【企業分析】ANAシステムズの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2024年2月24日更新

はじめに

ANAシステムズ株式会社は、東京都大田区に本社を置くIT関連企業です。

航空会社であるANAのグループ会社で唯一のIT会社で、ANAのCRSシステム「able」の保守運用を担当しています。

 

今回は、そんなANAシステムズの企業研究を行うための基礎知識や社風、選考対策などをご紹介していきます。

ANAシステムズ株式会社への就職に興味がある以下のような就活生を対象に、企業分析を行っています。

ぜひ最後までご覧ください。

  • ANAシステムズの仕事内容が気になる
  • ANAシステムズの就職難易度を知りたい
  • ANAシステムズの選考対策として何をすれば良いかわからない

 

また、IT以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください。

【業界研究ガイド】業界一覧

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この記事の結論

記事の結論からお伝えすると、ANAシステムズの就職難易度は普通です。

以下の参照記事で詳しく解説している就職偏差値を参考にすると、標準難易度といえるでしょう。

とはいえ、採用大学も様々な偏差値帯や種類の学校の実績があるので、選考対策をしっかり行えば内定を獲得できる可能性は十分にあります。

職種はエアラインシステムの保守管理が中心です。

航空システムやマイレージシステム、チェックインシステムの開発もしています。保守管理が主な業務内容となるでしょう。

次の章からは、各内容やその他就活に役立つ情報を紹介しますので、ぜひ最後まで読んでください。

ANAシステムズ株式会社について

ANAシステムズ株式会社

引用元: ANAシステムズ

 

会社概要

ANAシステムズ株式会社は、情報処理システム・通信システム利用に関する設計および開発を主な事業内容としている会社です。

航空会社であるANAのグループ会社で唯一のIT会社で、ANAのCRSシステム「able」の保守運用を担当しています。

ANAグループのエアライン事業を支えるシステムの開発・保守管理を行なっており、航空券予約、マイレージ発券、チェックイン、運航管理などのシステムの開発・保守管理と幅広くANAグループを支えています。

 

さらに、ANAシステムズは地方創生にも力を入れています。

外販事業として、自治体や企業へのIT/デジタル活用・DX推進に関わるサービスの提供をしています。

加えてSDGsにも力を入れ、グローバルかつ長期的な視点で環境・社会・ガバナンスに配慮したESG(Enviroment Social Governance)経営を推進しています。

 

参照ページ

会社概要 | ANAシステムズ株式会社

各事業別の売上規模

ANAシステムズ株式会社の2022年度の総資産は211億7000万円、純利益は3億6300万円でした。

この売上はエアライン事業、ライフバリュー事業、および外販事業(地域創生)からの収益によって構成されています。

 

参照ページ

ANAシステムズ株式会社 第34期決算公告

各事業セグメントの解説

ANAシステムズ株式会社の主な事業セグメントは、以下の通りです。

事業部門活動内容
エアライン事業航空券予約システム開発・保守業務、マイレージシステム開発・保守業務、発券システム・チェックインシステムの開発・保守業務、チェック端末、搭乗ゲート機のサポート・点検業務、運航管理システムの開発・保守業務、貨物管理システムの開発・保守運用、整備管理システムの開発・保守運用、インフラ基盤開発、施設展開、空港端末機器のサポート・保守サービス、空港関連施設の構築(空港業務のコンサルティング)

、データウェアハウス・データマートの開発・保守業務、データウェアハウス・データマートの開発・保守業務、データ分析業務、業務サポートシステムの開発・保守運用

ライフバリュー事業ANAグループのライフバリュー事業を推進するグループ各社に対するシステム開発・保守運用業務、コンサルティングやセキュリティ対応など、IT/デジタル活用・DX推進に関わるサービスの提供
外販事業(地域創生)自治体や企業へのIT/デジタル活用・DX推進に関わるサービスの提供

 

ANAグループのITやデジタル活用、DXなどのサービスを請け負っているだけでなく、地域創生のためにそれらのサービスを自治体や企業に提供しています。

特にエアライン事業では、航空券の予約システムからITインフラの基盤開発まで、ANAグループを幅広く支えていることが分かります。

以下に参照ページを紹介するので、是非確認してみてください。

 

参照ページ:

業務領域|ANAシステムズ

ANAシステムズで働いている社員は?

平均勤続年数は?

ANAシステムズの平均勤続年数は17.3年です。

情報通信業の平均勤続年数は12.0年であることから、業界平均よりも長く働ける職場と言えるでしょう。

 

平均年収は?

2022年度のANAシステムズの平均年収は、531万円(システムエンジニア)〜570万円(プロデューサー)でした。

全国平均の年収が458万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準です。

また、同じ「情報通信業」の上場企業平均年収は632万円でした。

 

平均残業時間は?

ANAシステムズの従業員の平均残業時間は、1ヵ月あたり7.5時間でした。

情報通信業で働く従業員の平均残業時間は16.5時間のため、業界内では平均よりも残業時間は少ないです。

 

平均ボーナス額は?

