【21卒向け】Web説明会(オンライン説明会)の注意点・これからの就職活動

【21卒向け】Web説明会(オンライン説明会)の注意点・これからの就職活動

2020年4月16日更新

1.Web(オンライン)説明会に応募が殺到

21卒就職活動における合同説明会キャンセルが相次いでいます。

 

大型のリクナビ・マイナビのようなものから、

大学内で開催する予定であった合同説明会まで、

ほぼ全てキャンセルとなってしまいました。

 

「実際に説明会へ足を運び、雰囲気を掴みたい」

と思っていた学生にとっては痛手かもしれませんが、

代わりに「オンライン説明会」を開催する企業は急増しています。

 

実際、就職活動生によるオンライン説明会への予約数は、

昨年2019年の2.5倍にものぼっており、応募が殺到しているのが現状です。

 

地方学生にとっても、オフラインでの説明会が事実上難しくなっている現在、

Web上の説明会についてしっかりと把握し、

遅れを取らないように参加しておく必要があります。

 

本記事では、改めて整理しておきたいWeb(オンライン)説明会のポイント、

 

・Web(オンライン)説明会の種類

・Web(オンライン)説明会のメリット・デメリット

・Web(オンライン)説明会に参加する際の注意点

・2020年の就職活動の動向

 

について、解説します。

 

先行きが見えず、皆不安かと思いますが、

辛いのは皆同じです。

 

こういう時こそ、原点に立ち返り、

思わぬところで足をすくわれないよう、しっかりと対策をしておきましょう。

 

 

 

Web(オンライン)説明会とは


 

 

スマホやPCなどのネット環境さえあれば参加できるオンライン説明会は、

昨今の影響を抜きにしても、近年急増傾向にあります。

 

キャリタス就職活動2019による「3月1日時点の就職活動調査」では、

就職活動生の約4割の学生がオンライン説明会の参加経験があるとのデータもあります。

 

スマートフォンの普及に伴い、就職活動も多様化していることが伺えますね。

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2.Web(オンライン)説明会の種類

オンライン説明会は大きく2種類あります。

オンデマンド型(録画配信型)ライブ配信型の2種類が存在しています。

 

 

2-1.オンデマンド型(録画配信型)

 

オンデマンド型(録画配信型)は近年少しずつ増えてきたスタイルです。

 

オンデマンド型(録画配信型)の説明会では、

あらかじめ撮影&編集済みの動画を、自分の好きな時に好きな場所から視聴するスタイルの説明会となります。

 

自社サイトやYoutubeでの自社アカウントで公開されていることの多い、

オンデマンド型。

 

オフラインとは異なり、

・繰り返し閲覧できる

・一時停止ができる

 

などが可能なため、

聞き漏らしてしまう心配がありません。

 

繰り返し閲覧できる、一時停止ができるなど生の説明会ではできないことが可能です。オンラインの合同説明会では企業の説明について繰り返し閲覧することで生の際よりもより詳しく学べます。

 

しかし、質問がその場でできないので、深掘りしたい情報などはOBOG訪問など他の機会を用いることで補いましょう。

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2-2.ライブ配信型

 

ライブ配信型は、生配信で実施されている説明会です。

チャット機能を用いることで説明会の内容に関して、

質問を行うことができます。

 

ライブ配信型は2種類に分かれています。

1つは対談形式で深堀しているスタイルです。

 

これは主に、ワンキャリアなどの就職活動支援会社で多く見受けられます。

説明を行う企業の人事担当者もしくは一定以上の地位を持った社員に対して、モデレーターが進行する流れです。

 

チャット欄に投稿されている質問に関しても、比較的積極的に拾ってくださるので、あなたの質問が拾われる可能性も十分にあります。

 

もう一方は、

説明会を行う企業の担当者がつらつらと説明を行うものです。

 

主に、自社サイトやTwitter等のSNSで行われるケースが多いです。

 

この場合は主導権が完全に主催者側が握ってしまうので、

質問が拾われるかどうかは、担当者の技量次第ともいえます。

3.Web(オンライン)説明会のメリット

オンライン説明会の種類がわかったところで、続いてメリット・デメリットについて見ていきましょう。

 

オンライン説明会のメリットとしては次の大きく4つ、

 

