日本空港のES(エントリーシート)の対策法を徹底解説

2024年1月24日更新

はじめに

この記事では日本空港への就職を目指しているものの、エントリーシート(以下ES)のライティング方法がわからず不安を感じている方へ向けて、ESの書き方のポイントについて詳しく解説しています。

特に日本空港のESでのアピール方法から実際の回答例まで、詳しく紹介しています。

また、日本空港が求める人材の特徴や、選考時に吟味されるポイントについても詳しく解説しています。

日本空港の内定を目指す就活生は、ぜひ最後までご覧ください。

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日本空港の概要

日本航空ロゴ

出典

会社概要|日本空港ビルディング株式会社会社

 

初めに日本空港とはどんな企業なのかを簡単にご紹介します。

 

日本空港とは

 

1953年に設立された日本空港ビルデング株式会社は、東京国際空港(羽田空港)旅客ターミナルビルの建設や運営、管理を行う運営会社です。

日本で最も歴史の長い空港会社です。

また旅客ターミナルビルの保守管理や旅客サービス業務、ターミナル内の物販や飲食、店舗管理運営業務、警備業務など、空港に関わる多くの業務を担っています。

「公共性と企業性の調和」の理念のもと創業され、約70年にわたり長年のノウハウを活かしながら、民営ターミナルビル経営のパイオニアとして、航空業界の発展に尽力しています。

また、「羽田空港」を世界を代表する空港にするという大きなミッションも掲げています。さらに長期ビジョンである「To Be a World Best Airport」を実現するため、全社員が常に進化する姿勢を持ち、「オール羽田」で旅客ターミナルビルの機能向上に取り組んでいます。

空港利用者に安心して利用していただけるように、防災や防犯対策に限らず感染症対策やサイバーセキュリティーなどあらゆる面での安全対策を徹底的に行う「絶対安全の確立」を常に意識して取り組んでいます。

 

また、日本空港の企業詳細については以下の記事で概観しています。ぜひご覧ください!

【企業研究】日本航空の就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

日本空港の採用難易度

日本空港の採用難易度はかなり高く、採用倍率は25.7に及びます。

就職難易度は4.3/5で、入社難易度は60.0であるため比較的高い数値だと言えます。

また「入社が厳しい有名企業ランキング」では115位/200位となっています。

競合他社であるANAグループの就職は4.2/5、関西エアポートは3.3/5とこれらの数値を比較しても高く、難易度が高いといえます。東京大学や慶應大学、早稲田大学などの一流大学からの応募が多く、ライバル大学のレベルが高く、採用への道は険しいといえます。近年、コロナの影響で採用人数が減った日本空港ですが、徐々に回復を見込んで採用人数も増加傾向にあります。

それゆえ採用範囲が拡大している傾向にあるといえます。

日本空港の採用大学

日本航空 採用大学

日本空港の採用大学の実績は以下の通りです。最難関・難関大学以上の採用実績が多く、所謂学歴フィルターは存在していると考えられます。

 

<大学>
明治学院大学、近畿大学、麗澤大学、青山学院大学、大東文化大学、東海大学、国際武道大学、東京大学、慶應大学、早稲田大学
<短大・高専・専門学校>
千葉経済大学短期大学部、国際トラベル・ホテル・ブライダル専門学校フィンランド国立 ラップランド大学
米国カンザス州立大学

 

採用実績のある大学を見ると最低でもマーチレベル以上の大学が求められます。

最難関大学と呼ばれる偏差値の高い大学の出身者が比較的多く、選考難易度は高いといえます。

 

以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。

【徹底解説】学歴フィルターはどこから?実態(エピソード)と突破方法

 

参考ページ

マイナビ2024 日本空港サービス株式会社

日本空港が求める人材とは?