インターネット上の情報だけでは分かりませんでした。

しかし、ANAシステムズの平均年収から、ANAシステムズの平均ボーナス額は85万円程度と推測できるでしょう。

理由は、国税庁の民間給与実態統計調査によると、平均給与に占める賞与額の割合は約16%だからです。

あくまで参考程度にしておいてください。

また、ANAシステムズでは年に7月と12月の合計2回ボーナスが支給されます。

 

どんな文化なの?

ANAシステムズは、「人とデジタルの力で、幸せで豊かな未来をつくる」をミッションとしています。

価値創造の厳選である「人」を大切にし、すべての人が心身ともに健康・幸せで、やりがいを実感し楽しく働ける組織文化を大切にしています。

「健康経営」をモットーとしており、心身ともに健康で活き活きと長く働き続けられる職場環境の実現を目指しています。

 

特にメタボリックシンドローム該当者の低減や、喫煙者率の低減に力を入れています。

働くための基盤を安定させることを目標に、健康のためにさまざまな取り組みを行っています。

社員のアスリート活動も応援しており、オリンピックを目指す選手を社員アスリートとして迎え入れ、夢の実現を社員一丸となって支援しています。

 

令和4年 民間給与実態統計調査結果の概要

人財成長支援| ANAシステムズ株式会社

国税庁:民間給与実態統計調査

就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

情報通信業界の中でのANAシステムズの立ち位置をご紹介します。

売上高を参照し他者と比較してみた結果、ANAシステムズは平均的な企業だとわかります。

 

理由として、以下の要因があると考えられるでしょう。

 

  • エアライン業界の需要:ANAシステムズの売上はANAのエアライン事業に依拠しています。これにより、郵送やキャリアといった他業界のITグループ会社よりも売り上げが控えめになっていると考えられます。

 

  • 地方創生への注力:ANAシステムズは外販事業を行っています。これにより、自治体や企業への技術提供を行いながら売上の増加に寄与しています。

 

以上の理由によりANAシステムズは情報通信業界の中で平均的な売上高を生み出していると考えられます。

参考までに競合3社の情報もまとめてみたので、ご紹介します。

会社名売上高(2021年)平均年収就職偏差値・難易度社風
ANAシステムズ280億円469万円やりがいを実感し楽しく働ける文化
JALインフォテック267億円490万円風通しの良い社風
ヤマトシステム開発663億円469万円活気のある社風
SBテクノロジー525億円613万円エンジニアファーストの社風

ANAシステムズの新卒募集要項について

以下にANAシステムズの新卒募集要項についてまとめました。

研修制度も新人に対するメンター制度はもちろん、年次毎や役職毎に設けられたカリキュラムがあり、かなり充実しています。

転勤については、各地の空港のそばに転勤になる可能性があります。

気になる方は面接や説明会などの際に確認をしましょう。

 

各項目詳細
職種エアラインビジネスを中心としたITシステムの企画、開発、運用・保守等
給与(2023年4月入社 初任給実績)修士了:月給 237,000円(基本給)

大卒:月給 225,000円(基本給)

備考:通勤補助費、ワークサポート手当(3,000円/月)、時間外勤務手当、休日労働手当 他

賞与年2回(7月、12月)
研修制度新入社員研修 : 集合技術研修 他

一般社員研修 : 階層別研修、各種技術研修、ヒューマンスキル研修、グローバル研修 他

管理職研修 : 初任管理職研修、チームリーダー研修 他

ANAグループ教育制度 : ANAグループ通信教育、ANAグループオープンセミナー 他

福利厚生各種保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)、

育児・介護休業制度、退職金制度、共済会、独身寮・社宅、自社保養所、契約保養所、ANAグループ国内/国際線搭乗優待制度、カフェテリアプラン、ANAグループ社員持株会、団体保険、財形貯蓄制度

勤務地本社(大田区)、殿町事業所、羽田空港、成田空港、伊丹空港、関西空港、千歳空港、中部空港、福岡空港、那覇空港

求める人材

スーツ姿の男性

ANAシステムズ株式会社では求める人材として下記のものを公表しています。

グループ会社の1つであるため、他のグループ会社でも共通になっている可能性が高いです。

 

  1. グローバルビジネスへの関心
  2. ITへの関心と自立的な成長
  3. チャレンジ精神と行動力
  4. チームワークでの仕事を楽しめる
  5. コミュニケーション能力
  6. 責任感

 

以上の6つは、ANAシステムズの採用メッセージの『世界をリードするANAエアラインビジネスをITで支える』につながっています。

エントリーシートや面接中にこれらの意識を持っている人材かどうかを見られるので、ぜひ意識して選考に臨んでください。

新卒採用のフロー

ANAシステムズの選考は、下記の通りの選考フローです。

面接では志望動機などのスタンダードな質問の他、人柄をチェックする質問も多いのが特徴です。

 

選考対策として、入社意欲や将来のプランが明確であるかどうかが重視されるでしょう。

今後のキャリアを形成していく上で必須事項なので、明確にしておいてください。

 

①新卒エントリー

マイナビの新卒エントリーボタンより必要事項を入力し登録を行います。

エントリーシートでは志望動機や自己PR、長所と短所などの一般的な質問について回答し、Web上で入力し送信して終了です。

 

