【例文あり】エントリーシートの長所・短所の見つけ方・書き方のポイント

【例文あり】エントリーシートの長所・短所の見つけ方・書き方のポイント

2020年6月9日更新

はじめに:長所・短所とは?

エントリーシートや履歴書には、

必ずと言っていいほど設けられている長所・短所の欄。

 

「自分の長所・短所ってなに?」

「企業からは何を見られている?」

「そもそもどうやって見つけたらいい?」

困惑した就活生も多いのではないでしょうか。

 

そもそも長所・短所とは、

これまでの人生の中で形作られた、思考や行動の共通する”特徴”

のことをさしています。

 

つまり、毎日様々な経験をする中で

無意識で行っている共通の行動思考の特徴のことであり、

人よりも自信を持って優れていると言えるものを長所

人と比べても苦手なことや、できないものを短所と言います。

 

 

筆者の場合、

就活を始めたのは周りが始めてからと、かなり遅い方でしたが、

しっかりと自分の長所・短所を理解することで、

自分が本当に行きたかった企業から内定をもらうことができました。

 

つまり自分の長所と短所を理解した者は就活を制す

これはかなり本質的だと思います。

 

そこで本記事では、就活をするためには必要となる

 

・自分の長所・短所を見つける方法

・ESで長所・短所を書く際の注意点

・企業が見ているポイント

・ESの長所・短所のNG例文

 

について、例文を交えながら解説していきます。

 

就活生は参考にしてみてください。

1.ESに書く長所・短所の見つけ方

筆者は冒頭に述べたようないわゆる後発組だったので、

効果的な方法を様々に、誰よりも模索しました。

 

その中で私が「これは良いな」オススメする2つの方法、

・自分の特徴を思いつく限り書き出す方法

・今までの経験から深掘りして探す方法

について、詳しく見ていきましょう。

 

 

 

1-1.自分の特徴を思いつく限り書き出す方法

 

まずはメモ用紙とペンを用意して(できればポストイットなどがあると便利)、

自分の思いつく限りの自分の特徴を書き出してみましょう。

 

この段階では長所・短所と言うことは意識せず

「自分ってこうだよね〜」

と思う言葉を書き出していくことに専念しましょう。

 

 

例えば

 

・せっかち

・大胆

・よく人に頼られる

・自信がない

・ネガティブ

 

など、思いつく限り書き出してみてください。

 

自分での書き出しが終わったら次は自分以外の人に

「自分ってどんな人か」

を聞いてみましょう。

 

これはエントリーシートを書く際、長所・短所を見つけるための

非常に効果的な方法です。

 

仲の良い知り合いや両親などに恥ずかしさはあると思いますが、

思い切って

「自分ってどんな人?」と聞いてみてください。

 

人から言われると、自分の知らなかったような長所や短所が見えてくるので、

意外な答えが返ってくるかもしれませんし、

自分の新たな側面が知れることは結構面白いです。

 

ある程度自分を表しているキーワードが集まったら、

まずは全体をさらっと見て、

エピソードと結びつけられそうなキーワードをいくつかピックアップします。

 

その際、

・特徴をよく表していると思うものを「長所」

・ネガティブにも言い換えられるものを「短所」

としましょう。

 

というのも、物事の良し悪しは表裏一体なため、

自分は短所だと思っていることでも、人からみれば長所と取れることがあるからです。

 

具体的には、

次のようにになります。

 

長所 短所
好奇心が旺盛 飽き性
慎重 優柔不断
世話好き お節介
柔軟な思考 流されやすい
意思が固い 頑固
計画性がある 心配性
向上心が強い 負けず嫌い
ポジティブ 楽観的
おおらか マイペース
主体性がある 協調性がない
話をよく聞く 引っ込み思案
思いやりがある 繊細、気が弱い
裏表がない 短気
仕事が早い せっかち
おおらか 大雑把

 

どうでしょうか?

これはあくまで一例ですが、

短所も長所に言い換えることが可能ですよね。

 

自分を売り込まなければならない就活の場では、

何もバカ正直に、自分の短所をありのままにひけらかす必要はありません。

 

例えば、

 

自分では意思が強いと思っているのですが、

人から見ると頑固に思われてしまうこともあるようです。

そのため、積極的に人の意見を聞くように心がけています。

 

などと、

・それが100%短所ではないこと

・自分でも短所の改善に取り組んでいること

を主張し、

短所を述べることで面接官の印象がマイナスになってしまわないよう、

言い方には最大限気を配ることが重要です。

 

 

 

1-2.今までの経験からしっかりと深掘りする方法

 

