ESFP(エンターテイナー)の特徴と性格に合う仕事5選【おすすめできない仕事も紹介】

ESFP(エンターテイナー)の特徴と性格に合う仕事5選【おすすめできない仕事も紹介】

2023年9月6日更新

はじめに

本記事では、ESFPについて詳しく解説していきます。

ESFPは自己分析の結果を表す英語ですが、「ESFPって何?」「ESFPって言葉は聞いたことあるけど詳しく知らない」という学生、そして「ESFPって診断されたから詳しく知りたい!」という学生など、ESFPに対する認識や興味は様々だと思います。

この記事は、そんな多様な学生に対してためになる情報をまとめてますので、ぜひ最後まで読んでみてください!

ESFP(エンターテイナー)とは

ESFPとは、MBTI性格診断の結果を表す指標の1つです。

MBTI性格診断とは、スイスの心理学者のカール・ユングの性格論理をもとに、アメリカ人著者のブリックス親娘が開発した自己分析ツールです。

自己認識や他者理解の傾向・特徴を把握するために利用され、性格タイプは合計で16に分けられています。

 

そしてESFPとは具体的に

・Extraverted(外向的)

→進んで人と関わる

・Sensing(感覚的)

→現実主義的、具体的

・Feeling(感情)

→感情的、影響を受けやすい

・Perceiving(知覚的態度)

→フレキシブル、優柔不断

上記4つの英単語の頭文字を並べた単語になります。

参考:【ESFPの適職12選】特徴と強みからエンターテイナー型の向いてる仕事・職業を分析 | takahiro BLOG (tak-affili.com)

 

ESFPは「エンターテイナー」と称され、全人口の約6%がESFPだと言われています。

そんなESFPの特徴は以下になります。

 

ESFPの良い特徴

・行動力がある、エネルギッシュ

・積極的に人と関わる

・コミュニケーションが好き

・他者の感情を読み取る力が優れている

・好奇心旺盛で、クリエイティブ

・自身の経験や、それによって得た感情を大事にする

・自由であることを好む

・新しい環境に適応する能力がある

・ポジティブな思考を持つ

 

ESFPの悪い特徴

・計画を立てることが苦手

・ルーティンワークが好きではない

・飽き性

・落ち込みやすい

・感情に任せて衝動的な行動をとってしまう

・結果がすぐに出ない事象が苦手

ESFPにオススメの仕事の特徴

先ほど紹介した良い特徴と悪い特徴を踏まえると、ESFPにオススメの仕事は次の4点であると考えられます。

 

1、人々をサポートする仕事

2、コミュニケーション能力が活きる仕事

3、他人のために創造力を発揮できる仕事

4、臨機応変な対応が求められる仕事

 

1、人々をサポートする仕事

ESFPにオススメの仕事の特徴の1つ目は、人々をサポートする仕事です。

ESFPは社交性があり、自身の思ったことを表現するのが得意です。

また洞察力に優れているため、他者の感情を読み取り、理解する能力も長けています。

そのためお客様との間で深い関係性を築き、サポートしていくような仕事はESFPが得意とする分野です。

 

2、コミュニケーション能力が活きる仕事

ESFPにオススメの仕事の特徴の2つ目は、コミュニケーション能力が活きる仕事です。

ESFPの強みの1つとして、対人スキルの高さが挙げられます。

コミュニケーションが得意で、集団の中では常に会話の中心にいるようなタイプです。

またエネルギッシュで創造力にも長けているため、持ち前の行動力でより多くの方々と関わりながら、他者と交渉したり自身の考えを提案していくような仕事は向いているといえます。

 

3、他人のために創造力を発揮できる仕事

ESFPにオススメの仕事の特徴の3つ目は、他人のために創造力を発揮できる仕事です。

ESFPの場合は、自由な環境で豊かな表現力を発揮できることに楽しさを感じます。

また周囲の人を喜ばすことも好きで、その場を盛り上げるためにに自身がどう振る舞うべきかを他者の視点で考えることができます。

そのため例えばアーティストなどは、持ち前のサービス精神を活かしつつ、独自の創造力を自由に表現できるためESFPにとって適職といえます。

 

