【企業分析】マニュライフ生命保険の就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

【企業分析】マニュライフ生命保険の就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2024年9月2日更新

はじめに

マニュライフ生命保険株式会社は、長年の歴史と実績を誇る、カナダ発のマニュライフ・ファイナンシャル・コーポレーションのグループ企業です。

お客さまに寄り添ったニーズを最優先し、信頼される生命保険会社を目指しており、的確なアドバイスと解決策で、お客さまがご自身の夢や希望を実現するお手伝いをしています。

本記事では、マニュライフ生命保険株式会社の企業研究を行うにあたって欠かせない、基礎知識・社風・選考フローなどを紹介していきます。

この記事の要約
  • マニュライフ生命保険の就職難易度は平均的
  • マニュライフ生命保険の採用大学は難関から中堅まで幅広い
  • マニュライフ生命保険の求める人材はチャレンジ精神がある・変化をチャンスと捉えられる・リーダーシップを発揮できる人
  • マニュライフ生命保険の選考に挑むならジョーカツ・スタキャリに相談

マニュライフ生命保険の就職難易度が知りたい人や、選考対策として何をすれば良いかわからない人はぜひ最後までご覧ください。

 また、保険業以外の業界については、以下の記事で解説しているので、ぜひご覧ください。

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この記事の結論

結論からお伝えすると、マニュライフ生命保険株式会社の就職難易度は、平均的な難易度と考えています。
その理由としては以下の点が挙げられます。

理由
  • 就職難易度が3.0/5.0
  • 採用大学は難関レベルから中堅レベルの大学まで幅広い
  • 採用フローの内容や採用基準が一般的

マニュライフ生命保険は、2つの事業から構成されており、4つの職種が連携して日々のサービスや商品提供の向上に努めています。

採用フローや採用基準は職種ごとに異なるケースがあるため、事前の選考対策として確認は必ず行なってください。

次の章から各詳細や、その他就活に役立つ情報などを幅広く紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

マニュライフ生命保険について

マニュライフ生命保険

出典:マニュライフ生命保険株式会社の主な取扱い商品一覧

マニュライフ生命保険株式会社は、1887年にマニュライフ・ファイナンシャル・コーポレーションの一員としてカナダで設立されました。

1901年に同社の前身である「マニュファクチャラーズ生命」が日本で事業免許を取得。1999年に「第百生命」を引き継ぐ形で日本でのビジネスをスタートさせています。

現在は、アジアにおける重要拠点として法人や個人のお客さまがよりスムーズに最適な保障を選択できるよう、より良い支援を行っていることも特徴です。

 これまでの130年超にわたる歴史の中で、時代とともに進化するお客さまのニーズに耳を傾けお応えすべく、商品やサービスの向上にも日々励んでいます。

社会が大きく変化していく中で、国際的なネットワークを通じて経済的保障・資産運用・資産形成のための商品やサービスを各国で提供し、世界中のニーズに応えています。

社名マニュライフ生命保険株式会社
設立1999年3月
本社所在地東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー30階
資本金645億円(2024年3月31日現在)
従業員数2,641名(2024年3月31日現在)
公式サイトhttps://www.manulife.co.jp/ja/individual.html

マニュライフ生命保険の就職難易度・偏差値

マニュライフ生命保険の就職難易度・偏差値は平均的だといえるでしょう。

 その理由として以下の2点が挙げられます。

理由
  • 就職難易度が3.0/5.0
  • 採用フローの内容や採用基準が一般的
  • 採用大学では学歴フィルターがない

上記の理由から、マニュライフ生命保険の企業研究・自己分析はもちろん、SPI対策を徹底的に行えば内定獲得に近づくといえます。

就職偏差値・難易度については、以下の記事も参考にしてみてください。

マニュライフ生命保険の業界立ち位置・就職難易度・偏差値比較

競争が激しい保険業界の中でのマニュライフ生命保険の立ち位置を紹介します。

売上高を参照し他社と比較してみても、マニュライフ生命保険は、業界を率先していく企業だということがわかります。

理由として以下の要因があると考えています。

1.安定した事業運営

マニュライフ生命保険は、130年を超える長い歴史と実績を誇り、世界有数の大手金融グローバル企業という強みを生かしています。

リスクや事業資金を世界各地の様々な市場に分散させることで、世界の市場で安定した事業を展開しています。

2.グローバルな事業運用力

マニュライフ生命保険は、資産運用会社である「マニュライフ・インベストメント・マネジメント」をグループ内に保有しています。

そして、日本を含む世界19の国と地域に650名を超える資産運用のプロが、グローバルのネットワークとローカルな知見、専門性を活かし、豊富な資産運用を行なっています。

