【自己分析】「自分史」とは?やり方や項目について解説!

【自己分析】「自分史」とは?やり方や項目について解説!

2020年4月29日更新

はじめに:自分史とは?

みなさんは、自分史というものを書いたことがありますか?

 

書いたことがないという人も、

自分史の一つである「モチベーショングラフ」については

知っているのではないでしょうか。

 

また、中には

自分史を書いてください。

と、書類選考で求められたことのある方も

多いかもしれませんね。

 

 

そもそも自分史とは、いわば自己分析の一環

 

今までの自分の過去を振り返りまとめたもののことで、

一般的には、幼少期から現在までの出来事を振り返ることが多いようです。

 

過去のエピソードを網羅的に把握できるため、

時系列に沿った精度の高い自己分析が可能になり、

これまでの人生における転機はいつだったのか、改めて気づくことができます。

 

このように、

就活において非常に重要な役割を持っている自分史。

 

本記事では、

・自分史作成のメリット

・自分史で企業が見ているポイント

・自分史作成の方法

について解説していきます。

早速見ていきましょう。

 

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1.自分史作成の3つのメリット

就活生が自分史を作成することは、

大きな意味があります。

 

大きく分けて3つ、

・自分の大事にしている価値観が見えてくる

・課題にぶつかった時の行動パターンがわかる

・面接官に自信を持って、自分をアピールできる

これらがあるとされます。

 

 

1-1.自分の大事にしている価値観が見えてくる

 

自分史とは、先述の通り

自分の過去についてまとめたもの。

 

具体的な方法については後ほど詳しく触れますが、

幼少期から大学時代までに起こったエピソードを全て洗い出す作業です。

 

人は誰でも、付き合う人や周囲の環境によって

価値観や考え方が、少しずつ変わっていきます。

 

「昔、こういう人は嫌いだったけど、今はそうでもなくなった。」

「昔この食べ物が好きだったけど、今はあまり好きではなくなった。」

 

などといったことです。

こうした価値観の変化は、生きている限り当然のことなのですが、

中には “昔からずっと変わらない” ものも確かに存在します。

 

それが、「自分の中で、ずっと大切にしている価値観」に当たります。

 

 

例を挙げて考えてみましょう。

 

例えば、Aさんという人は、家の裏に公園がある自然豊かな環境で育ったとします。

幼少期から、身の回りに自然があることが当たり前であったAさん。

 

大学進学を機に上京し、

Aさんは日に日に自然と触れ合う機会が少なくなってきましたが、

 

それでもふと、疲れた時に”なぜか”無性に公園に行きたくなったり、

ゲームやカラオケといったインドアな過ごし方よりも、

キャンプやバーベキューなど自然を感じられるアウトドアが好きだったり。

 

Aさんが、こうした「自然の中に身を置くこと」をもはや無意識のレベルで好んでいるのは、

幼少期から「自然と触れることの楽しさ」を知っていたからであり、

Aさんは「自然への思い」を “ずっと変わらない価値観” として抱いていることになりますね。

 

このように、

幼少期の環境と今の自分を照らし合わせてみることで、

自分が今抱いている価値観は、自分の人生のどこに根を下ろしているのか

改めて理解することができます。

 

 

1-2.課題にぶつかった時の行動パターンがわかる

 

人生山あり谷ありというように、

これまでの人生が順風満帆であった人は、そうなかなかいません。

 

皆、何かしらの壁にぶつかり、それを自分なりの方法で乗り越えてきたからこそ、今があるのです。

 

 

自分が苦しかった時、しんどかった時の原体験を思い出す作業は

なかなか難しく感じるかもしれません。

 

ですが、就活を機に「自分史」という形で改めて書き出してみると、

自分がその時どのように感じ、何を課題として捉え、どのような方法で解決に至ったのか

について、客観的に理解できるはずです。

 

例えば、Bさんという人は

「留学中、全然コミュニケーションが取れないという課題にぶつかっていた」

とします。

 

その対処法として、

 

・毎日の会話の中で、わからなかった単語を書き出し毎日意味を調べる

・たとえ仲の良い友達がなかなか出来なくても、イベントに参加してみる

 

