OB訪問アプリ・サービス厳選4選!利用上の注意点・ポイントについても解説

OB訪問アプリ・サービス厳選4選!利用上の注意点・ポイントについても解説

2023年2月28日更新

はじめに:OB・OG訪問アプリの利用で効率的な就活を

情報戦と言われる就活において、

社会人との接点を増やし、どれだけ精度の高い情報を得られるかが鍵を握っている、といっても過言ではありません。

 

近年高まっているOB・OG訪問の需要を受け、様々なアプリやサービスが登場してきています。

 

アプリの利用には様々なメリット、

・大学やゼミの枠を超えて、コミュニティ以外の社会人からも話が聞ける

・社会人のプロフィールが事前にわかるので、ミスマッチを防げる

・個人情報を開示することなく気軽に連絡が取れる

などがあります。

 

今や、就活生の3人に1人はOB・OG訪問をしており、

就活において重要な位置付けであることは間違いありません。

 

本記事では、

・OB・OG訪問アプリのおすすめ4選

・OB・OG訪問アプリ利用上の注意点

について解説します。

 

それでは早速、

アプリ・サービスを見ていきましょう。

おすすめOB訪問アプリ①:言わずと知れた定番「Matcher」

 

(出典:Matcher

 

言わずと知れた、

OB・OG訪問の鉄板サービスですね。

 

違う大学の社会人に対してコンタクトをとることができるサービスであり、

Matcher株式会社が運営しています。

 

このmatcherの特徴としては、

・ミスマッチが防げる

・win-winの関係

・大学の先輩以外や内定者にも会える

ことが挙げられます。

 

 

◯ミスマッチが防げる

 

通常のOB・OG訪問ですと、「相手が誰かわからない」という恐怖があったのですが、

Matcherでは事前に相手の情報がわかるため、

ミスマッチを防ぐことが可能になります。

 

学生側は「プロフィール」を充実させることで企業側から目に止まるようになり、

企業側は「業務内容や答えられること」という「プラン」を明確に提示することで、学生側から目に止まるようになるという仕組み。

 

両者のニーズが合致したときにのみメッセージが送れるようになっているので、

効率のよいOB・OG訪問の実現が可能になるのです。

 

 

◯win-winの関係

 

matcherでは、学生と社会人の関係はwin-winの関係となります。

普通のOB訪問は、社会人の善意によって成り立っているため、

学生側からすると

「忙しい中時間を割いてもらっている」

と、肩身が狭い思いがしますよね。

 

 

しかし、matcherに登録している社会人は、学生に何らかの頼みごとをすることが可能なため、

どちらかが一方的に価値をgiveしているわけではなく、

双方のニーズを満たすことができます。

 

例えば、

「就活相談に乗るので、今学生の間で流行っていることを教えてください」

「キャリアの相談にのるので、オススメのお菓子を買ってきてください」

といった感じです。

 

このようなwin-winの関係を築くことで、

社会人へも申し訳なさを軽減するシステムになっています。

そのため、聞きたいことを尻込みせずに聞きやすいのではないでしょうか?

 

もちろん、社会人の方が時間も労力も貴重なので、

感謝の気持ちは忘れないようにしましょう。

 

 

◯大学の先輩以外や内定者にも会える

 

Matcherでは、

大学の先輩以外や内定者など多種多様な人に会うことができます。

 

自分の学校の先輩に希望する業界、業種、職種などの条件に合致する人がいないこともあるでしょう。

このような、希望する条件の人が自分の大学の先輩にいない場合は、

非常に有効なサービスといえます。

 

また、内定者からは比較的近い立場としてお話を聞くことができます。

就活についての具体的な相談にも乗ってくれるでしょう。

 

名称Matcher
URLhttps://matcher.jp/

おすすめOB訪問アプリ②:高学歴人材・有名企業に特化「ビズリーチキャンパス」

(出典:ビズリーチキャンパス

 

人材業界で急成長しているビズリーチが運営するサービスです。

 

そのビズリーチキャンパスの特徴は、

・高学歴限定

・採用活動ではない

・有名企業のOBも多数

こんな感じでしょうか。

 

 

◯高学歴限定

 

ビズリーチキャンパスには登録できる人は、

特定の大学に通う高学歴人材のみとなっています。

 

該当しない場合は残念ですが、

該当する場合、自分の大学のOB・OGが見つかる可能性が高く、

非常に効率よくOB・OG訪問を進めることが出来ます。

 

現在、登録できる大学は以下の39大学です。

 

