外資系企業とはどんな企業か!選考に役立つ情報を徹底解説!
2025年2月22日更新
はじめに
就職活動で成功を収めるためには、入念な業界研究が欠かせません。
業界ごとの独自性や特徴を深く理解することで、入社後のミスマッチを防げます。
キャリアを長期的に築くためには、業界全体の将来性を見据えた判断が重要です。
この記事では、外資系企業の基本情報から具体的な業務内容、就職活動に役立つ情報までを詳しく解説しています。
以下のような疑問を抱えている就活生に向けて情報をお届けします。
- 外資系企業における具体的な仕事内容について
- 外資系企業の採用における難易度と傾向
- 外資系企業の選考プロセスと対策方法
外資系企業でのキャリアにご関心をお持ちの方は、ぜひ記事の最後まで読んでください。
なお、その他の業界についての詳細は、関連記事を参照してください。
上京を志す地方学生ならジョーカツ!
あなたのキャリアを加速させるチャンス!
無料で利用できる快適な個室シェアハウス、
東京までの交通費サポート付き
首都圏の注目企業への就活ならジョーカツ
首都圏の学生ならスタキャリ!
理想のキャリアを実現へと導く第一歩!
あなたにピッタリのキャリアアドバイザーを選び、
自分にマッチする優良企業をご紹介
首都圏企業のES添削から面接対策まで、就活ならスタキャリ
この記事の結論
外資系企業への就職は、難易度が高いといえます。
外資系企業の採用において難しさを生む要因は主に2点存在します。
1点目は、語学力の要求レベルの高さです。
海外の取引先や顧客とのやり取りが日常的に発生するため、ビジネスレベルの語学力が必須となります。
2点目は、企業文化の独自性です。
外資系企業では実力主義の評価制度が一般的であり、具体的な成果が求められます。
日本企業の年功序列とは異なり、実績に基づいた評価が行われるため、採用段階から高い能力を持つ人材が好まれます。
このような特徴から、採用選考では他の候補者との明確な差別化が重要です。
効果的な準備のためには、業界研究と並行して自己分析や面接練習にも時間を割くことをおすすめします。
具体的な対策方法については、この後の章で詳しく説明していきます。
外資系業界とは
外資系企業は、主に以下の3つのカテゴリーに分類できます。
- Google、マッキンゼー・アンド・カンパニー、Microsoft、P&Gなどの外国法人が日本国内に設立した企業
- 日本マクドナルド、味の素AGF、シーメンス・ジャパンなどの外国法人と日本法人による合弁企業
- シャープ、ラオックスなどの外国資本による買収企業
第1のカテゴリーでは、海外本社が経営方針を決定するため、グローバルな企業文化が強く根付いています。
第2のカテゴリーは、外国法人の出資比率が日本法人を上回る場合に外資系企業とみなされます。
このタイプの企業では、経営戦略や事業展開が出資比率に応じて決められるのが特徴です。
第3のカテゴリーは、企業によって日本的な組織文化を維持している場合と、グローバルな経営スタイルへ移行している場合があります。
ただし、近年の傾向として、グローバルスタンダードの企業文化や経営方針へのシフトが進んでいます。
外資系企業の現状
ここでは、外資系企業の現状について2つのトピックから紹介していきます。
外資系企業を目指している就活生は、しっかりと確認しておきましょう。
外資系企業の業種と地域
日本における外資系企業の業種分布について、具体的な数字で紹介していきます。
現在の業種別構成比は以下のとおりです。
- 卸売業・商社部門が38.6%で最大のシェアを占めている
- サービス業その他が30.3%
- 製造業は15.0%
- 小売業は3.8%
サービス業その他の割合は増加傾向にあり、2011年以降では40%近くまで拡大しています。
親会社の国籍別では以下の分布となっています。
- アメリカ企業が20.1%でトップ
- ドイツ企業が12.7%
- 中国企業が10.3%
地域別の内訳は以下のようになります。
- 欧州が40%
- 北米が20%
- アジアが30%超
1980年以前は欧米企業が中心でしたが、2001年以降はアジア企業の進出が顕著に増加しています。
参照ページ
外資系企業の所在地域
外資系企業の所在地域は「関東」「近畿」「中部」の順で多い点も特徴です。
都道府県別で見てみると、東京(65.1%)、神奈川(10,6%)、大阪(5.1%)、愛知(2.9%)、兵庫(2.8%)となっています。
そのため、外資系企業に就職した場合の勤務地は、主に東京が多く、関東か近畿になる場合がほとんどといえるでしょう。
参照ページ
日本貿易振興機構(ジェトロ)対日投資部 外資系企業ビジネス実態アンケート調査結果概要
外資企業の未来は?
