ガクチカで有効なエピソードとは?エピソード別のポイントを紹介!

ガクチカで有効なエピソードとは?エピソード別のポイントを紹介!

2023年5月31日更新

はじめに

就活中、「ガクチカ」というキーワードをよく耳にしませんか?

履歴書やエントリーシート、面接で必ずと言っていいほど聞かれる「ガクチカ」は、必ず対策しておくべき項目です。

 

しかし、どのように対策したらいいのか分からない人も多いのではないでしょうか?

 

この記事では、ガクチカの基本的な知識はもちろん、ガクチカで有効なエピソードや、エピソードを書く際のポイントを詳しくご紹介します。

 

この記事を読んで、ガクチカの対策方法を網羅しましょう!

 

ガクチカとは?

ガクチカとは、「学生時代に力を入れたこと」の略です。

就活中は面接やエントリーシート、面接のどこかで必ず聞かれる質問のため、就活生の間では「ガクチカ」という呼称で定着しています。

ガクチカを聞かれる理由

面接官は、何をモチベーションに努力したのかを知ることで、学生の人間性を知るためにガクチカを質問しています。

 

そのため、学生時代の珍しい経験を話すのではなく、「どう頑張ったのか」を詳しく話すことで、面接官に納得をしてもらえるような回答になります。

 

なぜガクチカを聞かれるのか、より詳しく知りたい場合はそんな人は「【例文付き】「学生時代最も打ち込んだこと(ガクチカ)」完全対策!」を参考にしてくださいね。

 

自己PRとの違い

ガクチカと似ている言葉に「自己PR」があります。

ガクチカとの違いは、「自己PR」の中に「ガクチカ」が含まれているという点です。

 

自己PRと一言に言っても、その内容は様々です。

自分の強みをはじめ、挫折を乗り越えた経験や、これまでで1番の成功体験など、自分自身をアピールできる内容は全て自己PRに該当します。

したがって、もちろんガクチカも含まれるというわけです。

 

なぜ企業はガクチカに留まらず、自己PRについても尋ねるのでしょうか。

その理由は、「【元人事が解説】刺さる自己PR生成4ステップを例文で解説」を読むとさらに詳しく理解することができます。

 

ガクチカの基本的な書き方

では、実際にガクチカを書いてみましょう。

 

ガクチカを書く際の基本ステップは以下です。

 

①結論から述べる

②具体的な内容を述べる

③どんな状況で、どんな困難があったのかを述べる

④どのような行動によって対策したのかを述べる

⑤どんな成果を残すことができたのかを述べる

⑥この経験が、入社後にどのように活かせそうかを述べる

 

結論が何かということを分かりやすく伝えるだけでなく、どうしてそのような結論、すなわち成果に至ったのかという点は、できる限り具体的に説明する必要があります。

 

各ステップの具体的な内容を知りたい場合、「ガクチカの書き方を解説!具体例もあり!」を参考にしてくださいね。

 

では、ここからは各エピソードごとに詳しいポイントを見ていきましょう。

学業について書く場合

大学生にとって、学生時代に最も時間を割いたのは「学業」だという人も多いのではないでしょうか。

 

「誰もが学業には取り組んでいるから、ガクチカには不向きでは?」と考える人がいるかもしれませんが、そのような心配は無用です。

 

ガクチカで重要なのは、「どう頑張ったのか」を自分の言葉で説明できることです。

研究や資格取得など、自分自身が頑張ったことを具体的に説明できる内容を選べば、十分に説得力があるガクチカになります。

 

ガクチカのエピソードに学業を選ぶ場合、「【例文4選】学業でガクチカを魅力的に伝える方法」もぜひ参考にしてくださいね。

ゼミについて書く場合

内容に特徴があったり、コミットした時間が長い場合には、ゼミをガクチカに取り入れたいという人もいるのではないでしょうか。

もちろん、ゼミもガクチカにはぴったりの内容です。

 

ただし、ゼミをガクチカに選ぶ場合は以下のポイントを抑えておく必要があります。

 

①なぜ、そのゼミを選んだのか?