・時間とお金をかけなくて良い

・自宅で視聴可能

・服装に気を使わなくて良い

・スケジュール調整の必要性がない(オンデマンド型の場合)

 

があります。

 

 

3-1.時間とお金が浮く

 

まずは何と言っても、場所と時間の制約から解放される点が大きいでしょう。

 

会社へ赴いて説明会へ参加するには

当然交通費もかかりますし、

その分の移動時間や待機時間も含めれば、実は意外と時間がかかります。

 

東京に住んでいる学生ならまだしも、

地方学生からすると非常に手間です。

 

その点、Web上で全て完結するので

交通費もかからなければ、

無駄な移動時間や待機時間などもかかりません。

 

空いた時間を、他への書類作成や選考対策に充てることができ、

有意義に使うことができます。

 

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3-2.私服で参加できる

 

通常の説明会では、上下ともスーツで固め、

メイクや髪型など身なりに気を使う必要がありますが

Web上での説明会であれば、そのようなことを気にする必要はありません。

 

スカイプなどのWeb面接であれば別ですが、

こちらの画面が見えない以上、服装は私服でも問題ないと言えます。

 

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3-3.スケジュール調整の必要性がない(オンデマンド型の場合)

 

こちらは、先ほど解説したオンデマンド型(録画配信型)に限りますが、

自分の好きなタイミングで視聴し、参加することが可能なため、

そのために他との面接の時間を調整したり、

スケジュールを確認したりするといった必要がありません。

 

こちらも最初の項目とかぶりますが、

やはり「時間の制約から解放される」ことによる恩恵ですね。

 

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4.Web(オンライン)説明会のデメリット

先ほど見てきたように、メリットの多いオンライン説明会ですが、

もちろんデメリットも存在します。

 

大きく次の2つ、

・質問しづらい

・企業の雰囲気を掴みにくい

これらがあるとされます。

 

4-1.質問しづらい

 

一方通行のオンデマンド型はもちろん、

ライブ配信型でも、実際にその場所にいない分空気感が掴みにくく

質問するのがはばかられてしまうケースが多くあります。

 

ライブ配信型の場合、

チャット形式で感想を書き込めるようなものであればまだ質問しやすいのですが、

それでも質問を拾ってくれるかどうかは、先述の通り司会によって分かれるところです。

 

「どうしてもこの質問がしたかったけど、機会を逸してしまった」

ということは往々にしてあり得ますので、

そのような場合は、個別で聞いた方が早いかもしれませんね。

 

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4-2.企業の雰囲気を掴みにくい

 

実際にその場にいると、

目の前に担当者がいる分、

社員同士での細かなコミュニケーションや、当日の準備の状況まで確認することが出来ますよね。

 

企業によっては、

説明会としてプレゼンする内容よりも、このような細かいポイントに

企業体質や風土がよく表れていたりします。

 

しかしオンラインの場合、こういった細かなポイントが画面上ではいまいち伝わってきません。

 

やはり、所詮はオンライン。

対面でのコミュニケーションに、勝るものはありません。

 

実際の企業の雰囲気が掴みづらい、というのは

大きなデメリットとして挙げられます。

5.Web(オンライン)説明会での注意点

 

メリット・デメリットがわかったところで、

最後に注意点についてしっかりと理解しておきましょう。

 

注意点としては大きく5つ、

 

・インターネット環境を整えておく

・参加人数に制限があるか確認しておく

・キャンセル時は必ず連絡する

・ライブ配信型の場合、しっかりとメモを取っておく

・自分のアカウント名を確認しておく

 

これらがあります。

一つ一つ、しっかりと確認しておきましょう。

 

5-1.インターネット環境を整えておく

 

オンライン説明会にとって最も大切なことはインターネット環境です。

なぜかというと、リアルタイムな通信(=動画視聴)を行うためには安定的な通信規格が必要だからです。

 

もしここを怠ると、音声が途切れる、映像が途切れるといったケースが予想されます。

最悪の場合、通信の切断によって連絡が取れなくなり説明会に参加できなくなることもあり得ます。

 

もしかしたらオフラインの説明会の合間にカフェで参加しようと考えた人がいるかもしれませんが、

Wi-Fiの有無や安定性などについては必ず確認することをお勧めします。

 