次に、自分のこれまでの経験からしっかり深掘りをし、

エントリーシートに書けるような長所・短所を見つける方法をお教えします。

 

まず、自分が今までの人生の中で

「自分の中でうまくいった、すごく調子のよかった経験」

「うまくいかなかった、調子や結果が出なかった経験」

をいくつか思い出してみてください。

 

でそれぞれについて

 

「なぜうまくいったのか?」

「なぜうまくいかなかったのか?」

 

なぜを何回か繰り返していくと、

自分の長所・短所に気がつくことができます。

 

例えば筆者の場合を例に、長所を探していきたいと思います。

私はもともと高校時代にラグビーをしていたので、

それを題材にしていきたいと思います。

 

ラグビーユニットリーダーとしてで関東大会に出場した

↑(なぜ関東大会に出場できたのか?)

 

自分がユニットリーダーとしてチームを鼓舞できたから

↑(なぜ自分がチームを鼓舞できたのか?)

 

仲間から信頼を得られる能力があったから

↑(なぜ自分が仲間からの信頼を獲得できたのか?)

 

人の話を聞く能力(長所の発見)

 

こんな感じでなぜ、なんでを繰り返していくと、

根本にある本質的な自分たどり着くことができます。

 

筆者の場合はラグビーの経験を題材にして考えていきましたが、

お題はなんでもいいです。

 

ただ、自分の中で印象的に記憶に残っているものを取り上げると、

分析しやすいかもしれません。

2.ESに長所・短所を書く際の注意点とポイント

長所・短所の見つけ方について解説しましたが、

実際に書く前に、いくつかのポイントと注意点を見ていきましょう。

 

 

2-1.最初に結論を述べる

 

「私の長所(短所)は、〜という点です。」

と最初に結論を述べ、

その後で具体的なエピソードについて言及する手法です。

 

まず話の要旨から入り、整理しながら話すため

相手に自分の話をスムーズに理解してもらいやすくなります。

 

何かのプレゼンテーションにおいて、このように「結論ファースト」で語ることは、ビジネスの世界では常識です。

 

今回はエントリーシートでしたが、

他にも面接で必ず聞かれる

 

・学生時代に力を入れたこと

・自分の強み

 

これらを語る際にも、結論ファーストで話すことを徹底するようにしましょう。

 

 

2-2.自己PRと混同を避ける

 

よくありがちなのが、

エントリーシートに記入する際、

自己PRと内容が混同してしまうことです。

 

自分をPR するという意味では、確かに非常に似てきてしまいますが、

それぞれ目的は異なります。

 

企業とのマッチ度や、成長意欲の有無が見られている

自分の長所・短所欄では、

特徴を簡潔に記し、短所は改善するために取り組んでいることを。

 

反対に、思考力と行動力が見られている自己PRでは、

自分の強みに加え、自ら主体的に取り組んだエピソードを。

 

それぞれ企業の意図を理解し、

汲み取った回答を心がけましょう。

3.ESの長所・短所欄から企業が見ているポイント

では企業は、エントリーシートの長所・短所の欄を通して

何を見ているのでしょうか?

 

基本的には就活生には

「この長所があるから採用!」

「この短所があるから不採用!」

 

ということで長所・短所をみているのではなく、

自分のことを理解できているかどうかを見ています。

 

これには3つの理由、

 

1.自分のことが理解できているかどうかを見るため

2.将来仕事で成果を出せるかどうかを見るため

3.会社とあっているかどうかを確認するため

 

が挙げられます。

 

まず自分のことをしっかりと理解して、

自分の長所を理解して業務を進めていくのといかないのでは、

その仕事の成果にも大きな差が出てきます。

 

というのも、自分の長所・短所の理解ができていれば、

「できることはしっかりと伸ばしていって、

できないこと・苦手なことは改善していこう」

という自己判断ができ、効率良く業務を進めることが容易になるからです。

 

社会人になると、

得意不得意や、やったことあるないに関わらず、

多くの業務を任されるようになります。

 

その時に、自分のキャパシティを理解していると、

業務の中で自分でやった方が良い部分、そして

他の人からアドバイスをもらいながら進めて行った方が良い部分とを見分けられるため、

業務の優先順位が明確になり、全体を見ながら効率的に業務に取り組めるようになります。

 

その結果、何をすれば良いのかが具体的になり、

理解ができていない人よりも数倍の成果を早く出すことができるのです。

 

一般的に、

自分の得意・不得意について入社前にきちんと理解している学生は、

そうでない学生に比べ仕事を始めた際に成果を出しやすい傾向があると言われています。

 

 

学生レベルでは、スキルや経験にそれほどの差はないため、

企業側も

「うちの会社でのびのびと、納得感を持って、成長をしながら働いてくれる」

ような人材を重視しており、

それをエントリーシートの長所・短所欄から探ろうとしているといえます。

 

4.ESの長所・短所の例文

では実際にエントリーシートには、

どのように自分の長所・短所を書いていけば企業の人事を唸らすことができるのでしょうか?

