【企業分析】リョーサンの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

【企業分析】リョーサンの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2024年2月23日更新

はじめに

リョーサンは、半導体、電子部品などのデバイスの販売やソリューションの提供を行うエレクトロニクス商社です。

東京に本社を置き、国内と世界各地に20ヶ所以上の販売拠点やネットワークを有しています。

日本でもトップレベルのネットワークを構築し、お客様に寄り添ったサービスを提供しています。


今回はそんなリョーサンの企業研究を行うための基礎知識や社風、選考対策などをご紹介していきます。

この記事ではリョーサンへの就職に興味がある以下のような就活生を対象に、企業分析を行っています。ぜひ最後までご覧ください。

  • リョーサンの就職難易度を知りたい
  • リョーサンの選考対策として何をすれば良いかわからない

 

また、エレクトロニクス以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください。

【業界研究ガイド】業界一覧

上京を志す地方学生ならジョーカツ!

あなたのキャリアを加速させるチャンス!

無料で利用できる快適な個室シェアハウス、

東京までの交通費サポート付き

首都圏の注目企業への就活ならジョーカツ

ジョーカツに無料で相談する

首都圏の学生ならスタキャリ!

理想のキャリアを実現へと導く第一歩!

あなたにピッタリのキャリアアドバイザーを選び、

自分にマッチする優良企業をご紹介

首都圏企業のES添削から面接対策まで、就活ならスタキャリ

スタキャリに無料で相談する

この記事の結論

先にこの記事の結論からお伝えすると、リョーサンの就職難易度は、やや高い難易度と考えています。

以下の参照記事で詳しく解説している就職偏差値を参考にすると、やや高い数値の難易度だといえるでしょう。

また、採用は学歴だけでなく人間性などの素養も厳しくチェックされます。

 

それゆえ、選考対策を的確にしっかり行えば内定を獲得できる可能性は十分に有り得ます。

次の章から各内容や、その他就活に役立つ情報を紹介しますので、ぜひ最後まで読んでください。

リョーサンについて

リョーサン

出典元

2024年リョーサンの代理店

 

会社概要

リョーサンは、エレクトロニクス商社業界の中でトップクラスの売上を誇る、業界のリーディングカンパニーです。

創業以来、徹底して顧客志向のビジネスを追求しつづけ、業界屈指のコーディネーターとしての役割を果たし続けています。

エレクトロニクス商社としてリョーサンが信頼されている背景は、グローバルサポートを可能にする充実したネットワークの構築だといえます。

電機メーカーや電子部品メーカーともに製造拠点を海外に置き、トップレベルの営業拠点数を有し、電機メーカーや電子部品メーカーに対する手厚いグローバルサポートを可能にしています。

 

長年選ばれ続けるために、エレクトロニクス商社に必要な「顧客対応力」と「技術力」、「財務力」という条件を高レベルで満たしていることはリョーサンにとっての大きな強みです。

さらにエレクトロニクスの世界における「システムコーディネーター」として、人々のニーズとエレクトロニクス技術の理想的結合を形にして、長期的展望に立った着実な企業成長を目指しています。

各事業別の売上規模

事業別の売上高

リョーサンの2023年度の第3四半期の総売上高は2,142億円で前年同期比12.2%減、純利益は79億円で前年同期比32.2%減でした。

この売上はデバイス事業とソリューション事業からの収益によって構成されています。

 

それぞれの事業分野での売上高は以下の通りです。

  • デジタル事業: 売上高は1,899億円で、前年同期比11.5%減。経常利益は67億円で、37.6%減となりました。

 

  • ソリューション事業: 売上高は242億円で、前年同期比17.2%減。経常利益は12億円で、17.4%減となりました。

 

参照ページ

四半期報告書-第68期第3四半期(2023年10月1日-2023年12月31日)

各事業セグメントの解説

リョーサンの主な事業セグメントは、下記となります。

事業部門活動内容
デバイス事業・半導体

メモリやシステム、個別半導体の販売、ソフトウェアやハードウェアの受託開発を行なっている。

・電子部品

表示ディバイスや機構部品を販売しています。

ソリューション事業・IT機器

IT関連製品やキーコンポーネント、組込ソリューション、生産設備を販売。

・ソリューション

人や企業、技術を結び社会に役立つソリューションを提供する。

 

以下参照ページを紹介するので是非確認してみてください。

参考・引用ページ

事業紹介|株式会社リョーサン

リョーサンで働いている社員は?

