や文房具など)に例えると何ですか?
- あなたは色で例えると何色ですか?
- あなたを食べ物に例えると何ですか?
などが挙げられます。正直、例を挙げるといくら対策をしてもキリがないので、回答方法をしっかりとマスターして、その場の直感で回答しましょう。
本記事がこれから面接選考に望まれる就活生の一助になれば幸いです。