
就活の相談をするメリットとは?オススメできない相談相手も
就活をしていると、
「誰かに何かを相談したいなぁ…」
なんてことはあると思います。
就活を独力で進めておくのは素晴らしいことですが、悩んでしまっては元も子もありません。
誰かの力を上手く頼ることが必要ですよね。
そこで本記事では、就活の相談をすることで何がどうなるのかというメリットと就活の相談相手の選び方を解説していきます。
漠然と就活の相談をしたいけど何が得られるのかわかんない人や、誰に就活相談をしたらいいのかわかんない人には必見の記事です。
1.就活の相談をするメリットとは
本章では就活の相談をするメリットについて解説します。
メリットは主に以下の3つです。
・精神的な安定
・自分の悩みを言語化できる
・新しい情報を入手できる
以下で説明していきます。
1-1.就活の相談をするメリット① 精神的な安定
就活の相談を誰かにすることで精神的な安定につながります。
実際やってみればわかりますが就活って辛い場面も少なくないです。
特に「お祈りメール」を何件も受け取ってしまうと、しんどくなってきます。
そこで誰かに話してみましょう。
すると気持ちがスッキリします。
皆さんも何か悩みを聞いてもらうことでなんだか気分が晴れたような経験はありませんか?
確かに問題の本質は解決していないかもしれませんが、自分が辛くなってしまって就活を辞めてしまったりしては元も子もないですよね。
実際、就活が辛すぎて自ら命を絶つようなこともある訳です。
仮にそこまでまではいかなくとも、気分が落ち込んだまま面接に行ってパフォーマンスを十分に発揮できないケースや、無意識のうちに表情が暗くなってしまうことは日常茶飯事です。
このように就活において精神的な安定は非常に重要です。
1-2.就活の相談をするメリット② 自分の悩みを言語化できる
次の就活の相談をするメリットは自分の悩みを言語化できる点です。
「相談したい!!」って思っても何をどう言えばいいのかわからない経験ってありませんか?
そのような自分の状態をきちんと把握できていない状態では、悩みが解決することは非常に難しいでしょう。
「悩みを把握していないのが悩み」であることしかわかっていません。
そんな悩みの内容を把握していない状態で、就活の相談をしてみましょう。
自分の感じていることや思っていることを素直に相談相手に吐き出してみることで、自分の悩みは浮き彫りになってくる場合があります。
客観的な意見を求めてみましょう。
1-3.就活の相談をするメリット③ 新しい情報を入手できる
3つ目の就活の相談をするメリットは新しい情報を入手できる点です。
就活は情報戦といわれるように、就活生は皆情報を欲しがって、いろんなサイトをみてみたり、本を読んでみたりする訳です。
しかし、今はそのような媒体による情報は社会に溢れかえっており、誰でも入手できる情報です。
そのような状況だからこそ、オフラインで誰かに相談することで得られる情報や気づきには大きな価値があるといえます。
2.オススメしない就活の相談相手
本章ではオススメしない就活の相談相手について説明していきます。
オススメしない就活の相談相手は、
・大学の先輩
・家族
・大学のキャリアセンター
です。
ただ前提として、話を聞いてもらうだけであれば上記のような人たちでも大丈夫です。
しかし、何かしら他人の意見を参考にしたい場合には、これから説明するような人たちに注意しましょう。
2-1.オススメしない就活の相談相手①大学の先輩
オススメしない就活の相談相手は大学の先輩です。
オススメしない理由は以下の2つです。
・あくまで学生であり社会人経験がない点
・就活に関して自分自身の経験談についてしか話せない点
以下説明します。
・あくまで学生であり社会人経験がない点
大学の先輩に就活の相談をしているということは先輩は内定者でしょう。
就活をする前って「内定者」ってだけで大きく見えてしまいますが、あくまで学生です。
そのため、社会人経験のない学生に相談しても、イメージの話になってしまいがちです。
話に信ぴょう性がないと言わざるを得ません。
・就活に関して自分自身の経験談についてしか話せない点
また、就活に関して自分自身の経験談についてしか話せないことも注意しておくべきです。
端的にいうと、大学の先輩は「木を見て森を見ず」という状態になってしまいがちです。
確かに先輩はAという方法で就活を終えたのかもしれませんが、他に方法はいくらでもあります。
つまり、そのAという手段を客観的に検討してみる必要があります。
逆にいうと、先輩が熱く語る経験談を客観的に分析して、一つの事例として自分の中に整理できるのであれば、先輩に相談してみてもいいかもしれませんね。
2-2.オススメしない就活の相談相手② 家族
次にオススメしない就活の相談相手は家族です。
オススメできない理由は、感情的なアドバイスをもらう可能性が非常に高いからです。
家族に相談なので親をイメージしているかと思いますが、親って今の就活事情に詳しいのでしょうか?
