【個人・集団・最終面接】逆質問はいくつまでOK?状況別に最適な数を解説!

【個人・集団・最終面接】逆質問はいくつまでOK?状況別に最適な数を解説!

2020年7月4日更新

はじめに

最後に何か質問はありませんか?

就職活動の面接では必ずと言っていいほど聞かれますね。

いわゆる、「逆質問」の時間です。

 

この逆質問の時間は、自分自身のアピールの場ともなり得ます。

しかしながら、面接に慣れていないと

頭の中が混乱してしまうこともあるでしょう。

 

今回は、

・逆質問ではいくつまでが良いのか

・事前準備として何個ぐらいの逆質問を用意しておけば良いのか

について、解説していきます。

 

「もっと具体的な内容が知りたい!」という方は、

下記の記事も参考にしてみてくださいね!

 

【新卒向け】就活の面接で逆質問ってどうすればいいの?

1.面接での逆質問はいくつが最適?

 

早速きになる「逆質問」の個数ですが、

結論から言うと、

「これだけ用意しておけば安心!」と言う数字は残念ながらありません

 

いくつ用意しておいても問題はありませんが、

当たり前ですが、100個も200個も用意する必要はありません。

 

目安をあげるとすれば、

最低でも3個、できれば10個ほど用意しておくと良いでしょう。

 

内容としては後述しますが、

事前に企業分析や業界分析をした際に気になった点や、

企業に直接聞いてみなければわからない企業風土、

他社とのポジショニング関連などの具体的な質問が良いでしょう。

 

また、前提として、

自分でも調べればすぐにわかるような質問、例えば

「企業理念は何ですか?」や

「求める人物像は?」など、

ある種決まり切ったセリフを言ってしまうと、

 

「この学生は、うちに大して興味はないらしい」

と、評価を落としてしまう原因となりますので、

内容は慎重に選びましょう。

 

 

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今のうちに、

来たるべき時に備えておきましょう。

 

2.3つの状況別・逆質問の最適な数!【個人・集団・最終面接】

 

では、実際の面接の場ではいくつの逆質問をするのが最適なのでしょうか?

これに関しても「これが正解!」と言う個数はありません

 

面接の状況によっても異なりますので、

それぞれの状況ごとに解説していきます。

 

※あくまでの参考程度にご覧ください。

 

 

2-1.個人面接の場合

 

個人面接ならだいたい2個が目安となります。

 

1個でもよいですが、多くの場合は

「他に質問はありませんか?」

と聞かれます。

 

それに応えるかたちで2個目の質問をすれば、

コミュニケーションの流れとしても自然でしょう。

 

だからといって、4個も5個も質問をすると

「鬱陶しいな」

という印象を与えかねませんので注意しましょう。

 

 

2-2.集団面接の場合

 

集団面接であれば1個が目安となります。

 

というのも、

集団面接の場合は自分以外にも面接を受けている学生がいます。

 

自分ばかりが3個も4個も質問をしてしまうと、

他の学生が質問をする時間がなくなってしまいますよね。

 

そうなると

他者への配慮ができない学生

と判断されてしまうので、

まずは1個に厳選しておきましょう。

 

最後に時間が余っていて、他に質問する学生がいなかったら

2個目の質問をするようにしましょう。

 

 

2-3.最終面接の場合

 

最終面接であれば、3〜5個くらいが目安となります。

 

最終面接は、それまでのどの面接よりも

志望度をチェックしている面接です。

 

最終面接は会社の社長や役員など、

経営層と話すことができる数少ないチャンス。

 

会社の経営理念やビジョンに関すること、

事業内容に関することなど、

調べても知りにくい事、調べた上でわからなかったことや

疑問に思ったことを素直にぶつけてみましょう。

 

よく調べていることが伝われば、

好印象を与えることができます。

 

しかしながら質問しすぎて、

質問攻めのようになってしまわないように注意しましょう。 

3.逆質問をさせる企業側の意図

 

面接の最後に、必ずと言っていいほど設けられている

逆質問の時間ですが、

企業側はなぜこの時間を設けているのでしょうか?

 

その意図を理解しておくと、質問の質がグッと良くなります

ここでは大きく分けて2つ、

・志望度の確認

・コミュニケーション能力

について確認しましょう。

 

 

3-1.志望度を確認する

 

面接に臨むにあたって、

企業のホームページなどの情報からその企業について調べるはずです。

 

その企業への関心が高ければ高いほど、

「ここはどうなんだろう」

という疑問が湧いてくるはずですよね。

 

それを確認するために、逆質問をさせて入社意欲をみているのです。

 

 

3-2.コミュニケーション能力を見る

 

用意していた逆質問以外にも、

面接で話をする中で疑問が出てくることもありますよね?

