【企業分析】高砂熱学工業の就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

【企業分析】高砂熱学工業の就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2024/5/22更新

はじめに

高砂熱学工業は空気調和設備の最大手企業です。

本社は東京都新宿区。

日本国内に11の支店を構えています。

また、グループ会社は17社に及ぶ企業です。

今回はそんな高砂熱学工業の企業研究を行うための基礎知識や社風、選考対策などをご紹介していきます。

 

この記事では、高砂熱学工業への就職に興味がある以下のような就活生を対象に、企業分析を行っています。ぜひ最後までご覧ください。

対象
  • 高砂熱学工業の仕事内容が気になる
  • 高砂熱学工業の就職難易度を知りたい
  • 高砂熱学工業の選考対策として何をすれば良いかわからない

また、建設業については、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください。

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この記事の結論

先にこの記事の結論からお伝えすると、高砂熱学工業の就職難易度は、高めと考えています。

以下の参照記事で詳しく解説している就職偏差値を参考にすると、高めといえるでしょう。

また、採用大学も様々な偏差値帯や種類の学校の実績があるため、選考対策をしっかり行えば内定を獲得できる可能性は十分に有り得ます。

選考対策としては独特なものはありませんでした。

しかし、面接に関しては複数回の実施があります。

事前に面接の準備を進めたうえで説明会に参加するようにしましょう。

また採用職種は多種多様(グローバル技術職 、事務職、施工管理、設計、研究開発、DX推進、事業、経営、経営、人事、インテリジェンス)などに従事することになります。

次の章から各内容や、その他就活に役立つ情報を紹介しますので、ぜひ最後まで読んでください。

高砂熱学工業について

高砂熱学工業とは

出典元:高砂熱学工業公式サイト

会社概要

高砂熱学工業は、東京都新宿区に本社を置く、空調設備の開発や設計、工事、保守などを主な事業として行っている企業です。

完成工事売上高は14年連続で空調設備業界においてトップを獲得しています。

高砂工業の強みは「技術力」「品質」「顧客対応力」「人財」の4つです。

 

各項目の強みの詳細は以下の通りです。

技術力
  • 空調設備のエンジニアリングや豊富なノウハウの蓄積
  • 新技術の開発力
品質
  • 施工環境に合わせた最適な空気環境の提供
  • 安全かつ高品質な施工
顧客対応力
  • あらゆる環境の建物建設に携わったことによるネットワークの蓄積
  • 新たな付加価値の創造
人財
  • 専門的な知識力の高い社員の充実
  • 成長と挑戦を大切にする社風

 

特許を取得している技術は国内で477件、海外で20件となっており、高い技術力を誇ります。

創業から100周年を迎えており、脱炭素社会に向けて成長を目指している企業です。

各事業別の売上規模

高砂熱学工業の各事業別の売上規模

高砂熱学工業の2024年の売上高は3,632億7600万円でした。

設備工事事業が売上のほとんどを占めているという結果でした。

この売上は設備工事事業と設備機器の製造・販売事業からの収益によって構成されています。

それぞれの事業分野での売上高は以下の通りです。

売上高
  • 設備工事事業::売上高は3,554億9,300万円で、前年同期比7.0%増となりました。
  • 設備機器の製造・販売事業::売上高は7,782万円で、前年同期比14.7%増となりました。

 

各事業セグメントの解説

高砂熱学工業の主な事業セグメントは以下の通りです。

活動内容
一般設備空調の快適なオフィスビルの設備、省エネルギー運用、地域冷房、特殊空調
産業設備クリーンルーム、ドライルーム、空調システム
新事業領域高鮮魚流通事業、水素エネルギー利用システム、宇宙領域

 

高砂熱学工業の事業内容は大きく分けると「一般設備」「産業設備」「新事業領域」の3つです。

特に高砂工業は産業設備の空調事業に注力をしています。

メインの産業設備セグメントは、高砂熱学工業が成長をする上で欠かせない事業となっています。

以下参照ページを紹介するので、ぜひ確認してみてください。

 

高砂熱学工業で働いている社員は?

高砂熱学工業で働きたい就活生のために実際に働いている社員の平均数値を調査してみました。

ぜひ、参考にしてみてください。

平均勤続年数は?

高砂熱学工業の平均勤続年数は株式会社アーキ・ジャパンの調査結果によると「15. 7年」という調査結果が出ています。

建設業の平均勤続年数は12. 4年であることから、業界平均よりも社員の出入りは少ない職場といえるでしょう。

平均年収は?

2024年度の高砂熱学工業の平均年収は有価証券報告書によると、945万円でした。

全国平均の年収が458万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

また、同じ「建設業」の平均年収は475万円でした。

平均残業時間は?

高砂熱学工業の従業員の平均残業時間は大手転職サイト「リクナビエージェント」によると、1ヵ月あたり41.8時間でした。

建設業で働く従業員の平均残業時間は51.3時間のため、業界内では平均よりも少ない残業時間といえます。

平均ボーナス額は?

