スタートアップ企業が行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介
2024/4/17更新
はじめに
本記事ではスタートアップ企業のインターンシップや、選考対策のポイントなどを詳細に解説しています。
結論から言うと、スタートアップ企業でも大手は、インターンシップの選考であっても本選考で内定がでるレベルまで対策を進める必要があります。勿論インターンシップのほうが合格者数の枠も多いですが、人気が高く、エントリーする就活生もレベルが高いです。確実にインターンに参加したいと考えているのであれば、対策は必須です。
特に以下のような就活生に向けて記事を執筆しています。
- スタートアップ企業の選考に参加したいけど、なにから初めていいか分からない
- スタートアップ企業の選考対策を知りたい
そんな就活生に向けて執筆しているので、ぜひ最後までご覧ください。
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この記事の結論
スタートアップ業界の就職難易度は標準的といえるでしょう。根拠としてスタートアップ企業では、新卒での募集をあまりしていないということもあります。そのためスタートアップ企業を探すのは難しくなっています。
また、業界大手の採用大学も偏差値は標準値といったところでしょう。しかし、スタートアップ企業でも大手企業や人気企業は応募が集まり受かるのが難しくなってきます。しっかり選考対策を行い他の就活生に遅れを取らないようにしましょう。
選考対策として業界理解を深めると同時に、エントリーシートを記載する段階で自己分析をしっかりと行うことと、面接の頻出質問にしっかりと対応できるように練習しましょう。後ほど具体的な方法を紹介しますので是非最後までお付き合いください。
スタートアップ企業の概要
スタートアップ企業とは、新しい価値提供を通じて急速に成長している企業のことです。今までにないイノベーションを起こし、新しいビジネスモデルを手探りで構築していく組織になっています。また創業2~3年の企業をスタートアップと指します。
一般的に革新的なアイデアで短期的に成長する企業のことです。スタートアップはまだ決められていないことも多く、自分の力を最大限に発揮出来る企業が多いということも特徴です。
ベンチャー企業との違い
ベンチャー企業は、新しいビジネスやサービスを展開していく企業です。そのため、一般企業以上に、新しいものを生み出すには何が必要なのかを積極的に考え、向上心を持って取り組む自発性や主体性が求められています。
スタートアップ企業とベンチャー企業の違いはそのビジネスモデルです。
スタートアップ企業は、今までにないイノベーションを起こし新しいビジネスモデルを手探りで構築していく組織。
ベンチャー企業は既存のビジネスモデルをベースに収益性を高める工夫をするか、スケールを拡大することで売上を増大するような組織です。
スタートアップ企業のインターン
スタートアップ企業のインターンについて紹介します。
Mercari(メルカリ)
出典元:メルカリ公式サイト
メルカリ株式会社では、エンジニア職を中心に募集があります。メルカリは、フリマアプリなどの運営を行っている会社です。メルカリではインターンシップの募集もあります。メルカリは国内外からのインターンを受け入れています。候補者の状況によってインターンの期間を設定。インターンの期間は1ヶ月~3ヶ月程度です。インターンでは、アプリ内の機能開発や改善業務に取り組んでいただきます。メルカリのインターンは正社員と変わらない環境で仕事に取り組めます。そうすることで、スキルやカルチャーだけでなく、ここで活躍できるのか、何をやりたいのかなど、よく考えるきっかけにもなります。
Makuake(マクケア)
出典元:マクケア公式サイト
株式会社マクアケでは、エンジニア職などの募集を行っています。マクケアでは購入型クラウドファンディングのサイトを運営しています。他にもいくつかのビジネスを展開。IT系で、これから伸びていく会社ともいえます。マクケアではホームページで従業員採用の募集を行っています。インターンを行わなくても、こちらから応募は可能です。しかし複数回面接があるなど、通るにはある程度の対策が必要です。マクケアではインターンもあると思われます。インターンは時期になると登録などの情報があります。インターンが行われる時期(主に夏と冬)が近づいたら採用情報を確認してみましょう。
Preferred Networks(プリファードネットワークス)
出典元:株式会社Preferred Networks公式サイト
株式会社Preferred Networksは機械学習・深層学習(ディープラーニング)などの最先端技術を実用化し、製造業、交通などに貢献しています。これまで解決が困難であった現実世界の課題解決を目指しています。インターンも募集しています。深層学習、コンピュータビジョン、ロボティクス、ライフサイエンス、UI、分散処理など、様々な分野の弊社スペシャリストがメンターとなります。約1.5ヶ月の長期にわたって一緒に議論・研究・開発を行います。最新の技術についての仕事につきたい人には良いでしょう。
Smart News(スマートニュース)
出典元:スマートニュース公式サイト
スマートニュース株式会社では、ニュースアプリの運営などを行っています。スマートフォンアプリケーションの開発・運営や、インターネットサービスの開発・運営などの事業内容です。そのためエンジニアの募集が中心です。スマートニュースではインターンもあります。詳しくはスマートニュースに問い合わせましょう。インターンではシステムの開発などを行います。社内の雰囲気も見れる良い機会なのではないでしょうか。
