
就活生のための「ES添削大全」
はじめに
就職活動をするうえで、ES(エントリーシート)を書く機会が増えてくるのでは無いでしょうか。ESは時には合否を左右する可能性さえ秘めている、非常に重要な書類です。
自分の経験や強み、アピールポイントをしっかりと伝えることができる内容に仕上げなくてはなりません。
しかしながら、自分一人で書き上げるのは難しいことです。
そのため誰かにESの添削をお願いすることも必要になってくるでしょう。
そうは言ってもやみくもにお願いしてしまうと、かえってデメリットとなる可能性もあります。
本記事ではES添削をお願いするこのメリット・デメリット、実際に誰に頼めば良いのかということについて解説していきます。
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1.ES添削をしてもらうメリット
自分以外の第三者にESを添削してもらうことには、様々なメリットがあります。ここでは大きく2つのポイントについて解説していきます。
1-1.言いたいことを言語化してくれる
まずは、「自分が言いたいことを言語化してくれる」ということは大きなメリットであるといえるでしょう。
文章には個人によってそれぞれ、よく使う単語や癖などがあります。
全く同じスタイルの文章を書く人は一人としていない、と言っても過言ではありません。
自分では無意識のうちに、伝えたことの言語化がうまくできていないために、文章が回りくどくなっているケースもよく見受けられます。
同じ内容のことであったとしても、文章の表現方法によって伝わりやすさは大きく変わってきます。
自分以外の人に客観的な視点で添削をしてもらうことで、より端的で分かりやすい文章になるでしょう。
1-2.客観的なアドバイスがもらえる
「客観的なアドバイスがもらえる」ということも大きなメリットの一つといえます。
自分自身のことを自分の言葉だけで表現していると、間違いに気付くことなくすぎて行ってしまう危険性もあります。
どうしても、自分のエピソードに対して気持ちが入りすぎてしまうこともあるからです。
第三者に添削をしてもらうことで、自分では気付かなかったようなミスを指摘してもらえることは非常にありがたいことです。
自分では間違っていないと思っていた表現でも、他の人から見ると違和感があったりおかしいと感じたりすることも珍しくはありません。
重要なのは、「他者から見ても伝わる文章を書くこと」です。客観的な視点でのアドバイスをもらうことで、ESの質が大きく向上するでしょう。
2.ES添削のデメリット
メリットがある一方で、やみくもにESの添削をしてもらうとデメリットとなる可能性もあります。
その大きなものが「添削者によって判断基準が異なること」です。
先ほど書いた通り、同じ内容であっても書く人によって単語の使い方や表現方法などが異なります。
また、添削者によって重要であると判断するポイントも全く同じというわけではありません。
そのため、あまりに多くの人に対して添削をお願いしてしまうと、後から自分が混乱してしまい、困ってしまうことにもつながるため注意しましょう。
そうは言っても多くの人の視点からアドバイスをもらうということは重要なことでもありますので、やみくもに相談しないという点に注意するようにしましょう。
3.オススメの添削方法
ここからは、ESの添削を行うオススメの方法について紹介していきます。
大学内で完結するものから、専門のエージェントを利用するものまで様々な方法を紹介します。
それでは見ていきましょう。
3-1.大学の先生や先輩
最も身近で頼みやすいのが「大学の先生や先輩に頼む」方法であると言えます。
大学の先生であれば、あなたのことをある程度理解してくれています。
またそれまでのキャリアで就活指導をした経験があれば、慣れていることが多いです。
単語の選び方や文章表現、どのような文章であれば目に止まりやすいのかというアドバイスをしてくれることでしょう。
大学の先輩は、より頼みやすいのでは無いでしょうか。最も直近で就活をしていた存在でもありますので、自分の経験をベースにアドバイスをしてくれるはずです。
きちんと依頼すれば快く引き受けてくれるケースが多いので、遠慮せずに依頼してみましょう。
3-2.大学のキャリア支援
次が「大学のキャリア支援サービス」を用いる方法です。
学内での就活イベントの開催だけでなく、就活相談や面接練習、それからESの添削なども対応してくれます。
キャリア支援サービスはほとんど全ての大学に設置されており、なかにはキャリアコンサルタントという国家資格を持っている職員の方が在籍している場合もあります。
学内で就活に関する様々な支援を受けることができますので、積極的に活用すると良いでしょう。
3-3.ES添削カメラ
ES添削カメラは、「自分が実際に書いた自己PRについて400時程度のESをスマホカメラなどで撮影して送信するだけで添削をしてもらえるサービス」です。
このES添削カメラは、非常に有名な就活エージェントであるdoda(Benesse)が運営しています。
ES添削カメラでは累計2万人の就活生を指導したプロが個別に添削・評価してくれます。→https://doda-student.jp/app/es.html
送信したESはES添削カメラのアプリを通してフィードバックされるため、全てスマホ上で完結できる点が最大のメリットであるといえます。
そのため、就活で忙しい時期であったとしても同時進行でES添削サービスを受けることができます。
3-4.ビズリーチ・キャンパス
https://br-campus.jp/
ビズリーチ・キャンパスといえば、「OB・OG訪問を行うために社会人と就活生を結びつけることに特化したサービス」であり、ES添削に特化したサービスではありません。
しかし、OB・OG訪問の際にESの添削を依頼するということはメジャーなことですまた、OB・OGたちは、働いている会社や業界のことをよく知っています。
ES添削のためだけにOB・OG訪問を行うということは難しいかもしれませんが、依頼してみるのも良いでしょう。
4.キャリア支援一体型のサービス
ここまでは、どちらかというとESの添削に特化した方法を紹介してきました。
しかしサービスによってはES添削だけでなく、キャリア支援も一体になったサービスもあります。ここでは主に2つのサービスを紹介します。
4-1.キャリアチケット
キャリアチケットは、「転職エージェント事業などを展開するレバレジーズが運営する無料の就活サポートサービス」です。
https://careerticket.jp/
就活のプロが個別にあらゆる相談に乗り、軌道修正してくれます。
質問に回答するだけで自分の強みや弱みが明らかになるカウンセリングは、自己分析に役立ちます。
また、カウンセリングの内容からあなたに合った企業の情報も紹介してくれます。面接対策だけでなく、ESの添削の対応してくれます。
就活のプロの目線での添削になるため、非常にクオリティの高いESが作成できるはずです。
4-2.ジョーカツ
ジョーカツは、「株式会社ナイモノが運営する就活サポートエージェント」です。
ジョーカツを利用するとキャリアアドバイザーがつき、就活に関してトータルサポートを行ってくれます。
そして更に東京での宿泊先を無料で用意、交通費の支給、カフェの無料利用などなど、様々な形で上京就活生をサポートしてくれます。
キャリアアドバイザーとの関わり方としては、
面談を通じて自己分析を深めたり、面談の内容に基づいてあなたに適した企業を紹介してくれたり、ESの添削も行ってくれます。
非常に充実したサービス内容となっているので、就活を進めるうえで心強いサポーターとなってくれるでしょう。
おわりに
いかがだったでしょうか?
ESの添削についてそのメリット・デメリットや、実際の添削方法まで紹介してきました。
様々な方法を書いてきましたが、ESの添削に正解はありません。
人によって表現方法も異なりますし、読み手によって伝わり方も変わってきます。
そのため突き詰めるとキリがないでしょう。
完璧な添削を求めていると、本来の就活ができなくなってしまう恐れもあります。自分が信頼できる人の添削とセルフチェックが終わったら、切り上げることも重要です。
最後は「自信を持つ」ということも非常に重要なポイントですので、最後は自信を持って提出するようにしましょう!