ここでは、外資系企業の未来は?というテーマで解説しています。
今回は、2つの視点から解説します。
国内事業の強化・拡大を予定
独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)が行った、「外資系企業ビジネス実態アンケート」の調査結果によると、国内の外資系企業が将来的に事業を強化・拡大する予定がある企業は、56.1%という結果になりました。
国内外資系企業の事業拡大に向けての示唆
国内外資系企業にとって、日本の市場規模や社会・経済の安定性を魅力と感じている企業が多く存在しています。
とくに業歴の浅い企業は、自社ビジネスの日本での成長を見出していますが、こうした企業は、スタートアップの地域へ進出を示唆しているのが特徴です。
一方、人材確保に関しては苦戦を強いられており、外国人の採用が活性化しています。
参照ページ
外資系企業の職種
外資系企業の職種と言っても業界によって大きく変わるため、以下の4つの業界の職種を簡単に紹介します。
- 外資系メーカー
- 外資系IT企業
- 外資系金融
- 外資系コンサルティングファーム
外資系メーカー
外資系メーカーは、P&G、日本ロレアル、ユニリーバ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ロッテ、日本コカコーラなどです。
職種内容は主に6つあります。
| 職種 | 内容 |
| マーケティング | 出来上がった製品を日本市場でどのように販売するか、戦略を練る仕事です。例えば、ターゲット、年齢層、広告方法(テレビ、SNS、新聞など)といった項目の販売戦略を行います。 |
| サプライチェーン | サプライチェーンは、その商品がどれくらい需要があるのか調査し、生産数量を管理する仕事です。 |
| 消費者調査 | マーケティング部に設置されている場合と独立して部署を構えている場合があります。日本の消費者のインサイトを追い、分析、調査する仕事です。 |
| 営業 | 営業は新規顧客の獲得や既存顧客のサポートをします。日本企業の営業とさほど変わりません。 |
| .研究開発(R&D) | 商品研究や開発は、本国(親会社がある国)で行われるため、日本で行うことはその開発された製品が日本で販売しても法律違反にならないか調査する仕事です。 |
| 人事 | 外資系企業の人事は幅広く、採用業務だけでなく、会議の参加、後継者の育成なども行います。 |
外資系IT企業
外資系IT企業は、Apple Japan、Google、Facebook Japan、セールスフォース・ドットコム、日本IBM、日本オラクル、アマゾンジャパンなどです。
職種内容は主に3つあります。
| 職種 | 内容 |
| 営業 | 新規顧客獲得を行う仕事です。主に、インサイドセールス、プリセールス、フィールドセールスなどを行います。 |
| エンジニア | 製品やサービスの開発、運用を担う仕事です。エンジニア職には、システムエンジニア、ソフトウェアエンジニア、サポートエンジニアなどがあります。 |
| マーケティング | 製品やサービスの市場調査、戦略立案、広告方法の設定、プロモーションする仕事です。マーケティング職には、マーケティングマネージャー、マーケティングコーディネーター、マーケティングスペシャリストなどがあります。 |
外資系金融
外資系金融企業は、ゴールドマンサックス、J.P.モルガン、バンクオブアメリカ、シティグループ、モルガン・スタンレー、バークレイズなどです。
職種内容は主に6つ存在しています。
| 職種 | 内容 |
| マーケット部門(営業職) | 債券や株式といった金融商品の売買の仲介を担う仕事です。 |
| 投資銀行部門(コンサルタント職) | 企業のM&A、経営戦略などの課題を解決する仕事です。 |
| リサーチ部門 | 金融商品や市場を分析し、情報を提供します。 |
| 保険部門 | 生命保険や損害保険といった保険商品の企画から販売までを担当する仕事です。 |
| カード部門 | クレジットカードのサービス全般を扱う仕事です。 |
| アセットマネジメント部門 | 資産運用についてのアドバイスやサポートを行います。 |