②会社説明会、自分史ワークシート・ES

ANAシステムズのイメージを具体的に理解するための会社説明会です。

エントリーシートも提出します。

 

質問事項は下記の通りです。

  • ガクチカ
  • 志望動機
  • 強み・弱み
  • ANAシステムズに興味を持ったところ

基本的なことを聞かれるでしょう。

会社説明会で書くことになるので、参加する前に準備しておいてください。

以下に参考になる記事を紹介します。

 

自分史の書き方は、下記に記載した参照ページを確認しましょう。

ES対策 | 上京を志す、就活生へ。ジョーカツ

【就活】自分史とは?書き方・ポイント・3つの作成メリットを解説

 

③面接+性格診断(SPI)

面接では自己紹介や志望理由、IT業界を選んだ理由など一般的な内容が聞かれるので、答えを用意しておきましょう。

一次面接は30分程度オンラインで行われます。

和やかな雰囲気の中、キャリアプランやエントリーシートに記載した事項と、その他についての回答が求められます。

 

以下に口コミで確認できた質問事項を紹介します。

  • 会社説明会に参加してどう思ったか
  • 他人に自分のことをどういわれるか
  • 周囲の仲間にどのような影響を与えていると思うか
  • 10年後何になりたいですか?

 

以下のページもぜひ参考にしてください!

SPIとは?検査の内容と例題を用いて対策方法を徹底解説!

【徹底解説】就活のSPI試験対策マニュアル~おすすめの参考書も紹介~

 

④複数回面接

ANAシステムズでは、一次面接と最終面接の2回面接を行います。

自己PRなどの一般的な質問の他に、入社に対する理由や熱意について深く確認がされます。

 

以下に口コミのあった質問事項を紹介します。

  • 志望動機
  • 他社の選考状況
  • 志望度はどのくらいか
  • なぜ航空会社のなかでも弊社なのか
  • なぜ航空会社に興味を持ったのか
  • ガクチカ
  • 入社後にどんな風に貢献できるか
  • なぜこの業界、この会社なのか

 

最終になるにつれて質問が深堀りされ、実務に適性があるか確かめるような質問が増えてきます。

実際に現場で働いている姿を想定してイメージをしっかりとつかんでおきましょうね。

 

以下のページも確認してぜひ内定を勝ち取ってください。

面接 | 上京を志す、就活生へ。ジョーカツ

 

⑤内定

一次面接と最終面接を突破して内定が決まります。

採用大学

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ANAシステムズの採用大学の実績を以下に掲載します。

最難関大学から標準的なレベルの大学まで幅広く採用されており、所謂学歴フィルターはないと考えられます。

<大学院>

青山学院大学、大阪工業大学、岡山大学、岡山県立大学、神奈川大学、金沢大学、鳥取大学、同志社大学、名古屋大学、日本大学、法政大学、北海道大学、明治大学、山梨大学

<大学>

愛知淑徳大学、秋田大学、亜細亜大学、茨城大学、宇都宮大学、大阪大学、大阪工業大学、大阪市立大学、大妻女子大学、岡山大学、岡山県立大学、お茶の水女子大学、鹿児島大学、神奈川大学、関西大学、神田外語大学、関東学院大学、学習院大学、北九州市立大学、京都教育大学、近畿大学、慶應義塾大学、工学院大学、公立はこだて未来大学、早稲田大学

 

上記には偏差値が高い大学も採用大学にありますが、ANAシステムズは多様な学生層からの就活生を積極的に採用しています。

よって、学歴が原因で不採用になることは考えにくいでしょう。
しっかりとエントリーシートや面接対策をして、内定を獲得してください。

就職偏差値・難易度

ここまでの内容を踏まえて、ANAシステムズの就職偏差値・難易度を見てみましょう。

結論としては、偏差値・難易度は標準的といえます。

 

その理由として、以下の3点が挙げられます。

・採用フローとして特別なステップがないから

・採用大学を見る範囲では学歴フィルターがあまりないから

・給与や福利厚生が特筆して良いというわけではないから

 

頻出質問である「ガクチカ」や「志望動機」など基本的な事項をしっかりと対策をしていれば、難しすぎることはないでしょう。

しっかりと対策を行い内定を獲得してください!

就職偏差値・難易度については、以下の記事も参考にしてみてください。

 

参照ページ

【24卒・25卒最新版】文系・理系・公務員別就職偏差値・難易度ランキング

まとめ

ANAシステムズは、IT業界に属する企業で、グループ会社であるANAのエアライン事業のシステム開発・保守管理が主な事業です。

また、SDGsや地方創生にも力を入れており、地方自治体や企業への技術提供も行っています。

ANAシステムズは大手航空会社ANAのグループ会社で人気が高いので、企業研究を行っているか否かで就活での結果は変わってくるでしょう。

 

しかし、学歴重視をする企業ではないので、全員に等しくチャンスがあります。

対策をしっかり行って選考に臨みましょう。

ぜひこの記事を参考にして励んでくださいね。

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