インターンに遅刻したら終わり!? 就活への影響を徹底解説
2024/5/18更新
はじめに
現代は、学生たちが早いうちから就活に向けて行動を起こすことが増えており、それに伴い、インターンの需要は、これまで以上に高まっていると言えます。
企業の中には、インターンを学生の適性把握や、優秀層を選別するためのツールとして活用しているところも少なくありません。
今やインターンは、企業の採用・選考のツールのひとつとして、その地位を確立しつつあります。
このような状況下においては、インターンに参加するとともに、そこでより良い成果を実現することは、就職を成功させるにあたって、欠かせないプロセスのひとつだと言えるでしょう。
ですが中には、時間の管理が苦手な、いわゆる“遅刻魔”の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回の記事では、そのような方に向けて、「インターンに遅刻することは、どのようなリスクを秘めているのか」をご紹介するとともに、「遅刻を防ぐために有効な方法」や「遅刻をしてしまった際の対処法」などをご紹介します。
ぜひ、最後までご覧ください。
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インターンへの遅刻はどのようなリスクをもたらすのか
この記事をご覧になっている方の中にも、インターンは、本採用前に実施されるプログラムであり、実務とは異なるということから、遅刻が許容されるとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、そのような甘い考えは、大きなリスクを招きます。
まず、先ほどもお伝えしたように、近年、インターンシップは、面接などと同様、企業が就活生を選考するための場として、その地位を確立しつつあります。
そんな、選考の場に遅刻していくことは、企業に対し「自分はスケジュールを適切に管理する能力を持っていません」とアピールすることに他なりません。
スケジュールを適切に管理し、運用する能力は、社会人としての基本的なスキルであり、このスキルを欠いている就活生が、内定を獲得できる可能性は、限りなく低いと言えるでしょう。
これはどうしてかというと、企業は、業界や業種によっては、一瞬一秒の遅れが、重大な損失につながることも珍しくありません。
企業は、そんなリスクの芽をあらかじめ摘むという目的から、自社の信頼性や、業務効率を損なう可能性のある学生の雇用を避ける傾向にあります。
そのため、時間を守ることは、就職活動を成功させるにあたって、非常に重要な役割を担っていると言えるでしょう。
さらに、現代社会では「時間を守ること」が、社会人としての基本的なマナーのひとつとして、広く共有されています。
そのため、遅刻癖がある、言い換えるならば「時間管理ができない」人材は、基本的なマナーさえ知らない・またはそれすら守れない、非常識な人材として見なされます。
また、インターンの成果によって、内定が決まる企業の場合、インターンにおける課題に取り組める時間が、他のインターン生より短いということは、内定を獲得するにあたって、不利に働きかねません。
このように、インターンに遅刻していくことは、就職活動を成功させるにあたって、多大なリスクを秘めています。
あなたが、有名企業・就活生からの人気が高い企業を志望している場合、このリスクは一際大きなものとなるでしょう。
インターンに遅刻してしまう原因
では、この遅刻はどうして起こるのでしょうか。
原因としては、以下のものが考えられます。
準備不足
遅刻の原因として、最も多いのは、事前の準備不足です。
インターンに、万全の状態で参加するにあたって、事前に実施すべきことは、大きく分けてふたつあり、それぞれが重要な役割を担っています。
ひとつは、持ち物の準備です。これについては、必要なものを、必要なときに、すぐに取り出せる環境を、日頃から整えておくことが重要です。
メモ帳やクリアファイル・筆記用具など、普段から使うことが多いアイテムを、自分の目が届く場所に整頓すること。
また、企業から開示されている情報をもとに、必要となりそうなものをリストアップし、用意することも、無用なトラブルを防ぐという点から、有益です。
そしてもうひとつは、情報の準備です。
勘違いやケアレスミスといった、トラブルの種を摘むという目的で、事前に告知されている情報を今一度吟味し、その中に、自身が見落としているものはないか、見直しを実施すること。
これにより、トラブルを事前に回避することが可能になります。
それだけではありません。
企業によっては、交通機関の遅延や、道中で事件・事故に巻き込まれたため、定刻に到着するのが難しくなった際のトラブルシューティングを事前に用意している場合があります。
これらの情報は、見落とされがちではありますが、スムーズな就職活動を実現するには、必要不可欠なものだと言えるでしょう。
それらの情報をもとに、計画を立てることを『情報の準備』と言います。
また、それと併せて、交通機関が使用できなくなったり、遅れが生じたときのための、リカバリープランを立案することも、情報の準備に含まれるのです。
