2023年版 戦略コンサルティング総合評価ランキング 就職偏差値・平均年収も比較

2024年8月15日更新

はじめに

コンサルティング業界に就職を考えている人は、平均年収、就職偏差値、働きやすい会社なのか気になると思います。今回はコンサルティング業界の中でも、戦略系コンサルティングファームに注目しました。

 

コンサルティング業界は、就活生にも人気の高い業界なので、しっかりと企業研究や、選考対策をすることが大切です。そのため、本記事で紹介するランキングを参考に企業研究を深めてください。

【選考通過したエントリーシートを大公開】先輩就活生のエントリーシートを見れば選考通過のヒントが得られるかも?!

「エントリーシートに正解はあるのか」「書き方が良く分からない…」こんなことを考えたことはありませんか?

就活生にとって、エントリーシートは第一関門ともいえるものです。

今回は、選考を通過したエントリーシートを20社分用意しました。

各エントリーシートにはポイント付きで解説しています。

この機会にぜひチェックしてください。
選考通過ES

コンサルティング業界について

まずはコンサルティング業界とは、どういう業界なのか簡単に説明していきます。

 

コンサルティング業界とは

コンサルティング業界とは、クライアントの抱える課題について解決案を提示し、業務のサポートを行う業界です。コンサルティング業界の中には、「IT系」、「戦略系」、「シンクタンク系」、「総合系」、「専門」の5つにわかれます。

 

今回は、その中でも「戦略系」に特化して紹介していきます。コンサルティング業界について詳しく知りたい方は、「【業界研究】コンサル業界について解説します。 | ジョーカツキャンパス (jo-katsu.com)」を参考にしてください。

 

コンサルティング業界の5つの種類

上記でも説明しましたが、コンサルティング業界は、「IT系」、「戦略系」、「シンクタンク系」、「総合系」、「専門」にわかれます。それぞれの特徴を簡単に見ていきましょう。

 

・IT系コンサルティング

ITコンサルティングは、IT技術を駆使して、クライアントの課題を解決するための提案、サービスを提供する仕事です。

 

有名なITコンサルティングファームには、アクセンチュア、IBM(日本IBM)、フューチャーアーキテクト、キャップジェミニなどがあります。

 

・戦略系コンサルティング

戦略系コンサルティングとは、クライアントが新規事業の拡大や、市場拡大を行う際に、戦略提案をする仕事です。

 

有名な戦略コンサルティンファームには、マッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストン・コンサルティング・グループ、アーサー・D・リトル・ジャパンなどがあります。

 

・シンクタンク系コンサルティング

シンクタンク系コンサルティングは、主なクライアントが政府や自治体などの公的機関であり、依頼を受けて、データの分析や調査結果から、政策の提案をするのが仕事です。

 

有名なシンクタンク系コンサルティングファームには、野村総合研究所、三菱総合研究所、日本総合研究所などがあります。

 

・総合系コンサルティング

総合系コンサルティングは、依頼のあった企業の上流から下流まで一貫してサポートする仕事です。戦略の立案からシステムの構築、運用までトータルサポートします。

 

有名な総合系コンサルティングファームには、デロイト・トーマツ・コンサルティング、アビームコンサルティング、EYストラテジー・アンド・コンサルティングなどがあります。

 

・専門コンサルティング

専門コンサルティングは、それぞれの業種に特化したアドバイスや提案を行う仕事です。金融、医療、製造、流通などそれぞれの専門のコンサルティングがあります。

 

有名な専門コンサルティングファームは、マーサー・ジャパン、リンクアンドモチベーションなどです。

戦略コンサルティング会社の格付けランキング

米国のVault.comが現役コンサルタント数千人を対象に調査を行った結果を、ランキング形式でまとめました。名声、生活の質、および全体的に最高の働きでトップのコンサルティング会社をランク付けしています。

 

さまざまなランキングをまとめたので見ていきましょう。

 

2023年のベスト戦略コンサルティング会社ランキング

順位 会社名 投票率 昨年の

ランキング順位

1位 ベイン・アンド・カンパニー 74.18% 3位
2位 ボストンコンサルティンググループ 70.70% 1位
3位 デロイト コンサルティング LLP 19.48% 4位
4位 アクセンチュア 14.53% 5位
5位 EY-パルテノン 13.06% ランキング外
6位 オリバー・ワイマン 12.21% 7位
7位 PwC Advisory/Strategy& 10.58% 6位
8位 L.E.K.コンサルティング 9.77% 8位
9位 アーンスト・アンド・ヤング 6.96% 9位
10位 KPMG LLP (アドバイザリー) 6.37% 9位

 

1位がベイン・アンド・カンパニー、2位がボストンコンサルティンググループ、3位がデロイト コンサルティング LLPという結果になりました。

 

EY-パルテノン以外は、昨年もランキングに入っている企業ばかりなので、上位に選ばれる企業はおおよそ固定されているのが特徴です。名前の聞いたことがある有名企業ばかりなので、知っている人も多いと思います。

