【例文付き】人事の目に留まるエントリーシートの自己PRとは?

【例文付き】人事の目に留まるエントリーシートの自己PRとは?

2024/8/26更新

はじめに

就活生の皆さん、エントリーシートを書く際、満足のいく自己PRを書けていますか?

エントリーシートは、企業の選考を通過するための最初の関門です。

たとえ、どれだけ素晴らしい能力があって、提出先の企業への入社意欲が高いとしても、良いエントリーシートが書けないと選考に通るのは難しいでしょう。

そのうえ、企業規模が大手になってくると、人事は毎日何千通ものエントリーシートに目を通さなければなりません。

魅力的な書き方ができていないと3秒で「不合格」という烙印が押されてしまうでしょう。

そのため、エントリーシートにおいて自己PRを書く技術は、大変高いスキルが必要なのです。

本記事では「エントリーシートの自己PRの書き方がわからない」という就活生、これから就活を始める大学生に向けて、自己PRの書き方・ポイント・書くための準備などを解説していきます。

これらをしっかりと押さえておけば、選考に通る可能性も広がりますので就活生必見です。

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エントリーシートの自己PRで企業が着目しているポイント

エントリーシートの自己PRで企業が着目しているポイント

企業側はエントリーシートの自己PRを通じて、就活生のどのような点に注目しているのでしょうか。

以下で、ポイントを解説していきます。

就活生の人となり

企業は自己PRを通して、就活生の人となりを知ろうとしています。

書類選考の段階では、面接のように直接会って話すことができません。

そのため、自己PRは企業にとって就活生を知る貴重な機会となります。

企業は自己PRを読んで、その人が自社で活躍できそうかを判断します。

単なる経歴や資格だけでなく、その人の考え方や行動力を知りたいのです。

具体的なエピソード

企業がもっとも注目しているのは、具体的なエピソードです。

「頑張り屋です」といった抽象的な表現では、本当にそうなのか分かりません。

しかし、実際に大学生活やクラブ活動などで努力した経験を具体的に書くと、説得力が増します。

例えば、「部活動で毎日3時間の練習を1年間続けた」といった具体例があると良いでしょう。

エピソードがあると、その人の行動力や粘り強さが伝わります。

自分の強みと活かし方

企業は就活生の強みに注目しています。

しかし、単に強みを述べるだけでは不十分です。

あなたの強みを、どのように仕事に活かせるかを示すことが大切です。

例えば「コミュニケーション能力が高い」という強みがあれば、営業の仕事でどう活かせるかを説明します。

自分の強みと企業の求める人材像をつなげて説明できると、より印象に残ります。

志望動機との一貫性

自己PRは、志望動機と一貫性があることが重要です。

なぜその会社を志望するのかと、自分のどんな点が役立つのかは、密接に関係しています。

例えば、技術開発に力を入れている会社を志望するなら、自分の研究熱心な面をアピールするといいでしょう。

志望動機と自己PRがバラバラだと、就活生の意思が不明確に見えてしまいます。

成長の過程や努力の跡

企業は、就活生の成長過程にも注目します。

どんなに偉大な人であっても、最初から完璧な人はいません。

いままで努力した結果、いかに成長してきたかを示すことで、今後の伸びしろをアピールできます。

例えば、苦手だった英語を克服するために留学したというエピソードは、努力家である証明です。

上記のような経験は、仕事での困難も乗り越えられる可能性を示すことができるでしょう。

独自性や個性

多くの就活生の中から選ばれるためには、独自性や個性が重要です。

ありきたりな内容では、他の就活生と区別がつきません。

自分にしかない経験や考え方を示すことで、印象に残る自己PRになります。

ただし、奇抜すぎる内容は逆効果です。

企業文化に合う範囲で、自分らしさを表現することが大切です。

論理的な文章構成

企業は、就活生の論理的思考力も見ています。

自己PRの文章構成が論理的かどうかも、重要なポイントです。

主張、根拠、具体例という順序で書くと、読みやすく説得力のある文章になります。

例えば「私は責任感が強いです。なぜなら、学生時代にクラス委員長を務めたからです。具体的には、クラスの意見をまとめて学校に提案し、実現させました。」といった構造で書くと良いでしょう。

