【PwCのインターン】「本選考への直結度」から「選考対策」まで網羅解説

【PwCのインターン】「本選考への直結度」から「選考対策」まで網羅解説

2023年1月5日更新

はじめに

PwCに興味のある学生にとって、

 

「PwCのインターンって、本選考に有利になるの?」

 

「どうせ学歴フィルターとかあるんでしょ…」

 

「選考の対策って、何かあるの?」

 

など、外資系のコンサルティング会社だけに何かとザワザワしますよね。

 

本記事ではPwCインターンの「学歴フィルターの有無」や「本選考への直結度」を詳らかにしたうえで、選考の対策まで網羅して解説します。

 

10分ぐらいでPwCのインターン選考を突破するテクニックを入手できますので、最後まで一気にお読みくださいね。

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コンサルティング業界とは

まずはじめにコンサルティング業界について簡単に押さえておきます。

 

コンサルティングとは「企業や各種団体が経営上抱える様々な課題に対して解決策を提示し、その実現を支援する業務」です。

 

コンサルティングファームはクライアントの様々な情報を分析し、社内システムから経営方向、今後の展開や人事戦略など、多角的な視点に基づき解決策を提示します。

 

IDC Japanによれば、2021年の国内ビジネスコンサルティング市場は「5,724億円」と推定されています。

 

コロナ禍の影響を脱し、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援の需要を追い風に再び高成長の軌道に乗るとされています。

 

2023年度以降も全サービスセグメント/産業分野で高成長を維持し、2021年〜2026年の年間平均成長率(CAGR)は8.8%で、2026年には「8,732億円」に市場が拡大すると予測されています。

 

コンサルティング業界は、対象のサービスにより下記のように分類されます。

 

系列代表する企業名
総合系デロイト・トーマツ・コンサルティング、KPMGコンサルティング、PwCなど
戦略系マッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)、ベイン・アンド・カンパニーなど
IT系アクセンチュア、IBMなど
シンクタンク系野村総合研究所、三菱総合研究所など
業界・業務特化型マーサー・ジャパン、リンクアンドモチベーションなど

 

図表のとおり、PwCは総合系コンサルティングファームに分類されます。

 

総合系コンサルティングファームとは、金融・製造業界などの産業界から、中央官公庁を筆頭としたパブリックセクターに至る幅広い業界をビジネスパートナーとしています。

 

また、上流〜下流のオペレーションまでの様々なサービス提供を行うことが特徴です。

 

コンサルティング大手のPwCとは

PwCとは、プライスウォーターハウスクーパーズの略称で、1998年にプライス・ウオーターハウス(Price Waterhouse)と、クーパース&ライブランド(Coopers & Lybrand)の2つのファームが合併して組成しています。

 

PwCは、デロイト トウシュ トーマツ、KPMG、アーンスト・アンド・ヤング(EY)と並び、世界4大会計事務所・コンサルティングファーム(Big4)と呼ばれています。

 

また、世界152カ国に約328,000人以上のスタッフを擁する世界最大級のプロフェッショナルファームなので、グローバルネットワークを活用し、コンサルティング、ディールアドバイザリーに加え、監査、税務などの様々な領域にまたがった総合的な提案が可能であることがPwCの最大の強みだと言えます。

 

全米上位500位の会社をランキングした「Fortune500」の企業の約90%がPwCのパートナーなので、その影響力の大きさは計り知れないですね。

 

PwC Japanグループとは

 

PwC Japanグループとは、日本におけるPwCグローバルネットワークのメンバーファームおよびそれらの関連会社の総称です。

 

PwC Japanグループは現在、下記のとおり11個の法人で構成されており、10,200名を超えるメンバーが在籍しています。

 

①PwCあらた有限責任監査法人

➁PwCコンサルティング合同会社

➂PwC税理士法人

➃PwC総合研究所合同会社

➄PwCビジネスアシュアランス合同会社

⑥PwC Japan合同会社

➆PwC京都合同会社

⑧PwCアドバイザリー合同会社

➈PwC弁護士法人

➉PwCサステナビリティ合同会社

⑪PwCビジネスソリューション合同会社

 