 

北米で働くのに最適なコンサルティング会社ランキング

次に紹介するランキングは、北米で働くのに最適なコンサルティング会社です。

順位 会社名 スコア 昨年の

ランキング順位

1位 ベイン・アンド・カンパニー 9.383 1位
2位 ボストンコンサルティンググループ 9.242 3位
3位 マッキンゼー・アンド・カンパニー 9.085 2位
4位 EY-パルテノン 8.277 5位
5位 ブリッジスパングループ 7.997 4位
6位 グスマート 7.959 15位
7位 A.T.カーニー 7.797 8位
8位 L.E.K.コンサルティング 7.772 9位
9位 Analysis Group 7.730 21位
10位 Alvarez & Marsal 7.721 13位

 

ベイン・アンド・カンパニー、ボストンコンサルティンググループ、マッキンゼー・アンド・カンパニー、A.T.カーニーといった戦略系コンサルティング会社がラインナップしています。

 

特に1位~3位はすべて戦略系コンサルティングが上位を占めており、またこの3社(MBB)は昨年のランキングでも1位~3位であるため、人気の高さが特徴的です。

戦略コンサルティングの平均年収について

戦略コンサルタントの平均年収やコンサルティング業界の平均年収について見ていきましょう。

 

コンサルティング業界の平均年収

東洋経済新聞社が行った調査をもとに業界別の平均年収ランキングをまとめました。

 

<業界別40歳モデル平均年収>

順位 業界名 40歳モデル平均年収
1位 コンサルティング 1,316万円
2位 総合商社 1,232万円
3位 放送 879万円
4位 携帯電話事業者 839万円
5位 投資事業・投資ファンド 815万円
35位 業界平均 600万円

引用元:東洋経済オンライン

 

日本の業界平均が600万円であるため、およそ2倍以上の平均年収を誇ります。年齢や実績、コンサルティングの種類によっても平均年収が大きく変わるので、あくまで参考程度に考えておきましょう。

 

日系・外資系によっても平均年収が大きく異なります。そこで、求人サービスが掲載しているコンサルティング業界の年収を少しだけ紹介します。

 

求人サービス名 平均年収
コンサルタント(Indeed 618万円
経営コンサルタント(転職ステーション 627万円
コンサルタント(転職会議 690万円
戦略・会計・人事系コンサルタント(マイナビエージェント 598万円

国税庁が行った「令和3年分 民間給与実態統計調査」では、日本の平均年収は「443万円」となっています。どの求人サービスを見ても、日本の平均年収よりも100万円以上も高いので、コンサルティング業界の平均年収は高いです。

 

平均年収の高いコンサルティング業界ですが、高給な職業は他にはどんなものがあるでしょうか。

まったり高給な業界・企業の探し方

 

戦略コンサルティング会社の平均年収ランキング

次は戦略系コンサルティング会社の平均年収ランキングをまとめました。

 

順位 会社名 平均年収
1位 ベイン・アンド・カンパニー 1,940万円
2位 ボストンコンサルティンググループ 1,928万円
3位 A.T.カーニー 1,907万円
4位 マッキンゼー・アンド・カンパニー 1,842万円
5位 ローランド・ベルガー 1,710万円
6位 アーサー・ディ・リトル 1,689万円
7位 ドリームインキュベータ 1,550万円
8位 PwCコンサルティング 1,316万円
9位 経営共創基盤(IGPI) 1,074万円
10位 シグマクシス 1,008万円

 

外資系コンサルティング会社は、1,000万円を超える平均年収が多いです。MMBを筆頭に有名な企業ばかりが上位に名を残しています。

完全無料
ライバルに差をつける!就活生に人気なコンテンツ
gold
SPI頻出問題集
言語/非言語/英語を完全に網羅!グラフや表があるから、すぐに内容を理解できる丁寧な解説がついていて、就活生から数多くダウンロードされています!
silver
面接頻出質問集
100種類の頻出問題と回答例がついていて、これだけで質問内容を一通り抑えられます!
blond
選考通過ES回答集
実際に選考を通過した50社分の大手企業のエントリーシートを、ポイント解説付きで配布中!
4
就活ES添削
数千件以上のES添削経験を持つ専門アドバイザーが「選考通過」の観点から実際にあなたのESを添削してくれます!
5
就活テンプレ
コピペで使えるメールテンプレートや、シーン別の電話問答集を多数掲載!その他、就活マナーなどをまとめて対策できるアプリです。

戦略コンサルティング会社の就職偏差値ランキング

次は、戦略コンサルティング会社の就職偏差値ランキングを紹介します。

 

就職偏差値や難易度について詳しく知りたい人は、【24卒・25卒最新版】文系・理系・公務員別就職偏差値・難易度ランキングを参照してください。

 