平均勤続年数は?

リョーサンの平均勤続年数は16.1年です。

エレクトロニクス業の平均勤続年数は12.5年であることから、業界内では人の出入りが少ない職場といえるでしょう。

 

平均年収は?

リョーサンの平均年収は、713万円でした。

全国平均の年収が458万円であることを考えると、 全国平均よりも2倍ほど高い水準となっています。

また、同じ「エレクトロニクス業」の平均年収は839万円でした。

 

平均残業時間は?

リョーサンの従業員の平均残業時間は、1ヵ月あたり27.5時間以内でした。

エレクトロニクス業で働く従業員の平均残業時間は20〜50時間のため、業界内では平均的な残業時間だといえます。

 

平均ボーナス額は?

リョーサンの平均ボーナス額は114万円でした。

一般企業全般のボーナス額平均値が107万円と言われているため、平均より高い額だと言えます。

 

どんな文化なの?

長年のリョーサンの伝統であるオープンマインドな社風は、社員一人ひとりの個性を大切にすることが由来です。

社員が個々の能力やスキルを最大限に発揮でき、社員一人ひとりが最大限に成長できるような社内の環境づくりに努めています。

 

参照ページ

社員との関わり|株式会社リョーサン

リョーサン株式会社の新卒採用・企業情報|リクナビ2024

【リョーサン】新卒で就職するためには?採用フローや選考対策を徹底解説!

リョーサンの年収は713万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

国税庁:民間給与実態統計調査

就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

競合含む年間売上高

競合が多いエレクトロニクス業界の中でのリョーサンの立ち位置をご紹介します。

売上高を参照し他社と比較してみても、リョーサンもトップクラスの企業だということがわかります。

 

理由として以下の要因があると考えています。

  • フレキシブルに応える顧客対応力と幅広いネットワーク:リョーサンのもっとも大きな強みは、強力な顧客対応力です。エレクトロニクス商社のなかでも国内外の拠点数がトップクラスのリョーサンは、各国に存在する電機メーカーや電子部品メーカーの生産拠点の傍にあります。国内、海外を問わず、すみやかに双方にマッチしたコーディネートを可能にする体制とサプライチェーンを整えています。海外はアジアや北米、欧州に及び幅広いエリアで活躍しています。

 

  • 最先端な開発サポートやシステム提案力:枠を超えて高い付加価値を生み出しているのがリョーサンの「開発サポート」と「システム提案力」です。高まる顧客のニーズに対応するために、より専門的で高度な技術が必要になため、特に半導体において、製品の企画や設計段階にも深く関わる開発サポートやシステム提案を行っています。さらに、高度で専門的な知識を持つ技術者を育成し、顧客の課題を高いレベルで解決することを目指しています。

 

  • 強固な財務体質:電子部品を安定供給できる在庫調整機能を果たし、顧客である電機メーカーと仕入先である電子部品メーカーの異なる支払期間のギャップを埋めることが重要であるため、財務体質が健全であることが顧客から信頼を得るための大きな要素となっています。リョーサンの財務の健全性は業界のなかでも群を抜いており、電機メーカーや電子部品メーカーの双方からの信頼を得ており、大きな強みとなっています。

 

参考までに競合4社の情報もまとめてみたので、ご紹介します。

会社名売上高平均年収就職偏差値・難易度社風
リョーサン2,142億円713万円4.4/5.0社員が個々の能力やスキルを最大限に発揮でき、社員一人ひとりが最大限に成長できるような社風
ルネサンスエレクトロニクス株式会社370億円773万円3.4/5.0挑戦に積極的で自己成長を推進する社風
オリンパス株式会社8,819億円965万円3.8/5.0グローバル志向で多様性を重視する社風
オムロン株式会社7,629億円899万円3.8/5.0なごやかでフラットな社風

 