各法人はそれぞれ独立した別法人として事業を行っています。

 

PwC Japanグループでは、複雑化・多様化する企業の経営課題に対し、監査およびアシュアランス、ディールアドバイザリー、コンサルティング、税務、そして法務における卓越した専門性を結集し、それらを有機的に協働させる体制を整えて、総合的に解決していけるという強みを発揮しているわけですね。

 

ちなみに、日本国内のグループ企業を統括するPwC Japan合同会社の基本情報は下記のとおりです。

 

名 称PwC Japan合同会社
代表者代表執行役 木村 浩一郎
資本金1,000万円
所在地東京都千代田区大手町1‐1‐1 大手町パークビルディング

 

PwCに学歴フィルターはあるの?

「PwCのような外資のコンサルティング会社にも学歴フィルターって存在するんですか?」

 

そうですよね。せっかく、インターンにエントリーしても学歴でバッサリ切り落とされんじゃ、タイパが悪いですよね。

 

残念ながら、PwCは一定の学歴フィルターをかけていると言えます。

 

なぜかというと、採用実績校のなかに産近甲龍や日東駒専といった中堅大学からの採用が見当たらないからです。

 

【過去の採用大学実績】

青山学院大学、早稲田大学、慶應義塾大学、東京工業大学、神戸大学、京都大学、上智大学、大阪大学、東京大学、立命館大学、学習院大学、中央大学、筑波大学、九州大学、明治大学、名古屋大学、東北大学、同志社大学、一橋大学、国際基督教大学、北海道大学など

 

PwCでは人物重視の採用を行っていると公言していますが、コンサルティング業務は地頭の良さや論理的思考力、一定の学力が必要になるため、結果として高学歴の学生が採用されているようです。

 

インターンへの参加は本選考に有利?

「仮にインターンに参加した場合、本選考への優遇制度とかあるんですか?」

 

結論から言うと、優遇制度はあります。

 

選考やインターンのリアルな情報が分かる就活口コミサイト「就活会議」に下記のような書き込みがありました。

 

・そもそもこのインターンシップは本選考の一環であるため、その意味ではインターンシップの参加は本選考に有利になる。(23卒、冬インターン)

 

・インターンシップ参加後に優秀者に関しては最終選考の案内があった。1週間以内に選考結果がマイページに来た。(22卒、冬インターン)

 

・そもそもインターンシップを通過しない限り最終面接に進めないから。懇親会での態度や質問内容もしっかりと見られている。(22卒、冬インターン)

 

このようにインターンの選考がプレ本選考のような位置づけで、その中を勝ち上がってインターンに参加した学生は基本的な能力を認められている証拠になるので、優遇されるのは当然と言えば当然ですね。

 

ちなみに早期選考ルートから逸脱した学生も本選考を受けることは可能なので、安心してください。

 

尚、PwCのインターンの内容は年度やグループ内の各法人によって変わりますので、詳しくはPwC公式ホームページを参照してください。

選考フロー

PwCの選考は以下のような4つのステップを踏んでいきます。

 

①ES→➁WEBテスト→③グループディスカッション→➃面接

 

特異的なことは、選考の中に「グループディスカッション」があることですね。

 

とはいえ、年度や担当者によってやり方が変わることもあるため、この選考フローは参考として捉えてくださいね。

 

それでは、各ステップのポイントを解説していきましょう。

 

①ES

 

PwCのESの設問はそこまで変化球的な質問はありません。

 

オーソドックスな下記のような質問です。

 

  • 志望理由
  • ガクチカ
  • 自分PR

 

答える際のポイントは、

 

  • なぜコンサルティング業界なのか?
  • その中でも、なぜPwCなのか?

