富士通のエントリーシートの対策法を徹底解説

2024年1月26日更新

はじめに

富士通は、総合電機の製造やITサービスの提供を行うITサービス業界でトップクラスの実績を誇る大手企業です。

この記事では富士通への就職を目指してはいるものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。

特に富士通ならではのエントリーシートでのアピール方法から実際の記載例まで、分かりやすくまとめて紹介しています。

また、富士通が求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしています。富士通の内定を目指す就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。

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富士通の概要

富士通ロゴ

出典元

富士通が新会社「富士通Japan株式会社」発足、SE約400人を合流、グループ会社機能も統合|EnterpriseZine

 

初めに富士通とはどんな企業なのかを簡単に紹介します。

 

富士通とは

 

富士通は1935年6月に設立され、現在では業界最大規模の大手SIerとして知られている企業です。

大規模で先進的なシステムを構築してきた高い技術力と豊富な実績がある富士通は、ITサービスで日本でシェアNo. 1、グローバルでも上位のシェアを占めています。

ITサービス市場にて国内1位、世界5位を獲得している実績があり、日本だけでなく世界の各地域で事業を展開し、グローバルにデジタルサービスを提供しています。

主な事業は、ITシステムのコンサルティングや設計、アプリケーション開発などのインフラサービスの提供やパソコンや携帯電話、モバイルウェアなどの取り扱いを行っています。

富士通は、「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていく」というパーパスを追求しています。

その目的は、お客様やパートナー、従業員とともに、社会や人々の暮らしのあるべき姿や解決すべき課題を共有し、乗り越える手段を考えることです。

富士通の大切にする3つの価値観である「挑戦」、「信頼」、「共感」を日々積み重ねることが新たな価値の創造と自身の持続的な成長につながると考えています。

 

また、富士通の企業研究は下記の記事で詳しく解説していますので、併せて活用してくださいね。

 

【企業研究】「富士通」の選考対策・就職偏差値/難易度・社風・求める人物像を徹底解説

 

参照ページ

企業情報|富士通グループ

富士通の採用難易度

富士通の採用難易度は59.5とやや高いとされています。

そして、富士通の就職偏差値は59となっています。

職種別でみると、事務系は全学部全学科を選考の対象にしているため幅広い学生が応募することが可能で、理系学部生のみが選考対象である技術職よりも倍率が高く、難易度が高いと言えます。

また、富士通には学校推薦という枠がありますが、正式な推薦数は発表されていません。

学校推薦の数が増えると一般枠が減ってしまうので注意しましょう。

また、富士通の採用者数とプレエントリー数を照らし合わせると採用倍率は、約53倍と算出できます。

富士通は業界最大手で高い知名度を持つ企業であるため、今後ますますの成長が期待される業界であることも踏まえると、富士通の新卒採用の就活生のエントリー数は増加傾向にあると予想されます。

また採用倍率が高いことに加え、学歴フィルターも考慮すると採用までの道筋はかなり難しく、内定を勝ち取るためには万全の対策をし臨む必要があるといえます。

富士通の採用大学

富士通 採用大学

富士通の採用大学の実績は以下の通りです。主に難関大学以上の採用実績となっており、所謂学歴フィルターは存在していると考えられます。

 

早稲田大学、慶應義塾大学、大阪大学、東京大学、東京理科大学、東北大学、明治大学、横浜国立大学、北海道大学、中央大学、神戸大学、九州大学、立命館大学、法政大学、東京工業大学、同志社大学、関西学院大学、青山学院大学、名古屋大学、京都大学

 

採用実績のある大学を見ると最低でもマーチや関関同立レベルの大学となっており、最難関大学と呼ばれる偏差値の高い大学の出身者ばかりで選考難易度は高いといえます。

しかし、地方の大学や中堅大学からも採用実績があるため学歴のフィルタリングはそれほど強くないでしょう。

また関関同立やMARCH以上の国立・私立大学で推薦枠があると考えられます。

 

以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。

【徹底解説】学歴フィルターはどこから?実態(エピソード)と突破方法

富士通が求める人材とは?

結論から言うと、「富士通のパーパスに共鳴し、自らのパーパスと重ね合わせて未来を描き、「挑戦」していける人。

そして、周囲と「信頼」を構築し、「共感」を引き出し合いながら進められる人で、その価値観に沿って行動できる人材を求めています。

また、企業のパーパスとして、「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」を掲げています。

富士通では、パーパスの実現に向けて自分らしく主体的に働ける選択肢があり、世界中の多様な仲間と共に力を合わせて変革を行う機会があるため、積極的に自ら行動できる人が求められます。

富士通で「世界を変え、社会にインパクトを生み出したい」と考える人は企業とマッチするといえます。

また富士通は、世界中の多様な社員一人ひとりが自身の「パーパス」に向き合い、実現のためにチャレンジしていくことを富士通というフィールドを使って全力で支援しています。

世界中の富士通社員が、すべての意思決定や行動のより所とすべき原理原則をFujitsu Wayとして示しています。

このFujitsu Wayには、パーパスに基づいて一人ひとりがどう行動していくのか、その羅針盤となるよう、思いが込められています。

 

参照ページ
Message – 採用情報 : 富士通株式会社
Fujitsu Way : 富士通

富士通「パーパス」

富士通各社の採用方向性の違いは?