などを粘り強く繰り返していた結果、

Bさんは次第にコミュニケーションが楽になっていった、

としましょう。

 

また、Bさんは思い返してみると、大学受験の時の勉強も、

毎日コツコツ粘り強く取り組むことにより、第一希望に受かっていたとしたら。

 

Bさんが課題にぶつかった時の行動パターンは

「粘り強く、泥臭く継続して努力する」

であると言えますね。

 

 

このように、過去苦しかった時のエピソードと、

当時どのようにして乗り越えたか」について見ていくことで、

自分の行動パターンがわかってきます。

 

実体験に基づいているので、

自己PRの材料として非常に有効でしょう。

 

ESで必ず聞かれる!?効果的な自己PRの書き方を解説!

 

 

1-3.面接官に自信を持って、自分をアピールできる

 

このように、

時系列に沿ってエピソードを深掘りしていくことで、

自分のこれまでの人生、また自分という人間について

納得感を持って理解できるようになります。

 

 

これまで

 

「なぜ自分は〇〇がこんなに気になるんだろう」

「なぜ自分は人と違う価値観を持っているのか」

 

などと、よく理解できずにいた部分も理解できるようになり、

自分という人間について、より客観的に捉えられるようになります。

 

つまり、過去を改めて振り返り、言語化することで、

今まで自分でも気がついていなかった自分自身のことが、

見えてくるかもしれません。

 

 

そして、

 

・自分が大切にしている価値観

・課題にぶつかった時の乗り越え方

 

について真に理解することは、

自分への納得感、ひいては人生への自信につながりますね。

 

 

このように、自分史を作成することで

自己分析を深めることができるのです。

 

さらには、深めた自己分析を整理し落とし込むことにより、

他者へより分かりやすく自分について伝えられるようになるはず。

 

過去の経験に裏付けされた言葉は、

そうでないものよりも説得力があるというものです。

 

面接官にも、自信を持ってアピール出来るようになるはずです。

 

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2.自分史で企業が見ているポイント

また余談ですが、

企業によっては選考過程で簡単な自分史や、

それに似たモチベーショングラフの提出を求められることもあります。

 

提出の意図は、作成の目的と似ており、

・学生の価値観や人柄を知りたい

・学生の過去の経験について知りたい

・企業とマッチングを図るための材料としたい

これらがあるとされています。

 

それぐらい、企業にとっては大切な判断材料であると言えるでしょう。

 

 

ただし、自分史を作成すること自体を目的とするのではなく、

何のために作成するのか頭に入れておくことも大切です。

 

モチベーショングラフについて、書き方など詳しいことはこちらの記事内で紹介しています。

 

自己分析を馬鹿にしていた人の話。

3.自分史作成の3つの手順

では、自分史はどのように書き進めれば良いのでしょうか?

 

注意点として気をつけたいのは、

架空のことを書いたり、意図的に出来事をなかったことにすること。

 

選考過程で、自分を必要以上に良く見せる必要はありませんし、

仮に面接で突っ込まれ、ボロが出てしまい結果後悔するのは自分です。

 

このようなことは絶対にやめましょう。

 

確かに、過去を振り返ることは、あまり気の進まない作業かもしれません。

中には、恥ずかしかったり、

思い出すのが億劫な出来事もあるかもしれません。

 

しかしそこに、自己分析のヒントが眠っていることもあるのです。

もちろん無理をする必要はありませんが、これを機に素直な自分と向き合ってみませんか?

 

自分史の流れ、

1.エピソードを時系列順に書き出す

2.表やグラフにまとめる

3.出来事の共通点や相違点をまとめる

これらについて、詳しく見ていきましょう。

 

 

3-1.エピソードを時系列順に書き出す

 

まずは、過去の出来事・エピソードを

時期ごとに、項目を分けて書き出してみる方法です。

 

時期としては、幼少期、小学校、中学校、高校、大学と分けます。

 

書き出す項目は自由ですが、以下に例を示すので、参考にしてください。

 

この時点では、

思いつく限りたくさん書き出し、エピソードを漏れのないように把握する

ことが目的ですので、

重複したり、複数になったりしても問題ありません。

 

 

・印象に残っていること

・時間を使ったこと

・頑張ったこと

・楽しかったこと

・辛かったこと

・どんな友達と仲が良かったか

・自分から率先して行ったこと

・どんな教科・講義に力を入れたか

・何か大きな失敗をした出来事があるか

・海外へ行くなどの一大イベントはあったか

etc.

