
INFJの特徴と性格に合う仕事は?【おすすめできない仕事も紹介】
2023年9月10日更新
はじめに
・INFJって何?
・INFJにおすすめの仕事を知りたい
・INFJにはおすすめできない仕事を知りたい
この記事を読むことで、上記のような悩みや疑問を解決していきます。
性格診断でINFJとなった人の中で、どのような仕事が向いているのか分からないと悩んでいる人も多いでしょう。
また、そもそもINFJがどのような性格なのか把握できていない人も多いはずです。
そこで本記事では、INFJの詳細やおすすめの仕事について解説しました。それだけでなく、INFJの人は働かない方が良い仕事についてもまとめています。
性格診断でINFJと判断されて仕事に悩んでいる人は、是非最後までご覧ください。無理なく働き続けられる職業を見つける助けになるでしょう。
INFJとは
MBTI診断には、16の性格タイプがあります。INFJとは、下記の4つの性格が合わさった提唱者型と呼ばれる性格タイプです。
・Introverted(内向的)
・Intuitive(直観的)
・Feeling(感情的)
・Judging(判断的)
INFJの人は、全人口の1%未満の最もまれな性格タイプとされています。長所は、理想を追求する強い信念、他人を助ける精神、直観力や洞察力、クリエイティビティ、繊細さなどが挙げられます。
長所
まずはINFJの人の長所を見ていきましょう。長所は、強い信念、他人を助ける精神、直観力や洞察力、クリエイティビティ、繊細さの5つです。
強い信念
長所の1つ目は、理想を追求する強い信念です。自分が正しいと感じていることを実践しなければ気が済みません。言い換えれば、自分の価値観を正しく捉えています。他人の意見や社会的なルールをうのみにせず、自らの知識や直感を大切にし何が大事か判断できるでしょう。
他人を助ける精神
長所の2つ目は、他人を助ける精神です。お金や地位を得ることではなく、人に貢献することに大きな意義を見出します。他人の話を聞いて、思いやりを持った返答ができるでしょう。サポート役に回ったり、慈悲の心を広めたりする点に、強みがあります。
直観力や洞察力
長所の3つ目は、直観力や洞察力です。相手を見た目で判断したり、物事を表面だけで判断したりすることはありません。常に物事の本質を見ようと努力するでしょう。結果、本当のニーズや言葉の裏にある感情を理解することにもつながります。
クリエイティビティ
長所の4つ目は、クリエイティビティです。想像力が豊かで、新しいアイデアが浮かびやすいと言えるでしょう。
繊細さ
長所の5つ目は、繊細さです。他人へ気が回るタイプで、深い信頼関係を築こうとします。
INFJの人には、短所も存在します。それは、理想を求めすぎる点、他人に気を遣いすぎる点、繊細すぎてストレス発散が苦手な点です。
短所
つづいて、INFJの人の短所を見ていきましょう。短所は、理想を求めすぎる点、他人に気を遣いすぎる点、繊細過ぎてストレス発散が苦手な点の3つです。
理想を求めすぎる点
短所の1つ目は、理想を求めすぎる点です。つまり、完璧主義と言えるでしょう。理想を追い求めようとするあまり、上手くいかずストレスを抱えることがあります。
他人に気を遣いすぎる点
短所の2つ目は、他人に気を遣いすぎる点です。他人の相談には乗りますが、自分自身の心情を話すことはあまりありません。本音を言えず、人間関係に多くの力を費やします。時には自分の善意が正しく理解されず、ストレスを抱えてしまうことがあります。
繊細過ぎてストレス発散が苦手な点
短所の3つ目は、繊細過ぎてストレス発散が苦手な点です。特に批判には、たとえそれが正しいことであったとしても、ショックを受けて傷ついてしまうでしょう。ストレス発散が苦手で、多くのストレスを抱え込んでしまう傾向にあります。
ここまで、INFJの人の特徴を、長所と短所の2つの観点で説明してきました。最初にぜひINFJの特徴を理解して、自己分析に役立ててください。自己分析を丁寧に行うことができれば、おのずと自己PRやガクチカを書けるでしょう。
INFJにおすすめの仕事の特徴
ここまで、MBTI診断におけるINFJの特徴について解説してきました。それでは、INFJにおすすめの仕事の特徴を解説していきます。捉えておくことで、仕事選びの軸にできるかもしれません。
クリエイティビティを発揮できる仕事
INFJの人には、クリエイティビティがあります。また、創造力が豊かで新しいアイデアにも恵まれます。自己の心情を吐露するのは苦手ですが、絵や写真、文章、音楽などで自分を表現することは得意です。そのため、人々に向けてニーズの高い作品を残すことができるでしょう。また、1人で黙々と取り組むことが多い仕事のため、人間関係にストレスを感じやすいINFJの人には向いていると言えます。
静かな職場