マニュライフ・ファイナンシャル・コーポレーションは、グローバル企業の強みを生かし、リスクや事業資金を世界各地のさまざまな市場に分散させることで、安定した事業を展開しています。

3.幅広い商品展開

マニュライフ生命は、健康で豊かに生きる人生を応援するため、お客さまに最高の価値を提供する、高い競争力と革新性を備えた幅広い商品を展開しています。​

ライフステージの変化によるさまざまなリスクに備え、資産形成や保障ニーズに的確に対応できる、時代に先駆けた先進的な商品を開発しています。

4.提案の際の「わかりやすさ」の追求

マニュライフ生命は、お客さまが目的に合った保険を選びやすく、希望するライフプランを実現できるよう「わかりやすさ」を追求しています。

保険商品を案内する資料を「見やすく、読みやすく、わかりやすい」ものにする取り組みに尽力し、給付金請求の仕組みや保険のご相談やコンサルティングをオンラインで実施するなど、お客さまの利便性の向上にこだわっています。

以上の要素により、マニュライフ生命保険は保険業界の中でもトップクラスの売上高を生み出していくと考えられます。

参考までに競合4社の情報もまとめてみたのでご覧ください。

会社名売上高平均年収就職偏差値・難易度社風
マニュライフ生命保険10兆2,610億7,000万円544万円3.0/5.0働きやすさを追求し多様な働きかたを推進している社風
プルデンシャル生命保険株式会社14兆3,301億3,000万円889万円4.1/5.0個々が成長するためにお互いに「教え合う」社風
メットライフ生命保険株式会社28兆7,346億2,000万円672万円3.4/5.0役職問わず意見を伝えやすいフラットでオープンな社風
チューリッヒ生命保険938億2,000万円696万円3.3/5.0オープンで風通しが良く、チャレンジに前向きな社風

※2024年3月時点

マニュライフ生命保険の採用大学

マニュライフ生命保険の採用大学の実績を以下に掲載します。

実績をみてみると、難関大学レベルから地方の中堅大学レベルまで幅広いレベルの大学を採用しています。

それゆえ、マニュライフ生命保険に学歴フィルターはないと考えます。

<大学>
青山学院大学、大阪大学、愛知大学、関西大学、京都大学、慶應義塾大学、城西大学、成蹊大学、聖心女子大学、専修大学、南山大学、名古屋大学、同志社大学、東京都立大学、東海大学、帝京大学、中央大学、千葉大学、筑波大学、都留文科大学、東京大学、東京工業大学、明治学院大学、立教大学、立命館大学、早稲田大学、大阪府立大学、上智大学、國學院大學、神戸大学、国際基督教大学、九州大学、学習院大学、関西学院大学