高砂熱学工業の2022年度平均ボーナス額は233万円でした。

勤続年数などにより異なるため、あくまで参考程度にしておいてください。

また、高砂熱学工業は年に2回ボーナスが支給されます。

どんな文化なの?

高砂熱学工業はその独自の社風「空調を核としてないものは自分たちで創る」という精神を掲げています。

創業100年の歴史を受け継ぎ、業界の最先端で製品の開発や技術の提供をしています。

また、お客様のニーズに応えることができるように、社員一人ひとりがひたむきに挑戦をする志を持つ企業です。

環境クリエイターとしてチャレンジ精神が豊富な就活生に向いています。

 

就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

高砂熱学工業の競合含む年間売上高グラフ

競争が激しい空調業界の中での高砂熱学工業の立ち位置をご紹介します。

空調業界の競合他社と比較すると、高砂熱学工業は2位に位置づけています。

空調業界で高砂熱学工業はトップクラスの企業だということがわかります。

理由として以下の要因があると考えています。

  1. 日本初のヒートポンプ暖房設備の設置やターボ冷凍機の設置など多くの実績がある。
  2. 国内で477件、海外で20件の数多くの特許を取得している。
  3. 空調設備の高い技術力の提供をし、豊富な施工実績がある。

 

以上の要素により高砂熱学工業は空調業界の中でもトップクラスの売上高を生み出していると考えられます。

参考までに競合4社の情報もまとめてみたので、ご紹介します。

会社名売上高平均年収就職偏差値・難易度社風
高砂熱学工業3,554億円945万円60挑戦を大切にする社風
ダイキン工業3兆6319億円748万円60可能性を大切にする社風
富士通ゼネラル3384億円697万円52風通しの良い社風
大気社1718億円966万円55顧客第一の社風

東京応化工業の新卒募集要項について

以下に高砂熱学工業の新卒募集要項についてまとめました。

高砂熱学工業の昇給は年に1回となっています。

また、賞与に関しては年2回の支給実績があります。

高砂熱学工業は福利厚生も整っている点が特徴です。

心身をリフレッシュできるように社員一人ひとりを豊かな生活のためにバックアップしています。

基本的な各種社会保険の完備はもちろん、住宅資金融資斡旋制度や現場宿舎施設の設置や部活にも力を入れています。

高砂熱学工業に入社すると社員の教育に力を入れているため、スキルアップも可能です。

「人が最大の財産である」という理念を掲げ、人財の育成に力を入れて取り組んでいます。

また、教育システムはそれぞれのステージにあったものを用意しています。

入社時にはOJT教育、さらにOFF-JTというOJT教育を自社で整備したシステムも導入している点が特徴です。

入社後のみならず、定年まで研修が実施されるため、教育訓練はかなり充実していると言えるでしょう。

転勤については、全国に支店があるため、将来的に実施される可能性があります。

海外にも転勤の可能性があると公式サイトに記載されています。

 

 

新卒から転勤になる可能性は低いですが、年次が上がるにつれて、転勤の可能性は上がります。

気になる方は面接や説明会などの際に確認をしましょう。

職種グローバル技術職 、事務職、施工管理、設計、研究開発、DX推進、事業、経営、経営、人事、インテリジェンス
給与(2023年4月入社 初任給実績)修士卒:285,000円

大学卒:270000円

備考:残業手当、交通費、各種役職手当等別途支給

賞与年2回
研修制度新入社員研修プログラム、中堅社員教育、準管理職教育、管理職教育、自己啓発支援、安全衛生教育、各部門専門教育など
福利厚生各種保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)、従業員持株会、オフィスカジュアル促進、財形貯蓄制度、国内留学制度、その他

 

求める人材

高砂熱学工業の求める人材

高砂熱学工業では求める人材として下記の4つを公表しています。

求める人材
  • チャレンジ精神の豊富な人財
    高砂熱学工業は社員のチャレンジ精神を尊重します。尽きることのない変化と進化にずっとワクワクして仕事が可能です。
  • たゆまぬ技術の強化
    研究については単体ではなく日々実証実験を行っています。技術力上昇のために努力できる人財を求めています。
  • お客様の期待に応える強い想い
    外部の知見やパートナー会社と接触を深く持つため、コミュニケーション能が高い人財が重宝されます。
  • 挑戦への強い意欲
    高砂熱学工業の挑戦は日本国内や世界のみならず、宇宙にまで到達しています。ないものは自分で創るという概念を持ち、常に挑戦できるような人財を募集しています。

以上の4つは高砂熱学工業の採用メッセージの「ないものは自分で創る」という「人物像」につながっていきます。

エントリーシートや面接中にこれらの意識を持っている人材かどうかを見られるので、ぜひ意識して選考に臨むといいでしょう。

 

