就活が泣くほど怖い理由とは?恐怖を克服する6つの方法を解説
2024/10/21更新
はじめに
就活を続けていると、「内定が出ずに不安で前に進めなくなってしまった」「就活が怖くてまだ始められていない」といった、壁に直面することがあります。
しかし、恐怖に立ち止まったままでは社会人になれず、後悔するのは自分自身です。
この記事では、就活が怖いと感じる就活生に向けて、5つの原因と克服の方法を6つ解説します。
以下のようなお悩みのある学生は必見ですので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
- 泣くほど就活が怖い
- 怖すぎて就活どころではない
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就活が怖いと感じる5つの原因
就活を怖いと感じる理由は人によってさまざまですが、大きく5つの理由に分類できます。
- 内定がもらえないのではないかという怖さ
- 社会人になることが怖い
- 就活のスキルに自信がない
- ブラック企業に入ってしまうのではないかという不安
- 将来に対する不安
内定がもらえないのではないかという怖さ
就活中に内定がもらえない不安に悩むことは、誰にでもあることです。
しかし、しっかりと準備をしていれば、必ずどこかで内定を得るチャンスはあります。
友人が早く内定をもらったり、自分の就活が思うように進まなかったりすると、焦りが生じますが、焦る必要はありません。
たとえ内定がまだ出ていなくても、選考が進むにつれて、あなたの努力は確実に実を結んでいくでしょう。
もし最終選考で落ちることが続くなら、入社への熱意が十分に伝わっていない可能性があります。
社会人になることが怖い
就活生は、社会人とまともに話したことがないでしょう。
社会人の1日の過ごし方について、まるでイメージがついていない方も多いです。
「社会に出て働く」ということの意味や重要性が、よく把握できていないから、恐怖を感じてしまいます。
つまり、経験がないため怖いのです。
経験したことがなければ、怖く感じてしまうのは当然の人間心理といえます。
しかし、何事にも経験はつきものです。
まずは就業体験をして恐怖を払拭したい方は、インターンへの参加も考えてみましょう。
就活のスキルに自信がない
「就活のスキルがない」と感じるのは自然なことですが、努力次第で克服できます。
特にグループディスカッションや面接では、最初は慣れないため難しく感じてしまうでしょう。
しかし、これらのスキルは、練習や経験を積むことで向上できるのです。
何度も挑戦し、経験を重ねることで、就活に必要なスキルは自然と身についていくでしょう。
ブラック企業に入ってしまうのではないかという不安
ブラック企業に入ってしまうのではないかという不安は、多くの就活生が抱くものです。
しかし、入社前にリスクを最小限に抑えることは可能です。
企業研究を徹底し、OB・OGに直接話を聞いたり、就活エージェントに相談したりすることで、企業の実態を把握できます。
また、ニュースや口コミサイトでの評判も参考になるでしょう。
正しい情報収集を行い、自分に合った会社を見極めることで不安を軽減し、自信を持って就職活動を進めてください。
将来に対する不安
将来に対する不安は、多くの就活生が感じるものです。
しかし、誰もが初めから正しい選択を知っているわけではありません。
大切なのは、選んだ道を正解にする努力を続けることです。
不安に押しつぶされそうなときは、考えすぎないことが重要です。
就職は人生の一部に過ぎず、スキルアップや転職が当たり前の時代においては、最初の会社がすべてではありません。
自分の市場価値を高めるために、少しでも自己研鑽に励むことが将来への不安を克服する鍵です。
【体験談】「就活が怖い」はこうして克服しました!
