
就活ができない原因は?対策は?地方学生である筆者の体験談。
はじめに
様々な理由で就活ができないと悩んでいる就活生は意外と多いものです。
精神的な理由、病気、大学の関係などがあります。
社会人になれないかもしれないと考えてしまうと不安な気持ちで胸が押しつぶされそうになるのも当然です。
しかししっかりとそれらの問題に正面から向き合って、解決していかないといつまでたってもその状況は変わらないままですし、自分が納得のいく就職先に内定がもらえず、社会に出た後に後悔するのは自分です。
そうならないためには自分がどんな問題を抱えていて、今後どうしていけばいいのかをしっかりと把握することが大切です。
本記事では筆者が就活ができないと悩んでいた経験も踏まえて、原因、解決方法を解説していきますのでぜひ参考にしてみてください。
1.筆者が就活できなかった理由は?
筆者が就活できないと悩んでいたのは2つ理由がありました。
・地方就活生で東京での就活が金銭的に厳しかった
・なかなか内定がもらえず、就活が精神的にできなくなってしまった
この2点が大きな理由でした。
1-1.地方就活生で東京での就活が金銭的に厳しかった
筆者は地方大学に在籍していましたが、ある友人の影響で地方就職から東京の就活にしようとしました。
そこで一回東京にいくのにも交通費がかかるということ、また東京の友人もほとんどいなかったので宿泊代がかかることが事前にわかっていました。
しかし就活前にそれほど東京での就活を意識していなかったので、そのための貯金はほとんどなく、大学4年生になって就活の費用をどうしようかと悩み始めました。
東京で就活をするために、本当はしたくもないバイトをしたりしていたので、もちろんそれで時間が取られてしまい、就活に割ける時間がほとんど取ることができませんでした。
これが一つ目の筆者が就活ができなかった金銭的な理由です。
1-2.なかなか内定がもらえず、就活ができなくなってしまった
お金もなく、東京にいく機会も少なかったのでどんどんと周りの就活生との差が開いていきました。
周りはどんどんと内定をもらっていく中で、自分だけが内定がどこからもでず、焦りがピークに達して自信を失い、就活をすることができなくなってしまいました。
1度就活をやめてしまうとより自信がなくなるという負のループに陥ってしまい、3週間ほど就活中に何もしない時期がありました。
最終的には内定が出たのでいいものの、この時期は本当に辛かったですね。
これらの2点が筆者が就活ができない状態となった理由です。
実際に同じような悩みを抱えている就活生もたくさんいます。
なのでここからは就活ができないとという問題を抱えている方が直面している具体的な理由を解説していきます。
2.就活ができない理由とは?
就活ができないと悩んでいる人も多いと思いますが、まずは原因と理由をしっかりと知ることで対策が打てるようになります。
就活はその後の人生を決めるといっても過言ではない、大きな選択になるので、しっかりと向き合っていくことが大切です。
2-1.不安や恐怖、焦りなど精神的なもの
就活ができない状況になる多くの理由として
「内定が出ないこと」
「周りが内定がバンバン出ているのに自分だけうまくいかない」
「両親から大手企業に言ってと言われて焦る」
など就活に対する不安や恐怖、焦りなど精神的な理由から就活ができなくなってしまうケースもよくあります。
特に大学生の時などにはゆるく生活をしてきて、失敗の耐性が落ちている方がほとんどです。
しかし、就活はそれほど甘くはなく、皆本気で内定の席を狙ってきます。
少しでも気を抜いたりしていると内定が出ないというのは良くある話。
就活を甘く考えている人が結果的に失敗し、メンタルにきてしまう、ということも。
2-2.病気などの理由で
就活ができなくなってしまう原因としてあげられるのが、病気などによって体調を崩してしまうことです。
就活は自分の体がなければ続けられません。
風邪や大きな病気などで難しくなってしまうと、身体的にも精神的にも追いやられてしまいます。
2-3.大学の単位やバイトなどで
大学の単位やバイトが理由によって就活ができなくなってしまう事例もよく聞きます。
例えば、大学3年生までに取ってきた単位が圧倒的に少なく、大学4年生になって単位をたくさん取らなければいけない場合。
このような状況で就活をするのがかなり厳しいことは、想像に難くないはず。
特に、出席が必ず求められるような単位がある場合。
どうしても自分が出ないといけないので、それだけ時間が取られてしまいますし、就活に関して考える機会も少なくなってしまいます。
またバイトがやめられない場合や、店長などから「必ずシフトに入ってね」などとプレッシャーをかけられている話もよく聞きます。
バイトに出るともちろんお金を増やすことはできますが、
同じように就活に割ける時間が減ってしまいますし、
疲れてしまってモチベーションもすり減らすことになってしまうでしょう。
2-4.金銭的な問題で
特に筆者のような地方大学生の場合は、就活に多額のお金がかかることを想定していないことが多く、金銭的に就活ができないという状況に陥ってしまうことがよくあります。
地方大学生の場合には「交通費」「滞在費」「宿泊費」など多くのお金がかかります。
またスーツなどを新調しなければならない場合もあるので、人によっては数十万とかかってきます。
両親などから出してもらえるケースもありますが、大抵の場合は自分で工面する必要があるので、就活ができなくなってしまう理由の1つになります。
3.「就活できない」悩みの対策法は?
