【イヤホンはマナー違反?】 WEB面接に適したイヤホンの特徴や選び方を詳しく解説
2024年8月15日更新
はじめに
新型コロナ感染拡大以降、企業側はWEB面接の導入に一気に舵を取り、今では選考初期の主流な面接形式として定着しました。
そんな中で、WEB面接は
「イヤホンを付けたほうがいいの?」
「失礼にならない?」
「WEB面接にふさわしいイヤホンの選び方を知りたい」
など、色々と戸惑いや不安があるかもしれません。
結論から言うと、WEB面接ではイヤホンを積極的に使用したほうがいいです。
ただし、どんなイヤホンでもいいかと言われると、そうとも言えません。
本記事ではイヤホンを使ったほうがいい理由やWEB面接にふさわしいイヤホンの選び方、イヤホンを使うときの注意点など、WEB面接のイヤホンに関わる重要事項を網羅して解説していきます。
なお、記事内でWEB面接におすすめのイヤホンを有線と無線でそれぞれ5つ紹介していますので、参考にしてみてください。
10分ぐらいでイヤホンに対する悩みがなくなり、面接に集中して臨めるようになりますので、サクッと最後まで読んでいきましょう。
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WEB面接でイヤホンが必要な3つの理由
最近はWEB面接が主流になってきましたので、イヤホンの装着が当たり前になっている感があります。
なので、華美なイヤホンやヘッドホン以外は装着しても、まったく問題ありません。
ここでは、WEB面接でイヤホンをつけたほうがいい理由を大きく3つ挙げて、紹介します。
①面接官の声が聞き取りやすい
まず1点目は、何といってもイヤホンを装着していると相手の声が聞き取りやすいですよね。
面接はコミュニケーションなので、相手の声が聞こえづらかったり、聞き漏らしがあるとマズいわけです。
相手の言っていることがわからずに、何回も復唱をお願いするようじゃ面接の体を成しませんよね。
なので、相手の声を聞き取れることが第1条件になるわけです。
パソコンやスマホのスピーカーだとどうしても雑音が入ったり、音が不鮮明になって聞き取りにくいので、イヤホンに軍配が上がるわけです。
②自分の声がクリアに伝わる
マイク付きのイヤホンであれば、自分の声が相手にもクリアに伝わるというメリットもあります。
いくら受け答えで熱弁を振るっても、相手に伝わらなければ不毛ですよね。
パソコンやスマホのマイクだと周囲の雑音を拾うため、イヤホンと比べればどうしても音声の品質が劣化します。
イヤホンは騒がしい環境でも外部のノイズを遮断し、自分の声を際立たせる効果がありますので、音声のクオリティが向上し、相手とのコミュニケーションが円滑になるわけです。
③面接に集中できる
最後は①と②を合わせた効能になりますが、周囲の雑音が気にならず面接に集中できるというメリットがありますね。
特に面接という緊張する場面では、自分の言っていることが物理的に相手に伝わらなかったり、相手の言っていることが聞き取れないと致命傷になります。
その両方ともを解決するツールがイヤホンだということになるので、イヤホンを使わない手はありませんし、相手にとっての不快感も解消できるので一石二鳥ですよね。
WEB面接にふさわしいイヤホンの選び方
「イヤホンのWEB面接でのメリットはわかりましたが、どのように選べばいいですか?」
ここからはWEB面接にふさわしいイヤホンの選び方を3つの観点に分けて解説していきますね。
①有線か、無線か?