採用大学のランクに関しては以下の記事を参考にしてください。

マニュライフ生命保険が求める人材

マニュライフ生命保険では求める人材に挙げているポイントは以下の3つです。

求める人材
  • チャレンジ精神を持っている
  • 変化をチャンスと捉えられる
  • さまざまな場面でリーダーシップを発揮できる

マニュライフ生命保険は、チャレンジに前向きな企業風土があります。

充実した研修制度や体制が整っており、若手のうちから成長したい・活躍したいと思う人にとってはベストな環境であるといえます。

さらに、マニュライフ生命保険は世界中にネットワークを持ち、職場・国籍・性別・年齢問わずさまざまな社員が在籍して多様性を尊重しています。

自分の個性や素養を活用しながら業務に励みたい人にもマッチするといえるでしょう。

マニュライフ生命保険の新卒募集要項について

以下にマニュライフ生命保険の新卒募集要項についてまとめました。

マニュライフ生命保険で働く社員一人ひとりが、それぞれのリーダーシップを発揮して、最高のパフォーマンスを実現できるよう多種多様な研修プログラムを提供しています。

また、グローバル人材が必要とするマインドセット・リーダーシップ・ビジネススキルを取り入れた各種研修プログラムの提供にも力を入れています。

マニュライフ生命保険では、女性リーダー育成研修やネットワーキングなどのさまざまな施策を通じて女性職員のキャリアアップをサポートしています。

さらに、育児休業からの復職を支援するシステム「wiwiw」(ウィウィ)を導入し、産休や育休中の保育園探しや、急な病気に対する対応にも柔軟です。

マニュライフ生命保険は、オンラインで職場復帰に役立つビジネススキルを磨くこともできます。

各項目詳細
職種アクチュアリーコース

業務内容:保険の商品開発や収益性検証、契約者行動分析、再保険戦略分析、決算、収支分析・予測、リスク管理などの業務を担当します。

給与・年俸

(2023年04月実績)

大学卒:430万円

大学院卒:450万円

※残業代は別途支給

賞与・昇給固定賞与支給年2回、各2.25ヵ月分支給

変動賞与は基準年俸に含まれません。基準年俸の額をベースとして、会社業績と個人のパフォーマンスに応じて支給されます。

研修制度入社時導入研修、入社後フォローアップ研修、入社時オリエンテーション、入社後3カ月セレブレーション、リーダーシップ研修、ビジネススキル研修、アクチュアリー職養成プログラム、学習サポートプログラム
福利厚生ベネフィットワン、各種研修制度、育児・介護休業制度、ベビーシッター支援制度、wiwiw(育児休業からの復職支援システム)の導入、退職金制度、各種社会保険完備

2024年のマニュライフ生命保険の新卒募集はアクチュアリーコースのみでした。

年によっては営業部門・保険業務&トランスフォーメーション・商品開発コースなど複数のコースから新卒が募集されることもあります。

マニュライフ生命保険の新卒採用フロー・選考対策

マニュライフ生命保険の選考は、下記の通りの基本的な選考フローとなっています。

公式サイトから応募マイナビから応募
①応募①エントリー
②適性テスト②会社説明会
③一次面接③エントリーシート提出
④二次面接④筆記試験
⑤三次面接(ケーススタディ)⑤面接(個別)
⑥内定⑥面接(個別)
⑦内々定

公式サイトからの応募とマイナビからの応募では、選考フローが異なっています。

また、職種により選考フローの順序や詳細が異なる場合があるため、事前に希望職種の選考対策は必ず確認するようにしてください。

ここでは、マイナビから応募した際の選考対策を解説します。

①会社説明会+エントリーシート提出

エントリー後、会社説明会への出席とエントリーシートを提出します。

ここでは、筆記試験予約も行われます。

マニュライフ生命保険のエントリーシートでは、下記のような質問がされる傾向にあります。

自身の言葉、なおかつ結論ファーストで論理的にまとめられるよう事前に準備しておきましょう。

質問例
  • マニュライフ生命保険を志望した理由
  • なぜ保険業界を志望したのか
  • 学生時代に特に力を入れて取り組んだこと3つ、など

エントリーシートの書き方や注意点などは下記の記事で解説していますので、併せてチェックしてください。

②筆記試験

マニュライフ生命保険の適性検査は、筆記試験となります。

科目は言語・非言語・性格診断で、SPI形式で出題されます。

適性検査SPIの形式や対策法は下記の記事で紹介しています。

③一次面接・最終面接

マニュライフ生命保険は、1次面接と最終面接の2回行われます。

面接はオンライン上にて比較的穏やかな雰囲気で行われます。

1次面接では、学生1人:面接官1人、最終面接では、学生1人:面接官2人で行われ、面接官は人事担当者が担います。

質問内容はエントリーシートでの内容の深掘りがメインで、実務に適性があるのかを確かめるため、より具体的な回答が求められます。

 また、下記のような事柄も問われる場合があるため、簡潔な回答を準備しておいてください。

質問例
  • 学生時代に頑張ったこと
  • エントリーシートに記載した学生時代に力を入れて取り組んだことに関して補足したいことや伝えきれなかったこと
  • なぜ保険業界を選んだのか
  • マニュライフ生命保険に入社後のキャリアプラン・挑戦したいこと・自分の能力をどう活かしていくのか

