三井グループの企業序列とは?三井グループの代表的な企業と特徴を徹底解説!まとめ
2024年8月13日更新
この記事の監修者
奥田恵(キャリアアドバイザー)
新卒から営業職で活躍し、全国1位の成績を収めた。その後、さらなる成長と挑戦を求めて現在はナイモノのキャリアアドバイザーに転身。年間で500人以上の学生の就職支援に携わり、人材・不動産・営業など幅広い業界への支援実績を持つ。一人一人の学生に真摯に向き合い、早期の内定獲得と充実した就職活動の提供に尽力している。
新卒から営業職で活躍し、全国1位の成績を収めた。その後、さらなる成長と挑戦を求めて現在はナイモノのキャリアアドバイザーに転身。年間で500人以上の学生の就職支援に携わり、人材・不動産・営業など幅広い業界への支援実績を持つ。一人一人の学生に真摯に向き合い、早期の内定獲得と充実した就職活動の提供に尽力している。
はじめに
国内有数の有名大手企業である三井グループの代表的な企業の紹介と、エントリーシート選考の対策方法を解説します。
三井グループは就職活動でも人気が高く、各企業にエントリーシート選考が設けられています。
三井グループに就職するためにはエントリーシート選考を通過しなければならないため、ここではエントリーシートの書き方や抑えるべきポイントを紹介します。
三井グループへの就職を考えている就活生の方は、ぜひ参考にしてください。
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三井グループの代表企業
まずは三井グループの代表企業を一部紹介します。
三井グループ自体は戦前の三井財閥から始まった企業であり、その歴史の発端は江戸時代にまで遡ります。
三菱グループや住友グループなどとともに日本の三大財閥とも呼ばれ、多数の事業を展開して規模を大きくしてきた企業と言えるでしょう。
三井物産
三井物産は三井グループの中でも三井御三家と呼ばれる代表的な企業です。
総合商社としてエネルギー、金属資源、流通、鉄鋼製品、化学製品などあらゆる事業への取り組みを実施しています。
日本の五大商社の1社として数えられ、東洋経済ONLINEの発表した「2024年卒就活生に人気が高い会社ランキング」では8位に位置しているなど、三井グループの中でも特に人気の高い企業と言えるでしょう。
三井不動産
三井不動産も三井御三家の1企業であり、用地取得や企画開発、営業、運営管理などを行う不動産企業です。
不動産の総合デベロッパーとして事業展開に取り組み、リゾート開発やマンション開発、街の開発事業などに携わります。
三井不動産も人気ランキングで77位とトップ100社に入っているため、人気の高い企業であることが分かります。
三井住友フィナンシャルグループ
三井住友フィナンシャルグループは三井住友銀行やSMBC信託銀行、三井住友カード、SMBC日興証券など8つの企業からなる金融企業です。
三井グループと住友グループに属しており、三井御三家に数えられます。
金融事業やカード事業などお金に関わる事業を展開し、メガバンクとして日本を支えています。
人気企業ランキングでは三井住友銀行が18位、SMBC日興証券が21位と各企業の人気が高いと言えるでしょう。
三井金属
三井金属(三井金属鉱業)は金属製錬、自動車部品製造などを手掛ける大手非鉄金属メーカーです。
三井金属が手掛ける製品にはスマートフォンや液晶テレビ、アルミ缶、自動車、オートバイ、鉄橋など人々の生活を豊かにするものも多数含まれています。
東レ
東レは三井グループの中核企業の1つであり、合成繊維や合成樹脂などの化学製品や情報関連素材を扱う化学企業です。
主要製品にはナイロンやポリエステルなどの合成繊維にフィルム製品、炭素製品、カラーフィルター、印刷材料といったものがあります。
東レのレは再生繊維のレーヨンを意味しており、繊維関係に強い企業と言えます。
気になる東レの企業研究は以下の記事をチェックしてみてください。
三井E&S(三井造船)
三井E&Sは昔の三井造船にあたり、船舶エンジンやエンジニアリングを手掛ける重工業メーカーです。
蒸気タービンからはじまり、ディーゼル、省エネ、低カーボン技術、デジタル化など進化を遂げて成長してきた企業と言えます。
重工業メーカーですが、IT事業なども一部携わるなど事業内容は多岐に渡るのも特徴の1つです。
三井化学
三井化学は機能性材料を主に手掛ける総合化学メーカーです。
海外在籍者比率が40%以上と、国内のみならず海外の採用も増やしており、海外事業にも注力しています。
