海外留学組が就活で役立つスキルは?日本での就活の進め方
2024/10/25更新
はじめに
日本は海外から人気の観光スポットや伝統文化が数多くあるため、本記事を読んでいる学生の皆さんも日常生活で英語を使う機会があるのではないでしょうか。
その際に英語を話せるように大学生のうちに海外留学をしたり、海外の大学院を卒業したりしたいと高い志を持っている方もいることでしょう。
- 海外留学が就活で有利になるのかを知りたい
- 就活で海外留学経験をどのようにアピールしたらいいのかわからない
- 海外留学をした際に、日本での就活をどのように進めるべきか気になる
ぜひ、本記事を参考に海外留学を検討してみたり、帰国後の就活対策に取り組んだりしてください。
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海外留学で「何を学んだのか」は重要
冒頭にも述べたとおり、海外大学に在籍した経験があること、つまり留学経験があることは貴重なことです。
2000年代初め頃から海外の大学に交換留学、もしくは正規留学をする日本人学生は増えてきています。
日本学生支援機構が行なっている「協定等に基づく日本人学生留学状況調査」によると、2017年の日本人留学生の数は約6万6,000人となっています。
また、2004年は1万9,000人であり、わずか10年ほどで3倍近くに増えており、増加傾向にあることがわかります。
この数字から、留学が以前よりも身近なものになりつつあるといえるでしょう。
新型コロナウイルスの流行によって一時は海外渡航が禁止され、その期間に海外留学をしていた学生も帰国を余儀なくされましたが、コロナ渦が落ち着いた現在では海外留学をする学生は増加しています。
そのような中で「ただ海外大学の経験があること」は、意味をなさなくなってきています。
海外留学だけでなく、以前は体育会への所属やインターンの経験があればそれだけで高く評価される傾向にありましたが、現在は「その経験を通して学んだことを入社後にどう活かすのか」が選考で重視されるようになりました。
したがって、海外留学経験があるという事実ではなく、「海外でどのようなことを学んだのか」を面接でアピールできるようにしましょう。
例えば、留学で身につけたスキルや価値観、他の留学生との交流を通して学んだことなどがいいでしょう。
海外大生の就職希望企業ランキング
ここでは、海外大生が選ぶ就職希望企業ランキングを紹介していきます。
こちらは、2020年度のランキングではありますが、総合、文系、理系の3るのランキングに分けていますので、参考にしてみてください。
総合ランキングTOP5
順位 | 企業名 |
一位 | 伊藤忠商事 |
二位 | Deloitte Tohmatsu Group |
三位 | PwC (PricewaterhouseCoopers) |
四位 | 三菱商事 |
五位 | Amazon |
文系ランキングTOP5
順位 | 企業名 |
一位 | 伊藤忠商事 |
二位 | 三菱商事 |
三位 | Deloitte Tohmatsu Group |
四位 | PwC (PricewaterhouseCoopers) |
五位 | 三井物産 |
理系ランキングTOP5
順位 | 企業名 |
一位 | Amazon |
二位 | |
三位 | McKinsey & Company |
四位 | P&G |
五位 | Goldman Sachs |
ランクインした企業の多くはグローバル採用を積極的に実施しており、露出度の高さも海外で学ぶ留学生の就職先人気に反映されていると考えられます。
また、外資系企業がランキングの大半を占めており、卒業後グローバルに活躍したいと考える留学生の志向が見て取れます。
海外大生に狙い目の業界とは?