INFJの人は内向的で繊細です。また、完璧主義でストレスにも弱いです。そのため、多くの人に交わる機会や、自分の意見を主張しなければいけない場面が多くある仕事には、向いていません。静かに仕事ができる職場では、自分の能力を十分に発揮できるでしょう。多数の人と関わるのは苦手ですが、少数の人と深い信頼関係を築くことが得意です。職場としてはたとえば、少人数の職場、個人の裁量が大きいベンチャー企業、フリーランスなどがおすすめです。
戦略を考える仕事
INFJの人は外見に惑わされず、物事の本質を捉えるのが得意です。また、洞察力が高く、他人の考えを把握したり、現状分析をしたりするのも得意です。そのため、戦略を考える仕事に向いているでしょう。
人助けの精神を役立てる仕事
INFJの人は、慈悲深い人助けの精神があります。出世争いやノルマよりも、人の役に立つことの方を好むでしょう。また、多数の人と活発に関わるよりも、少数の人と深い信頼関係を築くことを好みます。聞き上手で物事の本質を捉えられるため、カウンセラーのような仕事が向いているでしょう。やりがいを大きく感じられるため、楽しく働けるかもしれません。
INFJにおすすめの仕事5選
それでは、INFJにおすすめの仕事を解説していきます。先ほど紹介した特徴に加え、具体的な仕事についても捉えておくようにしましょう。より志望先選びが楽になります。また、INFJの人には、少人数の企業、個人の裁量が大きいベンチャー企業、フリーランスなどがおすすめです。
デザイナー
クリエイティビティを発揮できる仕事として、Webデザイナー、ファッションデザイナーなどの仕事をおすすめします。たとえばWebデザイナーの場合、Webサイトのデザインを行います。多くの場合、1人で黙々と取り組むため、内向的で繊細なINFJの人にはうってつけの仕事です。また、顧客のニーズを正しく汲み取り、それを作品に反映させる必要があります。INFJの人は、鋭い洞察力を持っているため、質の高い作品を提供できるでしょう。
イラストレーター
グラフィックデザイナーとも呼ばれます。先に紹介したデザイナーと同じく、創造性と洞察力をいかせる職業です。たとえば、ポスター、新聞、Webページなどのイラストを作成します。目的は、サービスや商品のイメージを具体化すること、読み手にメッセージを伝えることです。こちらも1人で作業に取り組むことが多い仕事のため、INFJの人には向いているでしょう。
Webライター
Webライターは、クリエイティビティを発揮できること、孤独な仕事であること、深く思考することから、INFJの人に向いています。小説、記事、ブログなど、幅広い分野で活躍できるでしょう。文章の構成を考えなければならない場面もあり、構造や戦略を好むINFJの人にはうってつけの仕事であると言えます。
図書館の司書
図書館は静かなため、司書業務はおすすめです。図書館の司書になれば、静かに働け、利用者への人助けができるでしょう。図書館は構造化されている施設であるため、問題解決に向けた策を立案しやすいと言えます。また、創造力があり内向的な性格であるINFJの人には、本に囲まれた生活が心地よいと感じるでしょう。
経営企画部門
企業における経営企画部門は、中長期事業計画や経営戦略の策定を行う場所です。綿密な業務が必要となってくるでしょう。INFJの人は外見に惑わされず、物事の本質を捉えるのが得意な面があります。また、洞察力が高く、他人の考えを把握したり、現状分析をしたりするのも得意です。そのため、経営企画部門のような、戦略を考える仕事に向いているでしょう。
心理カウンセラー
心理カウンセラーは、共感力が高く聞き上手、人の助けになりたいという心理、洞察力や分析力を活かせる仕事です。また、1対1で話をするため、落ち着いて対応ができるでしょう。これらのことから、心理カウンセラーはINFJの人に向いています。心理カウンセラーは、学校、病院、カウンセリングオフィスなど、様々な場所で必要とされています。
教員
小中高の学校教員、塾講師、大学の教授など、誰かに教えることが出来る職業は、INFJの人に向いています。なぜなら、人のためになりたいという感情を活かせるからです。INFJの人は、教員の仕事に大きなやりがいを感じるでしょう。
INFJの人におすすめしない仕事
先ほどはINFJにおすすめの仕事や特徴を紹介しましたが、あまりおすすめできない仕事について解説します。避けるべき仕事についても紹介しています。把握しておくことで、志望企業の取捨選択が効率的に行えるでしょう。
ストレスの多い仕事
ストレスをため込むことが多いINFJの人には、ストレスの多い仕事に向いていません。たとえば、出世競争が激しい、ノルマが大きい、クレーム処理の機会が多い企業の場合、志望を避けるべきであると言えます。たとえば、営業職には向いていないでしょう。仮に営業職に就く場合は、飛び込みやルート営業を避け、コンサルティングの様相が強いものにしてください。また、コールセンターのように、クレーム処理が多く発生すると考えられる仕事は避けてください。