外資系コンサルティング企業
外資系コンサルティング企業は、アクセンチュア、PwC、EYストラテジーアンドコンサルティング、デトロイトトーマツコンサルティングなどです。
職種内容は3つあります。
| 職種 | 内容 |
| 戦略コンサルタント | 企業の成長戦略や経営戦略などを考察し、具体的な解決策を提示する仕事です。 |
| ITコンサルタント | IT技術を駆使して、クライアントの課題を解決する仕事です。 |
| 会計/税務コンサルタント | 企業の会計や税務に関するコンサルタントです。 |
外資系企業の市場規模・推移

独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)が行った調査によると、外国側出資者への売上高は2014年から徐々に衰退し、2018年度で少し回復するも右肩下がりの状況が続いています。
業種別で見てみると、金融・保険業の売上高が一番高く、次いで卸売り業、情報通信機械、となっています。
外資系SIer企業の売上ランキングTOP5
| 順位 | 企業名 | 売上高 |
| 1位 | 日本アイ・ビー・エム | 8,953億円 |
| 2位 | 日本ヒューレット・パッカード | 2,274億円 |
| 3位 | 日本オラクル | 2,113億円 |
| 4位 | PwCコンサルティング | 1,647億円 |
| 5位 | KPMGコンサルティング | 1,387億円 |
日本に企業を展開している外資系SIer企業の売上ランキングは上記の通りです。
売り上げが多いということは、結果として安定している企業ともいえます。
業種や業務内容が全く異なるので、企業研究を深めてから自分に合った企業を選びましょう。
外資系SIer企業について、詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事もチェックしてください。
外資系大手企業の人気ランキングTOP5
人気の高いおすすめの5社を簡単に紹介します。
- マッキンゼー・アンド・カンパニー
- ボストンコンサルティンググループ
- ゴールドマン・サックス
- デロイトトーマツコンサルティング
- PwCコンサルティング/Strategy&
1位.マッキンゼー・アンド・カンパニー
マッキンゼー・アンド・カンパニーは世界最大級の経営コンサルティング会社として知られています。
以下の特徴を持つ企業です。
- 世界65カ国以上に拠点を持つグローバル企業
- 企業経営から政府機関まで当面のクライアントにサービスを提供
- 新卒採用では高度な分析力と論理的思考力を重視
採用の特徴は以下の通りです。
- 高い給料で充実した福利厚生
- 世界中のプロフェッショナルと働く場
- 難易度の高い選考プロセス
選考では以下の能力が評価されます。
- 問題解決能力
- リーダーシップ
- コミュニケーション力
- 英語力
就職活動では、マッキンゼーの高度な専門性と厳しい要求を理解し、準備を進めることが大切です。
マッキンゼーへの内定を目指している方は、以下の記事もチェックしてみましょう。
選考を突破するために必要な情報を網羅しています。
【企業研究】マッキンゼーの採用大学・就職難易度・選考対策を徹底解説
2位.ボストンコンサルティンググループ
ボストンコンサルティンググループ(BCG)は世界を代表する戦略コンサルティングファームの一つです。
以下の特徴を持つ企業です。
- 世界50カ国以上に展開するコンサルティング会社
- フォーチュン500に属する企業の多くをクライアントに持つ
- 戦略立案から実行支援まで幅広いサービスを提供
採用の特徴は以下の通りです。
- 業界トップクラスの報酬レベル
- グローバルな活躍場の提供
- 充実した研修制度
選考では以下の能力が評価されます。
- 論理的思考力
- ビジネス課題への洞察力
- コミュニケーション力
就職活動では、BCGの企業文化や求められる人材像をより深く理解し、自己PRや感情動機を準備することが重要です。
より詳しい選考フローや対策のポイントについて知りたい方は、以下の記事をチェックしてみましょう。
ボストン・コンサルティングの採用大学・就職難易度・採用フローを徹底解説!