 

以上挙げたような項目を、それぞれの時期ごとに書き出してみましょう。

 

ノートなどに書き出しているうち、

芋づる式に記憶が蘇ってくることもあので、

項目ごとに大きくスペースを取っておくと便利です。

 

たとえば、

幼少期と大学とでは思考も大きく変化していると思われるため、

時期ごとに異なった項目を用意しても良いでしょう。

 

ここで、細かく書き出せば出すほど、自分史の精度は高くなります

 

 

 

3-2.表やグラフなど、分かりやすい形でまとめる

 

上で書き出したことを、表やグラフなど分かりやすい形に整理すると、

あとで考察がしやすくなります。

 

時期ごとの比較が一目でできるため、非常に効率的です。

以下の表は簡単な例ですので、自分なりに工夫して作成してみてください。

 

幼少期小学校中学校高校大学
楽しかったこと
つらかったこと
頑張ったこと
大きな失敗

  

 

 

3-3.それぞれの項目において出来事の共通点や項目間での相違点をまとめる 

 

先ほど整理したことを、さらに共通点や項目間での相違点をまとめ、

深堀りしていきましょう。

 

この作業により、冒頭で挙げた

「自分が大切にしている価値観や、課題にぶつかった時の行動パターン」

が明確になります。

 

 

共通点でまとめると、

自分がある環境下では

どのように反応したり、行動したりするのかといったことが見えてきます。

 

さらに、それぞれの出来事について

「なぜそう考えたのか」

「なぜその行動をとったのか」

「何が変化したか」

など掘り下げて考えていくと、

自分の大事にしている価値観が見えてくるでしょう。

 

また、項目間の相違点や、時期によって変化したことをまとめることで、

ある一面からだけではなく、多面的に自分を見つめることができます。

 

たとえば、

小学校の時は人見知りだったためよく1人で遊んでいたが、

大学では社交的になり友達が大勢できた、という変化があったとします。

 

環境の影響もあるでしょうが、

それ以上に自分の考え方の変化やいずれかの経験によって変化した、とも

考えられますよね。

 

このようにして、自分の価値観や行動・思考パターンを分析していくと

思いもかけない発見があるかもしれませんよ。

 

自己分析って結局何をすればいいの?3つのやり方まとめ!

 

 

3-4.家族や知人にも見てもらう

 

 

ちょっと恥ずかしく、勇気がいることかもしれませんが、

もし可能なのであれば、ぜひ自分をよく知る友人知人・家族にも見てもらいましょう。

 

自分だけでエピソードを洗い出そうとすると、

どうしても偏ったエピソードになりがち。

 

特に、親は自分のことを幼少期から知っている貴重な存在であり、

幼少期の様子や、些細な変化についても鮮明に覚えてくれていたりします。

 

可能であれば、

ぜひこの機会に聞いてみましょう。

 

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4.ESで自分史の提出を求められたら?

書類選考においては、

履歴書と同様にES(エントリーシート)の提出を求められることが非常に多いです。

 

その内容として、自分史を問われることもしばしばあります。

 

その場合、文字制限もあるため、

自分史すべてを書くわけにはいきませんよね。

 

このような時は、問われていることをしっかりと理解したうえで、自分のアピールしたい価値観に沿って記載することが大切です。

 

企業が見ているのは、主に

 

・学生の過去の経験

・それに基づいた能力や人柄

・仕事への適正があるか

 

といった面です。

 

これに沿って、アピールすることが効果的であると言えるでしょう。

 

大枠としては、アピールしたい軸を決め、

それを裏付ける経験(自分史)をそろえて記載します。

 

自分の人柄や能力を自分史を通じて示し、なおかつ、

その企業や職種への適正もアピールする必要があるのです。

 

過去の経験をたくさん書き出して作成した自分史ですから、

様々な面があるはずです。

 

その中から適切な経験を抽出して、記載しましょう。

 

さらにアピールしたい場合は、ESで取り上げた経験について、

その行動をした理由や、その過程で心がけたことなども示すと

より効果的です。

 

就活生のための「ES添削大全」

【エントリーシート】長所・短所の書き方を徹底解説

5.自分史の例

ここまで、自分史のやり方について解説してきましたが、

いかがでしょうか?

