【企業分析】NTTコムオンラインの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説
2024/05/20更新
はじめに
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社は東京都品川区に本社を置くデジタルマーケティング業界に属する企業です。
3つのマーケティングサービス事業を展開しており、データの力とテクノロジーの力を活かして、顧客企業のDXを支援しています。
今回はそんなNTTコム オンラインの企業研究を行うための基礎知識や社風、選考対策などをご紹介していきます。
この記事ではNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社への就職に興味がある以下のような就活生を対象に、企業分析を行っています。
ぜひ最後までご覧ください。
- NTTコム オンラインの仕事内容が気になる
- NTTコム オンラインの就職難易度を知りたい
- NTTコム オンラインの選考対策として何をすれば良いかわからない
また、デジタルマーケティング以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください。
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この記事の結論
先にこの記事の結論からお伝えすると、NTTコム オンラインの就職難易度は、比較的高めと考えています。
以下の参照記事で詳しく解説している就職偏差値を参考にすると、比較的高めの難易度といえるでしょう。
また、採用大学を見ると最低でも比較的難関なレベルの大学で最難関大学や難関大学も多く記載されており、学歴フィルターは存在すると考えます。
また職種としては、営業職とデジタルマーケティング職となっており、営業職の業務内容としては、大手企業のDXを支えるソリューション営業や、プロダクト営業に従事することになります。
デジタルマーケティング職の業務内容としては、大手企業のDX立ち上げや、運用支援、CX(カスタマーエクスペリエンス)の最適化を担当することになります。
次の章から各内容や、その他就活に役立つ情報を紹介しますので、ぜひ最後まで読んでください。
NTTコム オンラインについて
出典元
会社概要
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社は、顧客企業のDXの支援を主な事業内容としている企業です。
2012年に「デジタルマーケティング事業会社」として発足し、現在は「データ活用とテクノロジーで、企業の進化を支え抜く」というミッションを追求しています。
確かな科学技術とデータ解析力を強みに、企業と顧客の絆を創出し、顧客満足度や売上向上につながるマーケティング・ソリューションを提供しています。
デジタルマーケティング事業、データ&アナリティクス事業、ビジネスメッセージ・サービス事業の3つの柱を持ち、各分野で業界トップクラスの知見やノウハウを持っています。
各事業セグメントの解説
事業部門 | 活動内容 |
デジタルマーケティング事業 | 顧客ID統合ソリューション、デジタルマーケティング基盤構築、Mixpanelを使用したプロダクト分析、NPS調査、マーケティングリサーチ、ソーシャルリスニング、BtoBマーケティング、顧客ロイヤルティマネージメント、マーケティング・オートメーション、コンテンツマーケティング、Webソリューション・Web解析、SMSマーケティング 、コンタクトセンター CX向上ソリューション、スマホアプリ開発 |
データ&アナリティクス事業 | TIBCOと提携し、データ解析とデータ統合を行う。 あらゆるデータの収集・統合・管理から、解析・可視化・共有・予測・検知までデータ活用に関わる業務を担当。 |
ビジネスメッセージ・サービス事業 | SMS(ショートメッセージ)を中心としたメッセージサービスを通して、企業と顧客との迅速・円滑なコミュニケーションを支える。 また、「Karaden」のプラットフォーム基盤として、自治体や企業の業務効率化に貢献するソリューションサービスを提供。 |
NTTコム オンラインは、2012年に「デジタルマーケティング事業」を発足すると同時に会社を設立しました。
デジタルマーケティング事業では、最適なマーケティングに関する科学技術の導入と、データドリブン・マーケティングによって、顧客満足度の向上を図り、企業と顧客の絆を創出し、売上向上に繋げています。
デジタルマーケティング事業の設立以降10年は、めざましい進化を続け、SMS(ショートメッセージサービス)によって企業と顧客のスピーディーで円滑なコミュニケーションを支える「ビジネスメッセージ・サービス事業」を発足。
その後、データの収集・統合・管理から解析・可視化、共有・予測、検知まで、データ活用のすべてをワンプラットフォームで実現する「データ&アナリティクス事業」へと事業領域を拡大。
また、データ&アナリティクス事業では、製造、エネルギー、金融、小売、航空/交通、医療、自動車などさまざまな業界でグローバルに活用されています。
これらの事業を”3本の柱”として、「データ活用とテクノロジーで、企業の進化を支え抜く」というミッションを追求しています。
以下参照ページを紹介するので是非確認してみてください。
NTTコム オンラインで働いている社員は?
平均勤続年数は?
NTTコム オンラインの平均勤続年数は4.8年です。
デジタルマーケティング業界の平均勤続年数は5.7年であることから、業界平均よりも社員の出入りが多い職場といえるでしょう。
平均年収は?
2022年度のNTTコム オンラインの平均年収は、約670万円でした。
全国平均の年収が458万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。
また、同じ「デジタルマーケティング業」の平均年収は550万円でした。
平均残業時間は?
NTTコム オンラインの従業員の平均残業時間は、1ヵ月あたり20時間でした。
同じデジタルマーケティング業界で働く従業員の平均残業時間は25時間のため、業界内では平均よりも少ない残業時間といえます。
平均ボーナス額は?