確かに「父が企業の採用担当」であったり、「母がキャリアアドバイザー」であれば、就活の事情に詳しいかもしれません。
しかし、そんなケースは稀ですよね。
そのため、就活の相談をしてしまうと、ウン十年前の就活事情や親のイメージを元にアドバイスされることになるでしょう。
それってめちゃくちゃ危険ですよね。
また、親の希望や期待をそれとなく伝えられることで、あなた自身が「自分が思う本来とは違うキャリア」を選択してしまう可能性だってあります。
「自分がどこの企業に行くべきか」くらいなんて自分で決めてしまいましょう。
親の言葉には重みがあるからこそ注意しなくてなりません。
2-3.オススメしない就活の相談相手③ 大学のキャリアセンター
次にオススメできない就活の相談相手は大学のキャリアセンターです。
確かに、その大学向けの求人など有効活用できるケースは多々あります。
特に地方大学なんかは地元に特化した求人なんて、そこに行けばたくさんあるはずです。
しかし、どうしてもアドバイスの内容は一般論になりがちです。
あくまで情報収集の場として割り切ることが重要なのではないでしょうか?
3.オススメする就活の相談相手
次にオススメできる就活の相談相手について説明していきます。
オススメする相談相手は以下の3つです。
・就活中にできた友達
・OB・OGや面接官などの社会人
・無料のサービス
以下説明していきます。
3-1.オススメする就活の相談相手① 就活中にできた友達
まず最初にオススメする就活の相談相手は就活中にできた友達です。
別に大学の同級生でもいいんですが、なんとなく就活について話しにくい雰囲気ってありませんか?
そんな時に相談できるのが就活中にできた友達です。
何と言ってもリアルタイムで就活をしていますから、お互いに有益な情報を共有することもできます。
また、大学の先輩とは違って対等な立場で話すことができる点も魅力的です。
3-2.オススメする就活の相談相手② OB・OGや面接官などの社会人
次にオススメする就活の相談相手は、OB・OGや面接官などの社会人です。
OB・OGあるいは面接官ということは自分が希望する業界の社会人である可能が高いですよね。
そのため、現在も最前線で働いている社会人に相談することで、より具体的な回答を得られるはずです。
確かに「何を聞きたいのか」が明確でないと失礼にあたるかもしれませんが、OB・OG訪問や面接の最後の質問タイムなんかで聞きたいことを聞いてみるようにしましょう。
3-3.オススメする就活の相談相手③ 無料サービスを使う
最後の紹介する相談相手は、無料のサービスの人です。
例えば、エージェントのリクルーターやキャリアアドバイザーといった感じでしょうか?
リクルーターやキャリアアドバイザーは、普段から就活生との接点が非常に多く、たくさんの学生の特徴や就職先なんかを理解しています。
つまり、就活のプロであり正確な情報をたくさん持っているといえます。
そのため、就活生がどこで悩みどこでつまずくのか知っているので、最短距離で悩みを解決できる可能性が高いです。
確かにビジネスモデル的には就活生をいかに企業に紹介できるか?的な側面が強く、そのことは念頭に置いておかなくてはなりません。
しかし、困った時はプロに任せるのが1番ではないでしょうか?
まとめ 就活の相談は非常に大事
本記事では、就活の相談をすることで何がどうなるのかというメリットと就活の相談相手の選び方を解説しました。
就活の結果に良いも悪いもありませんが、自身の生活環境を大きく変えることは間違いありません。
すなわち、就活の相談も非常に重要になってきます。
誰に何を相談するのか…たったそれだけかもしれませんが、人生を大きく左右することになるでしょう。
最終的に自分で決めることはもちろんですが、より良い就活の相談ができるよう考えることも大切です。
本記事が漠然と就活の相談をしたいけど何が得られるのかわかんない人や、誰に就活相談をしたらいいのかわかんない人の参考になれば幸いです。