住友グループの企業序列とは?住友グループの代表的な企業と強みを徹底解説!

住友グループの企業序列とは?住友グループの代表的な企業と強みを徹底解説!

2023年9月17日更新

はじめに

「住友グループって何?」

「住友グループの序列が知りたい」

「住友グループの強みは?」

このようなことでお悩みではないですか?

 

この記事では、住友グループの企業序列についてご紹介します。

最後まで読むと、住友グループの代表的な企業と強み、三大財閥の1つである住友グループに就職するメリット・デメリットなどがわかります。

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住友グループとは?

住友グループは、世界最古の歴史を持つ大阪の住友財閥の流れを汲む日本の企業グループです。

 

源流企業は、1590年創業の住友金属鉱山です。

住友政友が京都で開いた「富士屋」が発祥。企業グループとしての住友は、愛媛県新居浜市にあった別子銅山(後の住友金属鉱山)から始まります。

 

別子銅山は、愛媛県新居浜市にあった銅山で、総産銅量は日本第2位の約65万トン。日本三大銅山の一つになります。

 

元禄4年(1691年)の開坑から1973年(昭和48年)の閉山まで283年間、一貫して住友家が経営し(閉山時は住友金属鉱山)、関連事業を興すことで発展を続け、住友が日本を代表する巨大財閥となる礎となりました。

住友グループには、住友商事や住友電気工業、日本電気(NEC)などを始め、多くの業種の企業があり、幅広い分野の産業を先導してます。

 

住友グループの企業は「白水会」という社長会で結束力を高めており、「結束の住友」といわれるようにグループ全体としての団結力を大切にしてます。

三大財閥について

三大財閥とは、「三菱」「三井」「住友」の企業グループのことです。

明治時代から戦後にかけて経済復興の原動力となった財閥グループで、その中でも規模が大きいTOP3をいいます。

 

三大財閥を簡単に比較してみました。

 

三菱グループ

(三菱財閥)

三井グループ

(三井財閥)

住友グループ

(住友財閥)

創業1870年1673年1590年
創業者岩崎家三井家住友家
規模約410兆円約300兆円約200兆円
社長会三菱金曜会二木会白水会
呼び名組織の三菱人の三井結束の住友
特徴組織の統一力人材育成・人脈形成社会貢献

 

現在、「三菱」「三井」「住友」各グループには多くの企業が属していて、会社間のヒエラルキー(序列)が存在します。

住友グループの企業序列

住友グループ(住友財閥)の企業序列をご紹介します。

 

住友グループには、はっきりとしたヒエラルキー(序列)はありません。

鉱工業事業から始まり、現代にかけて金融事業、不動産事業、商社が枝分かれしていきました。

 

大きく分けると、鉱工業と生業とそれ以外になります。

住友御三家

住友グループの中核とされる、三井住友銀行、住友金属工業(現在の日本製鉄)、住友化学の3社を「住友御三家」と呼んでいます。

住友新御三家

「住友新御三家」とは、住友商事、住友電気工業、日本電気(NEC)の3社のことを指します。

住友商事

住友商事は、住友グループの大手総合商社です。

 

5大商社(三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠商事、丸紅)の1つで、様々な事業をグローバルに展開しています。

 

住友商事の事業は、金属、運輸・建設システム、環境・インフラ、メディア・デジタル、生活産業、鉱物資源・エネルギーなどです。

特に、不動産事業は商社トップクラスの実力と実績を誇ります。

 

住友電気工業

住友電気工業は、住友グループの非鉄金属メーカーです。

 

住友電気工業の事業は、自動車、情報通信、エレクトロニクス、環境エネルギー、産業素材の5つの分野に分かれており、それぞれの分野で世界的に高いシェアを持ちます。

 

日本電気(NEC)

日本電気(NEC)は、住友グループのハードウェアを中心とした電機メーカーです。

 

日本電気(NEC)の事業は、社会公共事業、社会基盤事業、エンタープライズ事業、ネットワークサービス事業、グローバル事業の5つです。

海底ケーブルから宇宙関連の研究開発まで、幅広い技術を持っており、デジタルを活かした事業をグローバルに展開しています。

 

鉱工業(新居浜4社)

愛媛県新居浜市を拠点とする鉱工業の住友グループ主要4社(住友金属鉱山、住友化学、住友重機械工業、住友林業)を、新居浜4社と呼んでいます。

住友金属鉱山

住友金属鉱山は、住友グループの非鉄金属の企業です。

 