インターネット上の情報だけでは分かりませんでした。
しかし、NTTコム オンラインの平均年収から、NTTコム オンラインの平均ボーナス額は108万円程度と推測可能です。
理由は、国税庁の民間給与実態統計調査によると、平均給与に占める賞与額の割合は約16%だからです。
あくまで参考程度にしておいてください。
また、NTTコム オンラインは年に6月と12月の合計2回ボーナスが支給されます。
どんな文化なの?
NTTコム オンラインは、その独自の社風「違うことは良いこと」を掲げています。
時代の流れに沿って、多様性は変革への原動力と捉えており、さまざまなライフスタイルや価値観を尊重しています。
そのため、時間や場所にとらわれないリモートワークを導入しており、リモートと出社のハイブリッド型勤務を実現しています。
また、評価はパフォーマンス主義を採用しており、毎年の事業計画にのっとって個人の目標を設定し、目標達成の度合いのみを純粋に評価しています。
パフォーマンス以外の性別、年齢、国籍、学歴などは関係なく、実力主義のため、個人の成長意欲を歓迎しています。
ここでは主体性を持って積極的に仕事を進めたい人には向いています。
就職偏差値・難易度および業界での立ち位置
競争が激しいデジタルマーケティング業界の中でのNTTコム オンラインの立ち位置をご紹介します。
売上高を参照し他社と比較してみると、NTTコム オンラインは目立った業績はあげていません。
しかし、業界内でも強みの多い企業だと考えられます。
NTTコム オンラインの持つ大きな強みは下記の通りです。
- 3本の柱事業はそれぞれ業界でトップクラス
- NTTグループとしてのネームバリューがある
- テクノロジーに関する豊富な経験やノウハウを持つ
- 各分野において専門分野に特化したプロ集団が在籍する
- 徹底した顧客対応で、自社サービスの継続率98%を誇る
参考までに競合3社の情報もまとめてみたので、ご紹介します。
会社名 | 売上高(2023年) | 平均年収 | 就職偏差値・難易度 | 社風 |
NTTコム オンライン | 118億円 | 469万円 | 57 | 成長意欲を歓迎する社風 |
博報堂 | 3001億6700万円 | 1276万円 | 70 | 自由で風通しの良い社風 |
アイレップ | 175億3790万6000円 | 460万円 | 55 | 新しいことへの挑戦を歓迎する社風 |
デジタルガレージ | 300億7000万円 | 762万円 | 60 | 風通しの良い社風 |
NTTコム オンラインの新卒募集要項について
以下にNTTコム オンラインの新卒募集要項についてまとめました。
NTTコムオンラインは、個人の成長を事業の成長と捉えており、技術の向上や経験を積むための研修プログラムが充実しています。
社員一人一人に活躍の場を設けることで、顧客満足度に貢献することを研修の目的としています。
転勤については、現状の可能性はなく、現在の勤務地は東京本社(大崎オフィス)もしくは島根エンジニアリングLabとなっています。
各項目 | 詳細 |
職種 | 営業職 業務内容:大手企業のDXを支えるソリューション営業や、プロダクト営業を行う デジタルマーケティング職 業務内容:大手企業のDX立ち上げや、運用支援、CX(カスタマーエクスペリエンス)の最適化を行う |
給与(2023年4月入社 初任給実績) | 高専卒:225,660円 大学卒:245,660円 大学院卒:265,660円 ※一律手当としてリモート勤務手当の2,400円を含む 備考:残業手当は別途支給 |
賞与 | 年2回(6月、12月) |
研修制度 | 基礎スキルプログラム(NTTドコモグループ導入研修、若手人材育成研修、配属前研修)、専門スキルプログラム(各職種に必要な資格取得支援、プロフェッショナルの育成)、フォロワーシップ・リーダーシッププログラム(管理者やその候補者に向けて、コミュニケーション研修、リーダーの思考・行動を学ぶ研修) |
福利厚生 | 総合福利厚生サービス(ベネフィットワン)、産前産後休暇や育児休職、短時間勤務制度、NTT企業年金基金、人間ドック、リモート勤務制度、社内フリードリンク、服装自由、部署の枠を超えたイベント有り(四半期毎)、その他 |
求める人材
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社では、求める人材として下記のものを公表しています。
グループ会社の1つであるため、他のグループ会社でも共通になっている可能性が高いです。
「ビジネスを成功に導く、信頼の伴走者」のブランドメッセージに共感でき、以下のミッション・ビジョン・バリューを体現できる人。
- 「存在意義」
データ活用とテクノロジーの導入支援で、顧客企業進化を支え抜く。
顧客企業の進化について共に考え、現場に寄り添うプロ集団として在り続ける。
- 「目指す方向性」
3本の柱事業において、それぞれ目指す方向性を見失わないこと。
「デジタルマーケティング事業」は、絆を生み出し売上に繋げる、「データアナリティクス事業」は、データ活用から企業を開拓する、「ビジネスメッセージ・サービス事業」はSMSによって顧客と企業の懸け橋になる。
- 「6つの行動規範」
1.プロフェッショナルである
2.原動力を持って前進する