Astellas Pharma(アステラス製薬)
出典元:アステラス製薬公式サイト
アステラス製薬は、薬について研究や営業などの仕事を行います。インターンシップもあり、インターンも行うことが可能です。製薬会社につきたいという人には良いでしょう。
スタートアップ企業のメリット
スタートアップ企業のメリットを紹介します。
裁量権が大きい
スタートアップ企業のメリットは裁量権が大きいということです。スタートアップ企業は、自分で決めたりする裁量権が一般的な会社に比べて多いです。そのため自分の意見を会社に活かしてほしい、ともに成長したいという方にあっています。スタートアップ企業はまだ事業を始めたばかりというところもあり、自分の意見も重要視してもらえるという会社も多いです。裁量権が大きいため、自分の力で会社を大きくしたいという方に最適です。
年齢・経歴に関係なく評価される
年齢や経歴に関係なく評価されるというところがスタートアップ企業のメリットです。スタートアップ企業では、実力で年齢や経歴に関係なく評価を受けられます。一般的な会社では年功序列があったり、経歴がある方のほうが優遇されるという所も多いです。そのため、年齢にや経歴に関係なく評価されたいという方はスタートアップ企業は最適です。
これかの成長に期待できる
これからの成長に期待ができるというところがスタートアップ企業のメリットです。これからの会社の成長に期待ができます。今はまだ成長段階でも大きくなる会社もあります。そのため成長に伴い給料を上げてもらえる会社もあるということが特徴です。
スタートアップ企業のデメリット
スタートアップ企業のデメリットを紹介します。
安定性が低い
スタートアップ企業のデメリットは安定性が低いということです。スタートアップ企業はまだ会社を設立したばかりという所も多いです。
そのため確実に、会社が続いていくのかという安心感もしばらくしないとわかりません。ほとんどの会社は長年あり安心感がありますが、スタートアップでは長く続く会社とそうでない会社があります。そのためはじめに入社を希望している会社の事業内容や会社の体制を見て入社を決めましょう。
福利厚生があまり整っていないところも
スタートアップ企業のデメリットは福利厚生があまり整っていないというところもあります。スタートアップ企業はまだ始まったばかりというところもあり、福利厚生も最初は少ない状態のところもあります。
しかし福利厚生はある程度の時間働けば、確実にないとだめなものもあります。厚生年金などの基本的なところです。
その会社に入っていると、どこかのお店での買い物が安くなるなどの福利厚生はあまりないという所も多いです。あらかじめその会社の福利厚生に納得してから入社を決めましょう。
スタートアップ企業に向いている人
スタートアップ企業に向いている人を紹介します。
主体性があり裁量を持って仕事をしたい人
スタートアップ企業に向いている人は主体性があり裁量を持って仕事をしたい人です。主体性がある人には向いています。自分の意見も適度に言え、会社の役に立っていきたい人に向いていると言えるでしょう。反対に、ある程度の決まりの中で活躍して行きたい人にはスタートアップは向いていません。主体性があり裁量を持って仕事をしたい人にはスタートアップ企業は良いでしょう。
新しいことに取り組みたい人
スタートアップ企業に向いている人は新しいことに取り組みたい人にも向いています。スタートアップ企業は新しい事業も展開していきます。そのため柔軟に様々な仕事に携わりたいという人に向いているといえます。長年営業している会社より自由に物事を決められるところもあります。スタートアップ企業は新しいことに取り組みたい人に向いています。
スタートアップ企業の年収
2021年度のスタートアップ企業の平均年収は、650万円でした。
全国平均の年収が458万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。
このようにスタートアップ企業では高い年収も狙うことが可能です。
求める人材
スタートアップ企業では次のような人材を求めているところが平均として多いです。今からスタートアップ企業で求める人材について紹介していきます。求める人物像に合わせてエントリーシートや面接の回答を考えておきましょう。
常に成長していける姿勢
スタートアップ企業では会社の成長に合わせて、自分も成長していけるそんな人を求めているところが多い。
勉強を続けていける人
スタートアップ企業ではIT企業が多いためエンジニアの仕事も多いです。プログラミングは最新の技術を、その都度勉強していくことも必要。意欲的な目標に向かって進み続けるということが大切になってきます。
挑戦
現状に満足せず、あらゆる業務における「質・コスト・時間」の改善と、組織・個人の成長にリスクを恐れず挑戦します。
主体性
主体性をもち、常に正しい行動かどうか考え、行動・結果に責任をもちます。
敬意
多様性を重視し、お互いに感謝と敬意の気持ちを忘れずに、働きがいのある職場環境をつくります。
以上の5つはスタートアップ企業が求める人材に共通となる項目です。
そういったところがあればエントリーシートや面接などでアピールしましょう。
エントリーシートや面接中にこれらの意識を持っている人材かどうかを見られるので、ぜひ意識して選考に臨むといいでしょう。
新卒採用のフロー
