エントリーシートの「ですます調」と「である調」の使い分けを3パターン別に紹介!

エントリーシートの「ですます調」と「である調」の使い分けを3パターン別に紹介!

2022年3月7日更新

はじめに

エントリーシートを書くときに、「ですます調」と「である調」のどちらを使えば良いか分からない!という方も多いと思います。

結論から言うと、エントリーシートでは「ですます調」と「である調」のどちらを使っても問題ありません。ただし、それぞれの文体においてメリットとデメリットがあるので、この記事ではパターン別にどちらを使うべきかについて、徹底解説します。

 

この記事を読めば、今後エントリーシートを書くときに文体で悩むことが無くなるので、業界研究や自己分析などのエントリーシートを作成するうえで最も重要な部分のみに注力することができます。

ぜひ最後まで読んで、エントリーシート作成の効率化につなげてみてください。

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1.エントリーシートは「ですます調」と「である調」のどちらがいいの?→基本的にはどちらでもOK!

エントリーシートは「ですます調」と「である調」のどちらで書いても問題はありません。エントリーシートで最も重要なのは、その内容であり、文体を重要視している企業は少ないからです。

ですので、エントリーシート作成において、企業側から特に指定がない場合は、自分の好きな文体を選んでおけば大丈夫です

 

どちらの文体かどうしても決めきれないという方は、「ですます調」にしておきましょう。どうしても「である調」は文末が断定的なので、尊大な印象を与え、面接官によっては快く思わない可能性もあるので、「ですます調」が無難です。

マイナビの調査で、就活生151人に「ですます調」と「である調」のどちらの文体の方が良いと思うかアンケートをとったところ、57.6%の就活生が「ですます調」が良いと回答しているので、このことからも「ですます調」の方が無難であると言えそうです。

 

ただし、「である調」または「どちらでもいい」と回答した就活生も半分近くいるので、必ずしも「である調」がダメというわけではありません。

 

まとめると、基本的にエントリーシートは「ですます調」でも「である調」でもかまいませんが、より無難にいきたい方は「ですます調」を選ぶようにしましょう。

2.「ですます調」と「である調」の違いは敬語の有無と語尾表現

そもそも「ですます調」と「である調」の違いについて、曖昧な方のために、これらの違いについておさらいしておきましょう。

結論から言うと、「ですます調」と「である調」の違いは、文章中に敬語を含むかどうかと語尾表現にあります。

 

その違いについて以下の表にまとめました。

文体敬語の有無語尾表現
ですます調有り~です。~ます。
である調無し~だ。~である。

 

「ですます調」は文章中に敬語を含み、文末が「~です。~ます。」で終わります。「である調」は文章中に敬語は含まず、文末を「~だ。~である。」で終わるという特徴があります。

 

具体例を挙げると以下の通りです。

<ですます調>

 

 「私が学生時代に力を入れたことは、ラグビーの部活です。

  ラグビー部で主将を務めた経験を活かして、入社後はリーダーシップを発揮して

  周囲を引っ張れる人材となり、貴社に貢献します。」

<である調>

 

 「私が学生時代に力を入れたことは、ラグビーの部活だ。

  ラグビー部で主将を務めた経験を活かして、入社後はリーダーシップを発揮して

  周囲を引っ張れる人材となり、貴社に貢献する。」

 

どちらの文体で書くときも、これらの点に注意して書くようにしましょう。

3.「ですます調」のメリット・デメリット

つぎに「ですます調」とメリットとデメリットについて解説します。

 

3-1.「ですます調」のメリット
まずメリットとしては、以下の3点が挙げられます。

 

・丁寧な印象を与えられる

・マイナスイメージを与える可能性が低い

・書きやすく、読みやすい

 

それぞれひとつずつ解説します。

 

3-1-1.丁寧な印象を与えられる
「ですます調」の一番のメリットは、読み手に丁寧な印象を与えられることです。理由としては、「ですます調」は文章中に敬語が入っており、相手を敬った文章となるからです。

具体的には、「である調」の場合、「私の学生時代に力を入れたことはラグビーの部活動だ」というように若干高圧的な印象になりがちですが、「ですます調」だと「私の学生時代に力を入れたことはラグビーの部活動です」となり、柔らかい印象となります。

 

