【企業分析】みずほフィナンシャルグループの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説
2025年10月30日更新
はじめに
株式会社みずほフィナンシャルグループは、日本を代表する三大メガバンクの一角を占める金融グループです。
銀行、信託、証券、アセットマネジメントなど多岐にわたる金融サービスを提供し、国内外で幅広い事業を展開しています。
今回はそんなみずほFGの企業研究を行うための基礎知識や社風、選考対策などをご紹介していきます。
この記事では株式会社みずほFGへの就職に興味がある以下のような就活生を対象に、企業分析を行っています。
ぜひ最後までご覧ください。
- みずほFGの仕事内容が気になる
- みずほFGの就職難易度を知りたい
- みずほFGの選考を突破するための対策を知りたい
また、金融業界以外の業界については、以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
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この記事の結論
先にこの記事の結論からお伝えすると、みずほフィナンシャルグループの就職難易度は、高い難易度と考えています。
メガバンクが人気業界であることに加え、採用倍率は約70倍と高く、これは日本の金融業界でもトップクラスの競争率です。
採用実績大学を見ると、難関大学出身者が上位を占めていますが、全国の幅広い大学から優秀な人材を採用している実態もあります。
さまざまな偏差値帯の学校の実績もあるので、選考対策をしっかり行えば内定を獲得できる可能性は十分にあります。
選考対策として重要なのは「なぜ金融業界なのか」「なぜメガバンクなのか」「なぜみずほなのか」を明確に差別化することです。
選考対策は、徹底した企業研究と自己分析、Webテスト・筆記試験対策、面接対策が重要になります。
特に、自身のキャリアプランとみずほFGの強みである「One Mizuho戦略」や「グループ連携力」を理解し、どのように結びつけるかを具体的に説明できるように準備することが内定獲得のカギとなります。
職種は、オープンコースの全国・グローバル型とエリア型に大別され、業務内容は主にリテール営業、法人営業、本部業務に従事することです。
次の章から各内容や、その他就活に役立つ情報を紹介しますので、ぜひ最後まで読んでください。
株式会社みずほフィナンシャルグループについて

出典元:みずほフィナンシャルグループ
会社概要
株式会社みずほフィナンシャルグループは、銀行持株会社として、銀行・信託・証券・アセットマネジメントなどの総合的な金融サービスを主な事業内容としている企業です。
みずほフィナンシャルグループは、「One Mizuho戦略」の下、社会課題の解決と顧客ニーズの多様化に対応するため、会社の垣根を越えた「総合金融コンサルティンググループ」としてのビジネスモデルを構築しています。
5つのカンパニー(リテール・事業法人、コーポレート&インベストメントバンキング、グローバルコーポレート&インベストメントバンキング、グローバルマーケッツ、アセットマネジメント)と2つのユニット(グローバルトランザクション、リサーチ&コンサルティング)によるグループ一体運営を実施しており、顧客の課題解決に向けた最適なソリューションの提供を目指しています。
みずほのビジネスモデルは、国内の個人・法人向け金融サービスに加え、海外展開にも力を入れており、特に米国資本市場での高いプレゼンスとアジア経済圏における充実したネットワークを活用したグローバル展開を推進しています。
これらの事業は、脱炭素・サステナビリティ領域での社会課題解決やデジタルトランスフォーメーション(DX)分野でのイノベーション創出など、時代の変化に対応した多角化戦略として展開されています。
さらに、東京証券取引所プライム市場およびニューヨーク証券取引所に上場する国際的な金融グループとして、日本経済の発展と社会課題の解決に貢献しています。
各事業別の売上規模
株式会社みずほフィナンシャルグループの2026年3月期第1四半期(2025年4月〜6月期)の連結最終利益は2,905億円で、前年同期比0.4%の増加となりました。
同社の収益は、リテール・事業法人カンパニー(RBC)、コーポレート&インベストメントバンキングカンパニー(CIBC)、グローバルコーポレート&インベストメントバンキングカンパニー(GCIBC)、グローバルマーケッツカンパニー(GMC)、アセットマネジメントカンパニー(AMC)からの収益によって構成されています。
それぞれの事業分野における業績は以下の通りです。
- リテール・事業法人カンパニー(RBC)
- コーポレート&インベストメントバンキングカンパニー(CIBC)