青山学院大学 大阪市立大学 大阪大学 大阪府立大学 関西大学 関西学院大学 学習院大学 九州工業大学 九州大学 京都大学 慶應義塾大学 神戸大学 国際教養大学 国際基督教大学 滋賀大学 首都大学東京 上智大学 千葉大学 中央大学 筑波大学 東京外国語大学 東京工業大学 東京大学 東京理科大学 東北大学 同志社大学 名古屋工業大学 名古屋大学 一橋大学 広島大学 法政大学 北海道大学 明治大学 横浜国立大学 横浜市立大学 立教大学 立命館アジア太平洋大学 立命館大学 早稲田大学(五十音順)

 

上記の大学に在籍している人は、

ぜひ登録してみてください。

 

 

◯採用活動ではなく、職業理解を深める

 

このようなOB・OG訪問を受け付けている社会人の場合、

採用活動の一環として学生との接点を増やしているケースも少なくありません。

 

しかし、ビズリーチキャンパスを使っている社会人は、企業の人事ではなく、現場社員が中心であるため、

リアルな声を聞けると同時に、実際の就業イメージや職種理解を深めることができます。

 

 

◯有名企業のOBも多数

 

高学歴な人材が求める、有名企業のOBも多数登録していることも特徴の1つです。

 

例えば、大手商社や大手IT企業、SIer、コンサル、メーカーなど、

たくさんの企業の方が登録しているため、

大手志向の方にとっては、貴重な話が聞ける可能性が高いと言えるでしょう。

 

自分の大学が該当している場合は、

とりあえず登録しておいて、損は無いはずです。

 

名称ビズリーチキャンパス
URLhttps://br-campus.jp

 

おすすめOB訪問アプリ③:食事を奢ってもらえる「ニクリーチ」

(出典:ニクリーチ

 

一味違うOB・OG訪問サービスとして、

話題を呼んでいたこの「ニクリーチ」。

 

実は、先ほどと同じ「ビズリーチ」が運営しているのですが

OB訪問専用のサービスではなく、

「スカウト型のサービス」であることを頭に入れておきましょう。

 

参加する企業は、

メガベンチャーやベンチャー企業が多いです。

 

 

特徴としては

・食事を奢ってもらえる

・気軽に社会人と会える

ことが挙げられます。

 

 

◯食事を奢ってもらえる

 

ニクリーチというだけあって、食事を奢ってもらえる可能性が高いです。

絶対に肉という訳でもなく、絶対に食事に誘われるということでもありませんが、可能性は十分に高いといえます。

 

就活中は、経済的に苦しい状況に追い込まれがちな就活生にとって、

とてもありがたいサービスですよね。

 

とはいえ、もちろん「タダメシ」というわけではなく、

企業側にとっては、広告費を割いて「学生との貴重な接点」を捻出しているわけですから、

失礼のないように真摯な姿勢で臨み、

感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。

 

 

◯気軽に社会人と会える

 

食事での会話が中心になるので、

気軽に社会人と会うことができるのも1つの特徴だといえるでしょう。

 

いくら人事の方に

「気軽にオフィスに遊びに来てください!」

と言われても、よほど関係ができていない限りは、そう滅多に行けるものではありませんよね。

 

一方、食事をしながらの会話なので、

普段なかなか聞けないようなことも、ざっくばらんにお話をすることができます。

 

そのため、興味のある業界はもちろん、興味のない業界でも積極的に話を聞くことで、自分の視野も広げることができます。

 

 

名称ニクリーチ
URLhttps://29reach.com/

おすすめOB訪問アプリ④:キャリア大学へも参加OK「HELLO, VISITS Online」 (旧:VISITS OB)

 

(出典:HELLO, VISITS Online

 

HELLO, VISITS Online(旧:VISITS OB)は、

VISITS Technologiesが運営する大学の先輩・後輩という繋がりに注目したサービスです。

 

フォロー・フォロワーの関係などSNS的な要素も持ち合わせており、

・登録する社会人は企業公認

・キャリア大学

・無料のコミュニティースペース

が大きな特徴と言えるでしょう。

 

 

◯登録する社会人は企業公認

 

VISITS OB上でコミュニケーションが可能な社会人は、

企業が公認した社会人だけ。

 

そのため、社会的地位の高い中堅社会人との会話が可能です。

就活だけでなく、その後のキャリアを考える上での参考材料になるといえます。

 

 

◯キャリア大学への参加が可能

 

少しOB訪問とはずれてしますのですが、

人気企業が教授を務めるキャリア大学に参加できるようになることも特徴です。

 

キャリア大学に参加することで、

自分自身が社会で働くイメージを膨らませることが可能になります。

 

まだ時間のあるうちに視野を広げ、

幅広い価値観の中で柔軟に対処できるようにしておきましょう。

 