相手に丁寧な印象を与えたい場合は、「ですます調」で書くことをおすすめします。

 

3-1-2.マイナスイメージを与える可能性が低い
「ですます調」はマイナスイメージを与えにくいことも大きなメリットのひとつです。理由としては、基本的に敬語ベースで文章が作成されており、敬語を使われて不快に感じる方は少ないからです。

 

とにかくマイナスイメージを与えるリスクを最小限にしたいと考える方は「ですます調」でエントリーシートを書くようにしましょう。

 

3-1-3.書きやすく、読みやすい
基本的に日本語の会話は「ですます調」で行われることがほとんどなので、書き手にとって書きやすく、読み手にとっても読みやすい文章になります。普段から使っている文法で書く方が、書きやすいのはある意味当然と言えますね。

 

 

3-2.「ですます調」のデメリット
つぎに「ですます調」のデメリットについて解説します。

 

具体的には以下の3点です。

 

・単調な文章になりやすい

・文章が長くなりやすい

・敬語表現が難しい

 

ひとつずつ解説します。

 

3-2-1.単調な文章になりやすい
「ですます調」は基本的に文末が「~です。」「~ます。」で終わるので、単調な文章になりやすいというデメリットがあります。

 

例として、以下の文章を見てみましょう。

 

 「学生時代に力を入れたことはゼミでの研究活動です。

  ゼミの研究活動を通して学んだことは周囲との連携の重要性です。

  この学びを活かして、入社後も周囲と円滑な連携を取って

  仕事を進める人材になりたいです。」

 

話し言葉だとこの文章は問題ないですが、書き言葉だと「~です。」が3回連続し、幼稚な印象を与えてしまいます

 

この対応として、「~です。」「~ます。」以外にも過去形などを適度に織り交ぜることで、なるべく同じ語尾が連続しないように心掛けましょう

 

例としては以下の通りです。

 

 「学生時代に力を入れたことはゼミでの研究活動です。

  ゼミの研究活動を通して周囲との連携の重要性を学びました。

  この学びを活かして、入社後も周囲と円滑な連携を取って

  仕事を進める人材になりたいと考えます。」

 

このように同じ語尾を連続させないことを意識すれば違和感の無い文章になるので、「ですます調」を書くときは注意してみてください。

 

3-2-2.文章が長くなりやすい
「ですます調」の方が、単純に「である調」よりも語尾の文字数が長かったり、敬語を使ったりするため、文章量が長くなりやすいです。

 

エントリーシートでは文字数制限があることも多いので、「ですます調」で書くときは、要点を絞ってなるべく無駄を絞った内容にすることを心掛けましょう。

 

3-2-3.敬語表現が難しい
「ですます調」は敬語を含む文体のため、誤った敬語を用いてしまって、悪印象を与えてしまう可能性があります。敬語なんて毎日使っているから難しくないのでは?疑問に思う方もいるかもしれませんが、意外と敬語を間違って使用している方も珍しくありません。

 

特に間違えやすいポイントは尊敬語と謙譲語です。本来、尊敬語は敬う相手に対して使い、謙譲語は地位の低い自分に対して使う言葉ですが、これらを混同しているパターンが多いです。

例えば、「言う」の尊敬語は「仰る」ですが、誤って謙譲語の「申し上げる」を相手に対して使ってしまうパターンなどです。

 

このように「ですます調」を使うときは正しい敬語が使えているか、しっかりと確認することが重要です。不安な方は、周囲の方に添削してもらうのも有効な手段ですので、ぜひ実施してみてください。

4.「である調」のメリット・デメリット

つぎに「である調」のメリット・デメリットについて解説します。

 

4-1.である調のメリット
メリットは次の2点です。

 

・たくさんかける

・自信のある印象になる

 

それぞれ解説していきます。

4-1-1.たくさんかける
「である調」は「ですます調」に比べて、語尾が短く、敬語表現もないので、文章が短くまとめやすいことが大きなメリットです。文字数制限があり、主張をうまく文字数内に収められない場合は「である調」を使うことを検討してみてください。

4-1-2.自信のある印象になる
「である調」の語尾は基本的に「~だ。」「~である。」など断定的なので、読み手に対して、自信のある印象を与えることができます。自分の強みや長所として、自信の大きさなどをアピールしたいときは「である調」の方が内容とマッチしていため、おすすめです。

 

4-2.「である調」のデメリット
「である調」のデメリットは、人によっては生意気であったり、尊大な印象を与えかねなかったりする点です。「である調」は断定的な口調のため、目上の方に対して書く文章として適切でないと考える面接官であれば、悪印象となる可能性もあります。

 

とにかく無難にいきたい方は、「ですます調」で書くことをおすすめします。

5.「ですます調」と「である調」の使い分け方を3パターン別に解説!