面接対策は、以下のページも確認してぜひ内定を勝ち取ってください。

⑤内定

複数回の面接を突破して内々定が決まります。

マニュライフ生命保険の平均年収・勤続年数・残業時間・社風

ここでは、マニュライフ生命保険株式会社で働いている社員の平均年収や平均勤続年数などを紹介します。

マニュライフ生命保険の平均年収

マニュライフ生命保険の平均年収は544万円でした。

全国平均の年収が458万円であることを考えると、全国平均よりもやや高い水準であるといえます。

また、同じ「保険業」の平均年収は674万円でした。

マニュライフ生命保険の平均ボーナス額

マニュライフ生命保険の平均ボーナス額は約144万円といわれています。

マニュライフ生命保険の固定賞与(年2回支給、各2.25ヶ月分)なので、平均年収544万円を16.5ヶ月で割り、2.25ヶ月分を賞与としたときの計算です。

保険業界の平均ボーナス額は約62万円といわれていることから、82万円ほど高い金額となっています。

マニュライフ生命保険の平均残業時間

マニュライフ生命保険の従業員の平均残業時間は、平均20時間以内です。

保険業で働く従業員の平均残業時間は12時間〜30時間と幅広いため、業界内で差があるといえます。

マニュライフ生命保険の平均勤続年数

マニュライフ生命保険の平均勤続年数は記載がありませんでした。

しかし、保険業界の平均勤続年数は12.4年だといわれているため、他業界と比較すると、社員の出入りが多い業界だと考えられます。

マニュライフ生命保険の社風・文化

マニュライフ生命保険は、「働きたいと誰もが思う会社」を目指し、人材育成への投資・キャリア機会の提供・ITなどの勤務環境の改善や社員と役員の間や部署横断のコミュニケーション機会を数多く提供している文化だといえます。

2023年にオープンしたワーキングスペース「MIRAI Café」は、積極的に社内交流イベントなどに活用されています。

 また、多様な働き方を支援しており、下記のような働きやすい環境を整えています。

働きやすい環境
  • 働く場所(社外勤務制度)
  • 働く時間(フルフレックス制度)
  • 働く際の服装(ドレスコードなし)
  • オフィス環境(フリーアドレスや昇降式机の導入など)

マニュライフ生命保険の事業部門を解説

マニュライフ生命保険の主な事業セグメントは以下の通りです。

マニュライフ生命の100%出資子会社である2社がそれぞれの事業を手掛けています。

事業部門活動内容
保険関連事業・マニュライフ・ファイナンシャル・アドバイザーズ株式会社

主に生命保険の募集に関する業務や損害保険代理業、金融商品仲介業を行います。

資産運用関連事業・マニュライフ・インベストメント・マネジメント株式会社

2004年に設立し、主な業務は有価証券等に関する投資助言業務や投資一任契約に係る業務、投資信託に係る業務を行います。

 マニュライフ生命保険のビジネスの主軸であるカスタマー・セントリシティをさらに推進するための変革にも取り組んでいます。

人生100年時代を生きるお客さまのニーズに応えるべく、資産形成のソリューションの提供に注力することを経営戦略の柱としています。

以下参照ページを紹介するのでぜひ確認してみてください。

さいごに

マニュライフ生命保険は、保険業に属する外資系企業であり、子会社やグループ会社2社と連携し日々のお客さまのニーズに応えた商品やサービスの提供に尽力しています。

独自の選考フローや、独特な採用記事はないものの、事前の企業・自己分析やSPI対策は必須だといえます。

これらの対策をしっかり行って、選考に望みましょう。

ぜひこの記事を参考にして励んでくださいね。

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