- グローバルコーポレート&インベストメントバンキングカンパニー(GCIBC)
- グローバルマーケッツカンパニー(GMC)
- アセットマネジメントカンパニー(AMC)
リテール・事業法人カンパニー(RBC)
業務粗利益は2,141億円、業務純益は344億円となりました。
個人・中小企業向けを中心とした国内事業が堅調に推移し、デジタル化や構造改革の効果も業績を支えています。
コーポレート&インベストメントバンキングカンパニー(CIBC)
業務粗利益は1,541億円、業務純益は985億円でした。
国内大企業や金融法人、公共法人向けの投資銀行業務が好調で、グループ全体の収益の柱となっています。
グローバルコーポレート&インベストメントバンキングカンパニー(GCIBC)
業務粗利益は2,067億円、業務純益は927億円となりました。
日系企業の海外展開支援や、現地企業への金融サービス提供を通じて、グローバル事業の収益を安定的に確保しています。
グローバルマーケッツカンパニー(GMC)
業務粗利益は1,741億円、業務純益は818億円でした。
金利や為替など市場取引の活発化が追い風となり、トレーディング収益の拡大が収益増に寄与しました。。
アセットマネジメントカンパニー(AMC)
業務粗利益は172億円、業務純益は40億円でした。
投資信託や年金資産の運用が堅調に推移し、資産形成ニーズの高まりを背景に安定した収益を確保しました。
各事業セグメントの解説
株式会社みずほフィナンシャルグループの主な事業セグメントは以下の通りです。
| 事業部門 | 活動内容 | 
| リテール・事業法人カンパニー(RBC) | 個人への預金・融資・投資信託・保険商品提供、中小企業への融資・決済サービス、事業承継や相続コンサルティング | 
| コーポレート&インベストメントバンキングカンパニー(CIBC) | 大企業への融資、M&Aアドバイザリー、資金調達支援(株式・債券発行)、金融法人・公共法人向けサービス | 
| グローバルCIBC(GCIBC) | 海外進出する日系企業の支援、現地企業への融資、クロスボーダーM&A、国際金融取引、貿易金融 | 
| グローバルマーケッツカンパニー(GMC) | 為替・株式・債券・デリバティブ取引、資産運用戦略の提案、リスクヘッジサービス | 
| アセットマネジメントカンパニー(AMC) | 投資信託の運用、年金資産の管理、ESG投資・REIT運用などの資産形成支援 | 
みずほフィナンシャルグループの特徴は、これら全ての事業部門が連携してサービスを提供する「One Mizuho戦略」にあります。
たとえば、大企業の海外進出支援では、国内の法人営業部門、海外拠点、投資銀行部門が一体となってサポートを行っています。
以下参照ページを紹介するのでぜひ確認してみてください。
株式会社みずほフィナンシャルグループで働いている社員は?
平均勤続年数は?
みずほフィナンシャルグループの平均勤続年数は16.3年です。金融業界の平均勤続年数は12.4年であることから、業界平均よりも安定した雇用環境にある職場といえるでしょう。
メガバンクの中でも比較的長期的なキャリア形成を重視する企業文化があることがうかがえます。
平均年収は?
2024年度のみずほフィナンシャルグループの平均年収は約1,072万円でした。
全国平均の年収(約458万円)と比較するとほぼ2倍近い水準であり、金融業界全体の平均(約650万円)と比べても上位に位置しています。
コース別では、特定コース(GCF=グローバルコーポレートファイナンス、GFI=グローバルファイナンス、GM=グローバルマーケッツ)が、オープンコースよりも初任給や昇給カーブで優遇される傾向があります。
特に投資銀行部門や国際金融部門に配属された社員は、30歳前後で年収1,000万円を超えるケースも珍しくありません。
一方で、リテール部門などは平均的な水準となるため、配属によって待遇に差が出る点は理解しておく必要があります。
平均残業時間は?
みずほフィナンシャルグループの従業員の平均残業時間は、1ヵ月あたり約25時間でした。
金融業で働く従業員の平均残業時間は30時間程度のため、業界内では平均的な水準といえます。
ただし、部署や職種によって大きく異なり、投資銀行部門(CIBC・GCIBC)では繁忙期に長時間労働になる場合もある一方、リテール部門(RBC)では比較的規則正しい勤務が可能です。
平均ボーナス額は?
詳細な公開データは限られていますが、みずほフィナンシャルグループの平均年収から、平均ボーナス額は年間約200-250万円程度と推測できます。
賞与は年二回。昇給は人事評価に基づいて実施。2024年度から新しい人事制度が導入され、個人の評価がより反映される仕組みになっています。
また、2024年より新人事制度が適用され、いわゆるジョブ型に移行。
ポジションや 役割に応じた評価制度に変更されました。
どんな文化なの?