 

◯無料のコミュニティースペースが利用可能

 

会員登録した学生は、

無料のコミュニティスペースが利用できます。

 

コミュニティスペースには、

社会人が人生のきっかけとなった本、

アイスクリームやドリンクなどが用意されています。

 

地方の学生は利用が難しいかもしれませんが、

機会があれば利用してみましょう。

 

名称HELLO, VISITS Online
URLhttps://vis-its.com

OB訪問アプリ・サービス利用上の注意点

最後に、

OB訪問アプリ・サービスを利用する上での注意点を解説します。

 

あとあとになって

「これも聞いておけばよかった、、」

なんていう事態に陥らないよう、

しっかりと事前に準備するようにしましょう。

 

 

注意点としては主に次の4つ、

・プロフィール欄を充実させる

・目的を明確にする

・鵜呑みにしすぎない

・会う時間と場所は十分に気をつける

これらがあります。

 

◯プロフィール欄を充実させる

 

繰り返しにはなりますが、

社会人側にとって、OB訪問の需要に応えることは、あまりメリットがありません。

厳しいようですが、

そのようなことをしても、1円のお金にはなりませんし、

初対面の学生に自分の経験を話すことに、抵抗を感じないといえば嘘になるはずです。

また、人気企業の社員ともなると、時期によっては100人ほどの学生から依頼が来ることもあるそうです。

 

そんな中、選んでもらうことはなかなか難しいはずですよね。

どうしてもその社会人と会って話が聞きたいのであれば、

向こうからも選んでもらえるように、プロフィールはできる限り充実させておきましょう。

 

よく知らない学生よりも、

プロフィールがわかり、なんとなくでも人物像が見えていた方が、

対面でのハードルは下がるはずです。

 

 

目的を明確にする

 

これは基本中の基本ですが、

何を聞きたいのか、会ってどうしたいのかなど、

OB・OG訪問の目的は、明確にしておきましょう。

 

極論、事前に調べればわかるような情報であれば、

わざわざ時間を割いてもらって話を聞く必要はありませんし、

せっかくの機会が無駄になってしまいかねません。

 

事前に質問リストを作る、

自分の中で仮説を立てておき、OBの方に聞いてみて検証するなど、

貴重な機会を有意義に使えるようにしましょう。

 

 

鵜呑みにしすぎない

 

いくら志望企業の社会人だからといって、

全ての話を鵜呑みにするのは危険です。

その方のやり方をそのままコピーしたからといって、内定をもらえる可能性はありませんし、

その人の情報が全て正しいとも限らないはずです。

 

あくまで「参考程度」に留めておき、

鵜呑みにしないように気をつけましょう。

 

 

会う時間と場所は十分に気をつける

 

最近、立場の弱い女子学生を対象にした不適切な事件が相次いでいます。

 

2019年2月、大手ゼネコン勤務の社員が、女子学生を自宅に連れ込み不適切な行為に及んだ、というニュースは記憶に新しい人も多いのではないでしょうか。

 

OB・OG訪問アプリに登録している社会人は、

8割が男性というデータも存在します。

 

事件以降、OB訪問アプリの運営企業は、このようなことの無いよう予防に取り組んでいますが、対策はまだ十分であるとは言い切れません。

 

社会人が設定した時刻が夜遅い時間であったり、

不自然な場所であったり、

食事終了後も2軒目、3軒目に誘われるようなケースがあれば、

迷いなく断り、通報するようにしましょう。

 

もちろん、大多数の方はそのような心配はありませんが、

自分の身を守れるのは自分しかいませんので、

利用にあたっては、十分に気をつけることが大切です。

まとめ:OB訪問は学生だけに許された特権

いかがでしたでしょうか?

 

本記事では、

オススメのOB訪問アプリ・サービスを紹介しました。

 

近年は様々なサービスの台頭により、

インターネットを使って就活の情報収集を行う就活生も増えてきました。

 

オンラインも発達していてとても便利ですが、実際に働く社会人に会い、仕事の実態や生の経験を聞くことは代えがたい貴重な経験です。

 

社会人になってから、

社会人の貴重な時間や労力を奪うことは非常に難しいのですが、

学生であれば、好意により時間を割いてもらえる場合も少なくありません。

 

つまり、OB訪問は学生だけに許された特権であり、

人間力を高めるチャンスだといえます。

 

もちろん、感謝の気持ちを忘れてはなりませんが、

この貴重な機会を積極的に利用するようにしましょう。

 

OB訪問のやり方まとめ!マナーとメリットをおさえて就活を進めよう!

 

 

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