 

をあなたのオリジナルなエピソードや考え方と上手くブレンドして説明することがポイントです。

 

加えて、「PwCの求める人物像」との関連性をESの文章中に埋め込んでいくことがコツです。

 

PwCは、「社会に信頼を構築し、重要な課題を解決する」ことを自らの存在意義として定めています。

 

したがって、

 

  • 世界の動向を敏感に捉え、変化を厭わない人材
  • 考えることを楽しめる人材
  • 人と違った面白い視点を持っている人材

 

が求められていると考えられます。

 

また、コンサルティングという職業柄、3つの能力である

 

①情報を集める能力⇒➁情報を分析する能力⇒③情報を伝える能力

 

が必要であり、「論理的思考力」や「コミュニケーション能力」が必須スキルであることは言うまでもないですね。

 

したがって、この辺りの素養を上手く絡めながらアピールしていくことが肝要です。

 

テクニックだけ話しても、イメージが湧かないと思いますので、「志望理由」、「自己PR」、「ガクチカ」の例文をお示ししますね。

 

【志望理由編】

私が御社のインターンシップへの参加を志望した理由は、グローバルなネットワークを駆使し、様々な専門性を結集した総合的な提案による多業種の経営課題の解決手法に興味関心があるからです。

そんな影響力を行使できる御社のインターンシップで、コンサルティング手法や思考のアプローチ法を学習し、現場を熟知した社員の方との交流を通じて、やりがいや詰まったときの対処法など生の声を聴くことにより、コンサルティングのイメージを膨らませたいと考えています。

私自身が家庭教師の生徒の成績を上げて、生徒や保護者に感謝されたことにこれまでにない生きがいを感じた経験から、コンサルティングの仕事に強く関心を抱きましたので、世界最大級の御社のインターンシップの参加を志望しています。

 

いかがでしょうか?

 

この例文から、

 

「なぜ、コンサルティング業界なのか?」

 

「その中でも、なぜPwCなのか?」

 

が伝わっているでしょうか?

 

もし、伝わっているのであれば、志望動機としては及第点となります。

 

加えて、PwCの求める人物像に近いですか?

 

近そうであれば、合格点に近くなります。

 

続いて、自己PR編を見ていきましょう。

 

【自己PR編】

私の強みは1次情報を分析・加工して、提案する力です。

この力は2年間働いている飲食店のアルバイトで発揮されました。

アルバイト先の飲食店では、調理担当とホール担当に分業されており、双方の連携がうまく取れていないため、提供が遅延したり、オーダーの意思疎通の齟齬が発生し、幾度となくお客様からクレームを頂いていました。

そこで店長と相談し、双方の意見を聞くことにより、譲れない点や優先すべき事項、改善点など生の声を収集し、整理しました。

結果として、調理場とホールをつなぐ司令塔的な役割である「デシャップ」を配置することを提案し、承諾を得ました。

初代デシャップは聞き取り調査を行った私自身が努めるようになり、双方の思いを感じながら従事できたため、スムーズな連携役を果たすことが実現でき、クレームも全滅しました。

再現性を高めるために、現場で得た経験や意見を含めながらデシャップ業務のマニュアル化をはかり、現在は二代目に引き継いで、上手く機能しています。

御社のインターンシップでは、問題の本質を掴み、適切な解決策を提案できる力を見ていただきたいと存じます。

 

いかがでしょうか?

 

求める人物像に寄せた自己PRになっているでしょうか?

 

エピソードとの関連性は適切で、説得力のある内容になっているでしょうか?

 

もし、「Yes」と思うのであれば、この自己PRは成功していると言えますね。

 

それでは最後に、「ガクチカ編」の例文をお見せしますね。

 

【ガクチカ編】

私が学生時代に最も力を入れたことは、地域のボランティア活動です。

大学のボランティアサークルを通じて、介護施設を訪れて交流をはかったり、地域の公園の清掃を体験しました。

その経験から、身体が不自由な人やお年寄りの視点、公園で遊ぶ子供や親の目線など、老若男女の角度から物事を多面的に観察できるようになりました。

今後は、養護施設や被災地などボランティアの領域を拡大し、さらに多眼的なものの見方ができるように経験値を増やしていきたいと考えています。

 