みずほFGの企業文化は「One Mizuho」をキーワードに、グループ横断で連携して顧客にソリューションを提供するスタイルです。
 伝統的に安定感のある大手金融機関ですが、近年はDX(デジタル・トランスフォーメーション)やグローバル展開を進めるなど変革に力を入れています。
特徴的なのは、「協働性」と「挑戦心」の両立です。
- チームで成果を出すことが重視される
- 若手でも責任ある業務を任される機会がある
- 安定と挑戦を両立できるキャリアパス
こうした文化は、主体的に成長したい就活生にとって大きな魅力となるでしょう。
就職偏差値・難易度および業界での立ち位置
競争が激しい金融業界の中でのみずほフィナンシャルグループ(以下、みずほFG)の立ち位置をご紹介します。
 売上高や総資産を他のメガバンクと比較しても、みずほFGは日本を代表するトップクラスの金融グループであることが分かります。
理由として以下の要因があると考えています。
- 「One Mizuho」戦略による総合金融サービス
- グローバル展開の積極推進
- デジタル変革(DX)への先進的取り組み
ONE MIZUHO戦略による総合金融サービス
みずほフィナンシャルグループは銀行・信託・証券の垣根を越えた「One Mizuho」戦略により、単一の金融機関では提供できない包括的なソリューションを展開しています。
これにより、顧客の多様なニーズに対応し、収益の最大化と安定化を実現しています。
グローバル展開の積極推進
みずほフィナンシャルグループは米国資本市場での高いプレゼンスや、アジア経済圏における充実したネットワークを活用した国際戦略を展開しています。
特に2022年のCapstone Partners買収など、戦略的投資により海外事業の競争力を強化し、グローバルな収益基盤の拡大を図っています。
デジタル変革(DX)への先進的取り組み
みずほフィナンシャルグループはGoogleとの戦略的提携やフィンテック企業との協業により、次世代金融サービスの開発に注力しています。
J-Coin Payなどのデジタル決済サービスや、AI・ビッグデータを活用した顧客体験向上により、デジタル時代の金融業界をリードしています。
以上の要素によりみずほFGは金融業界の中でもトップクラスの地位を確立していると考えられます。
参考までに三大メガバンクと主要金融機関の情報もまとめてみたので、ご紹介します。
| 会社名 | 売上高(2023年度:経常収益ベース) | 平均年収 | 就職偏差値・難易度 | 社風 | 
| みずほフィナンシャルグループ | 8兆7,445億円 | 1,072万円 | 66-79 | 「One Mizuho」協働文化 | 
| 三菱UFJフィナンシャル・グループ | 11兆8,904億円 | 1,095万円 | 67-80 | 伝統と革新のバランス | 
| 三井住友フィナンシャルグループ | 7兆2,076億円 | 1,095万円 | 66-78 | 成果主義・スピード感 | 
| りそなホールディングス | 9,416億円 | 887万円 | 62 | 地域密着・顧客第一主義 | 
みずほフィナンシャルグループの新卒募集要項について
以下にみずほフィナンシャルグループの新卒募集要項についてまとめました。
特徴的な採用形態である5社合同採用や、多様なキャリアコースが選択できる点は魅力的です。
また、初任給に関しても2024年に大幅な引き上げが行われ、メガバンクとしては競争力のある水準となっています。
研修制度も新人研修から専門的な研修まで体系的に整備されており、金融のプロフェッショナルとして成長できる環境が整っているといえます。
転勤については、全国・グローバル型とエリア型から選択可能で、ライフスタイルに合わせたキャリア形成ができる点が特徴的です。
| 各項目 | 詳細 | 
| 採用形態 | みずほフィナンシャルグループ・みずほ銀行・みずほ信託銀行・みずほ証券・みずほリサーチ&テクノロジーズの5社合同採用 | 
| 募集コース | オープンコース(全国・グローバル型/エリア型)、ITシステムコース、アクチュアリーコース、アドバンストテクノロジーコースなど ※アドバンストテクノロジーコースのクオンツ・デジタルテクノロジーに限り、2026年9月までに大学院修士課程以上を修了(見込)の方 | 
| 業務内容 | 法人融資、リテール営業、M&Aアドバイザリー、資産運用、海外事業支援、市場取引(為替・株式・債券・デリバティブ)など、配属先によって多岐にわたる | 
| 給与(初任給実績・2026年度予定) | 
 | 
| 賞与 | 
 | 
| 研修制度 | 
 | 
| 福利厚生 | 短時間勤務、バースサポート、企業主導型保育園入園サポート、ベビーシッター費用補助、保育料補助、配偶者転勤同行休職、介護支援金、ホームヘルプ費用補助、住宅関連制度(マンションワンルームタイプの独身寮、住宅補給金等)、財産形成支援制度、自分磨き休職、週休3日・4日、自己啓発費用補助、インフルエンザ予防接種費用補助、人間ドッグ・脳ドッグ費用補助、検診費用補助、持株会、余暇支援制度 等 | 