ここまで就活ができない人の理由を紹介してきましたが、中でも多いのはやはり
「就活がうまく行かず悩んでいる人が多い」
という理由によるものでしょう。
精神的な悩みはなかなか解決することが難しいですし、乗り越えるのも大変です。
ですが、「就活がうまくいかない」理由を解決する方法さえ知っていれば、就活がうまくいくようになり、精神的にも楽になるはずです。
ではここからは具体的な方法を紹介してきましょう。
3-1.誰でも内定はもらえると考える
まず意識しておいて欲しいこととしては、誰でも内定は獲得できるということです。
というのも、日本には自分がすべて知ろうと思っても知りきれないほどのたくさんの会社が存在しています。
それぞれが同じような能力を持った学生を採用して欲しいと思っているのではなく、会社によっても求めている人材は様々です。
なので、就活がうまくいかないからといって、諦めたら本当にそこでおしまいです。
必ず自分にあった会社は見つかるはずなので、ポジティブに就活をしていくことが、就活を進める姿勢として非常に大切です。
3-2.服装、見出しだしなみを綺麗に
就活がうまくいかない大きな原因として挙げられるのが
「服装、身だしなみが悪く第一印象で落とされている」
ということです。
皆さんはメラビアンの法則という心理学系の法則を知っていますでしょうか?
メラビアンの法則とは、人の印象の約半分以上は視覚からの情報によるという心理的な法則です。
つまり、服装や身だしなみがなっていなく、清潔感がない第一印象は悪くなってしまいます。
第一印象が悪いとその後挽回するのが難しいので、しっかりと身だしなみを整えて、清潔感を出していきましょう。
3-3.基本的なマナーしっかりとする
第一印象に影響を与えられる一つの要素として基本的なマナー(挨拶や礼儀)をしっかりするといことも大切です。
「社会人になってから学べばいい」
という考えの方が多いでしょうが、人と話をするとき、話を聞いてもらいたいときには、しっかりとした対応をすることが大切です。
本屋さんでマナーに関する探したり、インターネットで調べたり、Youtubeや先輩に聞いたりして確認をしておきましょう。
3-4.自己分析や業界分析をしっかりと行う
就活とは「自分と企業との接点を見つけること」です。
つまり自分のことや会社のこと、業界のことを知ることができていないと、そもそも話にもなりません。
入社以降も、大きな差がついてくるのも事実。
自分のことをしっかりと分析をしている社会人と、していない社会人では、入社後の成長スピードに圧倒的な差がついてくるのです。
つまり、就活ではそのような基本的なこと、自分のことが最低限そもそも理解できているのかどうか、という点も見られています。
3-5.エージェントに相談してみる
皆さんの中に知っている人もいると思いますが、就活にはエージェントという「企業」と「就活生」を結びつける専門の業者がいます。
彼らは就活生に対しては無料で就活の相談に乗ってくれたり、面談の練習をしてくれたり、あっている会社を紹介してくれたりするので
「就活が出来ない」「就活がうまくいかない」と悩んでいる就活生には、もってこいのサービスでしょう。
まとめ
就活できない就活生はこうしろ!
様々な理由で就活ができない人がいると思いますが、最悪就活ができなかったから、就職浪人をしてしまったからといって死んでしまうわけではありません。
自分のペースでしっかりとやるべきことをやっていけば、必ず自分がいいなと思えるような会社と巡り会うことこができます。
そうならないのには本記事で紹介したようなことが原因として挙げられます、
もし今就活ができない、うまくいってないという就活生がいれば参考にしていただければ幸いです。
本記事が就活生の役に立つことを心から願っております!