イヤホンは有線(ワイヤ付き)と無線(ワイヤレス)の2つがありますが、就活のWEB面接では有線のイヤホンがおすすめです。
有線のイヤホンは、パソコンやスマホとの物理的な接続により安定した信号伝送が可能ですが、無線イヤホンでは接続の不安定さや音声の遅延が起こる可能性があります。
また、 有線イヤホンは、デジタル信号が物理的なケーブルを通じて直接伝送されるため、音質の一貫性が高いですが、無線イヤホンでは、Bluetoothやその他の無線通信技術を介してデジタル信号が送信されますので、その際に音質に影響を与える可能性があります。
加えて、 有線イヤホンは電池を必要としないため、面接中にバッテリー切れを心配する必要がありませんね。
さらに、 無線イヤホンは一部のモデルでは音漏れが起こりやすい場合があります。
面接では、相手に自分の声だけを集中的に伝えることが求められます。
有線イヤホンを使用することで、周囲の音が漏れるリスクを最小限に抑え、相手に迷惑をかけずに面接に臨むことができます。
重要なことは、面接の品質と信頼性を最大限に確保するツールを選ぶということですね。
【ヘッドホンはダメなの?】
WEB面接ではヘッドホンは使わないようにしましょう。 ヘッドホンタイプだとDJよろしくカジュアルに見えますので、面接の場にふさわしくありません。 加えて、面接官側からすると、ヘッドホンのせいで顔全体が捉えにくく、髪が乱れて印象が悪くなるケースもあります。 WEB面接ではヘッドホンでなければならない理由が見当たりませんので、装着は避けるようにしましょう。 |
②マイク機能あり・なし
WEB面接では、イヤホンにマイク機能がある方が望ましいです。
イヤホンにマイクが搭載されている場合、口元から直接音声を拾うことができます。
これにより、自分の声がクリアかつ明瞭に相手に伝わりますので、マイクの位置が近いほど、より良い音質の伝達が期待できるわけです。
また、マイク搭載のイヤホンは、周囲の騒音を抑えるノイズキャンセリング機能を備えている場合があります。
これにより、面接中に外部の騒音を最小限に抑えることが可能です。
③形状・デザイン
WEB面接のイヤホンの形状は、以下のような観点であなたに合ったものをお選びください。
☑インイヤー型
イヤホンの中でも、耳の中に直接装着するインイヤー型が望ましいです。
インイヤー型は耳の形に密着し、外部の音を遮断する効果があります。
これにより、周囲の騒音を最小限に抑え、集中して面接に臨むことができます。
☑コンフォートやフィット感
長時間の面接に耐えるためには、イヤホンのコンフォートやフィット感が重要です。
イヤホンが耳にしっかりとフィットし、安定して装着できるものを選ぶと、長時間の使用でも疲れにくくなります。
☑ワイヤレス/有線に適したデザイン
イヤホンのデザインも重要です。
ワイヤレスイヤホンを選ぶ場合は、小型で軽量なデザインが使いやすく便利です。
一方、有線イヤホンを選ぶ場合は、ケーブルの長さや取り回しのしやすさを考慮すると良いでしょう。
WEB面接で使えるおすすめイヤホン5選
WEB面接で使えるおすすめのイヤホンを「ワイヤー付き」と「ワイヤレス」に分けて、それぞれ5つに絞ってみました。
以下、製品名とその特徴です。
【ワイヤー付きイヤホン】
製品名 | 特 徴 |
Bose QuietComfort 20 | ノイズキャンセリング機能があり、周囲の騒音を抑えてクリアな音声通話を実現します。快適な装着感と高音質な音楽再生も特徴です。 |
Shure SE215 | Shureは高品質なオーディオ機器のメーカーであり、SE215はコストパフォーマンスに優れたワイヤー付きイヤホンです。耳にフィットしやすく、音質も優れています。 |
Sennheiser Momentum In-Ear | Sennheiserは音響機器の分野で評価の高いメーカーであり、Momentum In-Earは優れた音質と快適な装着感を提供します。ノイズキャンセリング機能も搭載されているため、外部の騒音を軽減することができます。 |
Sony MDRXB50AP Extra Bass | SonyのMDRXB50APは低音が強調された音質が特徴であり、迫力のある音楽体験を提供します。また、価格も手頃であり、予算に制約のある就活生にもおすすめです。 |
Audio-Technica ATH-LS70iS | Audio-Technicaはプロフェッショナルなオーディオ機器のメーカーであり、ATH-LS70iSは高音質なワイヤー付きイヤホンです。クリアな音質と高い解像度を持ち、音楽やビジネスコミュニケーションに適しています。 |
【ワイヤレスイヤホン】
製品名 | 特 徴 |
エアポッド・プロ(AirPods Pro) | Appleのワイヤレスイヤホンで、ノイズキャンセリング機能と高音質なマイクを備えています。快適な装着感とクリアな音声伝達が特徴です。 |
Jabra Elite 75t | Jabraのワイヤレスイヤホンで、ノイズキャンセリング機能と高品質なマイクを備えています。耳にしっかりフィットし、ノイズを最小限に抑えながら明瞭な音声を伝えます。 |
Sony WF-1000XM4 | ソニーのワイヤレスイヤホンで、業界トップクラスのノイズキャンセリング機能と高音質なマイクを提供しています。独自のテクノロジーにより、クリアな音声伝達と優れた音質を実現します。 |