参考ページ

では、リョーサンは?|株式会社リョーサン

リョーサンの新卒募集要項について

以下にグローリーの新卒募集要項についてまとめました。

「機会は平等、評価は公正、処遇は公平」を基本的な考えとしているリョーサンは、採用や処遇については、学歴や年齢、性別などは問わず、社員が活躍でき、働きやすく快適な職場づくりに努めています。

さらにビジネスのグローバル化に伴って、海外での人材の採用も積極的に行っています。さらに、リョーサンは、社員の成長を支えるさまざまな研修を実施しています。

特に「RS21価値観研修」は、社員は1年に1度受講します。

 

この研修を通して、リョーサンスピリットの理解と浸透を図り、日々の業務につなげています。

また、国際大学大学院への企業留学や語学研修を実施しており、グローバルに活躍する人材の育成も積極的に取り組んでいます。

各項目詳細
職種総合職

・営業要員

営業①:獲得した案件の受発注管理や納期交渉などを行う。

営業②:取り扱い商材の戦略立案やビジネス開拓を行う。

 ・技術要員(システムエンジニア、開発エンジニア)

ニーズに基づいて技術サポートや設計、開発を行う。

給与(2023年4月入社 初任給実績)大卒・大学院卒:220,000円

備考:通勤手当(月最大3万円)、残業手当全額支給、家族手当、通信手当、休日出勤手当など

賞与年2回(6月、12月)
研修制度新入社員研修、配属先でのOJT(営業職・管理系職=新人研修2ヶ月+OJT研修、技術職=新人研修11ヶ月+OJT研修)、ビジネス基礎研修、顧客担当営業・仕入先担当営業研修、e-Learning研修、英語教育制度、他
福利厚生社会保険(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)、確定拠出年金、財産形成貯蓄制度、慶弔見舞金制度、退職金制度、貸付金制度、社員持株制度、永年勤続者表彰制度借上寮・社宅制度あり、保養所(健保組合他)、定期健康診断・成人病検診・人間ドック、クリスマスパーティー・各サークル活動、他

求める人材

就活生

「Special Hands」=「高い技術を支える技術者」を育て、新しい未来を切り拓いていくことを目指しているリョーサンは、エネルギッシュな行動力があり、バイタリティあふれる人を求める傾向にあります。

 

  • 規模の大きい仕事に携わりたい方

プラントという巨大な設備を取り扱っているため、規模の大きな仕事に携わることができます。

 

  • 高い技術力を身につけたい人

50年以上にわたりプラント設備の製造やメンテナンスに取り組んできたリョーサン。ベテランから若手へ技術の継承を積極的に行っているので、確かな技術力を身につけることができます。

 

  • コミュニケーションが積極的にできる人

プラント設備という大きな現場での仕事は、社内外の多くの人と関わりながら仕事を進めていくため、周りとのコミュニケーションを積極的にできるかが大切です。細やかな意思疎通は業務の遂行には必要不可欠です。

新卒採用のフロー

リョーサンの選考は、下記の通りのスタンダードな選考フローとなっています。

選考フローの内容や面接回数は職種によって異なるため、選考が進む毎に確認をしておきましょう。

また、最終面接前に開催される座談会には積極的に参加して、不明点や心配点を解消しておくことをおすすめします。

 

①エントリー

リョーサンのエントリーシートでは、下記のような質問についても回答します。

  • グローリーの志望動機
  • 自己紹介や自己PR
  • 志望する職種やその理由
  • エレクトロニクス業界を志望する理由

 

エントリーシートの書き方や注意点などは下記の記事で解説していますので、併せてチェックしてください。

 

ESで必ず聞かれる!?効果的な自己PRの書き方を解説!

【例文付き】エントリーシートの「ですます調」と「である調」の使い分けを3パターン別に紹介!

