
【必見】就職予備校、就活塾とは?料金、本当に内定獲得できるか解説
2022年7月29日更新
はじめに
就活生が喉から手が出るほど欲しい「内定」。
この内定を獲得するためのサポートをしてくれるスクールとして、就職予備校、就活塾というものが存在します。
一度は耳にしたことがあっても、その実態についてはあまりよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、以下のような悩みや疑問にお答えしています。
- そもそも就職予備校、就活塾とは?
- 料金の相場は?
- 本当に内定を獲得できるの?
この記事を読めば、こういった悩みや疑問はすべて解決できます!
この記事を読むメリット
- 就職予備校、就活塾を利用するメリットや料金の相場がわかる!
- 自分が就職予備校、就活塾を利用するべきか判断できるようになる!
簡単な内容になっていますので気軽にお読みください。
それでは以下の「もくじ」に沿って解説していきます。
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もくじ
1.就職予備校、就活塾とは?
就職予備校、就活塾とは、就活生が希望する企業から内定を得られるようサポートしてくれる就職支援の専門スクールのことです。
就職活動という人生の大きな節目において、ほとんどの就活生は絶対に失敗したくないという思いを抱いています。
このような極めて強いプレッシャーがかかる状況下において、内定獲得の可能性を高めてくれる就職予備校、就活塾には一定の需要があるわけです。
それでは就職予備校、就活塾ではどのように就活生をサポートしてくれるのでしょうか?
学校やコースによって大きく異なるところですが、概ね以下に記載するようなサポートをしてくれるスクールが多いです。
それぞれ内容を解説していきます。
①自己分析サポート
②適性検査対策
③ES対策
④ビジネスマナー講座
⑤面接対策
①自己分析サポート
まずは就職活動におけるスタート地点であり、最重要要素とも言える自己分析のサポートです。
自己分析を行うにあたって、自分ひとりだけの視点からでは偏った見方しかできない可能性が高く、質の高い自己分析には中々至りません。
他人からの視点があって初めて質の高い自己分析となるわけです。
とはいっても、友人や家族に自己分析の手伝いを頼むというのは気が引けますよね。
自分の内側の部分や考え方を他人に晒すことに恥ずかしさを感じるのは当たり前のことでしょう。
このようなとき役立ってくれるのが就職予備校、就活塾の講師というわけです。
スクールのカリキュラムの中で半ば強制的に自己分析を他人の視点を交えながら行うことになるため、恥ずかしさを乗り越えて丁寧な自己分析ができます。
また就職予備校、就活塾の講師はその道のプロなのですから、受講生の強みや興味をうまく引き出すことができるため、就活軸をきっちり固めてくれるでしょう。
ところで、この自己分析が甘い就活生はどうなってしまうと思いますか?
自己分析が徹底的にできていない就活生は、就活軸がブレやすく、企業や業界選びに一貫性が生まれません。
またESの作成にも自分の芯が無いので時間がかかりますし、面接での受け答えも確固たる自信をもって対応することが難しくなってしまいます。
自分の強み、本当にやりたいことがわかっていないので、就活の最初から最後まで闇雲に、迷走してしまいがちです。
要するに自己分析という名のスタートで転んだ就活生は、就職活動というレースの最後までそれを引きずってしまうのです。
自己分析のやり方やその重要性については以下の記事でも徹底解説していますので、併せてご覧ください。
【内定者オススメ】自己分析・強み・弱みを診断できるツールやサイト・アプリ20選
②適性検査対策
就活生を悩ませる適性検査対策についても、多くの就職予備校、就活塾でサポートしてくれます。
特に最頻出のSPI対策をメインに教えるスクールが多いようです。
適性検査対策は、やればやるだけわかりやすく結果が着いてくるもの。
就職予備校、就活塾の講師陣は、多くの就活生がつまずきがちなポイントを的確に把握しているため、最効率で高得点を取れるように支援してくれます。
自分一人で参考書と向き合い勉強するよりも、圧倒的に時間や手間がかからなくなると言えるでしょう。
適性検査は今どき徹底的に対策するのが当たり前。
ノー勉でもなんとかなると高をくくっていると痛い目を見る可能性が高いです。
いくら自己分析を頑張ろうと、いくらESの内容が良くても、面接対応が得意であっても、適性検査で足切りをくらってしまっては何の意味もありません。
就職活動の最終到達地点である内定にたどり着くためには、適性検査という関門を確実にかいくぐる必要があるのです。
適性検査に強い苦手意識がある就活生は、受講してみる価値が大きいと言えるでしょう。
なお、適性検査対策については以下の記事でも徹底解説していますので、ぜひご覧になってください。
【SPI・玉手箱】webテストの概要と対策方法解説! オススメ本も紹介!