➁WEBテスト

 

PwCのWEBテストは「玉手箱」で、内容は言語、計数、適性検査です。

 

・試験形式:玉手箱(言語、計数、性格検査)

・時間:約1時間

・合格ボーダー:8~9割

・結果通知方法:1週間以内にマイページにて通知

・備考:ESと合わせて選考

 

内容としてはそこまで難しくないですが、問題数の割りに時間が少ないので油断大敵です。

 

特に、コンサル会社の場合はテストの結果で多くの人が落ちますので、ここで落ちてしまうと万事休すです。

 

せっかく準備したグルーディスカッションの努力が水の泡と化します。

 

下記のような問題集で問題演習を積んで、「正確性」と「スピード」の両面を磨いておきましょう。

 

必勝・就職試験! 【玉手箱・C-GAB対策用】8割が落とされる「Webテスト」完全突破法[1]【2021年度版】

これが本当のWebテストだ!(1) 2024年度版 【玉手箱・C-GAB編】 (本当の就職テスト) 

 

③グループディスカッション

 

グループディスカッションでは、「論理的思考力」と「コミュニケーション力」が見られてます。

 

論理的思考力については、

 

✓視野が偏って、論理に漏れがないか

✓深く思考することができているか

✓問題に対してMECEで取り組めているか

 

など、コンサルに必要な素養をチェックされます。

 

コミュニケーション力については

 

✓チームメンバーに対してぞんざいな態度を取っていないか

✓チーム内の雰囲気を壊すような発言をしていないか

✓頭ごなしに何でも人の意見を否定していないか

 

などチームで活動する時のコミュニケーションが見られています。

 

というのも、コンサルティングの仕事はチームで行うからです。

 

チーム内でもめていては、プロジェクトが前に進まないですよね。

 

そうなると、船頭多くして船山に上る状態になります。

 

とはいえ、グループディスカッションで相手の意見を尊重することに終始し、自分の意見を言えないでいる姿は好ましくありません。

 

「主体性」と「協調性」をバランスよく保つ必要性があります。

 

グループディスカッションでは自分の意見をシッカリと出しつつ、他のメンバーにも発言を促すといった協調性も示せるようにしましょう。

 

➃面接

 

PwCの面接は「一般面接」と「ケース面接」が課せられます。

 

「一般面接→ケース面接」という流れのパターンと、「ケース面接→一般面接」のパターンに分かれますが、どちらにしても両方の面接対策が必要だということですね。

 

・時間:1時間程度

・試験会場:オンライン

・内容:一般面接+ケース面接

・結果通知方法:1週間以内にマイページにて通知

 

「一般面接」であれば、

 

✓志望動機

✓自己PR

✓ガクチカ

 

などがESに基づいて深掘りされます。

 

「ケース面接」であれば、

 

✓しっかりと論理的に思考アプローチできるか

✓面接官と適切なコミュニケーションをとれるか

 

をチェックされています。

 

「一般面接」は普通に練習していると思いますので問題ないと思いますが、問題はコンサル企業特有の「ケース面接」ですね。

 

ケース面接は「パターン認識」や「フレームワーク」がポイントになりますので、実際に何度も練習して、慣れておくことが重要です。

 

なお、ケース面接の攻略法は、ジョーカツキャンパスの過去記事

【完全網羅】ケース面接の攻略4ステップから対策法まで解説

を参考にしてください。

 

おわりに

以上、本記事ではPwCのインターンについて選考フローに沿った対策を解説してきました。

 

PwCから内定をゲットしようと思うのであれば、インターン参加は必要不可欠です。

 

ただし、インターンの選考は強豪揃いです。

 

並大抵の対策では太刀打ちできません。

 

特に、コンサル業界では「論理的思考力」と「コミュニケーション力」が必須スキルになりますが、両スキルは努力次第で向上させることは可能です。

 

ぜひ、本記事で解説した対策に基づいて入念に準備したうえで、インターンの選考に臨んでくださいね。

 

本記事があなたの就活のお役に立てば嬉しいです。

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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