【企業分析】日本NCRの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

【企業分析】日本NCRの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2024/7/23更新

はじめに

日本NCR株式会社は東京都中央区に本社を置く、ソフトウェア業界に属する企業です。

日本NCR株式会社は現在、2023年4月20日に設立した日本NCRコマース株式会社に全事業を譲渡しており、通信システム、情報処理システム、ソフトウェア等の製造、販売およびこれらに関連するサービスの提供を主な事業内容としています。

今回はそんな日本NCR株式会社の企業研究を行うための基礎知識や社風、選考対策などをご紹介していきます。

この記事では日本NCR株式会社への就職に興味がある以下のような就活生を対象に、企業分析を行っています。

ぜひ最後までご覧ください。

対象
  • 日本NCRの仕事内容が気になる
  • 日本NCRの就職難易度を知りたい
  • 日本NCRの選考対策として何をすれば良いかわからない

また、ソフトウェア以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください。

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この記事の結論

先にこの記事の結論からお伝えすると、日本NCRの就職難易度は、平均的な難易度であると考えられます。

以下の参照記事で詳しく解説している就職偏差値を参考にすると、標準難易度といえるでしょう。

また、採用大学もさまざまな偏差値帯や、高等専門学校など多様な学生層からの採用実績があるので、選考対策をしっかり行えば内定を獲得できる可能性は十分にあります。

また職種としては、ソリューションセールス(コンサルティング営業)とソリューションエンジニア(SE)となっており、主な業務内容は、あらゆる業種・業態のお客様に対して、経営課題解決に向けたコンサルティングを行い、解決策を提案することになります。

ソリューションエンジニア(SE)の主な業務内容は、ソリューションセールスと連携して、プログラミングの業務からソリューション・セールスも担当。

次の章から各内容や、その他就活に役立つ情報を紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

日本NCR株式会社について

日本NCR株式会社とは

出典元:innovations|NCR Japan – 日本NCR株式会社

会社概要

NCR Corporationはアメリカで誕生して創業135年以上になり、世界的なテクノロジーリーダーとして活躍しています。

NCRの生み出すテクノロジーは人々の生活の身近なところに関わっており、代表的なものとしては「セルフレジ」が挙げられ、この「セルフレジ」を日本で最初に紹介したのが日本NCRコマースです。

現在は大手スーパーマーケットをはじめ専門店や百貨店などでNCRのセルフレジが導入されています。

また、お客様からのさまざまな問い合わせに対応する「コンタクトセンター」等のソリューションを提供したり、金融機関において小切手や手形等の事務処理業務を効率化する「高速イメージスキャナー」を提供。

近年、多様化や複雑化を続ける小売業や金融業のシステムに対し、ハードウェアの導入だけでなく、複雑化したシステムを簡単にし顧客体験の向上をサポートしているのです。

テクノロジー企業として「デジタルファースト」をモットーに、デジタルだけでなく顧客に対してトータルでのオペレーションをサポート。

業務を合理化し、差別化を図り、競争力を高め、日々変化し続ける 世界で勝ち続けるようにあらゆる支援を提供しています。

 

日本NCRで働いている社員は?

平均勤続年数は?

日本NCRの平均勤続年数は、残念ながらインターネット上の情報だけでは分かりませんでした。

情報通信業の平均勤続年数は12.9年でした。

あくまでも参考程度にしておいてください。

平均年収は?

日本NCRの平均年収は、708万円でした。

全国平均の年収が458万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

また、同じ「ソフトウェア業界」の平均年収は男性が478万円、女性が393万円となっており、男女平均は436万円でした。

平均残業時間は?

日本NCRの従業員の平均残業時間は、1ヵ月あたり37.5時間でした。

同じIT業界で働く従業員の平均残業時間は23.2時間のため、業界内では平均よりも多い残業時間といえます。

平均ボーナス額は?

日本NCRの従業員の平均ボーナス額は、516万円でした。

同じIT・通信業界の平均ボーナス額は186万円のため、業界内では平均よりも多いボーナス額といえます。

また、日本NCRは年に8月と2月の合計2回ボーナスが支給されます。

どんな文化なの?

