面接官のサインとは?面接で落とされる人の特徴徹底解説!
2024/10/9更新
はじめに
就職活動で面接を受けていて落とされたことのある就活生は多いです。
落とされた時は面接の最中に面接官がサインを出していることがあります。
就職活動において面接選考は必ずといっていいほど設けられており、内定を得るためには面接を突破しなければなりません。
就活生の中にはエントリーシート選考は突破できるものの、面接では落選が続いてしまう方もいるでしょう。
この記事では、面接で落とされる人の特徴を解説するとともに、面接官が面接中に出す落とすサインについても紹介し、対処法までお伝えします。
- 面接でよく落とされてしまう方
- 落とされるサインを知りたい方
- 面接対策を徹底したい方
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面接で落とされるサインは企業によって変わる
前提として、面接で落とされるサインは企業によって変わります。
態度をまったく変えずに一定のペースで面接を進める企業はサインも表立って出さないようにしていることが多く、面接中に落とされるサインを見抜くのが難しかったりします。
また、近年はAIによる面接を取り入れている企業もあり、人間が担当しないことからサインを見つけることが困難なケースもあるでしょう。
面接官のやる気がなくても選考を通過できたり、リアクションが良くても不採用だったりするケースも珍しくないため、企業に応じて面接で落とされるサインは変化することを理解しておきましょう。
面接で落とされる人の特徴
ここでは面接で落とされる人の特徴を解説します。
企業によって求める人材は異なるため、「この特徴を持つ学生でなければ採用しない」といったことはありません。
しかし、印象や雰囲気などに問題のある学生は敬遠されやすいのも事実です。
面接で落とされる人の特徴をあらかじめ把握しておき、自分が当てはまっていないか確認しておきましょう。
見た目が悪い
人の印象は見た目で決まると言われるように、見た目が重要視されます。
人は見た目が9割という言葉を聞いたことのある人もいるでしょう。
見た目で特に気を付けたいのが清潔感です。
どれだけ面接の内容が良くても第一印象が悪ければ、面接官に響かない可能性もあります。
しわくちゃなスーツやボサボサの髪型で面接に臨んでも面接官に悪い印象を与えてしまいますので、身だしなみを整えて清潔感のある格好で面接に臨みましょう。
身だしなみと同時に姿勢も重要です。
猫背で臨んだり、足を組んでいたり、落ち着きがなく動いていたりすると印象を下げてしまいます。
背筋を伸ばして手は膝の上に置いて相手の目を見て話しましょう。
反応が薄い
受け答えや面接官からの質問に対し、反応が薄い人は面接で落とされやすいです。
反応が薄いと、本当に面接官の話を聞いているのか疑問に思われてしまいます。
コミュニケーション能力に問題があると思われ、仕事でも支障が出ると判断され、採用を見送られる可能性もあります。
質問の回答に詰まっても何かしら反応して答えようとしている場合は問題ないですが、無反応だったりどこか上の空で的外れな受け答えをしたりすると印象を大きく下げることになるでしょう。
面接官の言葉にははっきり答える、頷く、相槌を打つなど何かしらの反応をしていきましょう。
挨拶が欠如している
挨拶ができない学生は面接で落とされる可能性が高いです。
挨拶は社会人の基本ですので、挨拶ができない学生は採用に難色を示されてしまいます。
入室時の挨拶や退室時の挨拶など忘れないようにしましょう。
また、面接中だけでなく、その前後の挨拶も重要です。
例えば企業で面接をする場合、受付での挨拶や待機室での挨拶なども欠かさず行いましょう。
面接以外での学生の姿や行動も見られている可能性があります。
常に見られている、という自覚を持って行動すると印象は下がりづらくなるでしょう。
声が小さい
声が小さいと自信がないように思われたり、何を言っているのか分からず、面接官も困惑してしまいます。
当然、面接官からの印象も悪くなってしまうので相手に聞こえるように発言をしていきましょう。
声が小さい場合、普段から発声練習をしたり、発言前に一呼吸置いて話すなど対策しておくといいでしょう。
話の構成がおかしい
面接官からの質問に対し、回答の内容が適切でなく、まとまりがないと面接官の知りたいことが上手く伝わりません。
聞いていることに対し、的外れな回答になってしまうと話を聞く能力がないと思われたり、論理的思考力がないと判断されたりします。
面接官の質問をよく聞き、答える内容をまとめてから話すのがおすすめです。
ただし、前述したように黙って考えていると反応が薄いと思われてしまいます。
リアクションを取る、オウム返しをするなどして時間を稼ぎながら回答をまとめていきましょう。
面接官と目を合わせない
面接中に面接官の目を見ない学生がいます。
面接は人と人の対話の場でもあるため、相手の目を見て話すことが推奨されます。
明後日の方向を向いていたり、ずっと下を向いて話していると面接官からの印象は悪くなってしまうでしょう。
目を見て話すのが苦手な場合は、面接官の鼻付近を見て話すようにしてなるべく相手の目に目線を近付けるようにしましょう。
面接で落とされるサインについて
面接で落とされる場合、面接官が面接中にサインを出すことがあります。
ここでは面接で落とされるサインについて紹介します。
- 面接官の反応が薄い
- 質問をされない
- 面接官のやる気がない
- 面接時間が短い
- 駄目出しをされる
面接を受けた際の合格・不合格のサインについて詳しく解説した記事もありますので、合わせて確認しましょう。
面接官の反応が薄い
学生の回答や受け答えに対して面接官の反応が薄いことがあります。
そのような場合は面接で落とされる可能性が高いです。