Bose QuietComfort Earbuds | ボーズのワイヤレスイヤホンで、優れたノイズキャンセリング機能と高性能なマイクを備えています。快適な装着感とクリアな音声品質が特長です。 |
Sennheiser Momentum True Wireless 2 | ゼンハイザーのワイヤレスイヤホンで、ノイズキャンセリングとクリアな音声伝達に優れています。高品質なオーディオ体験を提供します。 |
これらは一部の代表的なモデルですが、市場にはさまざまなブランドやモデルが存在します。
予算や個人の好みに応じて、詳細なスペックやレビューを確認し、最適なイヤホンを選ぶことが大切です。
WEB面接でイヤホンを使う場合の注意点
WEB面接でイヤホンを装着するときの注意点があります。
ここでは中でも重要な7つを紹介します。
①派手な色やデザインは避ける
面接にふさわしくない派手な色や華美なデザインは避けましょう。
面接というビジネスライクな場でカジュアル性を持ち込むのは、厳禁です。
もちろん、プライベートではバンバン使っても構いませんが、こと面接では落ち着きのある「白や黒」といったカラーで無地のイヤホンを採用しましょう。
②最初から装着しておく
なかには面接がはじまってから慌てて装着する学生を散見しますが、最初から装着しておいてください。
WEB面接はいきなり回線が接続されて、人事から端を発した声が拾えないということでは、最初から平常心では臨めないですよね。
そうならないために、接続を待機している段階からイヤホンは装着しておきましょう。
③マイク機能の有無を確認する
同じパソコンでも型の古いものやデスクトップだとマイクが内臓されていないケースがあります。
そうなると、イヤホンのマイク付きを入手する必要があるわけです。
WEB面接でマイクがないというのは致命的なので、事前に確認しておきましょう。
④片耳だけつける
イヤホンを両耳につけていると自分の声が聞こえにくいというデメリットがあります。
自分の声が聞こえにくいと、相手に自分の発言が伝わっているのか気になりますよね。
ワイヤ付きの両耳イヤホンでは片耳だけ装着すると、コードがぶら下がってダラシなく見えるのでおすすめしませんが、ワイヤレスの場合は片耳だけ装着することで、このデメリットを解消できます。
あるいは、ワイヤ付きの場合でも片耳専用のイヤホンを入手すれば問題ないですね。
要は、両耳だとそういうデメリットもあるということを認識しておいてください。
⑤イヤホンを充電しておく(ワイヤレスの場合)
ワイヤ付きの場合は問題ないですが、ワイヤレスのイヤホンの場合は途中で充電が切れるというリスクがあります。
なので、WEB面接前にフル充電しておき、万全の体制で臨みたいものですね。
加えて、フル充電で継続してどのくらいもつのかも事前確認しておくと、安心して面接に集中できますね。
⑥マイクが服にこすれないようにする
有線でマイク付きのイヤホンの場合は、動いたときにマイクが服にこすれたり、何かの拍子で雑音が入る場合があります。
このケースでは相手に雑音が伝わり、不快感が生じますので、マイクをピンで留めておくなどの処置が必要です。
いずれにしても、家族や友人との事前テストで確認しておき、問題がある場合は問題を潰しておくことが当日のWEB面接を気持ちよいものにします。
⑦口元とマイクの距離に気を付ける
口元のマイクの適切な距離は、10〜20㎝と言われています。
距離が近すぎると声が大きく聞こえますし、遠すぎては声が小さくなりますので、適度な距離を事前テストでつかんでおくといいですね。
イヤホンが手元にないときの対処法
WEB面接が始まる寸前になってイヤホンの行方不明に気付いたり、WEB面接中に充電が切れたなんてこともあるかもしれません。
そんなケースでも慌てないように、イヤホンが利用できない場合の対処法を最後に紹介します。
咄嗟の対処法としては、パソコンやスマホの内臓スピーカーを使って、静かな環境で面接に臨むことです。
まずはパソコンやスマホのデバイスの設定メニューから音声出力をスピーカーにし、内蔵スピーカーの音量を適切に調整し、面接中に聞き取りやすいレベルに設定します。
(外部のスピーカーがある場合は、パソコンやスマホからUSBやBluetoothで外部のスピーカーに接続し、設定や音量調整を行ってください)
また、あまりにも心配であれば、予備のイヤホンを準備しておくのは賢明です。
予算が許すのであれば、もっとも安心できる保険になりますね。
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おわりに
以上、イヤホンはWEB面接において重要なツールの1つだということを理解してもらえたと思います。
本記事では、イヤホンの必要性と選び方、おすすめのイヤホン、そして使用時の注意点について解説しました。
適切なイヤホンの使用は、音声のクリアな伝達と環境の静寂さを確保することに繋がりま
す。
これにより面接官とのコミュニケーションがスムーズになり、面接に集中することが可能になりますね。
逆の場合は悲惨なので、WEB面接で失態を招かないように本記事をぜひ参考にしてくださいね。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。