スピードテストやファストドットコムなどを用いれば、

安定的な通信規格か判断できます。

 

【まとめ】Web面接(スカイプ面接)を受ける場所・事前準備・注意点

 

 

5-2.参加人数に制限があるか確認しておく

 

基本的には、人数制限なく参加できるオンライン説明会ですが、

人気企業の場合、参加人数に制限を持たせているケースが存在します。

 

これは、通信環境などの整備といった理由ではなく、

志望度の高い学生に絞るためです。

 

ほとんどの学生は、たとえWebでもきっちり真面目に視聴しますが

一部の学生、個の強い学生などがチャット欄を荒らしてしまう、といった事態も発生しているようです。

 

そのため、

参加学生の純度を高めることによって

Web説明会の質を担保しよう、ということのようです。

 

自分の志望する企業が人気であったり、大手の場合は

事前に参加枠を必ず確認し、

早めに予約するようにしましょう。

 

 

5-3.キャンセル時は必ず連絡する

参加予約や連絡が不要なオンデマンド型は必要ありませんが、

ライブ配信型の場合は、キャンセル時は必ず連絡するようにしましょう。

 

たとえ相手の顔が見えないとはいえ、

通常の説明会と同じ扱いです。

 

特に、参加枠に制限のあった場合、

キャンセル待ちの学生がいる確率が高いです。

 

遅刻や無断欠席ももちろんNGですので、

どうしても参加できない事由ができてしまった場合は、

必ず連絡をしておくようにしましょう。

 

 

5-4.ライブ配信型の場合、アーカイブがない場合もある

 

オンデマンド型の場合は、

何度も繰り返し再生ができますので、聞き逃してしまう心配がありません。

 

反対に、ライブ配信型の場合は、

基本的に「その場限り」。

 

親切な企業の場合は、

見逃してしまった学生のために「アーカイブ」を用意し

ライブ配信後も内容を再確認できるようにしてくれていますが、

そうでない企業も多くあります。

 

その場合、実際の説明会と同じように

「聞き逃してしまうと終わり」ですので、

視聴中はしっかりとメモを取るようにしましょう。

 

 

5-5.自分のアカウント名を確認しておく

 

ライブ配信型の場合、

チャットに自分のコメントを残せるケースが多いですが、

その際に表示される自分の名前を、事前に確認しておくようにしましょう。

 

あまりにふざけた名前はもちろんNGですが、

誰が見ているのか分からないオンライン説明会。

 

本名にしない方が良い、との意見もありますので、

表示名は慎重に設定しましょう。

まとめ:2020年の就活はどうなる?採用枠が減るって本当?

 

これからあなたが危惧しておかなければならないこと、

それは採用枠です。

 

昨今の社会情勢による影響で、採用枠が減ると言われています。

 

世界の社会課題が年々複雑化していることに加え、

全世界を巻き込む疫病などが重なったことで、

世界の先行きが見えないため、

 

「自社の事業の展望が見通せない」

「これ以上人件費に予算をかけられない」

 

といった企業側の事情から、採用を見合わせたり、採用枠を減らす企業が増えています。

 

採用枠の幅は企業によっても差がありますが、

3~5割減という見方もあります。

 

なぜなら、

大手企業は2019年夏からの選考で既に優秀層を確保しているからです。

 

20卒の求人倍率が1.83倍と超売り手市場だったため、

現在就活中の皆さんは難局に立たされ、

非常に苦しい思いをしていることかと思います。

 

 

モノの流通が落ち込み、対人間でのサービスがストップし、

消費が落ち込んでいるため、経済の循環が回らなくなり

世界経済が落ち込んでいる現在。

 

今後の展望としては倒産企業が増加。破綻・倒産が相次ぐことでしょう。

過去の事例をみると3~5年ほどかかってしまうかもしれません。

 

ですが、苦しいのは皆同じ。

今こそ視野を広げて、様々な企業に目を向けることが大切です。

 

誰かに相談したくなった時は、

キャリアアドバイザーを頼り、相談してみてください。

 

業界のことを知り尽くした、百戦錬磨のプロであれば、

きっとこんな状況でsも役に立つ情報を提供してくれるに違いありません。

 

2020年の就職活動で、

どうか皆さんが、それぞれ納得のいく企業へ行けるよう祈っております。

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