【企業研究】三菱UFJ銀行の就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

【企業研究】三菱UFJ銀行の就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2024年8月15日更新

はじめに

三菱東京UFJ銀行は、日本を代表する3大メガバンクの1つです。グローバルで多岐にわたる事業展開が強みで就活生に特に人気の企業の1つだといえます。

 

今回は三菱UFJ銀行の企業研究を行うための対策や社風、求める人物像をご紹介していきます。

 

就活を行う際はぜひこの記事を参考にしてください。

 

また、金融・銀行以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください!

【業界研究ガイド】業界一覧

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事業内容

デジタルサービス事業本部

国内の個人・法人の非対面取引を中心とするお客さまを対象に、デジタルでの取引接点の拡大や利便性向上を通じたデジタル金融サービスを提供します。更に全社のデジタルトランスフォーメーションを推進し、ビジネス基盤を強靭化します。

 

法人・リテール事業本部

国内の個人や法人のお客さまを対象に、貸出、資金決済、資産運用や相続・不動産など幅広い金融サービスの提供、事業・資産承継といったソリューション提供などを通じて、多様なニーズにグループ一体でお応えしています。

 

グローバルCIB事業本部

グローバル大企業のお客さまを対象に、商業銀行機能と証券機能を中核にグループ一体で付加価値の高いソリューションを提供するコーポレート&インベストメント・バンキング(CIB)ビジネスを展開しています。

 

グローバルコマーシャルバンキング事業本部

出資先であるタイのクルンシィ(アユタヤ銀行)、インドネシアのバンクダナモンなどのパートナーバンクを通じて、東南アジアにて、現地の中小企業や個人のお客さま向けに金融サービスを提供しています。

 

受託財産事業本部

資産運用(AM)、資産管理(IS)、年金の各事業において、高度かつ専門的なノウハウを活用したコンサルティングや、運用力と商品開発力の向上に取り組み、国内外のお客さまの多様なニーズにお応えしています。

 

コーポレートバンキング事業本部

日系大企業のお客さまを対象に、貸出や資金決済、外国為替などのサービスや、M&Aや不動産関連ビジネスなどグループ各社の専門性を活かした総合的なソリューション提供を通じて、お客さまの企業価値向上に貢献しています。

 

市場事業本部

金利(債券)・為替・株式のセールス&トレーディング業務を中心とする顧客向けビジネスと、MUFGの資産・負債や各種リスクを総合的に運営管理するトレジャリー業務を主に担っています。

 

引用:三菱UFJフィナンシャルグループ公式サイト

新卒選考フロー

三菱UFJ銀行の選考は、下記の通りオーソドックスな選考フローとなっています。

 

面接では志望動機や学生時代に取り組んだことなどスタンダードな質問の他、人柄をチェックされる設問が多いのが特徴です。

 

選考対策として、自分の強みや経験をどんな風に三菱UFJ銀行で発揮するかを重視されます。

 

今後、キャリアを形成していく上で重要なポイントとなるため、明確にしておきましょう。

 

また採用スケジュールやフロー、面接回数は選考状況によって変動する場合があります。

 

選考を受ける前には必ず採用ホームページや選考経過時に確認するようにしましょう。

①ES(エントリーシート)

 

三菱UFJ銀行のESでは、主に下記のような内容が問われます。

 

①学生時代に力を入れて取り組んだこと

 

②取り組んだ内容について、具体的に行動したことを詳しく記載する(いつ、どこで、何を、どうしたのか、その結果や経験して得たことや学び等)

 

③三菱UFJ銀行の志望動機や理由

 

④金融業界の中でも銀行を志望した理由

 

②Webテスト

 

三菱UFJ銀行の選考フロー2つ目は、Webテストが行われ、その種類は、TG-WEBです。

 

約1時間半程度、自宅で受けることができます。

 

TG-WEBは他社であまり採用されてない形式であるため、メジャーなSPIと違って特徴的であり、難易度が高いとされています。

 

事前に参考書や対策本を使っての対策が必須です。

 

③一次面接

 

一次面接で聞かれる主な質問内容は以下の通りです。数回に渡る面接は全て学生1人:面接官1人で行われます。

 

・自己紹介や自己PR

 

・学生時代に挑戦したこと

 

・どんな幼少期を過ごしたか

 

・就職活動を始めた時期や期間

 

・就職活動の軸は何か

 

・質問就職活動の軸となった原体験

 