住友金属鉱山の事業は、資源事業、製錬事業、材料事業の3つです。

資源事業では、銅・ニッケル・金などの鉱物資源の開発や運営を行っており、製錬事業では、採掘した鉱物資源から高品質な金属素材を生産、材料事業では、電子材料や触媒・化学品などの高機能材料を開発・販売しています。

 

ニッケルの生産量は世界10位以内、非鉄メジャーは世界5位以内を目指しています。

また、2028年に電気自動車(EV)用の電池などに使うレアメタル(希少金属)のリチウム生産を始める予定です。

 

住友化学

住友化学は、住友グループの大手総合化学メーカーです。

国内の化学メーカーとしては、三菱ケミカルグループに次いで第2位となります。

 

住友化学の事業は、部門で分かれており、エネルギー・機能材料部門、情報電子化学部門、健康・農業関連事業部門、エッセンシャルケミカルズ部門(石油化学)、医薬品部門の5つです。

 

・「エネルギー・機能材料部門」省資源、省エネルギーに貢献する製品

・「情報電子化学部門」パソコンや通信端末など

・「健康・農業関連事業部門」農薬や肥料、殺虫剤など

・「エッセンシャルケミカルズ部門」合成樹脂や合成繊維原料、工業薬品などの化学製品

・「医薬品部門」医療用医薬品

をそれぞれの部門で、製造・販売しています。

 

住友重機械工業

住友重機械工業は、住友グループの機械メーカーです。

 

住友重機械工業の事業は、機械コンポーネント、精密機械、建設機械、産業機械、船舶、環境・プラントで成り立っています。

社会・インフラを支える幅広い製品を開発しており、造船、各種製造装置や精密機械など、最先端のメカトロニクス分野でグローバル展開を行っています。

 

住友林業

住友林業は、木の住まいを中心とした住友グループのハウスメーカーです。

 

住友林業の事業には、資源環境事業、木材建材事業、海外住宅・建築・不動産事業、国内住宅事業、生活サービス事業があります。

ハウスメーカーの事業だけでなく、森林経営、不動産ビジネス、再生可能エネルギーでの発電事業なども展開しています。

金融

三井住友海上火災保険

三井住友海上火災保険は、住友グループの損害保険会社です。

MS&ADインシュアランスグループの完全子会社であり、自動車保険、火災保険、傷害保険などを取り扱っています。

 

三井住友銀行

三井住友銀行は、三井グループと住友グループの系列の銀行で、三井住友フィナンシャルグループの中核企業です。 

三井住友フィナンシャルグループは金融持株会社で、三井住友銀行や三井住友信託銀行、SMBC日興証券などの金融機関を傘下に置いています。

 

三井住友信託銀行

三井住友信託銀行は、信託銀行で、三井グループと住友グループの両方に属しています。

三井住友トラスト・ホールディングスの完全子会社で、三井住友フィナンシャルグループとは直接的な資本関係はありません。

銀行事業と信託・財産管理事業を展開しています。

 

住友生命保険

住友生命保険は、住友グループに属する相互会社による生命保険会社です。

 

1907年に創業して、保険料収入・総資産は日本で4位の規模になります。

健康増進型保険、総合保障保険、こども保険、がん保険、個人年金保険などの豊富な商品を取り扱っています。

不動産・建設

住友不動産

住友不動産は、住友グループに属する大手不動産会社(総合デベロッパー)です。

 

東京都の新宿に本社を置き、新築マンション・分譲マンション、賃貸オフィスビル、注文住宅などの不動産開発や販売を行っています。

主力は賃貸オフィスビル事業で、保有棟数・保有面積は都内No.1。住宅事業では、分譲マンションの供給戸数が全国トップクラスという強みがあります。

 

商社

住友商事

住友新御三家の1つ。住友グループに属する大手不動産会社です。

住友グループ主要会社一覧

※太字は住友新御三家

会社名
住友大阪セメント

住友金属鉱山

住友精密工業

住友化学

住友精化

住友ファーマ

住友ベークライト

住友重機械工業

住友建機

住友電気工業

住友電設

住友電装

住友ゴム工業

住友理工

日新電機

明電舎

日本電気

日本板硝子

住友林業

住友不動産

住友倉庫

住友商事

SCSK

住友三井オートサービス

三井住友建設

三井住友海上火災保険

三井住友銀行

三井住友ファイナンス&リース

三井住友カード

SMBC日興証券

SMBC信託銀行

日本総合研究所

三井住友信託銀行

住友生命保険

 