先ほどは就職先人気ランキングを紹介しましたが、ここでは改めて「海外大卒」という経歴が有利に働きやすい業界を紹介していきます。
商社
海外の企業とのやりとりが多く、語学力が必須である商社では、海外大卒した人が活躍できる可能性が十分にあります。
現地事情を熟知していることで、商談も進めやすくなるでしょう。
留学先の国と取引がある企業を選べば、自分の語学力や知識を発揮しやすくなります。
メーカー
海外に展開しているメーカーの営業職や企画職は、海外大生にとって狙い目の職種といえます。
日頃の電話やメールのやり取りから語学力を発揮できますし、海外赴任や出張が発生しても現地事情を把握していれば、生活に素早くなじむこともできるでしょう。
金融
メガバンクや大手保険会社の多くは海外に進出しているため、配属された部署次第では海外生活で得たスキルが役立つでしょう。
証券会社では海外投資家に対してIRを発表する機会もあり、語学力を生かせるチャンスは十分にあります。
コンサル
外資系のコンサルティングファームは、留学生から人気が高い就職先のひとつです。
企業や組織から課題解決の依頼を受け、その課題を解決に導くコンサルティングはアメリカで生まれたものであり、日本でも多数の外資系コンサルが展開しています。
グローバルな視点を持った人材が求められるコンサル業界のなかには、海外大卒した人の採用枠を設けている企業も存在しますので、興味のある方はぜひチェックしておきましょう。
海外大卒が就活で苦労する3つの理由
最新の情報に触れられるのが遅くなることや、海外からだとなかなか情報を掴めないことがたくさんあります。
就活の際に慌てることがないように、海外大卒の人が苦労しがちな3つの理由を紹介していきます。
- 就活に関する情報が入りにくい
- 日本の就活に慣れていない
- 対策が不十分
就活に関する情報が入りにくい
海外にいると企業説明会やインターンシップなど、企業の採用担当者や体験者とコミュニケーションを取れるチャンスは多くありません。
一旦帰国すれば良いですが、何度も行ったり来たりするのもお金も労力もかかります。
それにインターネットを使って情報収集するだけでは、リアルな企業の雰囲気はわからないものです。
実態が分からないまま応募しても、志望動機や自己アピールに説得力を持たせられないでしょう。
日本式の就活に慣れていない
日本式の就活には独自の作法やルールがあります。
それに慣れていないと戸惑ってしまい、海外の様式で臨むと面接で失敗してしまうこともあるかもしれません。
就職活動を開始する前には、服装や挨拶、書類の書き方など、就活マナーをひと通り勉強しておく必要があります。
対策が不十分
勉強が忙しかったり、周りに就活仲間がいなかったりすると、どうしても就活対策がおざなりになりがちです。
特に海外の場合、日本とそもそものスケジュールが異なるので、日本の就活スケジュールに合わせようとするとどうしてもバタバタしてしまいます。
特に自己分析や志望動機など、十分な対策が必要なものができていなければ、帰国してもうまくいかない可能性があります。
また海外大生には縦のつながりがあまりない上に、日本に帰るタイミングでしかOB訪問もできないと思い、最初から諦めている人もいるかもしれません。
最近では、場所に関係なくオンラインでのOB訪問が増えてきているため効率的に活用していくと良いでしょう。
就活で役立つ!海外大学で身につけられる4つのスキル
前章で留学で身につけたスキルをアピールすべき理由を説明しましたが、どのようなスキルが就職活動の場において評価されやすいのでしょうか。
海外留学を通して身につけることができるスキルで企業の選考で評価をされやすいものの一例を紹介します。
- コミュニケーションスキル
- 精神的タフさ
- ビジネスでも通用する語学力
- 行動力と粘り強さ
上記3つのスキルをどのような場面で身につけることができ、なぜ評価されやすいのかを1つずつ紹介します。
コミュニケーションスキル
まず1つ目のコミュニケーションスキルは、留学生活の中で最も身につけやすいスキルと言っても過言ではありません。
その理由は海外の大学では、少人数制のクラスが多いからです。
他の学生と協力しながらプロジェクトを進めていかなければならないこともあり、コミュニケーションをとる場面が多くなります。
また、授業以外でもホストファミリーとの会話や寮での共有スペースでの会話は生活をする上で欠かせないので、自身の意見を伝える力と相手に傾聴する力を身につけることができるでしょう。
海外留学中に使用する言語は日本語ではないため、自身の意見を伝えるために適切な表現を覚える必要があります。