新卒採用のフロー

高砂熱学工業の選考は、下記の通りの選考フローとなっています。

面接では志望動機などのスタンダードな質問の他、人柄をチェックする質問も多いのが特徴です。

選考対策として、入社意欲や将来のプランが明確であるかどうかが重視されます。

今後のキャリアを形成していく上で必須事項なので、明確にしておきましょう。

①新卒エントリー

高砂熱学工業の公式サイト「採用ページ」下部のボタンよりエントリ―を行います。

登録がない方は「登録はこちら」より新規エントリーボタンより必要事項を入力しましょう。

その後、会員規約を確認のうえ、必要事項の入力をしてください。

自分自身の希望職種や都合に合わせて、説明会を予約しましょう。

予約についてはログイン後のマイページから可能です。

また、マイナビからもエントリーができます。

マイナビアカウントをすでに取得済みの方はそちらからもログインが可能です。

②エントリーシート提出

高砂熱学工業の選考希望の方は、エントリーシートの提出を行います。

エントリーシートの対策については下記の記事で解説していますので参考にしてみてください。

③一次面接

高砂熱学工業は一人ひとりを深く知るため、面接が2回実施されます。

面接では自己PRや志望理由などが聞かれますので自分の答えを見つけておきましょう。

一次面接は15分程度オンラインで行われます。

キャリアプランやESに記載した事項とその他についての回答が求められます。

以下に口コミで確認できた質問事項です。

質問
  • 学生時代に頑張ったこと
  • 強み、弱み
  • 志望理由
  • 自己PR
  • 10年後の自分について
  • 趣味
  • あなたの特技

面接で聞かれる可能性のあるものは事前に回答を準備しておきましょう。

④Webテスト

高砂熱学工業の適性検査は「玉手箱」です。

玉手箱は「知的能力」と「性格適性」から自社にマッチしている人財か判断をするテストです。

SPI試験とは異なるテストとなるため、事前の対策が必要になります。

出題される内容は以下の4つです。

内容
  • 言語問題
  • 計数問題
  • 英語問題
  • 性格適性検査

玉手箱は難易度は高くないと言われていますが、問題の形式が独特です。

繰り返し問題を解くことが大切なポイントになります。

 

適性検査についての対策は以下のページもぜひ参考にしてください。

⑤最終面接(役員による面接)

最終面接は、学生1人と面接官2人でオンラインで実施が行われます。

口コミでは物腰柔らかい雰囲気の面接官がだったという口コミが多数見受けられました。

最終面接では自己PRなどの一般的な質問の他に、入社に対する理由や熱意について深く確認がされます。

また、実務に適性があるのかを確かめるような質問が多くなされていることも口コミから確認が取れました。

最終面接の前には、自分が実際に現場で働いている姿を想定したり、実際に企業の雰囲気を見ることなどを行ってイメージを付けられるようにしましょう。

 

以下のページも確認してぜひ内定を勝ち取ってください。

⑥内定

内定が決定します。

採用大学

高砂熱学工業の採用大学の実績を以下に掲載しますが、最難関大学から標準的なレベルの大学まで幅広く採用されており、所謂学歴フィルターはないと考えます。

有明工業高等専門学校、石川工業高等専門学校、神奈川工科大学、神奈川工科大学大学院、神奈川大学、神奈川大学大学院、金沢工業大学大学院、金沢大学、金沢大学大学院、関西大学、関西大学大学院、関東学院大学、関東学院大学大学院、東京工業大学

 

上記は一例ですが、偏差値が高い大学も採用大学にありますが、多様な学生層からの応募者を積極的に採用しています。

学歴が原因で不採用になることは考えにくいです。

しっかりとエントリーシートや面接対策をして、内定を獲得できるようにしましょう。

 

就職偏差値・難易度

それでは、ここまでの内容を踏まえて、高砂熱学工業の就職偏差値・難易度を見てみましょう。

結論としては、偏差値・難易度は60です。

就職偏差値・難易度は高いといえるでしょう。その理由として以下の2点が挙げられます。

理由
  • 給与や福利厚生が良い
  • 大手空調設備企業である

就職偏差値・採用難易度は高めですが、頻出質問である「ガクチカ」や「志望動機」など基本的な事項をしっかりと対策をしていれば、採用される確率は高まります。

しっかりと対策を行い内定を獲得してください。

 

就職偏差値・難易度については、以下の記事も参考にしてみてください。

まとめ

高砂熱学工業は、東京都新宿区に本社を置く、空調設備の開発や設計、工事、保守などを主な事業として行っている企業です。

完成工事売上高は14年連続で空調設備業界においてトップを獲得しています。

高砂工業の強みは「技術力」「品質」「顧客対応力」「人財」の4つです。

高砂熱学工業は空調業界の中でも売上2位のトップレベルの企業です。

しかし学歴のみを重視する企業ではないので、全員に等しくチャンスがあります。

内定を勝ち取るためには企業研究を行っているか否かで就活での結果は変わってきます。

対策をしっかり行って選考に望んでください。

ぜひこの記事を参考にして励んでください。

この記事を読んだ就活生が高砂熱学工業に入社できることを願っています。

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就活ハンドブック編集部

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