・金融機関の志望理由

 

・銀行の志望理由

 

・当社の志望理由

 

・大学・学部・学科を選んだ理由

 

・他社の選考状況

 

・逆質問

 

・犯罪歴はないか

 

・何か取得している資格はあるか

 

また志望動機に関して下記のように詳しく深掘りをされる場合もあります。

 

・金融業界への志望動機

 

・銀行への志望動機

 

・三菱UFJ銀行への志望動機

 

・三菱UFJ銀行で挑戦したいこと

 

・入社後に自分の強みをどのように活かしたいか

 

・三菱UFJ銀行が第一志望か

 

・他に希望している銀行はあるか

④二次面接

 

次の二次面接では、主に下記のような内容を問われます。

 

・幼少期はどのような子供だったか

 

・周りからどんな人だと言われるか

 

・自分の強みと弱み、その理由

 

・挫折経験はあるか、そのエピソードや経験談

 

・三菱UFJ銀行の志望動機と志望度

 

・学生時代に取り組んだこと

 

・なぜその活動に力を入れたか

 

・そのなかで困難だったことは何か

 

・その困難をどう乗り越えたか

 

・その活動からどのようなことを学び得たか

 

・学び得たことが他のどんな経験に活きたか

 

・人に対して怒った経験はあるか

 

・海外勤務に抵抗はないか

 

・就職活動の軸は何か

 

・金融機関の志望理由

 

・銀行の志望理由

 

・当社の志望理由

 

面接は基本的に和やかな雰囲気で進みますが、稀に圧迫気味の面接が行われることもあります。

 

また、選考回数が増えるにつれて過去の経験に対する深掘りが進み、小学校から大学までの過去の経験について問われることがあります。

 

これは銀行が「融資実行額」などの個人の実績が評価に紐づく業界であるため、学生が銀行員として働けるだけの体力・精神力を備えているかどうかを見極めるためだと考えられます。

 

圧迫面接では、どのような厳しい質問であっても常に笑顔でハキハキと、端的にロジカルに話し続けることを意識すると良いでしょう。

 

挫折経験に対する深掘りでは、ただ過去の挫折を述べるだけではなく、「その挫折をどのようにして乗り越えたのか」「その教訓を次に活かした経験はあるのか」といった質問に対しても答えられるように準備しておきましょう。

 

⑥最終面接

 

複数の面接をクリアし、最終面接で聞かれる質問内容は以下の通りです。

 

・どのように緊張をほぐすのか

 

・より深掘りをした志望動機や理由

 

・就職活動の軸は何か

 

・自分の強みと弱み、その理由

 

・友人から言われる自分の強みや弱み

 

・自分の強みと弱みが発揮された経験やエピソード

 

・これまでの人生で没頭した経験3つ

 

・考えているキャリアプランについて

 

・入社後にしたい仕事や業務について

 

・挫折経験についてのエピソード、そこから学び得たことは何か

 

・これからの銀行業界はどうなると思うか

 

・逆質問

 

更に、志望動機をより深掘りした質問が多くされます。

 

・金融業界への志望動機

 

・銀行への志望動機

 

・メガバンクへの志望動機

 

・三菱UFJ銀行への志望動機

 

・内定を獲得したら本当に入社するか、他社の選考を辞退できるかどうか

 

・厳しい銀行業界でやっていける覚悟はあるか

 

最終面接は、入社の意思確認の意味合いが強く、より深掘りをして問われることが多いです。


質問内容も、「入社の意思があるか」「銀行員として働く覚悟はあるか」といった設問を繰り返し問われます。

 

最終面接では、他の業界・企業よりも三菱UFJ銀行に入社したいという強い意思を示すようにしましょう。

 

最終面接を突破して内々定が決定します。

社風

三菱UFJ銀行は役職や立場に関係なく、社員同士が切磋琢磨し助け合える風土が根付いています。

 

業務で行き詰ったときに、助け合える社風であり、また三菱UFJ銀行では若手社員の挑戦を歓迎する風潮もあります。

 

困ったときは上司や先輩社員に相談できる環境があるため、自信をもって思い切ったチャレンジができます。

 

一見、厳しそうに見られがちな金融業界ですが風通しが良く社員同士力を合わせて切磋琢磨できる環境が整っています。

 

休暇の取得については、社全体で取るように促されています。

 