海外留学を通してコミュニケーションをとることに対して、前向きな姿勢も徐々に身についていくでしょう。
そこで身につけたコミュニケーションスキルは、入社後のさまざまな場面で活きることが期待できます。
しかし、コミュニケーションスキルは日常生活で習得できる一方で、海外留学の機会を活用できない人が一定数います。
日本人同士で固まっている人や、課題に時間を割いて人と交流をしない人がいますが、それではコミュニケーションスキルは身に付きません。
そのように留学生活を送ってしまうと、のちに就活で評価されるコミュニケーションスキルが身につかないので、気をつけましょう。
精神的なタフさ
2つ目に海外大学への留学経験者が就活において評価されやすいスキルは、精神的なタフさです。
有名な話ですが、一般的に日本の大学は大学入試に合格すること、つまり入学するまでが大変であるといわれています。
その一方で、海外の大学は入学基準はさほど高くないため、日本の大学よりは入りやすいものの、入学してから単位を取ったり卒業したりするのが非常に大変であるといわれています。
1年間の交換留学なども同様で、例えば一度の授業で教科書30ページ分進むことも珍しくないため、ついていくためには必死で予習や復習をしないと良い成績を残すことは不可能でしょう。
誰も知り合いがいないところからスターㇳする海外で、ときにはホームシックになりながらも一生懸命学ぶことで自然と精神力が身に付きます。
海外留学を通して忍耐力やタフさを身につけることができている学生は、企業側から見ると仕事においても粘り強く精進してくれるのではないかと期待されるはずです。
限られた時間の中でタスクをこなしつつ、勉強以外のことにも取り組むことでさまざまな経験を積める海外留学は、就活において面接官を惹きつける力を養うことができるのです。
この理由から、「海外留学経験者は就活で無双できる」と長年いわれています。
ビジネスで通用する語学力
海外の大学で学ぶ意義の一つに、「本物の語学力が身につく」ということが挙げられるでしょう。
日本にいても英語を勉強することは可能ですが、なかなかコミュニケーションのための英語力を身につけるのは難しいと多くの日本人が実感しています。
その理由としては、大学入試や大学の授業では英語を読んだり書いたりするインプットに注力しており、英語を聞いたり話したりするアウトプットにかける時間が圧倒的に足りないからです。
本記事を読んでいる皆さんも英語を独学で勉強しようとすると、単語帳を手に取るなどインプットがメインになっている人が多いのではないでしょうか。
海外大学に留学をすることで、授業でディスカッションなどを行うだけでなく、日常生活で英語を使わなければならないため、必然的に語学力を向上させることができます。
企業に入社して英語を使う必要が出てきた際に、ビジネス英語といった固い英語ばかりを使う必要はなく、いかに簡単で正しく相手に伝わる英語を自信を持って話せるかが重要です。
一定の期間本場の英語に触れて、英語でコミュニケーションをとることに抵抗がない留学経験者は、グローバルビジネスを担う部署や顧客が海外の企業である部署に配属できるため、英語に苦手意識がある学生よりも高く評価されます。
近年、日本企業もグローバル化が進んでいるので、語学力の高い人材を必要としている企業は多くあります。
英語を話せるということは大きなアドバンテージになるので、留学を通して語学力の向上に努めましょう。
留学の形式によって規定はありますが、可能であれば留学先でアルバイトなどにも挑戦してビジネスで使われる表現の幅を増やしておけるといいでしょう。
行動力と粘り強さ
留学生は、学校生活でさまざまな課題に取り組むことが求められるため、困難な問題に取り組む姿勢の重要性を学んでいます。
このような経験から、留学生は問題解決能力や忍耐力を培い、柔軟な思考や努力を続けることに対して高い意欲を身につけます。
これらの特徴は、ビジネスにおいても大切であり、留学生は集団行動や業務上の課題に対して積極的に取り組むことをアピールできます。
行動力や粘り強さというのは、ほとんどの企業が重視している点といえるでしょう。
それを裏付けるものとして、留学生活の経験を具体的に説明できると、より効果的な自己PRとなるでしょう。
海外大学生が把握しておきたい日本の就活スケジュール
前章で就職活動において海外留学経験社が評価されるスキルを解説したので、、具体的に海外の大学での経験がどのように就職活動に活用できるのか、なんとなくでもわかっていただけたのではないでしょうか?