③ES対策
選考に応募する際のスタート地点となるES対策については、多くの就職予備校、就活塾が力を入れているところでしょう。
スクールでは内定獲得支援のプロの目線で、内定に繋がるESの書き方を徹底指導してくれます。
具体的には、どう書くのはダメで、どう書けば通るのかという指針を明確にしながらサポートしてくれるわけです。
数々の受講生を教えてきたプロが見れば「落ちるES」と「通るES」の違いに関する信憑性はかなり高いと言えるのではないでしょうか。
上記に加えて基本的には自己分析の時点からサポートしてくれているため、徹底的な自己分析から一貫性のあるESを作成することができるでしょう。
就職活動において最終的な内定獲得率を上げるには、ESによる書類選考落ちを回避することが必要不可欠です。
また書類が通ったあとに控える面接というのは、基本的にESの内容を元に組み立てられます。
具体的には面接官はESの内容を読んで質問を投げかけてきます。
質の高いESが書ければ、その後の面接というステップの難易度を下げることができるというわけですね。
なお、ESの書き方というについては以下の記事で徹底解説していますので、ご一読ください。
【例文付き】ガクチカでアルバイトを題材とする際の注意点と書き方を解説!
④ビジネスマナー講座
多くの就活生が意外とできていないのがビジネスマナー対策。
社会人として当然に求められるビジネスマナーは、「なんとなく」で対応できるものではなく、「知らなければできない」ものです。
そのためビジネスマナー講座を設けている就職予備校、就活塾は少なくありません。
スクールではビジネスマナーの基礎からしっかりと学ぶことができ、それは就職活動中だけでなく、今後ビジネスマンとして働く上でも大いに役立つことでしょう。
就活において、ビジネスマナーという部分で差がつくのが面接前後の場面です。
企業側は、面接中だけでなく面接前の言動、面接後の対応等までしっかりと見ています。
ビジネスマナーに関する不注意で選考に落ちてしまうのはあまりにももったいないことですよね。
就職予備校、就活塾でビジネスマナー講座を受けておけば、こういったことは確実に避けられるというわけです。
なお、就活におけるマナーについては以下の記事で解説していますので併せてご覧ください。
【例文あり】これってマナー違反⁉面接の日程調整メールの書き方
⑤面接対策
面接対策も就職予備校、就活塾のメインカリキュラムの一つです。
面接対策については、自分一人で行うには限界があります。
スマホ等で録画してみたり、鏡に向かって喋ってみたりなどある程度の対策はできますが、本番を想定した実践的な対策は難しいでしょう。
この点、就職予備校、就活塾の受講生は、プロの講師とともに本番さながらの面接対策を行うことができます。
友人や家族に面接官役を頼むのは、恥ずかしさもあり気が引けるものですが、スクールの講師相手なら大丈夫。
適度な緊張感の中で面接の練習ができます。
面接というのは、概して場数を踏んで「面接の感覚」を掴んでいる人が強いものです。
十分な練習をせず、いきなり志望度の高い企業の面接に臨んでしまっては、緊張で押しつぶされてしまい、思うような結果を残せない可能性が高くなってしまいます。
ちなみに就職予備校、就活塾によっては、個人面接よりもさらに対策が難しいグループディスカッションの練習ができる場合もあります。
様々なパターンの面接対策ができるというのも就職予備校、就活塾の大きなメリットと言えるでしょう。
なお面接対策に関しては、以下の記事も併せてご参照ください。
【例文有り】就活の面接における逆質問30選、ポイントつき|「何か質問はありますか」は怖くない!
