【企業分析】三菱UFJニコスの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底対策
2024年1月30日更新
はじめに
三菱UFJニコスは、日本大手金融グループである三菱UFJフィナンシャル・グループ(略:MUFG)の中核企業です。
国内最大のクレジットカード会社で1951年に、会社名:日本信用販売として設立、1966年にクレジットカード制度が始まり2007年に現在の三菱UFJニコスが発足しました。
本記事では、三菱UFJニコスへの就職を検討している就活生に向けて、概要、各事業セグメントの解説をしていきます。
平均勤続年数・平均年収・平均残業時間・平均ボーナス、キャリア、年間売上高、新卒募集、求める人材、採用までの流れ、採用大学、採用難易度についても紹介していくので、ぜひご参考にしてください。
(引用元:三菱UFJニコス公式サイト)
では、いくつか紹介していきます。
上京を志す地方学生ならジョーカツ!
あなたのキャリアを加速させるチャンス!
無料で利用できる快適な個室シェアハウス、
東京までの交通費サポート付き
首都圏の注目企業への就活ならジョーカツ
首都圏の学生ならスタキャリ!
理想のキャリアを実現へと導く第一歩!
あなたにピッタリのキャリアアドバイザーを選び、
自分にマッチする優良企業をご紹介
首都圏企業のES添削から面接対策まで、就活ならスタキャリ
結論
三菱UFJニコスの就職偏差値は、59.1です。
会社の成長性、独自性を含めた評判は3.2です。
就職難易度は高いですが、どの大学を出ても採用の可能性があり、対策をすれば内定を得ることができます。
年収・給与、勤務の納得度は、さほど低くはなく、土日出勤をした際は、振替休みを取ることができるでしょう。
また、女性社員も有給休暇が取りやすい環境が整っているので安心して育休が取れます。
三菱UFJニコスは、
・クレジットカード発行事業
・ソリューション事業
・プロセッシング事業
の3つの事業を行っております。
概要
社名 | 三菱UFJニコス株式会社 (Mitubishi UFJ NICOS Co.Ltd.) |
発足日 | 1951年6月7日(旧日本信販) 2007年4月1日(三菱UFJニコス) |
代表取締役社長 | 井上 治夫 |
従業員数 | 3249人 現在 |
本社所在地 | 東京都千代田区外神田4-14-1秋葉原UDX |
各事業セグメントの解説
三菱UFJニコスは、企業に応じて様々な決済に応じることが可能な三菱フィナンシャルグループの中核の役割を果たしています。
そんな三菱UFJニコスの3つの事業について解説していきます。
クレジットカード発行事業
三菱UFJニコス株式会社が発行している「三菱UFJカード」「JAカード」「DCカード」「NICOSカード」の発行事業を行っています。
日常生活でのあらゆる場面で利用できるもの、様々な保険サービスや豪華なサービスが付いたものなど、生活スタイルや利用目的に合わせたカードの発行をしています。
ソリューション事業
企業に応じて様々な決済方法を用意しています。
法人に応じたラインナップをしており企業に応じて最適なサービスを提供します。
プロセッシング事業
クレジットカードを発行している全国の金融機関とカード会社40社とFC契約(フランチャイズ契約)を結んでいます。
三菱UFJニコスがビジネスや事業などを提供し、業界屈指のグループ力でネットワークを形成します。
さらにカードビジネスを始める事業に向けて、カード発行業務を始める上で必要な事務処理業務やシステム運用などの受託ビジネスを行っています。
平均勤続年数・平均年収・平均残業時間・平均ボーナスについて
次に三菱UFJニコスの平均勤続年数・平均年収・平均残業時間について説明していきます。
平均勤続年数
三菱UFJニコスの平均勤続年数は、18.2です。
(引用元:三菱UFJニコス公式サイト)
平均年収
平均年収は、703万円で全国平均年収620万円と比較すると高い水準です。
年代別の平均年収を見てみると、25〜29歳の平均年収は437万円、30〜34歳になると25〜29歳の時より97万プラスされ、534万円となります。
さらに、40〜45歳で703万円、45〜49歳で725万円、50〜54歳で801万円、55〜59歳で803万円です。
サービス業の業界内平均年収は541万円です。
三菱UFJニコスの平均年収より162万円高く業界内では、650社中81位と比較的高いです。
平均残業時間
残業時間は、平均で月24時間です。
同じ業界のクレディセゾンとほぼ同じです。
現在は残業時間の削減に取り組み、ワークライフバランスが取りやすくなってきます。
ただ、本社や支店、部署によって残業時間が異なるため、しっかり確認しておく必要があるでしょう。