富士通は国内に数あるグループ会社や連結子会社があります。下記が代表的な企業です。

 

  • 富士通ISサービス
  • 富士通アイソテック
  • 富士通鹿児島インフォネット
  • 富士通クラウドテクノロジーズ
  • 富士通Japan
  • 富士通総研
  • 富士通データセンターサービス
  • 富士通テレコムネットワークス
  • 富士通ネットワークソリューションズ
  • 富士通パーソナルズ
  • 富士通ハーモニー
  • 富士通フロンティック
  • 富士通ベンチャーズ

 

富士通とその他連結子会社は、新卒採用においては同様の「求める人材」を掲げています。

富士通は「Fujitsu Way」を掲げ、その価値観に沿って行動できる人材を求めています。これは富士通に関連する企業すべてに共通する理念であり、パーパスだといえます。

入社時の高度な知識やスキルは必須ではなく、入社後のトレーニングやサポートを通じて、知識やスキルを身につけることが可能です​​​​。

富士通では、キャリア支援や人材育成に積極的に取り組み、それぞれのキャリアプランの実現を目指しています。

また、各種社会保険、退職金制度、ワークライフバランス支援制度などの福利厚生が充実しています​​。

働き方もフレキシブルに対応しており、フレックス制やサンライトオフィス、テレワークでの勤務を積極的に取り入れ、楽しく柔軟に働ける職場環境の提供に尽力しています。

 

参照ページ

国内グループ会社|富士通

エントリーシートで企業がチェックしているポイント

富士通 エントリーシート

ポイントの概要

 

富士通のエントリーシートでは、下記のような点を重視して見られる傾向があります。

 

  • 問題解決に向けた論理的思考があるか
  • 他人を巻き込むプロジェクトマネジメント能力があるか
  • 富士通への志望動機は明確か
  • 応募者が企業とどれくらいマッチしている人材であるか

 

企業は、いちばんに応募者の能力や性格が自社とどのくらい適合しているかを重点的にチェックしています。

富士通はDX・IT事業を主軸としていることもあり、コンサルタントの素養がある人材が求められるため必要となるのは、問題・課題解決能力です。

さらにIT案件を進める際に、それぞれの富士通グループ企業やパートナー企業の長所や強みを組み合わせて、コスト、ソリューション視点から上手くまとめていける論理的思考が必要となります。

企業は、上記の能力を踏まえて応募者がどのような人物であるか、そしてどのように能力を発揮でき、貢献できるのかを知りたがっています。

そして、「なぜ他の企業ではなく、富士通を志望したのか」という点も明確に示す必要があることを覚えておきましょう。

応募者が非常に多いといえる富士通だからこそ、ありきたりな内容ではなく自身にしかない個性をアピールして、明確で簡潔に記載するのがポイントです。

 

選考を通過しやすいエントリーシートの書き方

 

エントリーシートは結論から書き始めると説得力が増し、読み手に伝わりやすくなります。

以下の順番を意識すると良いでしょう。

 

 

  • まず結論を提示する
  • 結論に至った理由を書く
  • 理由を強調するために具体例を用いる
  • 最後に再び結論を強調する

 

 

この方法で書くことで、どのようなテーマに焦点を当てているかが伝わりやすく、かつ論理的な構成であるため読み手の理解が深まります。

以下の例文を参考にしてください。

 

結論:私がIT業界を志望する理由はIT技術を活用して、地方の利便性を向上させたいと考えるからです。

理由:御社はITサービスの分野で国内第1位、世界でも第10位の売上高を誇っています。さらに世界約180カ国で400社以上ものグループ会社と連携しながらグローバルに事業を展開している点も魅力です。大規模で先進的なシステムを構築してきた技術力と長年にわたる実績が大きな強みだと感じており、そのフィールドを最大限に活かせれるのではないかと考えます。

 具体例:私は学生時代に御社のインターンシップに参加した際に、IT技術を通して普段の生活や暮らしをより便利に快適にすることができると学びました。常に変化し進歩する技術を駆使して社会の発展に寄与したいと考えます。

結び:この経験を発揮できると考えIT業界を志望します。

 

富士通の価値観やカルチャーを文章に取り入れれる

 

エントリーシートで大事なポイントの一つでもある「なぜこの会社や業界を選んだのか」を明確にすると、通過率が上昇するでしょう。

例えば富士通であれば、富士通のパーパスに基づいた「Fujitsu Way」に共感する内容だったり、フレキシブルな勤務形態、社風などを併せて記載するといいでしょう。