求める人材

株式会社みずほフィナンシャルグループでは求める人材として下記のものを公表しています。
グループの基本理念「One Mizuho」に基づいて共通の人材像として掲げており、銀行・信託・証券・アセットマネジメントなど全ての事業分野で重視される要素です。
- 変革への挑戦
- 先見性
- 協働力
- 自律性
- 社会貢献意識
変革への挑戦
コンセプトである「変化の穂先であれ。」の通り、いつの時代も変化をまたぐ最初の存在として、現状に満足せず、これまでの常識を超える解をスピードをもって創出し続ける姿勢を重視します。
既存の金融サービスの枠を超えた新しいビジネスモデルの創出に果敢に挑戦する人材を求めています。
先見性
みずほの源流である渋沢栄一をはじめとした先人たちが持つ「フェアでオープンな立場から、時代の先を読む」姿勢を継承し、産業や社会の将来を見据えて行動できる人材。
ESG、テクノロジー進展、社会変革などの時代の変化を敏感に捉え、お客さまに先駆けて変化する意欲を持つことが重要です。
協働力
「One Mizuho」の精神に基づき、個や組織を越えた新たな枠組みで知恵を絞り、行動できる協働力。
さまざまな領域と情報の真ん中に立ち、物事の本質に向き合いながら、多様な仲間とつながりあって価値を創出する能力を求めています。
自律性
新たな人事制度「〈かなで〉」が示すように、社員一人ひとりが自分の想いや人生観を大切にしながら、自律的なキャリア形成を目指す姿勢。
「挑戦を支える」「貢献に報いる」「働きやすさを感じる」環境で、自分らしさを発揮しながら成長し続ける意欲が重要です。
社会貢献意識
パーパス「ともに挑む。ともに実る。」に込められた想いの通り、お客さま一人ひとりの夢と挑戦に寄り添い、金融やコンサルティングの力で幸福な未来に貢献する使命感。
目の前の誰か一人の利益だけでなく、産業や社会全体の発展を考えて行動する意識を持つ人材を求めています。
以上の5つはみずほFGの採用メッセージ『「変化の穂先であれ。」いつの時代も、変化をまたぐ最初の存在でありたい。』につながっていきます。
エントリーシートや面接中にこれらの意識を持っている人材かどうかを見られるので、ぜひ意識して選考に臨むといいでしょう。
新卒採用のフロー
みずほフィナンシャルグループの選考は、下記の通りの選考フローとなっています。
面接では志望動機などのスタンダードな質問の他、人柄をチェックする質問も多いのが特徴です。
選考対策として、入社意欲や将来のプランが明確であるかどうかが重視されます。
また、採用コンセプトである「変化の穂先であれ。」に共感し、既成概念にとらわれず挑戦する意欲を示すことが重要です。
選考対策として、なぜみずほFGなのか、将来のキャリアプラン、ONE MIZUHO戦略への理解が明確であるかどうかが重視されます。
金融業界でのキャリアを形成していく上で必須事項なので、明確にしておきましょう。
①新卒エントリー
みずほフィナンシャルグループの新卒エントリーボタンより必要事項を入力し登録を行います。
エントリーシートでは志望動機や自己PR、長所と短所などの一般的な質問について回答し、Web上で入力し送信して終了です。
②会社説明会・Webセミナー
みずほフィナンシャルグループのビジネスモデルを具体的に理解するための会社説明会です。
選考参加を希望される方はエントリーシートに取り組み、みずほFGとミスマッチがないのかを深堀をしていきます。
また、同じタイミングでエントリーシートを指定の形式で提出します。
- 学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)
- 志望動機
- 強み・弱み
- みずほフィナンシャルグループに興味を持ったところ
- コース選択の理由
といったように、基本的なことを聞かれるようです。
会社説明会で詳細を確認することになりますので、参加する前に準備して臨んでください。
以下に参考になる記事を紹介します。
③一次面接+性格診断(SPI)
みずほフィナンシャルグループの一次面接は 個人面接形式 が中心です。
  学生1人に対して面接官1〜2人で行われるケースが多く、所要時間は 30〜45分程度。形式は年度やコースによって異なり、オンライン・対面どちらも実施されています。
面接では自己紹介や志望理由といった基本的な質問に加え、協働性や主体性を確認する質問が出されます。
エントリーシートに記載した内容やキャリアプランを深掘りされることが多いので、しっかり準備をしておきましょう。
以下に口コミで確認できた質問事項を紹介します。
- 金融業界を志望する理由
- 数ある金融機関の中でなぜみずほなのか
- 学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)とその成果
- チームで困難を乗り越えた経験
- 入社後どのように成長し、どんな金融人材になりたいか
以下のページもぜひ参考にしてください!