日本NCRは、その独自の社風『私達は、ITを通して新しい「価値」や「仕組み」を創造し、社会のニーズに応えられる企業として貢献します。』を掲げています。

風通しがよく、個人の裁量権が大きい環境が整っているので、自分自身が主体となって仕事を進めたい人には向いているでしょう。

実力主義をベースにしながらもチームワークを両立しており、チームで更に良い結果を出すことが可能です。

 

就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

ソフトウェア業界の中での日本NCRの立ち位置

競争が激しいソフトウェア業界の中での日本NCRの立ち位置をご紹介します。

売上高を参照し他社と比較してみても、日本NCRはトップクラスの企業だということがわかります。

理由として以下の要因があると考えています。

日本NCRの強み
  • 日本で初めてセルフレジを導入した、POSのリーディングカンパニーである
  • 135年以上の歴史があり、ソフトウェアに関するノウハウと大手顧客を持つ
  • 金融・流通業界に精通している

以上の要素により日本NCRはソフトウェア業界の中でもトップクラスの売上高を生み出していると考えられます。

参考までに競合4社の情報もまとめてみたので、ご紹介します。

会社名売上高平均年収就職偏差値・難易度社風
日本NCR303億3400万円708万円59変化して進化する社風
ジャストシステム2793億7400万円1309万円68「あたりまえ」を追求する社風
ソースネクスト7923億6800万円751万円62顧客ファーストな社風
フリー7530億円716万円60挑戦心を歓迎する社風

日本NCRの新卒募集要項について

現在日本NCRでは、日本NCRビジネスソリューション株式会社のみ新卒募集を行っていますので、以下に日本NCRの新卒募集要項についてまとめました。

研修制度も新人に対するオンボーディングは勿論のこと、年次毎や役職毎に設けられたカリキュラムがあり、かなり充実していると言えます。

転勤については記載がありませんでしたが、職種によっては国内での転勤の可能性もあるので、気になる方は面接や説明会などの際に確認をしましょう。

各項目詳細
職種ソリューションセールス(コンサルティング営業)
業務内容:あらゆる業種・業態のお客様に対して、経営課題解決に向けたコンサルティングを行い、解決策を提案する。

ソリューションエンジニア(SE)
業務内容:ソリューションセールスと連携して、プログラミングの業務からソリューション・セールスも担当。
給与(2025年度予定)大学卒:242,000円
大学院了:247,000円
備考:通勤手当(全額支給)、営業手当、職務特別手当等別途支給
賞与年2回(8月、2月)
研修制度新入社員外部研修(4月~5月)、OJT研修(6月~12月)、職種別外部研修、オリエンテーション、LinkedIn learning(650以上のコースプログラム)、NCRユニバーシティ(e-ラーニングプラットフォーム)
福利厚生各種保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)、産前・産後休暇、育児休暇、介護休暇、その他

 

求める人材

日本NCRビジネスソリューション株式会社が求める人材

日本NCRビジネスソリューション株式会社では、求める人材として下記のものを公表しています。

グループ会社の1つであるため、他のグループ会社でも共通になっている可能性が高いです。

  1. プロフェッショナルとして市場価値を築ける人
    プロフェッショナルになりたいと向上心を高く持ち、その目標に向かって自らのキャリアを向上させようと努力できる人
  2. フレキシビリティ(柔軟性)がある人
    組織の中で変化や特異なものを受け止められる広い視野と柔軟な思考を持っている人
  3. 自己管理能力のある人
  4. 論理的思考能力のある人

 

以上の4つは日本NCRビジネスソリューション株式会社の採用メッセージである「未来を拓く あなたと働きたい」につながっていきます。

エントリーシートや面接中にこれらの意識を持っている人材かどうかを見られるので、ぜひ意識して選考に臨むといいでしょう。

 

新卒採用のフロー

日本NCRの選考は、下記の通りの選考フローとなっています。

面接では志望動機などのスタンダードな質問の他、人柄をチェックする質問も多いのが特徴です。

選考対策として、入社意欲や将来のプランが明確であるかどうかが重視されます。

今後のキャリアを形成していく上で必須事項なので、明確にしておきましょう。

①新卒エントリー

日本NCRの公式サイトの新卒エントリーボタンよりリクナビにアクセスし、必要事項を入力し登録を行います。

エントリーシートでは志望動機や自己PR、長所と短所などの一般的な質問について回答し、Web上で入力し送信して終了です。

②会社説明会、適性テスト、エントリーシート

日本NCRのイメージを具体的に理解するための会社説明会です。

会社説明会では、会社概要や仕事の内容、教育制度等について説明があります。

適性テストはWEB形式で、一般的なSPIから出題されるようです。

口コミで確認できた科目は、言語・非言語・性格検査です。

また、同じタイミングでエントリーシートを記入します。

質問事項
  • ガクチカ
  • 志望動機
  • 学業、ゼミ、研究室で取り組んできたこと
  • 強み・弱み
  • なぜ日本NCRなのか

といったように、基本的なことを聞かれるようです。

以下に参考になる記事を紹介します。

自分史の書き方は下記に記載した関連ページを確認してください。

 

適性テストに関しては、以下のページもぜひ参考にしてください!

