【企業研究】BNPパリバの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

【企業研究】BNPパリバの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2023年8月19日更新

金融業界

この記事ではBNPパリバについてご紹介します。

まずはBNPパリバが属する金融業界について解説します。

金融業界とは、お金や資本の取引、管理、投資、融資、保険、資産管理などを行う経済において重要な役割を果たす業界です。

主な金融機関として挙げると、銀行、信用金庫、証券会社、保険会社が当てはまります。

 

金融業界以外の業界については、以下の記事で概観しているので、志望する業界がまだ定まっていない人は読んで今後の参考にしてみてください!

【業界研究ガイド】業界一覧

 

【期間限定公開!】就活のプロが
自己分析のやり方を徹底解説!

今回、期間限定で就活のプロフェッショナルであるキャリアアドバイザーが、エントリーシートや面接に悩んでる学生に向けて、だれでも簡単に自己分析が出来る方法を3つ紹介しました!

すぐに実行に移せるものばかりなので、ぜひ読んでみてください!

キャリアアドバイザーが自己分析する方法を徹底解説

事業内容

BNPパリバはパリに本拠地を置くフランスの大手銀行グループです。

設立は1848年で、その歴史は古く、EU圏、世界を代表する大手金融機関のひとつです。

世界64の国と地域に約18万4千人の従業員を抱え、数々の金融サービス分野において中心的地位を確立しています。

日本国内でもさまざまな事業を展開しています。

BNPパリバ銀行 東京支店の代表的な事業をご紹介します。

 

トランザクションバンキング

グローバルにビジネスを展開する事業法人、金融機関のお客様向けに日々のビジネスに必要な決済サービスを提供しています。

 

トレードソリューション

グローバルに事業展開するお客様を中心に、各種トレード関連業務、保証業務、ドキュメンタリークレジット、売掛債権買取プログラム、サプライヤーファイナンス、在庫マネジメントプログラムなど、金融商品を通じて、さまざまなソリューションを提供しています。

 

キャッシュ・マネジメント

グローバル・キャッシュ・マネジメント・ソリューション、海外口座管理、送金サービス、マルチカレンシー・キャッシュプーリングを始め、社内の資金効率向上、有利子負債の圧縮、ガバナンスの強化などに役立つソリューションを提供しています。

 

ローンキャピタルマーケット/ローンシンジケーション

国内外の金融機関との強固な関係を活かし、お客様の大型資金調達案件を組成するための業務を行っています。

 

事業金融

日本企業の海外輸出、各種資源の輸入、資源権益取得に関するアドバイスを行っています。

 

資源エネルギー

顧客/国内外企業などのM&Aに対する資源エネルギーインフラ分野に関連する事業を主導、サポートする事業を行っています。

 

ストラクチャード・リース&航空機・船舶ファイナンス

航空機・船舶購入のための購入・リースを行うための資金を融資する事業です。

複数の国・地域をまたぐ取引のため、専門性が求められます。

また、企業と投資家を、資金を調達する仕組みを構築してつなげる役割も果たします。

 

外国為替

グローバルに確立した外国為替プラットフォームを活用してお客様のリスクヘッジに関わるさまざまなニーズに対応する多様なプロダクトやサービスを提供しています。

 

投資銀行

M&Aアドバイザリー業務の成長・拡大を目指しています。

 

新卒選考フロー

BNPパリバの募集要項と採用フローをご紹介します。

 

BNPパリバの新卒募集要項です。

BNPパリバ証券グローバルマーケット統括本部
オペレーションズ
BNPパリバ銀行東京支店グローバルバンキング本部
トランザクションバンキング本部
資金本部

 

出典:BNPパリバ銀行 東京支店 – BNPパリバ (bnpparibas.jp)

 

出典:BNPパリバ – 新卒採用情報 (bnpparibas-japan-newgrad.com)

ES提出

BNPパリバの採用エントリーはマイページ登録からです。

ESもマイページから提出します。

 

BNPパリバのESでは以下のような質問に200〜400字で答える必要があります。

 

・志望動機

・自分の強み、短所

・今後向上させたいところ

・大学で熱心に取り組んだこと

・リーダーシップを発揮した経験とそこから得たもの

・過去に困難に直面した経験

 

などが質問されます。

自己分析とガクチカを徹底し端的に伝わるようにまとめておきましょう。

 