 

大きなポイントは3つあります。

 

1.結論から伝える

2.具体的な経験やストーリーを加える

3.短所は言い換えると長所であることも伝える

 

では実際に先ほど例に挙げた筆者のラグビーで、

長所をエントリーシート用に書いてみましょう。

 

 

4-1.ESで書く長所の例文

 

“私は持ち前の人の話を聞く能力で、チームとして高いパフォーマンスを出すことができます。

私は高校時代、未経験のメンバーが多かったにも関わらず3年次にユニットリーダーを務め、関東大会に出場することができました。

メンバーも多くかなり意見の対立などがありましたが、私はしっかりとメンバーからの話を聞き、信頼を集め、皆が納得感を持って練習や試合を進められるようにマネジメントし、最終的には高い成果を出すことができました。”

 

このように、先に結論を伝え読み手に「こういう話が書いてあるんだな」と意識させることで、読みやすなります。

 

また具体的な自分の体験をベースに話を進めていくと、

読み手の脳内にその情景が浮かび、より書いてあることに説得力が増します。

 

これらの簡単なテクニックを使うことで、

文章が説得力をもち読みやすくなります。

 

 

 

4-2.ESで書く短所の例文

 

逆に短所は、どのようにエントリーシートに書いていけば良いのでしょうか?

 

まずは長所の時と同様に結論、

ストーリーを意識して書いてみて、あとで解説をしていきましょう。

 

“私の短所は人よりも深く考えすぎてしまって、結論を出すのが遅くなってしまうことです。

大学の時のゼミであるテーマについてまずは数分ほど考えてから、皆でディスカッションをする機会がよくありました。

私は深く考えすぎてしまって、時間内に結論を出すことができず、ディスカッションに参加することができないことが多かったのです。

ただこの短所を克服するため、先に仮説思考で考えることを実践しています。

先に結論を出して、それに対して根拠や意見を述べることで期限に間に合わせるように心がけています。”

 

 

どうでしょうか?

 

自分でも改善にあたり努力していることを、

しっかりとアピールできていますね。

 

また、

「結論を出すのに時間がかかる」

ということは

「それだけ思考力や内省力がある」

とも捉えることができますので、

面接官に突っ込まれた時も、フォローすることが可能です。

 

このように、短所を述べる際には

繰り返しにはなりますが

・長所とも取れる短所にする

・自分でも努力し、直すように頑張っている

この2点を意識することが大切です。

 

書き方についてはこちらの記事もどうぞ!

エントリーシートって手書きとパソコンどっちにすべき?作成時のポイントまで解説します

5.ESの長所・短所のNG例文

例文について抑えたところで、

最後に「これはNG」という例文を紹介します。

 

もうお気付きの方も多いと思いますが、

 

「私は時間にルーズで、いつも集合時間に遅れてしまう」

「すぐにカッとなって手をあげてしまう」

「自分の非を認めることができない」

 

のように、

非常識であり、社会人としては致命的な事実

は、自分からわざわざ述べる必要はありません。

このようなことを述べてしまうと

ただあなたの印象を下げてしまうだけであり、

 

「この学生を採用してしまうのは危険だ」

と、不採用判断の原因になってしまいかねません。

 

就活は、

自己アピール力にかかっていると言っても、過言ではありません。

 

知人や家族、

キャリアセンターや先輩など、頼れるものは全て活用し、

自分を客観的に見つめ直し、面接に備えておきましょう。

おわりに

効果的に自分の長所・短所を伝えよう

 

いかがだったでしょうか?

本記事を読んでくださっている就活生や大学生は

「エントリーシートの長所・短所って何を書けば良いんだ」

という方が多いと思いますが、人には必ず長所・短所はあります。

 

特に短所は

「これ言っても大丈夫かな?」

と思ってしまいがちですが、

企業は短所自体をみているのではなく、短所を自分でどう理解して、

それに対して自分がどう改善のためにアクションをしているかを見ています。

 

なのでしっかり自分の言葉で自分を伝えることを意識しましょう。

 

また就活のエントリーシートをきっかけに、

自分の長所・短所、また自分自身について知ることは

もちろん就活にも内定に近く一歩になりますが、

今後の人生をより幸せに生きるための良いきっかけにもなります。

 

なので、少し辛くてもしっかりやって、

納得感のある就活をしていきましょう。

 

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