面接日程の対策とは?連絡すると言われたのに来ない時の行動解説
2024/10/9更新
この記事の監修者
奥田恵(キャリアアドバイザー)
新卒から営業職で活躍し、全国1位の成績を収めた。その後、さらなる成長と挑戦を求めて現在はナイモノのキャリアアドバイザーに転身。年間で500人以上の学生の就職支援に携わり、人材・不動産・営業など幅広い業界への支援実績を持つ。一人一人の学生に真摯に向き合い、早期の内定獲得と充実した就職活動の提供に尽力している。
新卒から営業職で活躍し、全国1位の成績を収めた。その後、さらなる成長と挑戦を求めて現在はナイモノのキャリアアドバイザーに転身。年間で500人以上の学生の就職支援に携わり、人材・不動産・営業など幅広い業界への支援実績を持つ。一人一人の学生に真摯に向き合い、早期の内定獲得と充実した就職活動の提供に尽力している。
はじめに
就職活動では面接を受ける際に企業側からの連絡を待つことが多いです。
しかし、連絡すると言われたのになかなか連絡が来ないこともあり、就活生は不安を覚えたり、どういった行動を取ればいいのか分からなくなることもあります。
この記事では、面接日程の連絡が来ない時にどのような行動を取っていけば良いのかを解説します。
連絡に関することはもちろん、連絡を待っている間の時間の使い方についても紹介しますので、面接に臨む方はぜひ参考にしてください。
- 面接日程の連絡が来ず、困っている方
- 連絡が来ない場合にどうしたらいいのか分からない方
- 連絡が来ない間の時間を有効に使いたい方
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面接日程の連絡が来ないのはなぜ?
面接日程の連絡をすると言われたものの、いつまで経っても連絡が来ないことを不安に思ってしまうでしょう。
面接日程の連絡が来ない原因はいくつかありますので、理由を探ってみましょう。
メール・電話に不備があって正しく届いていない
意外に多いのが、メールボックスの受信拒否ボックスや迷惑メールボックスに面接日程の連絡メールが入ってしまっていることです。
メールによるやり取りをする場合、あらかじめ企業のメールが届くようにドメイン指定などメールが問題なく届く設定をしておきましょう。
電話によるやり取りの際でも、知らない電話番号からの受電は着信拒否にする設定にしてしまい、連絡があったのに気が付かないケースがあります。
いつまで経っても連絡が来ない場合は、自分の通信環境に問題がないか確認してみてください。
調整に時間がかかっている
就職活動では何人もの就活生を選考するため、審査に時間がかかることが多いです。
採用担当者も1人ではなく、複数人で協議して面接に進める就活生を決めるため、慎重に選考を選んでいると考えましょう。
結果、想定より時間を要し、連絡が遅くなることがあります。
優先順位をつけて連絡している可能性もある
企業の中には、優秀な学生から連絡するところもあります。
企業が気になった学生を早めに面接選考に通し、優秀な人材を確保することを優先するため、優先順位をつけて連絡を行うこともあるようです。
反面、不合格の連絡や優先順位の低い学生への連絡は後回しになりがちとなってしまい、連絡が遅くなることがあります。
面接日程の連絡が来ない場合どうすればいいのか?