下記では志望動機を効果的に伝えるポイントをご紹介していますので、是非参考にしてみてください。

 

【必見】「企業に興味を持ったきっかけ」で志望度を効果的に伝えるには?ポイントと注意点を徹底解説 | ジョーカツキャンパス 

 

WEBテスト/筆記試験/適性検査

BNPパリバの適性検査はテストセンターでSPI(言語・非言語・性格)を受検することができます。

テスト内容は難しくはないですが、足切り点は低くはないようです。

下記サイトを参考に対策をしっかりしておきましょう。

問題集もこなしておくといいでしょう。

 

【24卒・25卒】SPI試験対策!言語・非言語の出題傾向とおすすめの対策法 | ジョーカツキャンパス 

 

また、BNPパリバのWEBテストでは玉手箱が使用されるようです。

玉手箱についても、下記サイトでご紹介しています。

当日焦らなくていいように、問題のレベルや特徴などを掴んでおきましょう。

【就活生必見】玉手箱の言語問題の特徴やコツを紹介! | ジョーカツキャンパス 

 

グループディスカッション

BNPパリバでは適性検査などをクリアすると学生3人でのグループディスカッションが行われるようです。

 

グループディスカッションでは面接官は就活生の何を見ているのか、事前に確認しておくと当日の役割分担が明確にわかります。

下記サイトでグループディスカッションを進めるコツなどをご紹介していますので、参考にしてみてください。

 

グループディスカッションの役割・テーマ毎のコツをつかめ | ジョーカツキャンパス 

 

1次面接

BNPパリバの1次面接は、面接官1人に対し学生3人で行われます。

ESの内容に対する質問、志望動機などを質問されるようです。

なぜ、BNPパリバなのか、外資系を志望する動機をしっかりまとめておきましょう。

 

2次面接

BNPパリバの2次面接は、面接官1人に対し学生1人で行われます。

ここでも、ESやガクチカの深堀りをする質問や、志望動機を聞かれるようです。

他社でも通用するような志望動機ではなく、BNPパリバで働きたい、という意欲をしっかりアピールしましょう。

業界、企業研究と、自己分析の深堀りをさらに進めておきましょう。

 

下記サイトでは企業側は何を知りたいのか、また就活生の熱意を効果的に伝えられるように解説しています。

ぜひ参考にしてあなたの就活を盤石なものにしていきましょう。

 

【必見】「企業に興味を持ったきっかけ」で志望度を効果的に伝えるには?ポイントと注意点を徹底解説 | ジョーカツキャンパス 

最終面接

BNPパリバの最終面接は人事部1人、役員2人の3人の面接官に対し学生3人で行われるようです。

金融の専門的な質問をされることもあるようで、大学院などで専門的に学んで来た人でなければ、まっとうに答える事は避けた方がいいのかもしれません。

付け焼刃な知識ではいい加減な印象も与えてしまい兼ねないので、金融については興味があり、学んで行きたい、という意欲をアピールする方向にもっていく方が懸命で、好印象かもしれません。

また、なぜBNPパリバを志望するのか、BNPパリバでどのように自分の力を発揮したいのか、をしっかり自分の言葉でアピール出来るようにしておきましょう。

 

以上、BNPパリバの採用フローや面接官への対応をご紹介してきました。

面接対策のひとつとして、逆質問されたときにBNPパリバを志望する熱意をさらにアピールする方法などを下記サイトでご紹介しています。

ぜひ、参考にして面接を自分のものにしてみてください。

 

https://jo-katsu.com/campus/5109/



社風

BNPパリバはフランスに本拠地を置く企業なので、日本のような年功序列ではなく、実力主義です。

新しく入った人でも実力があればどんどん上に登っていく事が出来ます。

また、他者を尊重してプロフェッショナルな仕事に取り組むことが出来るようです。

熱意や意欲があれば自ら可能性を広げていく事が出来て、高い報酬を得ることが可能です。

また、社員の外国人率は高く、社内のコミュニケーションはメールも含め、英語を使用することが多いようです。

これらのような企業風土に理解がある人で、BNPパリバの仕事に熱意をもって取り組むことに自信がある人にとってはいろいろなことにチャレンジし、自分を高めていくチャンスがある企業だという事が出来ます。

 

求める人材

革新的な金融機関を目指すBNPパリバで働くことは、変わりゆく世界に積極的な役割を果たすことでもあるようです。

そんなBNPパリバはどのような人材を求めているのでしょうか。

 