➁ゼミでどういうことに取り組んだのか?

③ゼミでどんな能力を培ったのか?

➃ゼミでどんなマインドを形成したのか?

➄その能力とマインドが企業でどう活かせるか?

 

これらのポイントの具体的な内容は、「【元人事が解説】ガクチカのゼミ・アピールで絶対に入れ込んで欲しい4つの内容とは」を確認するのがおすすめです。

アルバイトについて書く場合

学生時代はアルバイトに最も力を入れたという人もいるでしょう。

アルバイトをガクチカとして選ぶのももちろんOKです。

 

ただしアルバイトを選ぶ場合、結果を問わず短すぎる期間のものはおすすめできません。ある程度時間を掛けて、結果を残したアルバイトのエピソードを選ぶのが無難です。

 

また、アルバイト先の環境に依存することなく、自分自身の力だと言えるようなエピソードを選びましょう。

 

アルバイトをガクチカにする場合、「【例文付き】ガクチカでアルバイトを題材とする際の注意点と書き方を解説!」を読んで注意するべきポイントを抑えておいてくださいね。

部活やサークル活動について書く場合

部活動やサークルのエピソードをガクチカにするのもOKです。

ただし、「どの程度力を入れたのか」という点が非常に重要なポイントになります。

 

なんとなく参加していた部活やサークルのエピソードでは、「力を入れたこと」としては不十分かもしれません。

 

成果や学びがあったという点は絶対として、時間を掛けて取り組んだものや影響範囲が大きいもの、数値として説明しやすいエピソードなどを選ぶのが良いでしょう。

インターンについて書く場合

インターンをガクチカのエピソードに選ぶのはもちろんOKですが、数日間の短期インターンを選ぶことはおすすめできません。

自分にとってよほど印象的な内容があれば別ですが、そうでない場合は可能な限り長期インターンの内容を選ぶようにしましょう。

 

インターンを通じて自分がどのような役割を担い、どのような結果を出すことができたのか、できる限り詳しく説明するのがおすすめです。

留学について書く場合

留学経験がある人は、ガクチカに留学を選んでみてはいかがでしょうか。

普段とは異なる環境で学びを深めるという観点において、留学は非常にアピールしやすいと言えます。

留学の場合、短期・長期に関わらず、留学前後のエピソードも交えて話すことで、より説得力のあるガクチカになるでしょう。

 

留学期間中の成果だけにこだわらず、留学前後の自分の成長に目を向けて見るのがおすすめです。

ボランティアについて書く場合

ボランティア活動経験がある場合、十分にガクチカのエピソードになり得ます。

何をきっかけに始め、何を学び、そこで培ったスキルが企業にどう活かせるのかまでを丁寧に説明することで、他者との差別化にも繋がるでしょう。

 

具体的なポイントを知りたい場合は、「【ボランティアはアリ?】ガクチカでボランティアを最大限アピールする方法」を読んでみてくださいね。

 

 

ガクチカがない場合はどうする?

「ガクチカがない」ということは基本的にはあり得ません。

学生生活の過ごし方は人それぞれですが、意識せずとも自分が力を入れていた活動があるはずです。

 

「ガクチカがない」と思う場合、自分自身の学生時代の活動をうまく振り返れていないだけかもしれません。

 

これまでの活動の振り返りがうまくいかない場合には、「【例文アリ】「学生時代頑張ったこと」がない人も大丈夫!ポイントは?」を参考にしてみてください。

 

ポイントを押さえて伝わりやすいガクチカを意識しよう!

ガクチカはポイントさえ抑えておけば、スムーズにエピソードを書くことができるはずです。

 

皆さんにとって、最も「ガクチカ」に相応しいエピソードは何でしょうか?

この記事を参考に、自分なりのベストなガクチカを見つけてみてくださいね。

 

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就活ハンドブック編集部

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