面接日程の連絡がいつまで経っても来ない場合は、どうすればいいのか対応に困っている就活生も多いです。
ここでは連絡が来ない場合の対応法について解説します。
- 企業に問い合わせる
- 連絡事項を確認する
- 連絡手段に不備がないか確かめる
企業に問い合わせる
面接日程の連絡が来ない場合は、企業に問い合わせをするのが最も手っ取り早いでしょう。
もしかしたら企業側が忘れている可能性もあるため、連絡を入れることで解決するかもしれません。
問い合わせをする際ですが、連絡の期日指定をしている企業としていない企業で問い合わせをするタイミングが変わります。
期日指定をしている企業の場合は、期日を過ぎてから数日後に問い合わせをするのがおすすめです。
期日指定をしていない企業の場合は、面接日程の連絡の話を聞いた日から2週間後を目処に問い合わせをしてみましょう。
連絡事項を確認する
企業から面接日程の連絡に関する連絡事項を再確認してみましょう。
確認すると実は不合格者には連絡をしないサイレントお祈りをする企業だった、ということもあるため、念のために連絡事項があれば再度目を通してみてください。
連絡事項を確認したうえでやっぱり企業が連絡をすることになっているのであれば、こちらから問い合わせも検討しましょう。
連絡手段に不備がないか確かめる
前述しましたが、メールアドレスや電話番号など連絡手段に不備がないか確認しましょう。
迷惑メール設定に引っかかっている、着信拒否設定に反映されてしまっているなど、こちら側に原因があるかもしれません。
もし、こちら側の問題で確認できていないだけなのに企業に面接日程の問い合わせをした場合、確認や準備のできない学生だと思われてしまうでしょう。
連絡手段はすぐに確認できることなので、真っ先に確認しましょう。
面接日程の連絡が来ない間の時間の使い方
企業から面接日程の連絡が来ない間、やることがなくて無駄に時間を過ごすケースがあります。
しかし、就職活動は時間の使い方が重要で、連絡や問い合わせを待っている間にもやれることは多数あります。
ここでは連絡が来ない間の時間の使い方について紹介していきますので、就職活動の参考にしてください。
- 他社の企業研究や選考対策を進める
- 自己分析やSPIなど対策を行う
- OB・OG訪問を実施する
- リフレッシュのために休む
他社の企業研究や選考対策を進める
企業から面接日程の連絡が来ない間は、他社の選考準備を進めていきましょう。
企業研究をしてエントリーシートを書いたり、他社の面接の対策をしたりするなど時間を有効に使ってください。
就職活動では1社だけでなく、複数の企業の選考を受けることが多いと思いますので、連絡待ちの間に他社の就職選考を進めて就職活動を成功させましょう。
選考を受ける企業がない場合は、興味のある企業を調べるなど企業探しをするのもおすすめです。
自己分析やSPIなど対策を行う
企業研究の他にも自己分析やSPIといった対策をするのもおすすめします。
自己分析はエントリーシートや面接など就職活動をするうえでは欠かせない対策となっています。
自己分析の対策は他社の選考を受ける際にも必ずと言っていいほど役立ちますので、ちょうどいい機会だと思って自己分析を徹底して対策してみるのもいいでしょう。
また、SPIといった適性検査の対策も時間がある時に少しずつ進めていくことで自分の力になっていきます。
SPIは時間をかけて対策すればするほど結果に繋がりやすいため、企業からの連絡を待つ間に対策するのがおすすめです。
OB・OG訪問を実施する
OB・OG訪問は先輩社員と会うことから時間調整が難しく、まとまった時間がないとできないことが多いです。
連絡を待っている間にOB・OG訪問をしておくと時間も有効に使えます。
OB・OG訪問の際に企業から面接日程の連絡が来ない旨を相談するのもおすすめです。
先輩社員が同様の経験をしたことがないか聞き、対処法など参考になりそうなアドバイスを貰いましょう。
OB・OG訪問についての記事は下記を参考にしてください。
リフレッシュのために休む
連絡が来ないと焦りや不安から普段以上に心身の疲労・負担が溜まってしまうことが多く、就職活動に集中できないことがあります。
連絡が来ないまま中途半端に就職活動をするくらいなら、思い切って休んでしまい、心身ともにリフレッシュさせてから再度就職活動に臨んでみましょう。
リフレッシュ中は面接日程の連絡のことも忘れ、疲れや不安を軽減することを意識してみてください。
就職活動は長期化することもあり、適度な休息を挟みながら進めていくことが成功のコツです。
待っている間に自分を休めることも覚えましょう。
さいごに
面接日程の連絡が企業から来なくても、慌てず冷静に対処してください。
パニックになって初歩的なミスをするといけませんので、まずは冷静にメール設定や受信設定を確認したり、連絡事項を見返して見落としている箇所がないか探したりするなど1つ1つ対応していきましょう。
企業に問い合わせをする場合は、企業側を責めるような態度は取らず、こちら側も冷静になって日程の件がどうなったのか聞いてみてください。
もし、忘れられていたとしても感情的にならず、次に切り替えていきましょう。