コミュニケーション能力がある人

BNPパリバではコミュニケーションを大切にしているようです。

実力主義とは少し異なる印象で意外ですが、未熟な社員がいると何か困っていることはないかと声が掛かり、当たり前のように周りからのサポートが受けられるようです。

チーム内でのお互いへの気配りが感謝の気持に代わり、仕事へのモチベーションにつながります。

BNPパリバではコミュニケーションを図りながらチームワークをもって結果を出していける人材が求められます。

学生時代に部活などで経験したことをアピールしてみてもいいですね。

 

主体的に業務を遂行できる人

BNPパリバでは、1人ひとりが主体的、かつ責任感をもって業務に取り組むことができる人を求めています。

BNPパリバでは最前線で仕事を進めるうえで求められるものは専門性です。

専門性を培うためにも、与えられた仕事に対し、主体的に取り組んで自分を成長させることが出来る人が求められます。

 

グローバルな視点を持っている人

BNPパリバは世界で金融機関としての役割を果たすことを目標としています。

日本国内のみならず、世界に関心がある人を求めています。

 

就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

BNPパリバをヨーロッパに本拠地を置く外資系金融機関大手のソシエテ・ジェネラルとバークレイズを比較してみました。

 

会社名売上高平均年収就職偏差値・難易度社風
BNPパリバ7兆9,021億円1,385万円68チームワーク重視で実力主義
ソシエテ・ジェネラル4兆4,057億円1,348万円68和やかな雰囲気
バークレイズ4兆5,520億円1,218万円68成果主義でもリラックスしている

引用:【最新版】24卒・25卒就活偏差値・難易度ランキング | ジョーカツキャンパス 

 

BNPパリバは外資系金融機関のなかでも売上高はトップを誇り、年収も高めです。

マーケットの広さと実績は欧州で1位です。

日本でも150年の歴史をもっていて、外資系金融機関として高い地位を築いています。



採用大学

BNPパリバの採用実績から採用大学は見つけられませんでした。

BNPパリバは中途採用の実績は多いのですが、新卒採用はこれまで積極的には行っていませんでした。

就職偏差値はかなり高いことから、求められる学歴も高いと考えられます。

しかし前述の面接での対応を見てみると、BNPパリバへの入社志望度もひとつの選考理由だと捉えることも出来ます。

金融業界に興味があり、世界で責任を果たしたいという熱意を持っている方は業界、企業研究をしっかりしたうえで、エントリーしてみる価値はあると感じます。

 

ホットニュース

BNPパリバについてのニュースをご紹介します。

 

「ユーロマネー2023年」12部門で「最優秀銀行」

BNPパリバは国際的な金融専門誌「ユーロマネー」で2023年「アワード・フォー・エクセレンス」において12部門で「最優秀銀行」に選出されました。

BNPパリバのグローバルかつ、持続可能な事業展開が評価されました。

BNPパリバがいかに世界的に評価されているか、日本にいるとなかなか知り得ない情報ですね。

金融業界に就職を志望しているひとであれば、日本国内の銀行や他の外資系金融機関と比べる材料として知っていて損はない情報です。

 

https://www.bnpparibas.jp/ja/news/

 

チーフエコノミスト河野氏のコメント

日銀の長期金利操作について、BNPパリバ証券のチーフエコノミストである河野氏が日本経済新聞の記事に予測コメントをしています。

日本ではあまり存在感が感じられない外資系金融機関ですが、日本経済に関してコメントを求められている点で、BNPパリバの世界的な存在感が感じられる記事ですね。

 

BNPパリバの河野氏「24年4月にマイナス金利解除へ」 – 日本経済新聞 (nikkei.com)



まとめ

この記事では、BNPパリバについて、企業研究や就活対策などをまとめてきました。

BNPパリバへの就職は難易度が高く、求められるレベルが高いようです。

BNPパリバへ就職を考えるに当たって特に大切なのは、グローバルな視点と仲間への気遣いやチームワークでしたね。

また、業界、企業研究はかなり念入りにする必要があります。

熱意をもった志望動機と、就職の先にどんな未来を想像できるかがカギとなります。

この記事を参考に知ったりとした就活対策をしてもらえると幸いです。

 

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自己分析のやり方を徹底解説!

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