日本空港では、運航乗務員や客室乗務員、整備士、営業スタッフなど、あらゆるジャンルの仲間が連携してフライトを作り上げています。

そんな人材に求める項目は下記となります。

 

  • 感謝の心をもって謙虚に学べる人


世の中のあらゆることから謙虚に学び自己成長し、感謝の気持ちを常に持つ。

 

  • 果敢に挑戦して最後までやり遂げる人


失敗を恐れず常に新しいことに挑戦し、最後までやり遂げる人。

人に甘えるのではなく謙虚に頼れる人。

 

  • 自分なりのプロ意識をもてる人


自分の仕事に誇りと責任を持ち、地道に自分の能力や技術を高めていける人。

 

  • 採算意識をもつ人


日本空港が社会から必要とされ、永続的に発展する為に、強い採算意識を持つ人。

社会貢献を惜しみない人。

 

  • 多様な文化を尊重し適応できる人


世界の多様な文化へ積極的に触れ合い、異なる文化や価値観を尊重できる人。

多様性や人と違う部分を認め合える人。

 

  • 仲間と共に力を合わせて協力できる人


仲間と共に働き、仲間のために頑張り、手を取り合うことに誇りと喜びを感じられる人。お互い助け合い、支え合える人。

 

  • 常にお客さまに心を尽くせる人


全てのお客さまに、感謝の気持ちを誠心誠意形にしてお返しすることができる人。

 

以上の項目をまとめると、お客様に感謝の気持ちを持って真摯に向き合い、謙虚さと素直さを大切に挑戦しながら高いプロ意識を大切に仲間と力を合わせて社会に貢献できる人材を求めているといえます。

もちろん、これら全ての項目を網羅しなければいけないというわけではありませんが、誠実で前向きに努力ができる人材は採用に近づく傾向にあります。

 

参照ページ

JAL INFOTEC &

空港各社の採用方向性の違いは?

空港各社は、新卒採用において異なる「求める人材」を掲げています。

空港各社は下記の企業が該当します。

 

  • 日本空港テクノ株式会社
  • 羽田エアポートセキュリティー株式会社
  • 株式会社ビッグウイング
  • 羽田旅客サービス株式会社
  • 東京国際空港ターミナル株式会社
  • 東京エアポートレストラン株式会社
  • コスモ企業株式会社
  • 株式会社日本空港ロジテム
  • ジャパン・エアポート・グランドハンドリング株式会社
  • 株式会社羽田未来総合研究所
  • 株式会社羽田エアポートエンタープライズ
  • 国際協商株式会社

 

上記の企業において共通する点は何よりも「人に尽くしたい、人を喜ばせたいという気持ちが第一にある」ということです。

さらにどの企業も常にチームで動く仕事なので、コミュニケーション能力も必要不可欠です。

さらに、日本空港の選考フローでも求められる誠実さや素直さ、好奇心も求められます。

何に対しても素直で、何事にも親身に学び続けられる人が現場において必要とされる人材だといえます。

エントリーシートで企業がチェックしているポイント

日本航空 エントリーシート

ポイントの概要

 

エントリーシートでは、企業が応募者の能力や人柄が自社にマッチしているかを重点的にチェックし、採用するか否かを決定します。

企業は、応募者がどのような人物で、自社でどのように活躍してくれるのかを知りたがっています。

採用活動を通して企業にとって企業の社風や文化、業務内容にどうフィットするかを見極める必要があるからです。

また、応募者がその企業を志望する熱意や志望度、モチベーションがどれくらいなのかも判断しているポイントです。

熱意やモチベーションが高い人材は、より良いパフォーマンスを発揮し、企業に貢献する傾向があります。

さらに、最も重要である志望動機も併せて明確に伝えられるようにしておきましょう。

 

 

選考を通過しやすいESの書き方

 

ESは結論から書き始めると簡潔にまとめることができ、説得力が増すため印象に残りやすいです。

以下の順番を意識すると良いでしょう。

 

 

  • まず結論を提示する
  • 結論に至った理由を書く
  • 理由を強調するために具体例を用いる
  • 最後に再び結論を強調する

 

 