誠実さと謙虚さ

企業は、就活生の人格も重視します。

誠実さや謙虚さが感じられる自己PRは、採用担当者に好印象を与えます。

自分の長所だけでなく、短所や失敗談を正直に書くのもひとつの方法です。

ただし、短所を書く場合は、克服する努力をしていることもあわせて書きましょう。

正直に自己分析をしている姿勢が、信頼アップにつながります。

将来のビジョン

企業は、長期的に活躍できる人材を求めています。

将来のビジョンも重要なポイントです。

自分が将来どのような人材になりたいか、どのように会社に貢献したいかを示すと良いでしょう。

ただし、現実離れした理想や空論を語ることは避けましょう。

具体的で実現可能なビジョンを示すことが大切です。

人事の目に留まるエントリーシートの自己PRを書くためのポイント

人事の目に留まるエントリーシートの自己PRを書くためのポイント

ここからは、人事担当の目に留まるエントリーシートの自己PRを書くためのコツを紹介します。

魅力的に映るポイントを把握し、志望企業の内定を獲得しましょう。

自己分析を徹底し、強みを明確にする

効果的な自己PRを書くためには、自己分析が不可欠です。

自分の長所や短所、価値観、興味関心を深く掘り下げることで、独自の強みを見いだすことができます。

強みを明確にすることで、企業にとって自分がどのような価値を提供できるかを示すことができます。

自己分析の過程で、過去の経験を振り返り、そこから得た学びや成長を整理することも重要です。

企業研究を行い、求める人材像とマッチングさせる

企業が求める人材像を理解し、自己PRをマッチさせることが重要です。

企業のウェブサイトや説明会、OB・OG訪問などを通じて、企業文化や求める人材像を把握しましょう。

自己PRの内容を、企業の価値観や目指す方向性と関連付けることで、より魅力的なアピールとなります。

ただし、企業に合わせすぎて自分らしさを失わないよう注意が必要です。

失敗談を書く

エントリーシートの自己PRには、自らが失敗したできごとや経験を記載しましょう。

過去の成功談ばかり述べるだけでは、嫌味な印象を与えてしまうからです。

成功談よりも、失敗した結果、どのように成長してきたかを示すことが効果的です。

就活生の学習能力や向上心を示すことができ、将来の伸びしろをアピールできるでしょう。

失敗談は、人事担当者に就活生の潜在能力を感じさせる重要な要素となります。

独自性を強調する

多くの就活生の中から選ばれるためには、自分の独自性を強調することが重要です。

他の就活生にはない経験や視点、スキルを持っていれば、積極的にアピールしましょう。

例えば、特殊な資格や海外経験、ユニークな課外活動などが独自性を示す良い材料となります。

ただし、企業文化や求める人材像とかけ離れすぎないよう、バランスを取ることが大切です。

論理的な構成で読みやすさを高める

自己PRは論理的に構成することで、読み手に理解しやすいものになります。

「主張→根拠→具体例」という順序で書くと、メッセージが明確に伝わります。

段落分けや適切な接続詞の使用など、文章構成にも気を配りましょう。

読みやすい文章は、忙しい人事担当者の目に留まりやすく、好印象を与えます。

数値や実績を用いて客観性を持たせる

できるだけ、具体的な数値や実績を用いて自己PRを裏付けることが効果的です。

「売上を20%増加させた」「100人規模のイベントを成功させた」など、具体的な数字は説得力があります。

数値化できない場合でも、「学内コンテストで優勝した」「新規プロジェクトを立ち上げた」といった実績を示すことで、客観性が増すでしょう。

具体的な成果は、就活生の能力を客観的に評価する材料となります。

何度も読み直して洗練された文章に仕上げる

最後に、何度も自己PRを読み直して、洗練された文章に仕上げることが重要です。

誤字脱字はもちろん、文章の流れや表現の適切さなども細かくチェックしましょう。

可能であれば、第三者に読んでもらい、客観的な意見をもらうことも効果的です。

洗練された文章は、就活生の丁寧さや真剣さを示し、好印象を与えます。

エントリーシートの自己PRの書き方

エントリーシートの自己PRの書き方

続いて、本題に入っていきます。

どうしたら、一日何百通ものエントリーシートを見なければならない人事をうならせるような、効果的で印象的な自己PRを書くことができるのでしょうか?