「ですます調」と「である調」のメリットとデメリットを踏まえ、パターン別にそれぞれの文体の使い分け方について解説します。

 

具体的には以下の3パターンです。

 

・企業から文体の指定があるとき

・どちらの文体にすれば良いか迷ったとき

・文字数制限内に主張を収められないとき

 

それぞれ解説していきます。

 

5-1.企業から文体の指定があるとき
エントリーシートの募集要項に、企業から「ですます調」か「である調」で指定がある場合は、素直にその指定通りに書きましょう。「である調」の指定があるのみ、下手に深読みして「ですます調」などで書く必要はありません。

 

5-2.どちらの文体にすれば良いか迷ったとき
どちらの文体にすれば良いか迷ったときは、とりあえず「ですます調」にしておくのが無難です。

「ですます調」の方が、企業の採用担当に悪印象を与えるリスクがより低いからです。

 

特にこだわりがなければ、「ですます調」で書いておけば安全ですので、参考にしてみてください。

 

5-3.文字数制限内に主張を収められないとき
エントリーシートで文字数制限があり、主張を制限文字数内にするのが難しいときは、「である調」を使うことを検討してみてください。「である調」の方が語尾の文字数も少なく、敬語も使わないので全体的にすっきりとした文章にすることができます

6.好印象なエントリーシートを書くためのポイント3選!

好印象なエントリーシートを書くためには、文体だけでなく、さまざまなポイントについて意識する必要があります。

そこで特に重要なポイントを3つに厳選して、まとめましたので、こちらも併せて確認してみてください。

 

具体的には以下の3点です。

 

・内容を疎かにしない

・文体を統一する

・書き言葉と話し言葉を混同しない

 

順番に解説していきます。

 

6-1.内容を疎かにしない
エントリーシートでは、より正確な文章を書くことも重要ですが、それよりも深い業界研究や自己分析を踏まえた内容の方がより重要ですより良い文章で書くことに越したことはありませんが、文体や敬語表現だけにとらわれず、なるべく内容を深堀することに時間を割くようにしましょう。

 

6-2.文体を統一する
エントリーシートでは「ですます調」と「である調」のどちらで書いても問題ありませんが、エントリーシートでこれら2つを混同しないようにしましょう。同じ文章内で文体を統一するのは日本語の文章作成における基本的なルールだからです。

 

例えば、「ですます調」と「である調」が混同したような文章は以下のようなものです。

 

「学生時代に力を入れたことはゼミでの研究活動です。

  ゼミの研究活動を通して周囲との連携の重要性を学んだ。

  この学びを活かして、入社後も周囲と円滑な連携を取って

  仕事を進める人材になりたいと考えます。」

 

このように異なる文体を混同すると、まとまりのない印象となるので、避けるようにしましょう。

 

6-3.話し言葉で書かない
エントリーシートを書く時は、話し言葉ではなく、書き言葉で正しく書くようにしましょう。話し言葉で文章を書いてしまうと、非常に幼稚な印象を与えてしまいます。

 

代表的な話し言葉としては、以下のものがあります。

 

・~になります。

・ら抜き

・い抜き

 

「~になります。」は話し言葉で良く出る表現で、全ての書き言葉でNGというわけではないですが、基本的に「~です。」に置き換えるようにしましょう。

 

ら抜きは「着れる」のように「着られる」の「ら」を抜いた表現であり、い抜きは「してる」のように、「している」の「い」を抜いた表現で、ともに稚拙な印象となってしまうので、エントリーシートを書く時は意識して、書かないようにしましょう

まとめ

エントリーシートを書くにあたって、「ですます調」と「である調」のどちらを使っても問題ありません

それぞれの文体にメリット・デメリットがあるので、必要に応じて使い分けをして、より好印象なエントリーシートを作成しましょう!

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