 

②適性検査

適性検査は筆記試験で、内容は一般常識・適性などです。

出題形式は非公開でしたが、会社説明会の際に詳細が発表されるようです。

 

③複数回面接(個人)

リョーサンでは、志望する職種に合わせて選考を行うため、面接回数が異なる場合があります。

面接では、エントリーシートの深掘りに加えて下記のような質問が聞かれます。

 

  • リョーサンの志望動機
  • 学生時代に取り組んだこと
  • 自己PR
  • なぜこの業界を志望したのか

 

面接回数が多くなるにつれて質問が深堀りされる傾向にあり、より企業や業界に対しての適性がチェックされます。

選考状況や希望職種によって質問内容も異なる場合もあります。

 

以下のページも確認してぜひ内定を勝ち取ってください。

面接 | 上京を志す、就活生へ。ジョーカツ

 

また、最終選考の前に座談会を設けられています。

リョーサンの若手社員が出席し、リョーサンに対しての質問を回答します。

採用前の不明点や悩み事の解消、会社の雰囲気などを知るチャンスで、入社前と入社後のギャップが無くなるように、座談会には積極的に参加しましょう。

座談会は選考対象にはならず、質問内容によって不合格となることはないため、有効活用するのがおすすめです。

 

座談会での質問内容や選考で有利にするポイントは下記の記事で解説していますので、ぜひ併せてご覧ください。

就活の座談会で1歩リードできる極めつけの質問とは

【就活の座談会】選考で有利になる?好印象の秘訣を伝授

就活座談会とは?何を聞けば良い?質問例と注意点を解説

 

⑤内定

複数回の面接を突破して、内定が決まります。

採用大学

リョーサンの採用大学の実績を以下に掲載します。実績をみてみると難関大学レベルから中堅大学レベルと幅広いレベルの大学を採用していることがわかります。

それゆえ、所謂学歴フィルターはないと考えます。

 

採用大学のランクに関しては以下の記事を参考にしてください。

【徹底解説】学歴フィルターはどこから?実態(エピソード)と突破方法

<大学院>
至学館大学、日本工業大学
<大学>
青山学院大学、亜細亜大学、岩手大学、大阪経済大学、神奈川大学、金沢工業大学、関西大学、関西外国語大学、関西学院大学、神田外語大学、関東職業能力開発大学校(応用課程)、学習院女子大学、九州産業大学、工学院大学、東北工業大学、東洋大学、同志社大学、日本大学、日本工業大学、阪南大学、兵庫県立大学、福岡大学、佛教大学、文教大学、法政大学、松山大学、武蔵野大学、明治大学、明治学院大学、立正大学、立命館大学、早稲田大学

 

引用ページ

株式会社リョーサン|マイナビ2024

就職偏差値・難易度

それでは、ここまでの内容を踏まえて、リョーサンの就職偏差値・難易度を見てみましょう。

結論としては、偏差値・難易度はやや高いといえるでしょう。その理由として以下の2点が挙げられます。

 

  • 採用フローはベーシックだけ面接で人柄を重視される
  • 学歴だけでなく人間力や素養も厳しくチェックされる傾向にある

 

よって、頻出質問である「ガクチカ」や「志望動機」などの基本的な対策はもちろん、簡潔にしっかりと回答できるかもチェックされるため、面接対策は必ずしておきましょう。

また、回答内容は簡潔に論理的な文章で考えるようにしましょう。

 

きちんと対策を行って内定を獲得してください!

就職偏差値・難易度については、以下の記事も参考にしてみてください。

 

参照ページ

【24卒・25卒最新版】文系・理系・公務員別就職偏差値・難易度ランキング

まとめ

リョーサンは、日本でもトップレベルのネットワークを構築し、お客様に寄り添ったサービスを幅広く提供している、エレクトロニクス企業です。

リョーサンの選考では学歴以上に個々の素養や業界、企業に対する熱意、業務に取り組む姿勢など、人間力を重視した選考内容となっています。
事前のエントリーシート・面接対策をしっかりと行って選考に望んでください。

ぜひこの記事を参考にして励んでくださいね

上京を志す地方学生ならジョーカツ!

あなたのキャリアを加速させるチャンス!

無料で利用できる快適な個室シェアハウス、

東京までの交通費サポート付き

首都圏の注目企業への就活ならジョーカツ

ジョーカツに無料で相談する

首都圏の学生ならスタキャリ!

理想のキャリアを実現へと導く第一歩!

あなたにピッタリのキャリアアドバイザーを選び、

自分にマッチする優良企業をご紹介

首都圏企業のES添削から面接対策まで、就活ならスタキャリ

スタキャリに無料で相談する

  • line シェアする
  • twitter ツイートする