この手順で書くことで、テーマや伝えたいことに焦点を当てやすいため的確に伝わりやすく、かつ論理的な構成であるため読み手の理解が深まります。

また、文章能力や情報伝達能力、自己アピール力もみられるため簡潔な文章を心がけましょう。

以下の例文を参考にしてください。

 

結論:私が航空業界を志望する理由は2点あります。

理由:まず1点目は、新規路線の開拓を通じて、世界と日本の繋がりをより親密に身近な社会を目指しているからです。

具体例:近年、コロナウイルスの影響で数年間航空業界は厳しい状況下におかれていました。しかし回復に向かうにつれ、元のような活性化された環境が戻ってきたように感じます。海外からお越しになるお客様が増えて、より日本との接点や濃厚な交流が増えた社会となりました。グローバル化が加速している世の中だからこそ、その成長に加担して自分の成長にも繋げたいと考えています。

結び:志望動機と結びつくと考え航空業界を志望します。

理由:2点目は、日本空港の「顔」として搭乗するお客様に旅の始まりと終わりに終始笑顔で楽しんでいただけるサービスを提供したいと考えているからです。

具体例:学生時代に、2年間オーストラリアへ留学しておりました。その際に現地の人々に日本文化を伝えるボランティア活動を行っていました。その際、他国の文化や価値観、日本と違うさまざまな部分の理解を深めることができました。このときに最も大切にしていたことは、相手に寄り添ったコミュニケーションを心がけることでした。

結び:そのため、自身の成長し活躍できる環境があるという点から航空業界を志望します。

 

日本空港の価値観やカルチャーを文章に取り入れる

 

エントリーシートで大事なポイントの1つでもある「なぜこの会社を選んだのか」を明確にすると、通過率が上がるでしょう。

日本空港であれば、長期ビジョンである「羽田空港を世界No.1の空港へ」という意味の「To Be a World Best Airport」を実現するため、自分はどんな能力を発揮できるのか、どんな目標を持って達成できるのかなどを関連づけながら記載するとベストです。

自分の強みを活かし、自分のやりたいことや、将来像にマッチする形で文章を作成することが大切です。

数ある航空企業の中で、なぜ「日本空港」なのかを論理的に説明することが何より大切です。

その他、求める人材の詳細などを文章の中で取り上げると企業研究がしっかりしているという良い印象を与えることができます。

 

参照ページ

日本空港ビルディング株式会社公式サイト

 

エントリーシートの位置付け、及び対策方法

 

エントリーシートの位置づけに関しては、主に就活生の論理的思考力や文章力を試しているセクションと捉えるのが良いでしょう。

文章の内容が簡潔で読みやすいかどうかも評価の対象になっていますが、一番は文章の構造や文章の連なりに問題が見られないか、論理的思考を持っているかが最も重要視される部分です。

そのため、文章が論理展開に記載できているか、文章構造や文脈に間違いや不自然な点はないかの見直しをすることを推奨します。

また、設問別に企業が見ている点は以下のように分類されます。  

 

①志望動機系(見られている点:熱意や志望度、業界や企業の情報収集能力)

②過去の経験系(見られている点:コミュニケーション能力、協調性など一般的な資質)

③ 未来目標系(見られている点:未来志向、社会貢献性、自己分析力)

④価値観系(見られている点:自社とマッチするか、人間性や人柄)

⑤ その他(長所や活かせられる能力)

 

設問で見られている点を意識して、エントリーシートの記載をしていきましょう。

また、対策をする上で必要なエントリーシート対策については以下の記事で概観しています。ぜひご覧ください!

 

【例文あり】エントリーシート(ES)長所・短所の見つけ方一覧とポイント4選

ESで必ず聞かれる!?効果的な自己PRの書き方を解説!