これらの準備を怠ってしまうと、予期せぬトラブルが発生したときに、対処することが難しくなります。
時間管理の甘さ
次に多いのは、「時間管理」が甘く、遅刻をしてしまう人です。
まず、「時間管理」とは、自分の時間を有効に使うために計画を立て、その計画に基づいて行動することを指します。
具体的には、予定や目標を設定し、それに沿って時間を配分し、優先順位をつけて行動することが含まれます。
例えば、仕事や学業のスケジュールを立て、適切な時間に必要な作業を行ったり、、交通手段や移動時間を考慮して出発時刻を決めた経験などはありませんか?それもまさしく、「時間管理」のひとつであると言えるでしょう。
遅刻癖のある人の多くはこの「時間管理」が苦手だという傾向があります。
このような人は、作業にかかる時間・移動にかかる時間を逆算することが難しく、またそれをもとに優先順位をつける能力についても不足しているため、約束の時間を守ることが難しくなります。
「時間管理」ができないことによる悪影響は、これだけではありません。
複数のタスクに対し、適切な優先順位をつけられないことは、時間の無駄遣いや重要な期限の見落としなど、重大なリスクにつながります。
これらのリスクにより、仕事や学業の効率が悪化したという事例は、枚挙にいとまがありません。
責任感の欠如
遅刻癖があるひとの中には、責任感が不足していることから、遅刻を繰り返してしまう人が少なくありません。
責任感とは、責任感とは、自分の行動が他者に及ぼす影響を理解するとともに、その悪影響を最小限に抑えるため、行動する能力のことを言います。
これが不足していると、約束の時間を守ることの重要性や、自分の遅刻が、他の人のスケジュールや計画にどのような影響を与えるのか、そういったことを理解するのが難しくなります。
その結果、自分の気まぐれや都合を優先したことによる遅刻が増えてしまうのです。
学生のうちであれば、そういった行動が、そこまで重大な問題に発展することはないでしょう。
ですが、企業は、仕事の効率性やチームの調和を保つため、責任感を持って仕事に取り組める、つまりは約束の時間を守り、遅刻を最小限に抑えられる人材を求めています。その企業が有名であれば有名であるほど、その傾向は強まると言えるでしょう。
つまり、あなたが「就職活動を成功させたい!」と考えている場合、このような、責任感の不足は、重大な欠点となり得るのです。
コミュニケーション不足
就活生の中には、他の就活生との情報交換や、企業とのコミュニケーションが不足していることから、遅刻をしてしまう人もいます。
例えば、インターンシップや就職活動において、就活生同士での情報共有や相談が不十分だと、重要な日程やスケジュールの把握が難しくなります。
企業との連絡が不足していたり、自身が取り組む課題についての把握が不十分だと、事前に、適切な準備を行えないといったことがあるかもしれません。
このようなコミュニケーション不足は、個々の行動だけでなく、チーム全体のパフォーマンスにも影響を与えます。
したがって、遅刻を避け、またインターン当日に適切な成果を発揮するためには、十分なコミュニケーションが欠かせません。
就活生においては、就活生同士で積極的に情報を共有し、スケジュールや重要なイベントなどを把握する努力が必要です。
そして、企業とのコミュニケーションを図り、わからないところを分からないままにしておかないことも、大切です。
当サイトでは、就活生が自身に役立つ情報を得るにあたって、欠かせない知識を多数公開しています。
当記事と併せてご覧いただければ幸いです。
インターンに遅刻しないためのポイント
では、インターンに遅刻していくことがどのようなリスクを秘めているのか、また、遅刻はどのようなことが原因で起こるのかといったところを一通り確認したところで、次は、「では、インターンに遅刻しないためには、どうすればいいのか?」というところを見ていきましょう。
スケジュールに余裕を持つ
まず、大切なのはスケジュールを立てる際に、余裕を持つことです。
中には、インターンの開始時刻ぴったり、あるいは直前に会場に到着するようなスケジュールを立てている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、このような緻密なスケジュール下では、交通機関の遅延をはじめとしたトラブルが発生した際に、遅刻してしまう可能性が高い、と言えるでしょう。
したがって、スケジュールを立てる際には、十分な余裕を持つことが重要です。
少なくとも、開始時刻の15分前には会場に到着できるようなスケジュールを心掛けましょう。
このような余裕を持ったスケジュールを立てることで、十分な時間を持って、準備を行えるだけではなく、トラブルに巻き込まれた際に、落ち着いて対処するための時間も確保可能です。
その結果、遅刻を避けるだけでなく、自信を持ってインターンシップや就職活動に臨むことができるでしょう。