瞬時の判断が求められる仕事
臨機応変に対応することが苦手なINFJの人には、予測不可能な状況が多い仕事には向いていません。仮にそのような職業に就いても、大きなストレスを感じて苦しくなるでしょう。たとえば、素早い判断が必要な救命救急士、顧客への臨機応変な対応が必要なツアーガイドなどはお勧めできません。たとえ人のためになる仕事であっても、このようなものには向いていないため、気をつけてください。
多くの人と接する活発な仕事
人に気を遣いすぎてしまう点、繊細な点から、多くの人と接する活発な仕事には向いていません。たとえば、多くの人と接する仕事、チームで動く必要がある仕事は避けましょう。たとえば、飲食店スタッフなどの接客業は控えてください。また、企業によっては常にミーティングが入っていたり、他の人と頻繁に関わったりすることがあります。たとえデザイナーなどの向いている仕事であっても、企業がそのような社風であるところは避けた方が良いでしょう。
INFJの人におすすめしない仕事
先ほどはINFJにおすすめの仕事や特徴を紹介しましたが、あまりおすすめできない仕事について解説します。避けるべき仕事についても紹介しています。把握しておくことで、志望企業の取捨選択が効率的に行えるでしょう。
ストレスの多い仕事
ストレスをため込むことが多いINFJの人には、ストレスの多い仕事に向いていません。たとえば、出世競争が激しい、ノルマが大きい、クレーム処理の機会が多い企業の場合、志望を避けるべきであると言えます。たとえば、営業職には向いていないでしょう。仮に営業職に就く場合は、飛び込みやルート営業を避け、コンサルティングの様相が強いものにしてください。また、コールセンターのように、クレーム処理が多く発生すると考えられる仕事は避けてください。
瞬時の判断が求められる仕事
臨機応変に対応することが苦手なINFJの人には、予測不可能な状況が多い仕事には向いていません。仮にそのような職業に就いても、大きなストレスを感じて苦しくなるでしょう。たとえば、素早い判断が必要な救命救急士、顧客への臨機応変な対応が必要なツアーガイドなどはお勧めできません。たとえ人のためになる仕事であっても、このようなものには向いていないため、気をつけてください。
多くの人と接する活発な仕事
人に気を遣いすぎてしまう点、繊細な点から、多くの人と接する活発な仕事には向いていません。たとえば、多くの人と接する仕事、チームで動く必要がある仕事は避けましょう。たとえば、飲食店スタッフなどの接客業は控えてください。また、企業によっては常にミーティングが入っていたり、他の人と頻繁に関わったりすることがあります。たとえデザイナーなどの向いている仕事であっても、企業がそのような社風であるところは避けた方が良いでしょう。
INFJの人が職場を探す時のポイント
最後に、INFJの方が仕事を探す際に気を付けるべきポイントについて解説します。これから紹介するポイントを意識して仕事を探すことで、INFJの人に合う職場を見つけることが可能です。今まで説明してきた向いている仕事で絞った後、さらに候補先を絞ることができるでしょう。
社風を確認する
社風を確認することで、より良い環境で働くことが出来るでしょう。なぜなら、同じ職種であっても企業によって働き方が異なるからです。たとえば、ミーティングが多い会社、多くの人と頻繁に接する必要が多い会社は避けましょう。
INFJの人は、内向的で繊細です。静かさが足りない職場では、落ち着いて自分の能力を発揮することができません。
口コミサイトや求人、企業ホームページをくまなく確認し、社風を把握することを心がけましょう。
誰と働くか確認する
深い人間関係を築くことを好むINFJの人にとっては、誰と働くかも大事なポイントです。OBOG訪問を実施し、同じ企業で働く人の人となりを確認しましょう。一緒に働きたいと思えるかどうかが重要なポイントです。
まとめ
本記事では、INFJの詳細やおすすめの仕事について解説しました。
それだけでなく、INFJの人は働かない方が良い仕事についてもまとめました。
クリエイティビティを発揮できる仕事
静かな職場
戦略を考える仕事
人助けの精神を役立てる仕事
上記のような仕事は、INFJに当てはまる人に非常におすすめです。
もちろん上記の特徴に当てはまらない仕事でも、興味があるのであれば挑戦してみても良いでしょう。あまり視野を狭め過ぎず、MBTI診断の結果はあくまでも参考として捉えておいてください。
これからどのような仕事を始めるのか迷っている人は、紹介した特徴にあてはまる仕事を始めることで、無理なく働き続けられる可能性が高いです。ぜひこの記事を参考に、間違いのない志望先選びを実践していきましょう。