 

「やり方は分かったけれど、例えばどんな風に書いて良いのかわからない、、」

 

そんな方のために、

例を挙げて見ていきます。

 

例文:「留学を機に語学を猛勉強、TOEICスコアが250点も上がった」

 

先ほど、語学の例を見ましたので、

続けて見ていきましょう。

 

「幼い頃から好奇心旺盛な性格で、何か自分の知らないことについて学んだり、知ることが好きでした。

中学で英語というツールを身につけてからは、英語を皮切りに、どんどんと海外にのめり込むように。学校の英語コンテストでも優勝し、学部は語学系に進みました。

それまで、「自分は結構語学が出来る方だ」と思い込んでいたのですが、留学先で、自分が全然話せず、コミュニケーションが取れないことに愕然としました。英語系の学部なのに、ろくに話せないのが本当に悔しくて、帰国後も英語漬けの環境を維持できるよう努力しました。

常に英語の洋楽やBBCなどのポッドキャストを聞き流し、どんなに忙しくてもスカイプ英会話で毎日英語を30分間話す、というのを、粘り強く半年間継続した結果、

TOEICのスコアが留学前と比べて、250点も上がっており、ネイティブと話すことに全くストレスを感じなくなっていました。

将来も、このような「時間はかかっても、コツコツと努力することで目標を達成する」を意識し、様々な課題に取り組んでいきたいです。」

 

どうでしょうか?

ちょっと冗長的な印象もありますが、

逆境をバネに、根気強く努力できる人材である

ということがアピール出来ますよね。

 

文章に落とし込む際には、モチベーショングラフを意識し

 

・これまでの人生で一番凹んだことや悔しかったこと

・今の自分の原点になっていると思うこと

 

を考えながら書いていきましょう。

 

文章にメリハリが出て、

読んでいる方も飽きずに、最後まで読んでくれるはずです。

6.自分史に行き詰まった時の対処法

 自分史を作成するうえで、過去の出来事を振り返っていると、どうしても途中で行き詰まったり、落ち込んだりしてしまうこともあります。

そんな時の対処法を解説します。

 

6-1.家族や、自分を知る周りの人に話を聞いてみる

 

幼稚園や、小学校の頃のこと。

いくら自分で思い出そうと頑張っても、

忘れてしまっていることももちろんあります。

 

そんな時は、他者の力も借りましょう。

 

自分をよく知る家族や友人に話を聞いてみることで、

忘れていた出来事も思い出せるかもしれません。

 

また、他者の力を借りることで、

自分がそれぞれの出来事に対しどのように取り組んでいたのかを、

客観的に知ることができます。

 

例えば、自分では「普通」だと思っていることでも、

他の人からすれば「なかなか真似できない素晴らしいこと」と

思われている可能性もありますよね。

その逆も然りです。

 

自己分析が独りよがりの結果にならないためにも、

他者の力を借りることは有効であると言えるでしょう。

 

 

6-2.ツイッターなど、自分の昔のSNSをみてみる

 

ツイッターやフェイスブックなど、SNSのアカウントを持っている人は多いはず。

そんな人は、自分のSNSをさかのぼってみるのも1つの手です。

 

SNSには、その時感じた感情を発信している可能性が高いので、

当時の記憶がありありと蘇ってくるかもしれません。

 

「過去の投稿は、もう消してしまった」

という人も多いかもしれませんが、思い切ってぜひ確認してみましょう。

まとめ

自分史を作成するのは、非常に時間と手間かかることかもしれません。

しかし、就活において、

分の過去の経験を振り返る作業は必要不可欠です。

 

自分史を作成し、自分自身を細部まで理解することで、

相手に分かりやすく伝えられるようになります。

 

誰ひとりとして、全く同じ過去を持っている人はいません。

自分らしさを存分にアピールして、納得のいく就活をしましょう!

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上京就活ch編集部

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