 

③一次面接

一次面接は、面接官複数名との個別面接を行います。

面接では自己紹介や志望理由、ソフトウェア業界を選んだ理由などが聞かれますので、自分の答えを見つけておきましょう。

一次面接はオンライン形式です。

和やかな雰囲気の中、キャリアプランやエントリーシートに記載した事項とその他について質問されます。

以下に口コミで確認できた質問事項を紹介しますので参考にしてください。

質問事項
  • 自己紹介
  • 志望動機
  • 自分の強み・弱み
  • 学生時代に取り組んだことと力を入れたこと
  • なぜその職種を希望するのか
  • なぜその大学・学部を選んだのか

④最終面接

代表取締役との個別面接を行います。

最終面接もオンライン形式です。

自己PRなどの一般的な質問の他に、入社に対する熱意や意欲について深く確認がされ、具体的な質問が多くなっていることが分かります。

以下に口コミにあった質問事項を紹介します。

口コミにあった質問事項
  • 自己紹介
  • 志望動機
  • 自分の強み
  • 学生時代に取り組んだことと力を入れたこと
  • なぜその職種を希望するのか
  • 子供時代に印象に残った出来事
  • 入社して何をしたいか
  • 就職活動の状況
  • 就職活動の軸
  • なぜIT業界を志望するのか
  • 入社後、何をしたいか

最終面接では、一次面接よりも質問が深堀されたり、実務に適性があるのかを確かめるような質問が多くなされています。

自分が実際に現場で働いている姿を想定したり、イメージトレーニングをしておきましょう。

以下のページも確認してぜひ内定を勝ち取ってください。

 

⑤内定

複数回の面接を突破して内定が決まります。

 

採用大学

日本NCRの採用大学の実績を以下に掲載しますが、最難関大学から標準的なレベルの大学まで幅広く採用されており、学歴フィルターはないと考えられます。

<大学院>

千葉大学


<大学>

青山学院大学、茨城大学、岩手大学、大阪市立大学、神奈川大学、金沢大学、関西大学、関西学院大学、京都外国語大学、慶應義塾大学、駒澤大学、埼玉大学、静岡大学、首都大学東京、昭和女子大学、上智大学、成蹊大学、専修大学、玉川大学、千葉工業大学、中央大学、津田塾大学、東海大学、東京工科大学、東京電機大学、東京理科大学、東洋大学、同志社大学、獨協大学、長崎大学、名古屋外国語大学、名古屋大学、日本大学、福岡大学、法政大学、北海道大学、明治大学、山梨大学、立教大学、立正大学、早稲田大学

 

上記には偏差値が高い大学も採用大学にありますが、日本NCRは多様な学生層からの就活生を積極的に採用しています。

また、高等専門学校からの採用実績もあり、学歴が原因で不採用になることは考えにくいです。
しっかりとエントリーシートや面接対策をして、内定を獲得できるようにしましょう。

採用大学のランクに関しては以下の記事を参考にしてください。

就職偏差値・難易度

それでは、ここまでの内容を踏まえて、日本NCRの就職偏差値・難易度を見てみましょう。

結論としては、偏差値・難易度は標準的といえるでしょう。

その理由として以下の3点が挙げられます。

理由
  • 選考フローとして特別なものがない
  • 採用大学を見ると学歴フィルターがあまりない
  • 給与や福利厚生が特筆して良いという訳ではない

よって、頻出質問である「ガクチカ」や「志望動機」など基本的な事項をしっかりと対策をしていれば、難しすぎることはないでしょう。

しっかりと対策を行い内定を獲得してください!

就職偏差値・難易度については、以下の記事も参考にしてみてください。

まとめ

NCR Corporationはアメリカで誕生して創業135年以上になり、世界的なテクノロジーリーダーとして活躍しています。

NCRの生み出すテクノロジーの代表的なものとして「セルフレジ」が挙げられ、日本で最初に紹介したのも日本NCRコマースです。

また、お客様からのさまざまな問い合わせに対応する「コンタクトセンター」等のソリューションや、金融機関において小切手や手形等の事務処理業務を効率化する「高速イメージスキャナー」を提供しています。

テクノロジー企業として「デジタルファースト」をモットーに、デジタルだけでなく顧客に対してトータルでのオペレーションをサポート。

業務を合理化し、差別化を図り、競争力を高め、日々変化し続ける世界で勝ち続けるようにあらゆる支援を提供しています。

そんな日本NCRの採用大学を見ても学歴を重視する企業ではなく、特別な選考フローなどもないため、就職難易度としては平均的と考えられるでしょう。

全員に等しくチャンスが与えられているため、対策をしっかり行って選考に臨んでください。

ぜひこの記事を参考にして励んでくださいね。

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