以下の記事では、就活生が自身のスケジュールを管理するにあたって、おすすめのツールなど、就活生に役立つ知識を多数、ご紹介しています。当記事と併せて、ぜひ、ご覧いただければ、幸いです。
入念な下調べ
「情報の準備」の中でもお伝えしたことですが、不要なトラブルを回避するとともに、その対処法を知るには、情報を収集すること・ひいてはそれを活用することが欠かせません。
案内などを通じて、企業から開示されている情報だけではなく、過去に同様のインターンに参加した人の体験談や、当サイトをはじめとした、就活情報を掲載しているサイトから得られる知識を、主体的に獲得することはもちろん、目的地までのルートや、交通機関の時刻表などといった情報についても、事前にリサーチしましょう。
余裕があれば、目的地までの所要時間として表示されているものと、実際にかかる時間との間に、乖離がないか、現地に赴き、確かめてみるのもいいでしょう。
繰り返しになりますが、こういった情報を能動的に取得するとともに、これを活用することは、不要なトラブルを回避するとともに、それらのトラブルに巻き込まれてしまった際のスムーズな対処が可能になります。
また、ここで得たリサーチ能力は、インターンに参加する際だけではなく、就職活動を終え、就業してからも役立つことが多いものと思われます。当記事をご覧の皆様におきましては、この機会にぜひ、これらのスキルを獲得することがおすすめです。
「時間管理」のスキルを養う
また、遅刻を防ぐには、「時間管理」のスキルを養うことが欠かせません。
具体的にはどういうことかというと、自己啓発や時間管理のスキルを向上させることが必要です。
例えば、日々の生活の中で、スケジュールを立てて予定を管理するとともに、時間の効率的な使い方について考えること。
ひいてはそれを習慣化することが重要です。
スケジュールの管理については、以下の記事で詳しく解説しています。当記事と併せて、ぜひ、ご覧ください。
さらに、優先順位の付け方や時間の配分方法を学び、自己の行動をコントロールすることも必要です。
適切な時間管理ができれば、遅刻を減らすだけでなく、仕事や学業の効率を向上させられることでしょう。
遅刻してしまった時の対処法
ここまでは、「遅刻を未然に防ぐにはどうしたらいいか」ということを中心に、解説を行ってきました。
ですが、実際に、インターンに遅刻してしまった時には、どうすれば良いのでしょうか。
ここからは、遅刻をしてしまった就活生が、その失敗をリカバリーするためにはどうすれば良いのか、その対処法をご紹介します。
状況説明と謝罪
まず、やるべきことは、インターンを開催する企業の関係者に対し、状況説明と謝罪をすることです。
どうして遅刻をしてしまったのかといった遅刻の原因についてはもちろん、周囲の時間を無駄にしてしまったことへの反省と、再発防止に向けた取り組みを、論理的に説明しましょう。
これは遅刻による影響を、最小限にとどめるために、不可欠なステップです。
ただし、これらの対応を行ったからといって、失敗が帳消しになるわけではありません。
遅刻は、ともにプログラムに取り組む他の参加者や、企業関係者からの信頼を損ねる行為です。
したがって、インターンに参加している間は、損ねてしまった信用を取り戻すことを心掛けた上で、課題に取り組むようにしましょう。
また、遅刻をしたことをただ謝罪するだけでなく、その背景や原因を分析し、それに対する具体的な対策を講じることが重要です。
たとえば、交通機関の遅延による遅刻であれば、出発時刻の見直しや代替ルートの確保などの対策を考えることができるでしょう。
また、自己管理能力の向上や時間管理スキルの磨き直しも重要です。
遅刻をしたことを機に、自己成長や改善に取り組むことが、将来的な成功につながる重要な一歩となります。
プログラムに積極的に参加する
『遅刻』という失敗を挽回するには、インターン内で実施されるプログラムに、積極的に参加することが欠かせません。
能動的に発言や提案を行うことはもちろんのこと、他の参加者や企業関係者とのコミュニケーションをとることで、信頼を回復し、自らの価値を示しましょう。
立場を回復するには、自らの責任をしっかりと果たすとともに、努力を惜しまないこと・そしてその姿勢を周囲に示すことが必要です。
当サイトでは、当記事の他にも、インターンに参加する就活生に向けた記事を多数、公開しています。
当記事と併せて、ご活用ください。
まとめ
今回の記事では、インターンに参加する予定の方に向けて、”遅刻”はどのようなリスクを秘めているのか、また、遅刻を回避するために、有効な取り組みはあるのかといったことをご紹介しました。
スケジュールを適切に管理し、運用することは、社会人として、有意義なキャリアを構築するにあたって、欠かせないスキルだと言えるでしょう。面接やインターンなどといった選考の場で、就活生は、そのようなスキルが身についているかといった点を見られています。
つまり、“遅刻”が、選考に及ぼす影響は、多大なものであり、就職を成功させたいという方においては、記事内で紹介した情報を最大限まで活用し、遅刻をしないことが必要です。
当記事でご紹介した情報が、あなたの助けになることを、こころより、願っています。