スタートアップ企業の選考は、下記の通りの選考フローとなっています。
面接では志望動機などのスタンダードな質問の他、人柄をチェックする質問も多いのが特徴です。
選考対策として、入社意欲や将来のプランが明確であるかどうかが重視されます。
今後のキャリアを形成していく上で必須事項なので、明確にしておきましょう。
①新卒エントリー
希望のスタートアップ企業の、ホームページの新卒エントリーボタンより必要事項を入力し登録を行います。
エントリーシートでは志望動機や自己PR、長所と短所などの一般的な質問について回答し、Web上で入力し送信して終了です。
②会社説明会、自分史ワークシート・ES
スタートアップ企業の説明会に参加します。入りたい企業のイメージを具体的に理解するために有効です。
選考参加を希望される方は自分史ワークシートに取り組み、希望の企業とミスマッチがないのかを深堀をしていきます。
また、同じタイミングでエントリーシートを指定の用紙に手で記入します。質問事項は
- ガクチカ
- 志望動機
- 強み・弱み
- 企業に興味を持ったところ
といったように、基本的なことを聞かれるようです。
会社説明会で書くことになりますので、参加する前に準備して臨んでください。
以下に参考になる記事を紹介します。
自分史の書き方は下記に記載した参照ページを確認してください。
【就活】自分史とは?書き方・ポイント・3つの作成メリットを解説
③一次面接+性格診断(SPI)
スタートアップ企業では一人ひとりを深く知るため、最初の面接から学生1:社員1で実施されることがあります。
面接では自己紹介や志望理由、小売業界を選んだ理由などが聞かれますので自分の答えを見つけておきましょう。
一次面接は会社によっても違いますが会社やオンラインで行われることも考えられます。
キャリアプランやエントリーシートに記載した事項とその他についての回答が求められます。
以下に口コミで確認できた質問事項を紹介します。
- 会社説明会に参加してどう思ったか
- 他人に自分のことをどういわれるか
- 自分を何色に例えますか?
- 10年後何になりたいですか?
以下のページもぜひ参考にしてください!
【徹底解説】就活のSPI試験対策マニュアル~おすすめの参考書も紹介~
④複数回面接(2次面接)
スタートアップ企業では、複数回面接がある会社も多いです。面接は大切なので、その都度回答の準備を行いましょう。
複数回面接が行われ面接での質問もその時によって異なります
最終面接に進み内定を取れるまで頑張って面接に挑みましょう。
以下に一般的な企業の質問事項を紹介します。
- 志望動機
- 他社の選考状況
- 志望度はどのくらいか
- サービスは使ったことはあるか
- クレーマーへの対処方法
- 入社後にどんな風に貢献できるか
- なぜこの業界、この会社なのか
最終になるにつれて質問が深堀されたり、実務に適性があるのかを確かめるような質問が多くなされていることが分かります。
自分が実際に現場で働いている姿を想定したり、実際に店舗にいくなどしてイメージを付けられるようにしましょう。
以下のページも確認してぜひ内定を勝ち取ってください。
⑤内定
複数回の面接を突破して内定が決まります。
採用大学
スタートアップ企業では様々な大学から採用されています。最難関大学から標準的なレベルの大学まで幅広く採用されておりますが、高い偏差値の大学ですと有利になってきます。またエンジニア系の仕事もスタートアップには多いので工学系の大学も有利です。
<大学院> 大阪大学、京都大学、慶應義塾大学、筑波大学、東京大学、 <大学> 青山学院大学、大阪大学、大阪市立大学、九州大学、京都大学、慶應義塾大学、東京工業大学、東京理科大学、立命館大学、早稲田大学大学、学習院女子大学、京都大学杏林大学、岐阜経済大学、国立音楽大学、群馬大学、慶應義塾大学、恵泉女学園大学、高知大大北海道大学、松山大学、武蔵野大学 |
上記には偏差値が高い大学も採用大学にありますが、スタートアップ企業では多様な学生層からの応募者を積極的に採用しています。
よって学歴が原因で不採用になることは考えにくいです。
しっかりとエントリーシートや面接対策をして、内定を獲得できるようにしましょう。
就職偏差値・難易度
それでは、ここまでの内容を踏まえて、スタートアップ企業の就職偏差値・難易度を見てみましょう。
結論としては、偏差値・難易度は標準的といえるでしょう。その理由として以下の3点が挙げられます。
- 採用フローとして特別なステップがない
- 採用大学を見る範囲では学歴フィルターがあまりない
- 給与や福利厚生が特筆して良いという訳ではない
よって、頻出質問である「ガクチカ」や「志望動機」など基本的な事項をしっかりと対策をしていれば、難しすぎることはないでしょう。
しっかりと対策を行い内定を獲得してください!
就職偏差値・難易度については、以下の記事も参考にしてみてください。
参照ページ
まとめ
いかがでしたでしょうか。スタートアップ企業のインターンについて紹介しました。近年、早期から就活情報を取りに行く学生が増えており、その中でインターンの重要性は高まってきています。また、インターンを学生の適性把握や優秀層の早期取り込みの手段として活用する会社が増えており、本来のインターンの目的とは少し趣が変わってきています。従来にも増して、企業側は採用選考のためのツールとして利用することが当たり前の世界になってくると思われます。「所詮、インターンだ」という軽い気持ちで臨むのではなく、本番さながらの臨戦態勢でしっかりと準備して参加することが重要です。