ライフ&ヘルスケア・ソリューション、モビリティソリューション、ICTソリューション、ベーシック&グリーン・マテリアルズの4つの事業ポートフォリオが構成されており、電子、健康、医療、農業、環境など幅広い分野で素材や製品を提供しています。
三井化学の企業研究については以下を確認してみてください。
【企業研究】三井化学の採用大学・就職難易度・選考対策を徹底解説 | 就活ハンドブック (jo-katsu.com)
三井住友トラストホールディングス
三井住友トラストホールディングスは三井住友信託銀行を傘下に置く銀行持株会社であり、三井グループと住友グループに属する企業です。
様々なグループ企業を抱え、銀行や証券、信託、カードなど金融に関わる幅広い事業を展開しています。
三井不動産株式会社 (mitsuifudosan.co.jp)
「就活生に人気が高い会社」男女別ランキング 2024年卒の1万4000人の学生が回答した結果 | 就職四季報プラスワン | 東洋経済オンライン (toyokeizai.net)
三井物産株式会社 (mitsui.com)
三井住友フィナンシャルグループ (smfg.co.jp)
三井金属鉱業株式会社|マテリアルの知恵を活かす (mitsui-kinzoku.com)
東レ株式会社
三井E&Sグループ (mes.co.jp)
三井化学株式会社
三井住友トラスト・ホールディングス|託された未来をひらく (smth.jp)
三井グループのエントリーシート対策
三井グループの企業はどれも規模が大きく、人気のある企業ばかりです。
各企業ごとに採用を実施しており、エントリーシート選考が設けられているため対策を講じていく必要があります。
ここでは三井グループのエントリーシート対策を紹介します。
自己分析を徹底する
エントリーシートを作成する際に欠かせないのが自己分析です。
エントリーシートは企業に自分の強みや性格、考え方をアピールするツールとなるため、いかに自分を伝えられるかが重要となります。
自己分析をすることで自分が過去に何をしてきたのか、過去の経験でどのような取り組みをしてどんな能力を発揮したのか、経験から学んだことやそれを仕事にどう活かすのか、などエントリーシートを通して聞かれます。
自己分析ができていなければ自分をアピールすることはできないため、まずは自分の過去を振り返り、経験してきたことや自分の強み、性格を把握していくことが先決です。
三井グループ各企業の求める人材像を把握する
三井グループでは各企業ごとに求める人材像が設定されています。
例えば三井物産だとユニークな個性・自立的発想力・チームワークをまとめた多様な強い「個」を持った人材を求めています。
三井化学では「自ら考え、行動できる人」を求めており、自主性のある人材を必要としていることがうかがえます。
このように各企業が求める人材像を調査し、自分の強みや考え方が求める人材像とマッチしていないか探してみてください。
企業が求める人材像に自分が当てはまることをアピールし、企業と同じ価値観の元働けることをエントリーシートを通して伝えていくと企業側の印象に残りやすくなるでしょう。
書き方を習得して添削をしてもらう
エントリーシートは選考の最初に設けられることが多く、何百何千の就活生のエントリーシートに目を通さなければなりません。
そのため読みづらいものや、伝えたいことが分からないエントリーシートは最後まで読まれないこともあります。
エントリーシートを書く際はPREP法という冒頭に結論を書き、結論の理由と根拠となるエピソード、最後に再び結論を書く手法がおすすめです。
この方法だと論理的に文章を組み立てることができ、読み手にも伝えたいことが伝わりやすくなります。
また、1度完成したエントリーシートは自分で読み直して誤字・脱字や不自然な点がないか確認する他、第三者にも添削してもらうと良いでしょう。
自分では気付かないエントリーシートの綻びにも指摘してもらえる可能性があるため、より完成度の高いエントリーシートができあがります。
三井グループのような有名企業ともなると、中途半端な出来のエントリーシートでは選考を突破できないことが多いです。
妥協せず、修正を重ねて納得のいくエントリーシートを作っていきましょう。
まとめ
三井グループは日本有数の企業グループであり、その規模も総合商社、不動産、金融、化学、重工業など多岐に渡ります。
各企業が人気企業であり、応募する就活生のレベルも高いです。
エントリーシート選考を突破するためにも自己分析を行い、自分の強みや考え方を伝えられるよう意識して作成してみてください。
企業の求める人材像をはじめとした企業研究も怠らずに実施して、自分の三井グループに対する熱意をエントリーシートに込めて作成していきましょう。