結論から書くと「型」が大切です。

文章を書く際には、読みやすく印象に残りやすい型、いわゆる「起承転結」のようなものが存在します。

自己PRの場合も同じで、この型に当てはめて書くことで、印象に残るエントリーシートを書くことができるのです。

本章では、型とその書き方について、先ほどの筆者の例に沿って解説していきます。

結論から書く

まず人事の人に読んでもらうためには、結論から話さなければいけません。

エントリーシートのテーマや内容について、より早い段階で認識してもらう必要があるからです。

自己PRにおける「結論」とは、あなた自身の強みのことです。

たとえば、以下のような内容が「強み」に該当します。

「強み」の例
  • だれよりも責任感がある
  • コミュニケーション能力が高い
  • 細かな気遣いができる
  • 人の話を聞くことが得意
  • 物事を論理的に考えられる

まず結論が書いていないと、回りくどい文章になってしまいます。

自己PRの本文が、とつぜん「私は大学時代に○○の研究に没頭していました」と始まっていたら、どうでしょうか。

まるで、日記のような印象を受けます。

忙しい人事は、最後までエントリーシートを読むことすらしないでしょう。

エントリーシートの自己PRを書くときは、かならず「結論」からスタートしてみてください。

結論に対する根拠

つぎに、結論に対する根拠を付け加えていきます。

具体的には、

大学時代にアルバイトとして働いたカフェで、常連客との信頼関係を築くことに注力しました。結果、売上が前年同期比で20%増加。お客様のニーズを的確に捉え、最適な商品を提案することで、満足度を高めることができました。