4、臨機応変な対応が求められる仕事

ESFPにオススメの仕事の特徴の4つ目は、臨機応変な対応が求められる仕事です。

仕事を進めていくうえで予想通りに物事が進まないケースは少なくありませんが、そんな想定外のピンチを迎えたときに、ESFPの長所が活かされます。

不測の事態でも上手に対処していくためには「即興性」「違いを受け入れる器の広さ」「ポジティブさ」など様々な要素が必要です。

ESFPの場合は、他者の心情を読み取ることが得意で、また従来の型にとらわれずに場面ごとで臨機応変に最適解を導き出す思考を持ち、ポジティブで行動力も兼ね備えています。

そのため周りの関係者としっかり打ち解けつつ、皆が納得するような形で予期せぬ問題を解決していくことができると考えます。

ESFPにオススメの仕事5選

ESFPの方々にオススメする仕事は、下記5つです。

 

1、営業職

2、テレビレポーター

3、貿易業

4、キャビンアテンダント

5、パフォーマー

 

1、営業職

ESFPにオススメの仕事の1つ目は、営業職です。

営業に必要なスキルは、顧客のニーズを把握する力や、商品の有用性をしっかりと伝えるためのプレゼン能力などです。

ESFPの場合は社交的で洞察力が優れているため、顧客が思わず本音を話してしまうような信頼関係を築くことができ、また持ち前のコミュニケーション能力で商品がいかに顧客にマッチしているかを的確に伝えることができると考えます。

また営業で結果を残すにはポジティブな思考や行動力も必要になるため、ESFPの方々は営業職で活躍することができるでしょう。

 

2、テレビレポーター

ESFPにオススメの仕事の2つ目は、テレビレポーターです。

テレビレポーターは、ニュースなどで現場の状況をリアルタイムで伝えたり、またテレビ放送されるアスリートや芸能人などの取材を行う仕事です。

そのためリポートでは内容を分かりやすく伝えるための表現力、インタビューでは相手の人柄を引き出す傾聴力や人当たりの良さが必要です。

またテレビ放送を行う現場では不測の事態が起こることもあり、準備していた通りに進行できないケースもあるため、柔軟に対処する力も必要です。

その点ESFPは洞察力や社交性に長けており、かつ臨機応変に対応できる強みもあるためテレビレポーターに必要な要素が揃っています。

 

3、貿易業

ESFPにオススメの仕事の3つ目は、貿易業です。

貿易の場合は海外の企業と取引し、外国人と仕事を進めていきます。

そのため国ごとによる文化や商習慣の違いで、取引時の支払い・納入の遅延など様々な問題が起こってしまうことがあります。

そのような価値観の違いが原因で自身が想定してなかったようなミスが起こった場合は、自身にとっての「当たり前」を当たり前と思わずに、相手のバックグラウンドを理解することに努め、双方が納得する形で的確に対処していく必要があります。

ESFPは人間関係の構築が上手ですが、それは強い好奇心や他人を理解する力、そして様々な環境に適応する能力があってこその結果です。

そのため海外の方々と上手く付き合いながら、臨機応変に対応する力が求められる貿易の仕事は向いているといえます。

 

4、キャビンアテンダント

ESFPにオススメの仕事の4つ目は、キャビンアテンダントです。

「快適な空の旅」を提供できるように、お客様はもちろんのこと、パイロットなど搭乗者全員をサポートする職業です。

そのため一人一人のお客様のご要望に親切に応えるサービス精神や、緊急事態やトラブル時に、乗客に対して安心感を与えるべく適切に現場説明する力が必要です。

ESFPの場合は他者の心情を読み取る能力が高く、他人への貢献にやりがいを感じるため、お客様の期待を超えるサービスを提供できると考えます。

またトラブル時も持ち前の対応力やコミュニケーション能力で上手く対処することができるはずです。

そのためESFPの学生は一度CAを受けることもオススメです。

 