3位.ゴールドマンサックス
ゴールドマンサックスは世界有数の銀行として、グローバルな金融サービスを提供しています。
企業の特徴は以下の通り。
- 150年以上の歴史を持つ金融機関
- 世界各国の主要都市に拠点を展開
- 投資銀行業務からアセットマネジメントまで幅広いサービスを提供
採用の特徴は以下の通りです。
- 金融業界最高レベルの報酬体系
- 充実した新人研修プログラム
- グローバルなキャリア構築の場
選考では以下の能力が評価されます。
- 数値処理能力
- 財務分析力
- 高度な英語力
- リーダーシップ
就職活動では、金融業界への深い理解と高度な専門性が求められます。
ゴールドマン・サックスについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
【企業研究】ゴールドマン・サックスの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説
参照ページ
4位.デロイトトーマツコンサルティング
デロイトトーマツコンサルティングは、世界有数のプロフェッショナルファームであるデロイトのメンバーファームとして、高度なコンサルティングサービスを提供しています。
企業の特徴は以下の通りです。
- デロイトグローバルの組織として150カ国以上でサービスを展開
- 戦略から業務改革、テクノロジー導入まで幅広い領域をカバー
- 多様な業界のクライアントに対してサービスを提供
採用の特徴は以下の通りです。
- 体系的な研修制度
- グローバルなプロジェクト参画の場
- コンサルティング業界の中でも安定した環境
- 幅広い専門分野でのキャリア構築が可能
選考では以下の能力が評価されます。
- 論理的思考力
- ビジネス課題への理解力
- コミュニケーション能力
- プロジェクトマネジメント力
- 英語力
就職活動では、コンサルティングファームとしての特徴と、グローバルネットワークを相談した支援体制を理解することが重要です。
就職難易度や選考フローについて詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事を参考にしてください。
今後の就活に役立ちます。
【企業研究】これがデロイトトーマツの採用大学! 就職難易度・選考 フローを徹底解説!
5位.PwCコンサルティング/Strategy&
PwCコンサルティング/Strategy&は、世界的な会計・コンサルティングファームPwCのメンバーファームとして、高度な戦略コンサルティングサービスを提供しています。
企業の特徴は以下の通りです。
- 旧ブーズ・アンド・カンパニーの伝統を受け継ぐ戦略コンサルティングファーム
- 世界155カ国以上に展開するPwCグローバルネットワーク
- 戦略立案から実行支援まで一貫したサービスを提供
採用の特徴は以下の通りです。
- グローバルレベルの報酬体系
- 体系的な育成プログラム
- 世界各国での検討機会
- 多様な業界での経験を積める環境
選考では以下の能力が評価されます。
- 戦略的思考力
- 問題解決能力
- コミュニケーション力
- リーダーシップ
就職活動では、強みである戦略コンサルティングの専門性と、PwCグローバルネットワークの活用方法を理解することが大切です。
PwCコンサルティングの特別選考に繋がるインターンについて解説しています。
選考フローも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
【PwCのインターン】「本選考への直結度」から「選考対策」まで網羅解説
参照ページ
外資系企業一覧
上記以外にも外資系企業はたくさんあります。
外資系企業一覧は以下の通りです。
KPMGコンサルティング
マッキンゼー・アンド・カンパニー
ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)
モルガン・スタンレー
バークレイズ
BNPパリバ
Apple Japan
Facebook Japan
セールスフォース・ドットコム
日本IBM
日本オラクル
コカ・コーラ
ネスレ日本
ユニリーバ・ジャパン、
ルイ・ヴィトンジャパン
フィリップ モリス ジャパンなど
外資系企業で働くメリット2選
外資系企業で働くメリットは以下のようなものがあります。
平均年収(給与)が高い
外資系企業と日本企業では、給与体系に大きな違いがあります。
外資系企業の報酬制度は、基本給に加えて成果連動型のインセンティブで構成されています。
個人の努力や実績に応じて収入が変動するため、高い成果を上げれば、それに見合った報酬を得られるでしょう。
また、外資系企業では実力重視の評価が行われるため、若手社員にも重要な職務が任されます。
そのため、年齢に関係なく実力次第で昇進のチャンスがあり、キャリアの成長スピードが速いのが特徴です。
日本企業の基本給と賞与の固定的な給与体系とは異なり、自身の実力と成果が直接的に待遇に反映される仕組みとなっています。
自分の努力次第で高い評価を得られる
外資系企業では実力主義の評価制度が採用されているため、個人の努力と成果が直接的に処遇に反映されます。
日本企業の多くは年功序列制を採用しており、勤続年数に応じて給与や役職が段階的に上がる仕組みです。