といった具体性を持った内容が好ましいです。

自分の経験をもとにすると、論理的な文章になります。

人事担当者も、あなたの強みや経験談をイメージしやすくなるでしょう。

強みをどうやって仕事に活かすか

しかし、過去の経験談だけで終わってしまってもいけません。

人事は「入社したらうちの会社でどんな成果を出せるのか」を最終的に見ているからです。

あなたが入社することによる、企業側のメリットを提示しましょう。

たとえば、以下のような内容がおすすめです。

「貴社ではチームでの仕事が多いと聞いております。将来的にはリーダー職としてチームをマネジメントし、成果を出し続けていきたいと考えております。」

このように、あなたが企業で活躍している未来や、将来像を組み込むことで、人事は就活生の入社後がイメージしやすくなります。

【業界別】エントリーシートの自己PR例文10選【400文字】

ここからは、当メディアが作成したエントリーシートの自己PR例文を紹介します。

例文はすべて、400文字程度でつくりました。

業界ごとに分けて自己PRを作成したので、あなたの志望企業に当てはまる例文を参考にしてみてください。

営業職向け

私はコミュニケーション能力を活かし、営業成績を向上させることが得意です。

大学時代にアルバイトとして働いたカフェで、常連客との信頼関係を築くことに注力しました。

その結果、売上が前年同期比で20%増加しました。

お客様のニーズを的確に捉え、最適な商品を提案することで、満足度を高めることができました。

この経験を通じて、相手の立場に立って考えることの重要性を学びました。

貴社の営業職でも、お客様との信頼関係を築き、売上向上に貢献したいと考えています。

IT業界向け

私はプログラミングスキルを活かし、効率的なシステム開発を行うことが得意です。

大学でのプロジェクトでは、チームリーダーとしてメンバーと協力し、業務管理システムを開発しました。

特に、コードの最適化に注力し、処理速度を30%向上させることに成功しました。この経験を通じて、チームワークと技術力の重要性を学びました。

貴社のシステム開発においても、効率的なプログラム設計を行い、プロジェクトの成功に寄与したいと考えています。

教育業界向け

私は教育に対する情熱と指導力を活かし、生徒の成長をサポートすることが得意です。

大学時代、個別指導の塾でアルバイトをし、生徒一人ひとりに合わせた指導方法を工夫しました。

その結果、担当した生徒の成績が平均で15%向上しました。

生徒の理解度を把握し、適切なアプローチを取ることで、学習意欲を引き出すことができました。

貴社の教育方針に共感し、生徒の成長をサポートすることで、教育現場に貢献したいと考えています。

医療業界向け

私は患者様に寄り添ったケアを提供することに情熱を持っています。

大学での実習では、患者様のニーズを理解し、適切なケアプランを提案しました。特に、コミュニケーションを大切にし、患者様の不安を軽減することに努めました。

その結果、患者様からの信頼を得ることができ、満足度が向上しました。

貴社の医療現場でも、患者様に寄り添ったケアを提供し、安心感を与える存在になりたいと考えています。

金融業界向け

私は分析力と問題解決能力を活かし、金融商品を最適に提案することが得意です。

大学でのゼミ活動では、経済データを分析し、投資戦略を立案しました。

特に、リスク管理に注力し、リターンを最大化する手法を提案しました。

この経験を通じて、データ分析の重要性と戦略的思考を学びました。

貴社の金融商品開発においても、分析力を活かし、顧客に最適な提案を行い、信頼を築きたいと考えています。

広告業界向け

私はクリエイティブな発想力を活かし、魅力的な広告を制作することが得意です。

大学でのサークル活動では、イベントの広告ポスターをデザインし、多くの参加者を集めることに成功しました。

特に、ターゲット層に響くメッセージを考え抜き、視覚的に訴えるデザインを心がけました。

この経験を通じて、広告制作の楽しさと難しさを学びました。

貴社の広告制作においても、クリエイティブなアイデアを提案し、効果的なプロモーションを実現したいと考えています。

販売職向け

私は接客スキルを活かし、お客様に満足していただけるサービスを提供することが得意です。

大学時代に働いたアパレルショップでは、お客様のニーズに応じた商品提案を行い、売上を向上させました。

リピーターを増やすことに注力し、常連客の数を20%増加させることに成功しました。

この経験を通じて、顧客満足度の重要性を学びました。

貴社の販売職でも、お客様に寄り添った接客を行い、売上向上に貢献したいと考えています。

飲食業界向け

私はチームワークを活かし、効率的な店舗運営をサポートすることが得意です。

大学でのアルバイトでは、飲食店のキッチンスタッフとして働き、チームで協力して業務を円滑に進めました。

ピーク時のオペレーションを効率化するために新しい調理手順を提案し、その結果待ち時間の短縮に成功しました。

この経験を通じて、チームワークと改善提案の重要性を学びました。

貴社の飲食店でも、チームの一員として店舗運営をサポートし、顧客満足度向上に貢献したいと考えています。

建設業界向け

私は計画性と実行力を活かし、プロジェクトを成功に導くことが得意です。

大学での研究プロジェクトでは、チームリーダーとして計画を立案し、スケジュール通りに進行させました。

メンバー間のコミュニケーションを重視し、問題が発生した際には迅速に対応しました。

この経験を通じて、計画立案と実行の重要性を学びました。

貴社のプロジェクトにおいても、計画性と実行力を活かし、プロジェクトの成功に貢献したいと考えています。

マーケティング業界向け

私はデータ分析力を活かし、効果的なマーケティング戦略を立案することが得意です。

大学でのインターンシップでは、消費者データを分析し、新商品のプロモーション戦略を提案しました。

ターゲット層のニーズを的確に捉えた施策を実施し、販売数を30%増加させることに成功しました。

この経験を通じて、データ分析と戦略立案の重要性を学びました。

貴社のマーケティング活動においても、データ分析力を活かし、効果的な戦略を提案したいと考えています。

まとめ

人事の目に留まるエントリーシートの自己PRを書くためには、具体的なエピソードを交えて説得力を高めることが重要です。

自己分析を徹底し、強みを明確にすることで、企業にとっての価値を示すことができます。

企業研究を行い、求める人材像とマッチングさせることも大切です。

成長ストーリーを描き、独自性を強調することで、他の就活生との差別化が図れるでしょう。

論理的な構成や数値を用いて客観性を持たせ、将来のビジョンを示すことで、長期的な貢献意欲をアピールします。

誠実さと謙虚さを保ちながら、修正を重ねて洗練された文章に仕上げることが、魅力的な自己PRをつくるカギとなります。

本記事を参考に、効果的な自己PRを作成してみてください。

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