しかし、海外留学をして企業側が高く評価するようなスキルを身につけたとしても、日本で就職活動をする際にどのように行動していけばいいかわからないという就活生も多いですよね。
留学から帰国していざ就職活動を始めようと思っていても、周囲の就活生から遅れをとってしまって就職活動がうまくいかなかったとなっては元も子もありません。
ここからは、海外留学に挑戦した人がどのように日本の就職活動を進めていくべきかを解説していきます。
まずは日本の就職活動のスケジュールについて知る必要があります。
一般的なスケジュールは以下の表の通りです。
年次 | スケジュール |
大学3年生(修士1年生)8月 | インターンシップへの参加 |
大学3年生(修士1年生)3月 | 採用に関する広報活動解禁(エントリーや企業説明会、エントリーシートの提出などが順次スタート) |
大学4年生(修士2年生)6月 | 本選考スタート(面接などの採用選考がスタート) |
大学4年生(修士2年生)10月 | 内定式 |
上記の表にあるスケジュールが、経団連が以前定めていた就活ルールにのっとった時期と内容です。
経団連は就活ルールによって選考スタート時期を定めることによって、就活生が授業に参加できないなどといった事態を防いでいました。
しかし、近年では就活ルールが廃止されたため、どの業界でも就職活動の早期化が起こっています。
早い企業だと大学3年生の夏頃に内定を出す企業もあります。
その理由としては、優秀な就活生を囲い込みたいからです。
そのような背景から就職活動は、大学3年生になったら早急に動き出す必要があることを覚えておいてください。
留学時期と周囲の人の就職活動開始が被ってしまい、焦る人も一定数いるかもしれません。
その場合はインターンシップなどのイベントには参加できなくても、のちの章で紹介する方法などをうまく取り入れながら、「本選考の開始には遅れない」という心づもりでましょう。
海外にいながら就活を進める方法
大まかなスケジュールを把握したところで、海外に留学している最中でもできる具体的な日本の就職活動の進め方を見ていきましょう。
方法としては、次の4つの流れで行うのがおすすめです。
- インターネットや就活エージェントを活用し情報収集
- 海外にいながら、オンラインで就活を進める
- 帰国のタイミングで選考を集約
- キャリアフォーラムに参加する
それでは一つひとつ見ていきましょう。
インターネットや就活エージェントを活用
就職活動を始める際に、まずインターネットで情報を集めることが多いのではないでしょうか。
それは海外留学生も同様です。
新型コロナウイルスの流行によって、日本の就職活動はオンラインで行われるのが主流となり、最終面接もオンラインのところもあります。
情報収集はインターネットを活用して、まずは早い段階で就職活動のスタートラインに立つことが重要です。
「就職活動の進め方」「企業研究の方法」「業界研究」などを検索して、就職活動の全体的な流れを把握するといいでしょう。
インターネットは世界各地のどこにいてもアクセスすることができるため、海外留学を理由に就職活動がまったくできなかったということはないはずです。
就職活動を早くから始めることで就職活動の結果は大きく変わるので、心に留めておいてください。
ある程度就職活動に関する情報を集められたら、次のステップに移るために説明会やインターンに参加してみましょう。
就職活動はいかに効率良く進められるかがポイントなので、「留学生向けの就職エージェント」を活用することをおすすめします。
就活エージェントは利用者にあわせて必要な情報を提供してくれます。
それ以外にも、留学経験者を積極的に採用したい企業の求人紹介や選考の調整代行などさまざまなサービスを提供してくれるのが特徴です。
個人でエントリーするよりもエージェントを通して、エージェントから推薦状のようなものを提出してもらうことで、採用率がグッと上がる可能性もあります。
海外留学中は情報交換をしたり面接練習をしたりと協力し合うことのできる人がいないこともある中で、就職エージェントが面接対策をしてくれることが多いのも嬉しいポイントです。
就職エージェントは留学経験者に特化したもの、ある業界に強いものなどそれぞれ特徴があり、無料で利用できるものも複数あるので、ぜひ検討してみてください。
海外にいながら、オンラインで進める
前章でも紹介した通り、コロナの影響でオンライン就活が主流となっているので、オンラインを活用すれば海外にいる就活生も日本にいる学生より大幅に就職活動が遅れるということはありません。
海外にいながらインターン選考を受けてインターンにも参加しておけば、帰国後にいきなり早期選考に進めるということも不可能ではありません。