5、パフォーマー

ESFPにオススメの仕事の5つ目は、パフォーマーです。

パフォーマーとは、アーティストやお笑い芸人などお客様を楽しませるために演奏したり演技したりする職業です。

ESFPは自身の芸術性を発揮できるような自由な環境を好み、また他人を楽しませる事も好きです。

パフォーマーの共通している点は「観客に対して自由に表現できる」点のため、他人を豊かな気持ちにさせるために自身の芸術性を最大限に発揮できるような職業はESFPにとってとてもいい環境であると考えます。

ESFPにオススメしない仕事

ESFPにオススメできない仕事の特徴としては、主に

・ルーティンワークな仕事

・研究職

の2点が考えられます。

 

・ルーティンワークな仕事

ESFPは自身の豊かな想像力を自由に発揮できる環境が合っているため、逆に型にはまった作業を繰り返し行うような業務は得意としません。

例)

・工場勤務

・事務スタッフ

・レジ打ち

・コンビニ店員

・研究職

ESFPは人当たりの良さが強みで、他者との関わりの中で自己を表現していくことに楽しさを感じるため、研究職のように1人で黙々と進めていく仕事は退屈に感じてしまいます。

また飽き性で長期的な時間を必要とする仕事も苦手のため、1つの課題に対して多くの時間を費やしていく研究職は向いていないといえます。

例)

・大学教授

・メーカーの商品開発部門

・シンクタンク

・ロボット研究者

ESFPの人が職場を探すときのポイント

ESFPの方々が自身にとって最適な職場を見つけるために気を付けるべきポイントは、企業ごとで「社風」や「文化」を正しく把握することです。

ESFPの特徴から適した職種を見つけ出すことはできますが、実際に自身のイメージ通りに働くことができるかどうかは、企業の社風次第だからです。

そして企業の社風や文化を把握するためには、以下2点を行いましょう。

 

・採用HP・転職口コミサイトの確認

・OB・OG訪問の実施

 

・採用HP・転職口コミサイトの確認

採用HPには各企業ごとで「強み」となるポジティブな要素を掲載しています。

具体的には事業領域の強み、福利厚生面の強み、また企業文化の強みなどです。

また社長・社員インタビューや求める人物像も記載があり、企業の良い面がイメージしやすい内容になっているため、気になる企業の採用HPは一通り確認しましょう。

そして「OpenWork」や「ライトハウス」などの転職口コミサイトの確認を通して、企業の悪い面を確認します。

転職口コミサイトは、実際に働く社員の本音を自由に記述できるため、ネガティブな内容についても多く記載があります。

そのため、気になる企業やその競合他社の良い面と悪い面を把握し、どの企業を第一志望にするかを総合的に考えることをオススメします。

 

・OB・OG訪問の実施

OB・OG訪問は、気になる企業で実際に働く社員からお話を聞ける貴重な機会です。

そのため自身が下調べをもとに抱いているイメージと、社員が実際に働く中で得た印象や感想をすり合わせることで、自身にとって本当に適した企業か確認することができます。

またESなどを持参して添削をお願いしたり、また訪問した社員の方の内定までのエピソードもお伺いすることができたりするため、自身の就活においてとても良い機会になること間違いなしです!

まとめ

本記事では、ESFPの特徴と性格に合う仕事5選【おすすめできない仕事も紹介】というテーマで、ESFPの特徴、そしてそれをもとに就活に役立つ情報を紹介しました。

就職活動において、自己分析や企業の下調べはとても地味な作業なため、おろそかにしてしまう学生も少なくありません。

しかしそんな中でも周りに流されずに強い信念をもって地道に就職活動に取り組むことができれば、きっと面接の勝負所で面接官の心を動かす言動ができるはずです。

成長や成功には「失敗」がつきもののため、失敗は成功のために必要な要素と考えて前向きに行動していきましょう!

この記事を参考にしてくれた学生の方々が、志望する企業から内定をもらえることを祈っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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監修者情報

近藤明弘

キャリアアドバイザー

株式会社ニトリに新卒入社。
個人売率ランキングでは全国で10位に入賞するなど、多くの成果を生み出してきた。 2021年より株式会社ナイモノにジョイン。 リクルーティングアドバイザー(RA)とキャリアアドバイザー(CA)の経験を持ち、現在はCAとして急成長中。