3.開放的な情報共有を通して、仲間と一致団結して創造する
4.多様な価値観、考えを積極的に受け入れる
5.率先して変革をもたらす
6.チャンス・タイミングを逃さない
上記はNTTコム オンラインの採用メッセージである『データ活用とテクノロジーで、企業の進化を支え抜く』に繋がっていきます。
エントリーシートや面接中にこれらの意識を持っている人材かどうかを見られるので、ぜひ意識して選考に臨むといいでしょう。
新卒採用のフロー
NTTコム オンラインの選考は、下記の通りの選考フローとなっています。
面接では志望動機などのスタンダードな質問の他、人柄をチェックする質問も多いのが特徴です。
選考対策として、入社意欲や将来のプランが明確であるかどうかが重視されます。
今後のキャリアを形成していく上で必須事項なので、明確にしておきましょう。
①新卒エントリー
NTTコム オンライン公式サイトの新卒エントリーボタンより必要事項を入力し登録を行います。
エントリーシートでは志望動機や自己PR、長所と短所などの一般的な質問について回答し、Web上で入力し送信して終了です。
以下に参考になる記事を紹介します。
自分史の書き方は下記に記載した参照ページを確認してください。
②会社説明会、適性検査、エントリーシート
NTTコム オンラインのイメージを具体的に理解するための会社説明会です。
また、同じタイミングでエントリーシートを提出します。
質問事項は
- ガクチカ
- 志望動機
- 強み・弱み
- なぜNTTコム オンラインなのか
といったように、基本的なことを聞かれるようです。
適性検査に関しては、以下の記事を参考にしてください。
③一次面接
NTTコム オンラインの一次面接は、オンライン面接も可能となっており、人事担当と担当責任者がそれぞれ実施します。
専攻過程のどこかのタイミングで大崎オフィスに出向き、部門責任者との顔合わせとオフィス案内が行われます。
面接では自己紹介や志望理由、デジタルマーケティング業界を選んだ理由などが聞かれますので自分なりの答えを見つけておきましょう。
一次面接は30分程度オンラインで行われます。
和やかな雰囲気の中、キャリアプランやESに記載した事項とその他についての回答が求められます。
以下に口コミで確認できた質問事項を紹介します。
- 会社説明会に参加してどう思ったか
- 他人に自分のことをどういわれるか
- 自分を何色に例えますか?
- 10年後何になりたいですか?
④2次面接
NTTコム オンラインの二次面接も、オンライン面接が可能となっており、社長、関連部門責任者、部門責任者などさまざまな面接官がそれぞれ実施します。
また、面接回数は職種等により、変更となる場合があります。
自己PRなどの一般的な質問の他に、入社に対する理由や熱意について深く確認がされます。
以下に口コミのあった質問事項を紹介します。
- 志望動機
- なぜNTTコム オンラインを選んだのか
- 通信系のサービスに興味はあるか
- 自己PR
最終になるにつれて質問が深堀されたり、実務に適性があるのかを確かめるような質問が多くなされていることが分かります。
自分が実際に現場で働いている姿を想定したりして、イメージトレーニングをしておきましょう。
以下のページも確認してぜひ内定を勝ち取ってください。
⑤内定
複数回の面接を突破して内定が決まります。
採用大学
NTTコム オンラインの採用大学の実績を以下に掲載しますが、最低でも比較的難関なレベルの大学で最難関大学や難関大学も多く記載されており、学歴フィルターは存在すると考えます。
<大学院> 筑波大学、早稲田大学、法政大学、島根大学、立教大学、鳥取大学、電気通信大学、東京工業大学 <大学> 東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、筑波大学、明治大学、立命館大学、中央大学、東京理科大学、日本大学、学習院大学、立教大学、専修大学、法政大学、東洋大学、東海大学、横浜市立大学、津田塾大学、関西学院大学、会津大学、京都大学、島根大学 |
しっかりとエントリーシートや面接対策をして、内定を獲得できるようにしましょう。
就職偏差値・難易度
それでは、ここまでの内容を踏まえて、NTTコム オンラインの就職偏差値・難易度を見てみましょう。
結論としては、偏差値・難易度は比較的高めといえるでしょう。
その理由として以下の3点が挙げられます。
- 人気のNTTグループである
- 採用大学を見る範囲では学歴フィルターが存在すると考えられる
- 業界内でも高めの年収である
よって、頻出質問である「ガクチカ」や「志望動機」など基本的な事項の対策はもちろん、企業研究も入念に行う必要があります。
しっかりと対策を行い内定を獲得してください!
就職偏差値・難易度については、以下の記事も参考にしてみてください。
まとめ
NTTコム オンラインは、デジタルマーケティング業界に属する企業で、「データ活用とテクノロジーで、企業の進化を支え抜く」というミッションを追求しています。
NTTコム オンラインは、デジタルマーケティング業界の中でも比較的レベルが高い企業なので、企業研究を行っているか否かで就活での結果は変わってきます。
企業研究はもちろん、エントリーシートや面接対策をしっかり行って選考に望んでください。
ぜひこの記事を参考にして励んでくださいね。