また、年齢問わず有給の取りやすい雰囲気で、ワークライフバランスについて常日頃から推奨している社風です。

求める人材

①信頼・信用

 

社会的責任の重さを一人ひとりが十分認識し、常に公明正大かつ誠実な姿勢で臨み、長期的な視点でお客さまと社会の健全な成長に繋がる行動をとる。

 

②プロフェッショナリズムとチームワーク

 

プロとしての自覚と責任を持ち、多様な社員が互いに尊重・切磋琢磨しながら、地域・業態を超えたチームワークで、お客さまの期待を超えるために常にグループとしてベストを尽くす。

③成長と挑戦

 

世界的な視野で時代の先を見据え、変化を自らの成長の機会と捉え、現場重視でスピードと柔軟性を持つ活力溢れる職場作りに全員で取り組み、新たな領域へ挑戦する。

 

つまり、「高い人間力とスキル・専門性を有するプロフェッショナルとして、変化を先取りし、変革に挑戦することを通じ、中長期的に高い成果・貢献を実現できる人材」だと言えます。

 

一人ひとりが将来の「金融のプロとしての自分」を思い描いて、その姿に向かって「成長」と「挑戦」を続けられる人であるかが重視されます。

 

プロ意識高くて柔軟に仕事に取り組める人材を求めています。

 

また、中長期的な貢献も求められることから三菱UFJ銀行でのキャリアをしっかり考えられている、ということが選考では重要視されます。

 

引用:三菱UFJ銀行公式サイト

就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

競争が激しい金融・銀行企業の中での 三菱UFJ銀行の立ち位置を他社と比較しながらご紹介します。

 

売上高や就職偏差値・難易度を参照し、 三菱UFJ銀行も日本を代表するトップクラスの企業だということがわかります。

 

就職偏差値・難易度については、以下の記事も参考にしてみてください。

【24卒・25卒最新版】文系・理系・公務員別就職偏差値・難易度ランキング

会社名売上高平均年収就職偏差値・難易度社風
三菱UFJ銀行6兆75億円771万円64社員同士が助け合える社風
三井住友銀行3兆6871億円827万円63個人を尊重した自由な社風
みずほ銀行3兆963億円769万円62目標達成のための努力を惜しまない社風
りそな銀行8447億円500万円66独自の手法で業界の常識を覆す社風

 

採用大学

三菱UFJ銀行は、全国の国公立大学や有名私立大学だけではなく、中堅大学などを含めた幅広い大学から採用していることがわかります。

そのため三菱UFJ銀行には明確な学歴フィルターはないと言えるでしょう。

特に早慶をはじめとする有名私立大学や、一橋大学などの難関国立大学から多く採用されています。

 

一橋大学、東京大学、大阪大学、京都大学、名古屋大学、神戸大学、九州大学、東京工業大学、東北大学、北海道大学、宮崎公立大学、国際教養大学、千葉大学、岡山大学、筑波大学、大阪市立大学、大阪府立大学、東京外国語大学、東京都立大学、三重大学、長崎大学、鳥取大学、奈良女子大学、名古屋市立大学、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、同志社大学、関西学院大学、明治大学、立命館大学、青山学院大学、立教大学、南山大学、関西大学、成蹊大学、中央大学、学習院大学、法政大学、明治学院大学、成城大学、東京理科大学、國學院大學、専修大学、東海大学、近畿大学、京都産業大学、日本大学、龍谷大学、日本女子大学、白百合女子大学、東京女子大学、京都女子大学、共立女子大学、昭和女子大学、同志社女子大学、大妻女子大学、フェリス女学院大学

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就活生にとって、エントリーシートは第一関門ともいえるものです。

今回は、選考を通過したエントリーシートを20社分用意しました。

各エントリーシートにはポイント付きで解説しています。

この機会にぜひチェックしてください。
選考通過ES

まとめ

就活生からの人気が高い大手メガバンクの三菱UFJ銀行だからこそ、企業の情報や求める人物像を把握することは周りと差をつけるためにも非常に大切なポイントです。

 

面接では何度も志望理由やガクチカを深掘りされるため企業研究や自己分析を徹底的に行い、準備を整えた上で就活に励んでみてください。

 

ぜひ、この記事を参考にしてくださいね。

 

日本を代表するメガバンクである「三菱UFJ銀行」の企業研究を解説。面接やES時に参考になる事業内容や業界での立ち位置などを紹介します。ぜひ企業の特徴を理解して就活に役立ててください。

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