平均ボーナス
ボーナスは平均で113万円です。業界平均87万円と比べると、26万円高くなっています。
キャリアについて
三菱UFJニコスは一人ひとりの社員が業務を通して学んだことを活かす姿勢と、先輩や上司が社員一人一人の強みを把握したうえで、丁寧な指導をすることに力を入れています。
社員一人一人の成長を支える様々な研修もあります。
また、業務に関する知識だけでなく、資格取得制度や通信教育など様々なスキルアップの機会も用意しています。
年間売上高について
年間売上高ですが、ネットでリサーチしただけでは、正確な情報やデータは不足しています。
クレジットカード業界における三菱UFJニコスのライバル会社は、クレディセゾンです。
売上高について、菱UFJニコス株式会社は約2657億円で、業界第2位です。
クレディセゾンは2475億円で第3位です。
三菱UFJニコス株式会社は、クレジットカード発行以外にソリューション事業として、企業に応じた最適なサービス提供と、新しい企業への受託ビジネスを行っています。
一方でクレディセゾンでは、クレジットカード発行やスマートフォン中心のスマホ完結サービスなど、キャッシュレス社会実現のための業務を行っています。
三菱UFJニコス株式会社の方が売上が高い理由は、クレジットカード事業を新規で始めようとしている企業に向けたサービスを提供しているからでしょう。
新卒募集について
三菱UFJニコスの募集要項を掲載します。
募集職種 | 総合職 |
主な業務内容 | 決済に関する業務全般 (企画開発・営業推進等) |
初任給 | 大卒 225,000円 大学院卒 235,200円 |
異動について | 転勤を伴う異動有り |
試用期間 | 6ヶ月 |
勤務時間 | 午前9:00~17:20 |
賞与 | 年2回(6月と12月) |
求める人材
三菱UFJニコスでは、一人ひとりが将来なりたい自分に向かって成長と努力を続けることができる人を求めています。
そのため、「三菱UFJニコスに入社して何をしたいか」、「なぜそうおもったか」、「なぜ三菱UFJニコスでなければならないか」という理由を明確に伝える必要があります。
採用までの流れ
三菱UFJニコス株式会社の採用の流れですが、今年がどのような流れかはわかっていません。
その代わりに、過去の採用までの流れを記載しておきます。
これを参考程度に対策してください。
①会社説明会
2月下旬にオンラインでの会社説明会があります。
その後の面接やテストに備えてメモを取っておくのが良いでしょう。
②履歴書・エントリーシート提出
説明会の後にエントリーシートがあります。
必ず「三菱UFJニコスで何をしたいか」「学生時代に力を入れたこと」などを明記しましょう。
③録画面接
自宅で撮る形式の面接です。
全2問の設問なので、設問をよく考えて答えましょう。
④WEBテスト
いわゆるSPIです。
三菱UFJニコスのSPIは、WEB形式でオンラインで行います。
テスト内容は言語、非言語で時間は30分です。
万全の対策をしてください。
⑤グループディスカッション
一時間形式のオンライン形式のディスカッションです。
しっかり対策しておきましょう。
⑥3回の面接
一次面接・二次面接・最終面接の合計3回の面接を行います。
どれも30分で、一次〜二次はオンラインで、最終面接は対面で行われます。
⑦内々定
内々定は、3月上旬以降です。
適性検査試験からグループディスカッションまで、数回にわたる面接があります。
会社の採用試験でよく見られるパターンです。
採用大学
三菱UFJニコス株式会社の採用大学は、以下の通りです。
<大学院>
東京大学、東京工業大学、大阪大学、神戸大学、筑波大学、千葉大学、慶應義塾大学、上智大学
<大学>
京都大学、一橋大学、大阪大学、名古屋大学、北海道大学、神戸大学、東北大学、筑波大学、横浜国立大学、お茶の水女子大学
(引用元:三菱UFJニコスの採用大学)
上記のデータから、難関大学からの採用が多く学歴フィルターが多少あるように思われます。
就職難易度
三菱UFJニコスの就職難易度は59.1と、難易度は高いです。
難関大学からの採用が多く、学歴フィルターはあるものの、「入社してから何がしたいか?」を面接でアピールすれば受かる可能性があるでしょう。
まとめ
三菱UFJニコスは、三菱UFJフィナンシャルグループのグループ会社です。
クレジットカード発行事業、ソリューション事業、プロセッシング事業の3つを主に行っており、年間の売上はクレジットカード業界で第2位の大手企業です。
学歴フィルターはあり、就職難易度は高いですが、「入社後に何をしたいか」をしっかりとアピールすれば可能性があります。
万全の対策をして採用試験に臨んでください。