過去のESの質問内容と記載例

日本空港の選考においてESで問われたことがある質問と記載例を紹介します。

 

⚫︎グランドスタッフのエントリーシート

志望動機

・航空業界を志望する理由をご記入ください。

 

【記載例】

 

わたしが貴社を志望する理由は日本を代表し、日本の顔といえる羽田空港において、お客様の旅の始まりと終わりをサポートすることで笑顔になって頂きたいと考えたからです。学生時代に、外国人観光客へ観光地案内を通して日本文化を伝えるボランティア活動を行っていました。その際、それぞれ出身国の文化や価値観への理解を深めることができ、相手に寄り添ったコミュニケーションの大切さを知りました。そして外国人観光客の方から、「あなたの説明はわかりやすくて面白い。もっと日本文化を学びたい」とご意見を頂き、私自身の些細な行動が他者の喜びへと貢献できることに、やりがいを感じました。この経験から、「日本空港の顔」として世界と日本、そしてお客様の心を繋ぐ貴社のビジョンに深く共感致しました。イレギュラー時には特に団結してお互いをサポートする姿が印象的なグランドスタッフは、保安員としての素早い判断力も必要であることを認識しております。私の強みである「コミュニケーション能力」を活かし、お客様の安全や大切な時間へ責任を持ち、笑顔を届けていきたいと強く思います。世界中の方に日本の素晴らしいおもてなしを届けることに情熱を注ぎ、日本空港の発展に貢献したいと考えています。

 

ポイント:最初に最も伝えたいことを述べて結論ファーストで展開している部分は評価できるポイントです。

また、過去の経験から未来へ論理的に説明し、なぜこの業界を志望するのか、入社後に取り組みたいことは何かが鮮明に記載されています。

 

自己PR

・自己PR(何かご自身でやり遂げた経験を具体的にご記入ください)

【記載例】

 

私の強みは、困難な状況でも落ち着いて仲間と意思疎通をし共に支え合えることができる「協調性」です。その強みを発揮した経験として、学生時代に所属していたボランティアサークルでの活動が挙げられます。ボランティア活動では、主に地域の子どもたちに外国の異文化を教える活動を行っていました。その活動を通して、どのように伝えれば子どもたちに異文化に興味を持ってもらえるか、楽しんでもらえるのかを仲間たちと何度もコミュニケーションを重ねながら決定していきました。チームとして最善を尽くすため、お互いの意見を尊重し合い、助け合いながら活動を進められたと思っています。この経験から皆で助け合いながら課題解決に努めたり、何かをやり遂げる大切さを学びました。また相手の悩みにも耳を傾け、皆で意見を出し合いながらその人にとって最善な解決策を

提案する大切さも実感しました。

航空業界でも、CAやグランドスタッフ、事務職などさまざまな業務を担うスタッフがいますが、それぞれの部門が協力し合い、お客様に最高の旅を提供するために日々努力しています。そのためには「協調性」が非常に重要となると考えており、貴社でも存分に発揮できると思っています。この強みを活かして、航空業界を通して社会に貢献していきたいと考えています。

 

ポイント:冒頭に結論を簡潔に述べてから自身の経験やエピソードを展開している点は評価できます。

また、時系列に順序だてて、端的に自身の気持ちや経験を表現している点は評価ポイントに該当するといえます。

 

ESでの自身の文章力や記載法に自信がない人は下記のような添削サービスを利用してみるのもひとつの方法です。ぜひ、参考にしてみてください。

ES添削は誰にしてもらう?完成度をアップさせる方法とは

【徹底解説】これが正しいESの書き方! 添削サービス大公開

まとめ

この記事では、日本空港の会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。

1953年に設立された日本空港ビルデング株式会社は、日本で最も歴史の長い空港会社です。

長期ビジョンである「To Be a World Best Airport」を掲げ、この精神に共感できる人材を求めています。

特に、日本空港では誠実さやプロ意識、向上心を持ち、協調性を持ってみんなでチームを築き上げることを重視しています。

また、社会の発展に寄与し、世界一の空港にしたいという強い意志を持つ人材が評価されます。

ESを書く際は、これらの企業理念や価値観に沿った内容を心掛けることが重要です。

この記事が、日本空港の内定に一歩近づくための参考になることを願っています。

 

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