反応が薄いということは、そこまで重要な面接ではないことを示唆しており、学生に対して興味・関心が薄いことを表している場合があります。
流れ作業のように面接を進めたり、短い返事しかしなかったりする場合は、面接で落とされる可能性も考えましょう。
質問をされない
面接だと多くの場合、面接官から学生に対して質問をされます。
しかし、中には質問をまったくせずに、学生の話を一方的に聞くだけで終わらせてしまう面接官もいます。
このようなケースだと、面接官が学生のことをもっと知りたいと思わず、早めに面接を切り上げようとしている可能性が高いです。
落とそうとしている学生にあまり多くの時間をかけないようにするため、必要最低限のことしか聞かない面接官もいます。
質問があまりに少ない場合は、落とされる可能性が高いと考えた方がいいでしょう。
面接官のやる気がない
面接の最中にもかかわらず、面接官のやる気が感じられないことがあります。
肘をついていたり、溜息をついたりするなど明らかにやる気のない態度を取っている場合は本気で学生を採用する気がないと考えてください。
本当に自社に入社して欲しい学生の前であれば、もっと真剣になって面接に臨みます。
やる気のない面接官は態度や反応ですぐ分かるので、見分けもつきやすいでしょう。
面接時間が短い
面接時間が異様に短かった場合は、面接官が学生に対してあまり関心を持っていないことが多く、不合格になりやすいです。
採用したい学生ならば時間を割いて詳しい話を聞き、学生の熱意や考え方などを調べます。
そういったことをせず、質問が少なかったり深掘りをされなかったりして面接の時間が短い場合、不合格なので面接を早急に終わらせようという意図があると考えるべきでしょう。
応募者の数が多いと時間の関係であえて面接の時間を短くしている可能性もあるため、面接時間が短くても合格するケースがあります。
一概に言えない点ではあるので、参考程度にしておきましょう。
駄目出しをされる
面接官の中には学生に対して直接駄目な点を言ってくる人がいます。
ここでの駄目出しとは、アドバイスではなく単純に学生の欠点や悪い部分を言ってくることです。
「声が小さい」「企業理解が薄い」「我が社には向いていない」といった発言してきた場合は、落とされる可能性が高いでしょう。
圧迫面接に近いですが、応募者の対応力やメンタルの強さを確認するために行うこともあります。
駄目出しをされても前向きに回答をして、熱意を見せていきましょう。
駄目出しや圧迫面接をされても前向きな姿勢で受け答えができる学生だと思われ、採用に至ることもあるので、最後まで諦めないでください。
面接で落とされないための対処法
面接で落とされる人の特徴や落とされる際のサインについて解説しましたが、ここでは面接で落とされないための対処法を紹介します。
また、面接準備について詳細に解説した記事を下記に掲載しますので、そちらも合わせてご参照ください。
身だしなみを整える
第一印象は面接の結果にも左右しかねないため、優先的に改善するようにしましょう。
清潔感を保つためにスーツ・シャツはクリーニングに出したり、アイロンをかけたりしてください。
髪は目や耳にかからないようにカットしましょう。
証明写真を撮影した時の姿をイメージして身だしなみを整えるといいでしょう。
姿勢は日頃から悪いと、癖になっていて面接でも自然と姿勢が悪くなります。
日常でも意識して真っすぐな姿勢を心掛けましょう。
受け答えを徹底する
面接官からの質問に対する受け答えやリアクションをはっきりと言いましょう。
相手に聞こえるように話し、無反応にならないように集中してください。
面接官とは会話をするような感じで自然なリアクションを取っていきましょう。
最低限のマナーを身に付ける
挨拶や視線を合わせるなど、社会人にとって最低限求められるマナーを徹底できるようにしておきましょう。
ため口になるなど言葉遣いにも注意して、マナーを守れる学生であることを示してください。
面接の時間に遅れるといったことのないように、時間も厳守しましょう。
就職活動における身だしなみやマナーについて詳細に解説した記事を下記に載せますので、参考にするといいでしょう。
回答は明確に答える
面接官からの質問は分かりやすく簡潔に答えましょう。
ダラダラと不必要な回答をしても面接官が本当に知りたいことは伝わりません。
質問の意図を読み取り、的確な回答を心掛けてください。
自己PRや志望動機などは聞かれやすい質問のため、回答をある程度準備しておきましょう。
熱意を伝える
様々な対策を講じることはできますが、最後は熱意が必要になります。
その企業への本気度を示して入社したい意思を面接官に伝えましょう。
本気であれば身だしなみを怠ったり、適当な受け答えをすることも自然となくなるでしょう。
身だしなみ、受け答え、マナーなど面接中の小さな積み重ねが学生の熱意の証明となって面接官に伝わることもあります。
企業研究や自己分析といった対策と同様に、面接に対する心構えや受け方についても研究して面接に臨みましょう。
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さいごに
この記事では、面接で落とされる人の特徴と面接で落とされるサイン、面接で落とされないための対処法について解説しました。
面接では質問の内容が見られることが多いですが、面接官は学生の面接に臨む姿勢や印象などあらゆる角度から学生を見ています。
ここで紹介した落とされる人の特徴に当てはまるものがあった場合、早急に改善するべきでしょう。
面接で落とされない対処法を参考にできる範囲から改善してみてください。
また、面接で落とされるサインが出ても、必ず不合格になるとは限りません。
最終的な判断は他の学生の面接結果も反映して決まることも多いので、蓋を開ければ合格している場合もあります。
落とされるサインが出たとしても、そこで落胆しないで最後まで諦めないで面接に臨んでください。
諦めないことが就職活動を成功させる秘訣です。