一度でも「怖い」と感じてしまうと、足が止まってしまい、動けなくなってしまいそうになりますが、大丈夫です。
就活生たる者、誰もが同じような感情を抱き、戦っているのです。
以下に具体的な体験談を紹介するので、どのようにして恐怖を克服したのか参考にしてみてください。
紹介する体験談
- 筆者が「就活って怖い」と感じたエピソード
- どのように克服したのか
「就活が怖くなった」上京就活
私は就活生時代、地方大学生として就活を行っていました。
このように言うと「意識の高い人」と思われがちですが、そんなことはありません。
就活解禁直前まで特に就活は行なっていなかったですし、周りも動いていなかったので、東京の学生には非常に遅れを取っていました。
就活が解禁して、就活を地方で始めた時に「やはり東京で就活をしたい」と思い立ち、上京就職をすることを決意しました。
とはいうものの、実際に東京で就活を始めてみると、地方の就活の環境と全く違うことを肌を通して感じたのです。
やはり東京の学生の方が、ハキハキと話すし、就活のスキルが飛び抜けているような印象を受けました。
それを目の当たりにした私は、「あ、やばい」「自分、このままだと失敗するかも」という恐怖の感情にかられ、一気に就活すること自体が怖くなりました。
それからというもの、「東京で就職したい」という思いは変わらずに持っていたものの、就活への怖さが勝ってしまったのです。
そして全く動けずに、3週間くらい何もしない時期がありました。
就活エージェントの利用で、少しずつ前向きな気持ちに
「このままではだめだ」と感じたため、友人に相談しました。
友人から「就活のエージェント(就活のサポートをしてくれる人)に話を聞きに行くといいよ」とアドバイスを受けたので、実際にそうしてみました。
就活について一から教えてくれ、相談に乗ってもらえ、少しずつではありましたが、自信や就活を勝ち抜くためのスキルが上がってきたのです。
その甲斐あって、就活が怖いという感情を克服することができ、晴れて内定を獲得することができました。
このように、私の場合、就活エージェントという相談できる第三者の存在を得たことが大きかったです。
「またもう一度、頑張ってみよう」と前向きな気持ちになることができました。
人によって方法はさまざまですが、折れずに根気強く続けていけば道は開かれます。
地方学生で就活ができない原因について知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
就活が怖い気持ちを克服する6つの方法
就活が怖いと感じてしまっている方は、以下に書き出している6つのことをやってみると、気持ちが楽になります。
- 怖い点を書き出してみる
- 友人や就活仲間に相談してみる
- 社会人に相談してみる
- 1日で内定がでるイベントに参加してみる
- 少し休んでみる
- エージェントを活用してみる
怖い点を書き出してみる
まずは自分が就活の何に対して怖いと感じているのか、文字として落とし込んでみましょう。
すると自分が困っていたり、不安に感じていたことが意外とちっぽけなことだったと実感することがあります。
思考も整理されて「さて、どうやって解決していこうか」と、就活に対するモチベーションが復活するかもしれません。
まずは漠然と「怖い」と感じるのではなく、前述した就活が怖いと感じる理由を参考にしながら、問題点や課題を書き出してみてください。
友人や就活仲間に相談してみる
一人で抱えてしまうこと自体が、あまりよくありません。
もし可能であれば、就活をしている友人や、就活中に出会った仲間に相談してみることも一つの対策です。
友人も実は同じような悩みを抱えていたり、不安を抱いていたりする可能性があります。
思い切って就活仲間と悩みを共有し、励まし合いましょう。
1人で抱え込んで潰れてしまうよりも、ずっと楽になります。
就活に関する相談をする意外なメリットを知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
社会人に相談してみる
社会人に相談してみるのは、かなり有効な手段です。
社会人も同じように就活を乗り越えていますし、精神的にもゆとりがあり、経験や知識もあります。
就活の悩みから将来の悩みまで、親身になって相談してくれるような人を見つけられると、非常に心強いです。
OBOGに相談したい方は、以下のアプリやサービスで相談相手を見つけてみましょう。
1日で内定がでるイベントに参加してみる
就活が怖いと感じてしまっている方にとっては少し強引ですが、1日で内定がでるイベントに頑張って参加してみるのもおすすめです。
もちろん自己分析などの基本的な準備が必要ですが、ほとんどの企業が志望理由などを求めてきません。
しかも、最短でその場で「内定」と言われることもあります。
内定がなく、今後どうしていこうかと思っている人にとっては、早期に内定を獲得して自信をつけるチャンスでもあるのです。
少し休んでみる
どうしても「就活が怖いな」と感じてしまっている人は、思い切って休んでみるのも良い手です。
というのも、就活のことばかりを考えたり、ネガティブな気持ちを引きずりながらダラダラと就活を続けたりしているのも、良くないからです。
表情や態度から面接官などに伝わり、あまり良い印象を持ってもらうことができません。
まさに悪循環です。