住友グループ|Wikipedia

住友グループの強み

住友グループは、日本最大の財閥であった三井財閥の企業グループです。住友グループの主な強みとして、以下のような4点があげられます。

 

 ・工業系の分野(住友電気工業、日本電気、住友化学、住友金属鉱山)

 ・各専門分野で高い技術やノウハウ

 ・様々な分野での企業の多様性

 ・お客様との信頼関係

 

例えば、住友商事は市場との対話力やプロジェクトマネジメント能力、住友不動産はマンション供給戸数やオフィスビル保有棟数が都内No1である、住友林業は木に関する330余年の歴史とブランド力を持っている、三井住友信託銀行は信託ビジネスにおける圧倒的なお客さま基盤を持つなどがあります。

三大財閥に就職するメリットとデメリット

三大財閥である「三菱」「三井」「住友」の企業グループに就職するメリットとデメリットをご紹介します。

 

メリット

①安定性がある

三大財閥に就職するメリットの1つめは、「安定性がある」ことです。

 

三大財閥は歴史が長く、経営基盤がしっかりと出来あがっているからです。不況にも強いので安心して働けます。

財閥グループ内での取引もあるので、仕事がなくなるということはないでしょう。安定性があるというのは将来に対する安心度も高まります。

 

②ブランド力がある

三大財閥に就職するメリット2つめは、「ブランド力」があることです。

 

三大財閥のグループ内の企業は、社会的にも認知度が高く、就職先としても評価がとても高いです。また、グループ内の人脈やネットワークも広く、キャリアアップにも有利になります。

財閥グループ内の企業は社会からの信頼度も高いので、銀行からの融資が受けやすいです。ローンなどもスムーズに組めるでしょう。

 

③福利厚生が充実している

三大財閥に就職するメリット3つめは、「福利厚生が充実している」ことです。

 

福利厚生とは、月々の給料とは別に会社が従業員に対して用意している報酬全般のことを指します。

社会保険や労働保険、通勤手当、資格手当といった金銭の支給のほか、特別休暇の支給、食事・社宅の貸与などの現物の支給、会社特有の制度やサービスが利用できます。

 

福利厚生には、健康保険や厚生年金などの法律で定められているもの(法定内福利)と、退職金や育児休暇などの企業が独自に定めているもの(法定外福利)があり、その目的は従業員やその家族に対して経済的な支援を行い、働きやすい環境をつくることです。

 

企業にとっても社員の満足度の向上や生産性の向上などのメリットがあります。

 

デメリット

①自由度が低い

三大財閥に就職するデメリットの1つめは、「自由度が低い」ことです。

 

三大財閥のグループ内の企業は、学歴や序列による差別や圧力が強い傾向があります。それにより人事評価や昇進も変わります。またヒエラルキーによる上位企業からの干渉や指示を受ける場合もあるので、自由度は低いといえるでしょう。

②成長性の低さ

三大財閥に就職するデメリットの2つめは、「成長性の低さ」です。

 

三大財閥のグループ内の企業は、伝統や慣習を重んじるため、変化に対応しにくく、イノベーションが起こりにくい、リスクを避けるといった傾向があります。

メリットで取り上げた「安定性」と「ブランド力」が裏目に出ているといえます。 

③ヒエラルキーに苦しむ

三大財閥に就職するデメリットの3つめは、「ヒエラルキーに苦しむ」ことです。

 

三大財閥は、三菱・三井・住友の順で序列が決まっているので、それに従わなければなりません。このヒエラルキーは、取引先や出向先などで影響が出ます。また、財閥からの天下りも多く、役員や管理職のポストを奪われる場合もあります。

住友グループの企業序列とは?住友グループの代表的な企業と強みを徹底解説!まとめ

住友グループの企業序列について、住友グループの代表的な企業と強み、三大財閥の1つである住友グループに就職するメリット・デメリットを徹底解説しました。

 

三大財閥に就職するメリットで紹介した理由で、住友グループ内の企業は就活生に大変人気です。

ただし、倍率が高いので難関です。就職できたら凄いといえるでしょう。

 

住友グループへ就職を考えるなら、本記事を参考にしてみてください。

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上京就活ch編集部

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