志望する企業がオンラインで選考を実施していなかったとしても、企業によっては採用に関する問い合わせ用の連絡先に、海外にいるためオンラインで受けたい旨をしっかりと伝えれば対応してもらえるかもしれません。
海外留学を理由に志望企業への入社を諦めずに済む方法を探しましょう。
オンラインでの就活で使うツールの活用方法は以下の記事を参考にしてください。
帰国のタイミングで選考を集約
海外にいる間に就職活動をオンラインで進められたら、帰国するタイミングで対面形式の選考を受け始められるようにスケジュールを組みましょう。
企業によっては、たとえば3月エントリーシート締切の1次募集と、5月エントリーシート締切の2次募集というように、選考開始時期を複数に分けているところもあります。
2次募集のほうにエントリーすれば、対面実施の面接が受けられるなどという場合には、2次募集にエントリーするのが得策でしょう。
留学の終了時期はほとんど留学生が決まっているはずなので、スケジュールをうまく調整して帰国後にすぐに就活モードに切り替えられるようにしましょう。
キャリアフォーラムに参加する
日本人留学生にとって、海外で開催されるキャリアフォーラムは大切な就職活動の機会です。
知名度の高いキャリアフォーラムには、ボスキャリことボストンキャリアフォーラムやロサンゼルスキャリアフォーラム、ロンドンキャリアフォーラムなどがあります。
いずれもボストンやロサンゼルス、ロンドンなど、留学人気の高い国の大都市で開催されています。
日本の大手企業も多くの広告などを出しており、各都市のキャリアフォーラムにも参加しております。
注意しておきたいのが、参加可能なのは、以下のいずれかに当てはまる方になっています。
日本の大学に在籍し、交換留学中の方
現在働いている職務経験をお持ちの方
また、海外開催のキャリアフォーラムに参加する日本企業の多くは、海外進出やグローバル展開を図っており、海外で優秀な人材を採用する意欲が高い特徴があります。
日本語能力と、グローバルな視野や異文化対応能力をどちらも持ち合わせていることをアピールできれば、日系企業からの内定をもらいやすくなるでしょう。
また、キャリアフォーラムが直接的な決定打とならない場合でも、日系企業とのコネクションを築けるので、後々内定を獲得するチャンスも増えていくでしょう。
日系企業への就職を考えている場合は、できるだけ参加しておくことをおすすめします。
就活を成功させるための3つのポイント
就活方法を理解した上で、海外大生が就活を成功させるための3つのポイントを紹介していきます。
成功するポイントをしっかり押さえて、自分の強みを効果的にアピールしていきましょう。
- 就活ルールを把握する
- 自分にマッチした企業を見つける
- 人間性をアピールする
就活ルールを把握する
挨拶や手紙やメールの作法、服装など、日本ならではの就活ルールが数多く存在します。
そういったルールは、広く告知されているわけではないため、自主的に調べて、実践していく必要があります。
早く就活ルールに慣れるように、就活対策本を読んだり、就活仲間に意見をもらったりしながら、最低限必要な知識を身に付けておきましょう。
自分にマッチした企業を見つける
日本国内の企業と言っても多種多様で、チームとして協調性が求められる企業もあれば、完全実力主義の外資系企業も存在します。
海外生活での経験があるからといって、必ずしも外資企業のほうが向いているとは言えません。
まずは、自己分析を行い、自分の強みと弱みを理解しておくことが重要です。
自分の性格や資質を分析したうえで、無理なく勤められそうな自分に合った企業を選ぶようにしましょう。
人間性をアピールする
結果が何よりも重視される外資系企業とは違い、日本企業ではまだまだ協調性や忍耐力など、人間性の高さが評価される傾向にあります。
そのため、書類選考や面接時には自分自身の人間的な魅力や熱意をしっかりアピールしましょう。
先ほども触れましたが、自分をアピールするためには、自分を知ることから始まります。
ぜひ、アピールポイントを見つけて就活に臨みましょう。
さいごに
本記事では、海外大学への留学へ挑戦した学生や海外留学を検討しているものの、就職活動のことを考えると不安で一歩踏み出せない学生を対象に、海外留学で身につくスキルと就職活動の進め方を徹底的に解説しました。
海外留学を経験する人が多くなっていることから、留学しただけでは就職活動で難なく内定を獲得するのは難しくなっている傾向にあります。
しかし、海外留学の時間をしっかりと活かして、それを選考でアピールすることで企業側から高く評価される可能性は大いにあるので、迷っている人はぜひチャレンジしてみてください。
本記事が海外留学経験者や検討している人にとって参考になることを願っております。