恐怖感がぬぐえない人は逆にしっかりと休みを取ってリフレッシュし、一度まっさらな状態で自分と向き合ってみると良いでしょう。
エージェントを活用してみる
エージェントとは、就活生と企業をマッチングさせてくれる役割を持った人たちです。
就活生は基本的に無料で、就活に関する不安や悩みを相談することができます。
面接の練習も受けられますし、自分に合う企業を紹介してもらうことも可能です。
彼らはいわば就活のプロなので、就活に関する悩みならどんなことでも対応してくれます。
私のように第三者に相談してみると思考が整理され、自分のことを客観的に見られるようになるでしょう。
どの就活サービスがいいか分からない方は、以下の記事もぜひチェックしてみてください。
就活が怖いあまりに起きてしまう5つの失敗
就活に対して漠然とした不安や恐怖を感じてしまうのは、「先が読めないから」ということにも大きく起因しています。
逆を言えば、就活で皆が陥る失敗例や苦い経験などを事前に熟知しておけば、そのような事態に陥らないための対策や方法を、事前に講じることが可能です。
この章では、就活でよくある5つの失敗例を紹介します。
このような事態になってしまわないよう、しっかりと頭に留めておきましょう。
SPIなどの対策が不十分なまま就活本番を迎える
「なんとなく周囲に合わせて12月ぐらいにインターンや選考会に行った」
「雰囲気だけは掴んだものの、SPI対策が面倒で怠っていた結果、気づいたらもうすぐ3月になっていた」
これらはよくあるケースです。
3年の夏頃から、友人たちとの会話で就活関連の話題が上るでしょう。
皆口を揃えて「あまりやっていない」と言います。
しかし、この言葉は鵜呑みにしてはいけません。
人に言わないだけで、やる人はきっちりやっていますし、計画を立てて行動に移しています。
年が明けてしまえば、エントリーシートや志望動機などの作成で手いっぱいになり、SPIなどの対策に当てている時間はなくなります。
せめて年内には、対策は終わらせられるように計画を練っておきましょう。
自分の「好き」だけで企業を選んでしまう
これもありがちなのですが、例えば自分が気に入っているサービスや店舗など、その企業の「雰囲気」だけで選んでしまうことです。
もちろんそれが良い方へ働くこともありますが、実情をきちんと知らずに応募するのは非常に危険です。
洋服でいうと、「好きな服」と「自分に似合う服」は異なるように、企業選びでも
「自分の好きな企業」と「自分に合う企業」は全く違います。
雰囲気だけで選ぶことのないようにしましょう。
面接がトラウマになる
面接がトラウマになる原因としては、以下が挙げられます。
- 予想外の質問に答えられなかった
- 自分の準備不足を指摘された
- 圧迫面接と呼ばれる厳しい状況を経験した
このような体験が重なると、「面接そのものが怖い」と感じるようになるでしょう。
しかし、就職活動では面接を避けることはできません。
そこで、まずは家族や友人に協力してもらい、模擬面接を重ねることで慣れていくと良いです。
また、過去の面接を振り返り、どのような質問に対応できなかったかを分析することで、次に備えることができます。
具体的な準備を積み重ねることで、自信を持って面接に臨むことができるようになるでしょう。
トラウマを乗り越えるためには、恐怖を感じるポイントを特定し、それに対して適切な準備をすることが重要です。
自分を信じて少しずつ慣れていくことで、必ず克服できます。
他人と比べてしまう
仲の良い友人が、自分よりも先に内定をもらっていたり、最終選考をいくつも控えていたりする事はよくあります。
「人は人、自分は自分」と割り切れたら楽なのですが、なかなかそうはいかないのが人間です。
そこで卑屈になったり、友人と顔を会わせること自体がしんどくなってしまうでしょう。
自分も友人も、双方にとってもしんどい状況ですが、ただ頑張るしかありません。
折れてしまわず、気持ちを切り替えるようにしましょう。
正直に答えすぎる
例えば最終選考などで、「弊社の他にも受けていますか?」「もう他から内定はもらっていますか?」などの質問がされることがあります。
このような、こちら側の志望度を探るような質問をされたら、頭を働かせ、馬鹿正直に答えることのないようにしてください。
たとえ他の第一志望の企業から既に内定をもらっていたとしても、正直に答えてはいけません。
そのことが明るみになってしまっては、企業としては良い気はしないからです。
「なんだ、うちに入社する気がないのに、内定は出せないな」と企業は考え、内定のチャンスを失いかねません。
面接という緊張した状態で、冷静に頭を働かせる事は難しいですが、できるだけ質問の意図を考えてから回答しましょう。
さいごに
「第一志望の会社に入れるか」「内定が出ないままだったらどうしよう」など、就活生が抱える悩みは多岐にわたります。
しかし、その不安や恐怖を乗り越えるためには、まず自分が何に対して恐怖を感じているのかを理解することが重要です。
今回紹介した恐怖の克服法をしっかりと把握し、自分の状況に当てはめて対策を立てることで、不安を少しずつ解消していくことができます。
就活のゴールは内定をもらうことではなく、その先にある社会人生活での活躍です。
だからこそ、過度に気負わず、自分自身を信じて、就職活動に臨むことが大切です。
皆さんが納得のいく就活を通じて、輝かしい未来を手に入れることを心から願っています。