 

それについて正しく質問することができれば、

聞く力が備わっていることをアピールできます

 

反対に、

面接の中で話したことについて質問してしまうと、

印象が悪くなってしまいますので注意しましょう。

 

つまり、

なんでもかんでも思いつきで話せばいいってものでもないという事ですね。

 

就活面接の逆質問への対策と考え方を解説!

4.逆質問をする際の注意点

逆質問をする際にはいくつかの注意点もあります。

ここでは3つのポイントをあげますが、

これを知っているのと知らないのとでは、逆質問の質が変わってきます。

ぜひ、参考にしてみてください。

 

 

4-1.グレーゾーンの質問は避ける

 

質問をする以上、

相手が答えやすい質問をするということも重要です。

 

例えば、

社員同士の人間関係年収に関しての質問は、

答えやすいものではありませんよね。

 

常識がないと判断されてしまったら、内定が遠くなってしまいます。

 

また、一般的には

給与や休暇などの待遇に関する質問はグレーゾーンであるとされています。

 

それ以外に興味がないのか?

社風はどうでもいいのか?

 

と思われてしまい、悪い印象を与えてしまいかねません。

 

待遇面は働くうえで重要な要素に違いありませんが、

わざわざ、逆質問の場でする必要はないです。

 

会社説明会やOB・OG訪問などで質問するようにしましょう。

OB訪問のやり方まとめ!マナーとメリットをおさえて就活を進めよう!

 

 

4-2.調べたらすぐわかる質問はしない

 

逆質問の時間は、

社員の実態を知ることができる数少ないチャンスでもあります。

 

それなのに、採用ホームページを見ればすぐにわかるような

質問をしてしまってはもったいないです。

 

また、

この学生は志望度が高くないのかな?

と判断されかねません。

 

経営理念やビジョン、事業内容などは

企業のホームページを調べればすぐにわかります。

 

逆質問では、

働いている社員が抱えている思いや苦しんだエピソードなど、

より踏み込んだ内容の質問をすると良いです。

 

そのような質問をするためには、

事前にしっかりと調べておくことが重要です。

 

企業研究を怠らずに面接に臨みましょう。

 

業界研究のやり方を紹介!ポイントをおさえて、就活に活かそう!

 

 

4-3.メモを取る際は許可を取る

 

逆質問によって得られる回答は、

非常に価値のある情報です。

 

採用ホームページを見ても載っていませんし、

説明会でも聞けるとは限りません。

 

だからこそ、メモを取りたいと考える学生も多いのはないでしょうか?

 

しかしながら、

何も言わずにメモ帳を取り出してメモをすることは避けましょう

 

「ご回答内容をメモを取らせていただいてもよろしいでしょうか?」

 

そのひとことがあるだけで印象が変わってきます。

メモを取ることを禁止している企業はほとんどありませんが、

働くうえでも確認を取ることは重要なことですので、

就活においても確認を取るようにしましょう。

 

知らないとまずい?就活の基本的なマナーとは?

5.「特にありません」はタブー

逆質問の時間において絶対にしてはいけないのが、

 

「何か質問はありませんか?」と聞かれて

 

「特にありません。」

と答えてしまうことです

 

これでは、入社したいという意欲がないと

受け止められてしまう可能性があります。

 

最初に書いたように、

逆質問の時間は自分自身をアピールすることができる場です。

 

必ず何か質問できるように準備をしておきましょう。

 

仮に、面接の中で用意していた逆質問の内容を話したのであれば、

面接の中でお聞きしたいことは全て聞かせていただきました

などと伝えるようにしましょう。

 

しかしながら、

やはり逆質問がないというのは、

できれば避けたいもの。

 

そうならないためにも、

事前にいくつかの質問を用意しておくようにしましょう。

 

おわりに

いかがだったでしょうか?

今回の記事では逆質問について解説してきました。

 

逆質問は志望度の高さをアピールすることができるだけでなく、

貴重な情報を手に入れることができる時間です。

 

その時間を有効的に活用するためにも、

事前に企業についてしっかりと情報を集めて

質問事項を考えておくようにしましょう。

 

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来たるべき時に備えておきましょう。

 

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就活ハンドブック編集部

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