これに対して外資系企業では、単なる在籍期間は評価の対象とはならず、実績を残すことが昇進や昇給の条件となります。
つまり、外資系企業でのキャリア形成は、個人の実力と成果に大きく依存します。
長期勤続だけでは評価されない環境であり、継続的な成果の創出が求められるのが特徴です。
外資系企業で働くデメリット2選
外資系企業で働くデメリットは以下のようなものがあります。
孤独を感じやすい
外資系企業と日本企業では、仕事に対する基本的な考え方が大きく異なります。
外資系企業では個人の実力と成果が重視される傾向が強く見られます。
日本企業では、プロジェクトをチーム全体で推進し、成功体験を共有することが一般的です。
一方で外資系企業では、個人の責任と成果が評価の中心となるため、独立した業務遂行が求められます。
この個人主義的な環境では、目標達成への圧力が高まるほど、孤独を感じる場面も増える場合もあるかもしれません。
成果が出せなければ解雇される可能性もある
外資系企業では、明確な実績が求められる環境で働くことになります。
個人の業績と成果が評価の絶対的な基準となるため、具体的な結果を残すことが不可欠です。
目標達成が困難な場合、最終的には雇用契約の解除につながるケースもあります。
日本企業で一般的な年功序列とは異なり、勤続年数よりも実力が重視されることを理解しておく必要があります。
このような実力主義の評価制度は、外資系企業の特徴的な文化の一つといえます。
外資系企業への就活を成功させるためには
まずは、就活に関する基本的なことは業界関係なく対策が重要です。
ESのブラッシュアップ、面接対策は必ず徹底的に行いましょう。
また、この業界向けに志望動機を書く際の注意点やよくある志望動機などをまとめてあるとより理想的です。
その上で、志望動機を作る上で大切なポイントが4つあります。
それぞれの特徴と外資系企業でよくある志望動機を見ていきましょう。
| なぜ外資系企業なのか | なぜ数ある企業の中から外資系企業を選んだのかを明確にする |
| なぜその企業なのか | その企業を選んだ理由を明確にする
それは競合他社では達成できないことなのか |
| なぜその職種なのか | 果たして他の仕事や全く関係ない業務でそれは達成できないか |
まず上記の3つの内容に相違はないか、論理的に破綻していないかをチェックしましょう。
そのうえで、自分が将来目指したいことや達成したいことにマッチするかを踏まえて志望動機を作成していきましょう。
ES・面接頻出質問を紹介
ESや面接でよく聞かれる質問とその回答例について紹介します。
外資系の選考を検討している方は、ぜひ参考にしてみましょう。
あなたの強みは何ですか?
私の強みは、共に働くメンバーと協力しながら目標を達成できることです。
私は仕事をするときに、チームの一員としてみんなで助け合いながら作業することを大切にしています。
チームで仕事をするときには、毎週欠かさずチームミーティングを行いチームとして助け合えるポイントがないか話し合っていました。
その結果、以前まで離職率の高かった現場も、いまでは0%に近い状態を維持しています。
私は協力しながら働くことで、みんなのモチベーションをあげながら、目標を達成することが強みです。
あなたについて少しだけ教えてください
私は独学で英語を学んでいます。
積極的に外国人と交流を深めることで今ではネイティブな方と英語の受け答えをできるようになりました。
その結果、英語を日本語に翻訳することに長けています。
外資系企業は英語での受け答えが必要な企業もあるため、語学力を身につけておきましょう。
この質問返答を4つのフレームワークに当てはめて回答すると以下のようになります。
| なぜ外資系企業なのか | 外資系企業の特徴である「成果主義」「平均年収が高い」といったことをアピールしましょう。
外資系企業で働くメリットを参考に、日本の企業と異なる良さを伝えると効果的です。 |
| なぜその企業なのか | 志望する企業の「求める人物像」「社風」「経営理念」などに魅力を感じ、競合他社にはないポイントをアピールしましょう。
たとえば「主体的に行動できる人」を求めている企業なら、自分が学生時代に率先してみんなを引っ張り、プロジェクトを完了したエピソードなどが効果的です。 |
| なぜその職種なのか | 自分の強みをアピールしましょう。
たとえば、自分にクリエイティブなスキルや戦略的思考を兼ね備えているから、企画から実行まで一貫して行える、といったアピールが効果的です。 |
これら3つのポイントを踏まえて、具体的にどうしたいのかをアピールしましょう。
自分のやりたい将来像に対して「この企業なら〇〇が実現できる」、それを叶えるために貴社に志望するといったアピールを目指しましょう。
また、具体的な面接対策を紹介している記事などが他にありますので、読んでみてください。
さいごに
本記事では、外資系企業の一覧や特徴を紹介してきました。
外資系企業は事業領域が多岐にわたるため、志望する業界や職種から企業選びを始めることをおすすめします。
外資系企業は日本企業とは異なる企業文化を持つため、会社説明会やインターンへの参加を通じて、実際の雰囲気を体験することが大切です。
解説してきた内容を基に外資系企業の内定を勝ち取ってください。