また、女性のキャリア支援が豊富で仕事と育児との両立を積極的に後押しする制度がいくつか用意されています。

そういった富士通独自の制度や取り組みも文章に取り入れるとより説得力が増すでしょう。

大事なのは数ある企業や代替可能業界がある中で、なぜ「富士通」を志望するのかを論理的に分かりやすく説明することです。

企業研究を徹底的に行って、明確にしておきましょう。

 

エントリーシートの位置付け、及び対策方法

 

エントリーシートの位置づけに関しては、企業に対する志望度や自分の魅力を伝える手段であり、それらの記載内容を通して企業は、就活生の論理的思考力を試していると捉えるのが良いでしょう。

勿論文章の内容も評価の対象になっているものの、一番は自身の魅力を最大限にアピールできているかだったり、文章の構造に問題が見られないかという点が重視されます。

また、設問別に企業が見ている点は以下のように分類されます。

 

(a) 志望動機系(見られている点:熱意、情報収集能力)

(b) 過去の経験系(見られている点:コミュニケーション能力、リーダーシップなど一般的な資質)

(c) 未来目標系(見られている点:大局観、未来志向、社会貢献性)

(d) 価値観系(見られている点:個性的か、コンサルタント適性があるか)

(e) その他(長所・研究内容)

設問で見られている点を意識して、エントリーシートの対策をしましょう。

 

また、対策をする上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。

【例文あり】エントリーシート(ES)長所・短所の見つけ方一覧とポイント4選

ESで必ず聞かれる!?効果的な自己PRの書き方を解説!

ES添削は誰にしてもらう?完成度をアップさせる方法とは

過去のエントリーシートの質問内容と記載例

富士通の選考においてエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。

 

自己PR

あなたが富士通で挑戦したいことについてご記入ください。(400文字以内)

 

【記載例】

 

私が富士通で挑戦したいことは、企業や社会にあふれるさまざまな課題の解決です。

このような挑戦をしたいと思った理由は、御社は課題解決を行う際のフィールドの広さと高い信頼性を持つからです。

私は以前御社のインターンシップに参加し、課題解決を行う際の国内トップシェアによるフィールドの広さやお客様からの高い信頼性について体感することが出来ました。

これらを身をもって体感し、御社で自分が貢献出来る仕事の幅が広がると確信しました。

さまざまな社会課題の解決を行いたいと思う理由は、人の役に立ち貢献することにやりがいを感じるからです。私は学生時代に塾講師のアルバイトをしていました。その際、自分の授業を通して生徒の成績が上がったことに非常にやりがいを感じました。このことから、私は数多くの人の役に立つ仕事がしたいと強く思いました。これらの強みを活かして御社や社会に貢献したいと考えます。

 

ポイント:最初にパラグラフを述べて結論ファーストで展開している点と、自身の経験やエピソードを混ぜて具体的に記載している点は評価できます。

しかし、「企業や社会にあふれるさまざまな課題の解決」がやや抽象的なため、面接時により明確に説明できるよう、深掘りしておく必要があります。

 

志望動機

・あなたが富士通を志望する理由を教えてください。(300字以内)

【記載例】

 

私が御社を志望する理由は、将来性があるICTをいち早く導入した企業だからです。こんな世界があったらいいなという理想や夢を実現する技術がICTだと私は考えています。これまでの技術では不可能だったことをITの技術力で解決していくというビジネスモデルは非常に魅力的です。その新しい技術力を活用して、企業や社会の発展に役立てたいと考えます。多くの人がより快適に便利に過ごせる社会を私はつくりたいと思っています。御社に入社後した際は、ICTに携わりながら人々のニーズに応え、社会に貢献できるようなやりがいを感じる仕事をしていきたいと思っています。

 

ポイント:まず最初に結論ファーストで文章を展開している点は評価できます。

また、時系列に順序だてて、かつ端的に表現している点は評価ポイントに該当するでしょう。

富士通に関わりの深いICTというワードを記載して明確に志望理由を述べてはいるものの、それらを活用してどのような未来を求めるのかが、やや抽象的な表現となっているため、具体例を追加できるとさらに評価がアップするでしょう。

まとめ

富士通 エントリーシート

この記事では、富士通の会社概要やES(エントリーシート)の書き方について解説しました。

富士通は業界最大手の高い技術力と豊富な実績があり、日本ならびに世界中の企業や組織に高品質なサービスを提供しています。

このような背景を持つ富士通では、「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」を企業のパーパスとして掲げており、この精神に共感できる人材を求めています。

特に、富士通では誠実さや、向上心を持ち、企業や業界に貢献する前向きな姿勢を重視しています。

また、社会の発展に寄与したいという強い意志を持つ人材が評価されます。

エントリーシートを書く際は、これらの価値観に沿った内容を心掛けることが重要です。

この記事が、富士通の内定に一歩近づくための参考になることを願っています。

 

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