2.就職予備校、就活塾の料金は?
複数の就職予備校、就活塾を調査したところ、
- 平均20万円〜40万円
が相場のようです。
ただし、受講するコースによって料金は大きく異なりますので、あくまで参考値としてご理解くださいね。
3.どのような人が利用しているの?
たいていの就職予備校、就活塾の利用者は、大学3年生から4年生がボリューム層となっています。
3年生、4年生ともに就活のスタート地点でつまづいてしまった学生が入校を決意することが多いようです。
それ以外にも、
- 就職活動への意識が早い大学1年生、2年生
- 就活が失敗したまま卒業してしまった既卒者
といったような受講生もいます。
4.入校すれば本当に内定を獲得できるの?
就職予備校、就活塾に入校すれば本当に内定が獲得できるのかは、多くの就活生が気になるところでしょう。
結論から言うと、単に入校するだけでは内定獲得は難しいでしょう。
就職予備校、就活塾というのは、あくまで就活生が内定を獲得するためのサポートをしてくれるスクールです。
スクール側が代理で就活をしてくれるわけではありません。
したがって、定められたカリキュラムをきちんと受講し、出された課題をきちんとこなしていかなければ入校する意味は無いと言えます。
一方、就職予備校、就活塾のカリキュラムに沿ってきちんと学んでいけば、他の就活生に差を付けて内定を獲得できる可能性が飛躍的に高まるとも言えるでしょう。
重要なのは入校後の行動なのです。
5.就職予備校、就活塾はいつから通えばいいの?
就職予備校、就活塾にはいつから通えばいいのかと疑問に思う学生もいるでしょう。
就職予備校、就活塾には基本的に様々なコースが用意されています。
早期から就活対策を始めたい学生向けのコースや、就職活動開始直前の学生向けのコースなど多種多様です。
入校のタイミングに関しては基本的には人それぞれと言うほかありません。
コースによって料金設定もまったく異なりますので、懐事情や就活への危機感等で判断するのが良いでしょう。
8.よくある質問
よくある質問 |
Q.就職予備校や就活塾で無料のところはあるの? |
Q.就職予備校や就活塾で無料のところはあるの?
A.無料とは言っても「初回利用のみ」としているところなどが多いです。
最初から最後まで完全無料というところはまずありえません。
9.まとめ
今回は就職予備校、就活塾について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
記事の内容を簡単にまとめます。
- 就職予備校、就活塾とは、就活生が希望する企業から内定を得られるようサポートしてくれる就職支援の専門スクールのこと。
- 主なサポート内容は、「自己分析サポート」、「適性検査対策」、「ES対策」、「ビジネスマナー講座」、「面接対策」。
- 就職予備校、就活塾の料金相場は概ね「20万円〜40万円程度」だが、利用するコースによって大きく異なる。
- 利用者のボリューム層は大学3年生〜4年生。
- 入校するだけで内定を獲得できるわけではなく、カリキュラムの中できちんと学んでいくことで初めて内定獲得の可能性が高まる。
- 就職予備校、就活塾にいつから通うかは人それぞれで、懐事情や就活への危機感などによりけり。
- オンライン対応している就職予備校、就活塾も数多く存在する。
- 公務員志望者の場合は、就職予備校、就活塾というよりも資格スクールに通うのが現実的。
就活に自信の無い学生さんは、一度就職予備校、就活塾の受講を検討してみても良いかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
上京を志す地方学生ならジョーカツ!