④複数回面接(2次面接以降)
みずほフィナンシャルグループの面接は、応募者やコースによって回数が異なるため「複数回面接」と考えておきましょう。
二次面接以降は、志望動機やキャリアプランの深掘りに加え、業務適性を確認する質問が増える傾向があります。
最終面接は、学生1人と人事部長の面接官1人で40分程度オンラインで行われます。自己PRなどの一般的な質問の他に、入社に対する理由や熱意について深く確認がされます。
以下に口コミにあった質問事項を紹介します。
- 志望動機のより具体的な深掘り
- 他社の選考状況と、みずほを選ぶ理由
- 入社後にどのように貢献できるか
- 海外勤務や多様な部署で働く可能性をどう考えるか
- 金融業界で自分の強みをどう活かすか
最終面接に近づくほど、質問の粒度は細かくなり、学生の「将来像」「適性」「覚悟」を確認する場となります。
以下のページも確認してぜひ内定を勝ち取ってください。
⑤最終面接
最終面接は、役員や部長クラスが面接官を務めるケースが多いです。
  学生1人に対して面接官1〜2人で行われ、所要時間は40分前後。
志望度や熱意を見極めることが目的で、入社後のキャリアやビジョンに関する質問が中心となります。
- みずほでどのようなキャリアを築きたいか
- 自分の強みを活かしてどのように成長できるか
- 金融の枠を超えて挑戦したいことはあるか
- 「One Mizuho」の理念をどう理解し、自分の経験と結びつけられるか
最終面接では、答えの正しさよりも、考え方や価値観の一貫性が重要視されます。
⑥内定
複数回の面接を突破した学生に内定が出されます。
採用大学
みずほフィナンシャルグループの採用大学は、最難関大学から標準的な大学まで幅広く実績があります。一定の学歴フィルターはある可能性がありますが、多様な大学から採用されています。
| <大学院> 東京大学、京都大学、慶應義塾大学、早稲田大学、一橋大学など <大学> 慶應義塾大学、早稲田大学、東京大学、一橋大学、京都大学、大阪大学、東北大学、九州大学、同志社大学、立命館大学、関西学院大学、関西大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、上智大学、國學院大學、日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学など | 
※採用大学の一覧は一例であり、毎年幅広い大学から採用実績があります。
上記には偏差値が高い難関大学の出身者も多いですが、採用は多様なバックグラウンドを持つ学生に広く門戸を開いています。
多様な学生層からの就活生を積極的に採用しています。ただし、メガバンクの性質上、一定の学歴水準は求められる傾向にあります。
しっかりとエントリーシートや面接対策をして、内定を獲得できるようにしましょう。
採用大学のランクに関しては以下の記事も参考にしてください。
就職偏差値・難易度
それでは、ここまでの内容を踏まえて、みずほフィナンシャルグループの就職偏差値・難易度を見てみましょう。
結論としては、偏差値・難易度は高いといえるでしょう。その理由として以下の3点が挙げられます。
- 採用倍率が約70倍と高い
- 採用大学を見る範囲では上位大学出身者が大部分を占める
- 給与や福利厚生、将来性が金融業界でもトップクラス
よって、「ガクチカ」や「志望動機」などの基本的な事項に加え、みずほFG特有の企業研究や金融業界への深い理解、「変化の穂先であれ。」への共感などの高度な対策が必要となります。
しっかりと対策を行い内定を獲得してください!
就職偏差値・難易度については、以下の記事も参考にしてみてください。
さいごに
みずほフィナンシャルグループは、金融業界に属する企業で、銀行・信託・証券・アセットマネジメントを主事業とし、「One Mizuho」戦略による総合金融サービスや「変化の穂先であれ。」のコンセプトの下で革新的な金融サービスを提供しています。
みずほフィナンシャルグループは金融業界の中でもトップレベルの企業なので、企業研究を行っているか否かで就活での結果は大きく変わってきます。
また高い学歴水準が求められる企業でもあるため、該当する大学の学生は特にチャンスを活かせるよう準備が重要です。徹底的な対策をしっかり行って選考に臨んでください。
ぜひこの記事を参考にして励んでくださいね。
 
 
 
 
 
 

















 
 