順位 会社名 就職偏差値
1 マッキンゼー・アンド・カンパニー  74
2 ボストン・コンサルティング 73
3 ベイン・アンド・カンパニー  72
3 経営共創基盤(IGPI) 72
5 PwCストラテジー 71
5 A.T.カーニー 71
7 ローランド・ベルガー 70
7 アーサー・D・リトル 70
7 L.E.K.コンサルティング  70
10 ドリームインキュベータ 68

 

就職偏差値の上位は外資系の企業ばかりであり、他業界と比べても入社するのが困難な企業が多いです。しっかりとした対策はもちろんですが、高いスキルを求められる企業ばかりであるため、資格や語学力を身につけておきましょう。

戦略コンサルティング会社の紹介

戦略コンサルティング会社として有名なMBB(マッキンゼー・アンド・カンパニー 、ボストン・コンサルティング、ベイン・アンド・カンパニー)の3社を紹介します。

 

マッキンゼー・アンド・カンパニー

マッキンゼー・アンド・カンパニーは、世界65ヶ国、130拠点以上の企業規模があり、日本には東京に支店があります。自動車、科学、農業、電力など多種多様な事業を展開しているのが特徴です。

 

世界最高峰のコンサルティング会社として有名であり、国内上位30社の7割程度の企業に高品質なサービスを提供しています。

 

マッキンゼー・アンド・カンパニーについて詳しく知りたい方は、「【企業研究】マッキンゼーの採用大学・就職難易度・選考対策を徹底解説 | ジョーカツキャンパス (jo-katsu.com)」を参考にしてください。

 

ボストン・コンサルティング

ボストン・コンサルティングは、世界に50カ国以上、事業を展開しており、日本では、東京・大阪・名古屋・京都に支店を構えています。日本には1996年から開設されていたこともあり、日本のコンサルティング業界の礎ともいえる存在です。

 

航空宇宙・防衛、自動車・モビリティ、教育、エネルギー、金融、ヘルスケアなどを業務展開しています。平均年収が高いだけでなく、退職金や休暇制度といった福利厚生もしっかり充実しているので、働きやすい環境が整っています。

 

ベイン・アンド・カンパニー

ベイン・アンド・カンパニーは、世界38か国に61拠点を持つ会社で、日本では東京に支店があります。経営コンサルティングとして、業務を行い、IT技術を活用したコンサルティングも行っています。

 

クライアントと「ワン・チーム(1つのチーム)」である考えを大切にし、独自アプローチ手法である「Results Delivery」を活用してサービスを提供するのが特徴です。

 

ベイン・アンド・カンパニーについて詳しく知りたい方は、「【企業研究】ベイン・アンド・カンパニーの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説 | ジョーカツキャンパス (jo-katsu.com)」を参考にしてください。

【選考通過したエントリーシートを大公開】先輩就活生のエントリーシートを見れば選考通過のヒントが得られるかも?!

「エントリーシートに正解はあるのか」「書き方が良く分からない…」こんなことを考えたことはありませんか?

就活生にとって、エントリーシートは第一関門ともいえるものです。

今回は、選考を通過したエントリーシートを20社分用意しました。

各エントリーシートにはポイント付きで解説しています。

この機会にぜひチェックしてください。
選考通過ES

まとめ

コンサルティング業界の中でも人気の高い、有名企業が多い戦略コンサルティングについて紹介してきました。平均年収や就職偏差値など、企業研究をする際には、気になるポイントになると思いますので、ぜひ参考にしてください。

 

記事の中に出てくる企業は、ほとんどが外資系企業になるので、高いスキルや専門的な知識、語学力が必要となります。就活生の中でも人気の高い企業ばかりなので、事前に自分を磨き上げておかなければ選考を通過することが難しいです。

 

企業研究も大切ですが、英語や専門用語などの勉強も怠らないように気を付けましょう。コンサルティング業界に就職する人は、ぜひ本記事のランキングを参考にしてください。最後までお読みいただきありがとうございます。

 

コンサル業界に関する記事は他にも以下のようなものがあります。こちらもぜひご覧ください。

【新卒でコンサルは厳しい?】コンサルが新卒を早期戦力化する「ある」教育法とは

コンサルティングファームに就職したい方は必見!コンサルティングファームの特徴や対策を大公開!

 

自己分析、何から始めればいい?
30秒でわかる仕事タイプ診断

「自己PRが浅いって言われた…」
「自分の強みって本当にこれでいいのかな?」
そんな不安は、自己理解が浅いまま就活を進めているサインです。

多くの就活生が実践している無料の性格診断では、30秒であなたの性格タイプや特徴、適性職業が明確に。
この診断をきっかけに、ESや面接で説得力あるエピソードが語れるようになったという声も多数。

“なんとなく”の自己分析から卒業し、選考突破に直結する自己理解を今すぐ深めましょう。

すでに60,000人以上が利用中!

会員登録して「性格診断」してみる
(無料)

LINE追加で就活準備がグッと進む!
性格診断
性格診断
適職診断
適職診断
面接質問集
面接質問集
ES回答集
ES回答集
SPI対策
SPI対策