【企業研究】清水建設の就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

【企業研究】清水建設の就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2023年7月31日更新

はじめに

ゼネコンの中でも「スーパーゼネコン」と呼ばれ、業界的な安定から就活生に高い支持を受けて居る建設業界。

今回は、スーパーゼネコンの中でも高い知名度を誇り、小回りが効く案件のバランスを上手く取りながら成長を続ける、清水建設をご紹介します。

 

就活を行う際には、【企業研究】はとても重要です。

自分にとって最適な企業を選ぶために、本記事の企業研究を参考にしていきましょう。



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清水建設を取り巻くゼネコンとは?

清水建設が所属する業界である「ゼネコン」は、いわゆる総合建設業を指します。

土木から建築まで、建設工事全体の総合的な企画・指導・調整を行うため、「建設の指揮役」と紹介されることもしばしば。

「ゼネラル(general)」という言葉の通り、どんな建築物の工事でも請け負うプロフェッショナルな集団です。

 

清水建設は、ゼネコンの中でもトップに君臨する「スーパーゼネコン」、いわゆる大手ゼネコンとも称され、業界内で強い地位を誇っています。

 

詳細については、【例文つき】ゼネコンの就活ポイント徹底解説!をご覧ください。

 

なお、ゼネコン以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください。

【業界研究ガイド】業界一覧



事業内容

では、清水建設ではどのような事業を展開しているのでしょうか。

代表的な事業内容を紹介します。

建設事業(建築、土木、海外建設)

清水建設の柱となるのは、建築、土木、海外建設をはじめとする建設事業です。

オフィスや工場、学校や病院といった多岐にわたる建物の企画提案から設計、施工、運営・維持管理まで、一貫して行っています。

 

また、トンネルや橋梁、ダムや都市土木、エネルギー施設といった、土木構造物の設計や施工 、リニューアルのほか、世界約60カ国に施工実績があり、世界的に事業を展開していることが分かります。

不動産開発事業

建設事業で蓄積した開発ノウハウを活かし、オフィスビルや物流施設といった施設の開発を行っています。

エンジニアリング事業

不動産関連の事業に留まらず、「エネルギー」「環境浄化」「プラント」「情報」という基幹4分野における設計や調達、建設事業にも注力しており、脱炭素社会の実現と、安全・安心・健康な生活環境の実現に取り組んでいます。

フロンティア事業

現在は事業化できていないものの、将来的な事業化を目論み、「海洋開発事業」「宇宙開発事業」「自然共生事業」「事業投資(スタートアップ)」といった4つのフロンティア分野においても、現在積極的な投資を行っています。

LCV事業

建物やインフラの持続的な価値向上と、カーボンニュートラル・脱炭素社会の実現に向け、社会のカーボンニュートラルパートナーとして地球環境に貢献していくべく、様々な事業を展開しています。



新卒選考フロー

では、清水建設の新卒選考フローはどのようになっているのでしょうか。

新卒選考ポジション

清水建設では、下記のようなポジションで新卒採用を行っています。

 

<採用ポジション>

職種名グローバル職エリア職
募集職種・建築系(建築、建築(生産技術))

・意匠設計系(意匠設計)

・構造系(構造設計、原子力設計)

・設備系(設備設計、設備施工)

・土木系(土木施工、土木技術・設計、土木機械・電気)

・エンジニアリング系(土壌環境エンジニアリング、プラントエンジニアリング、新エネルギーエンジニアリング)

・情報系(情報エンジニアリング、情報システム)

・開発系(開発計画・不動産開発)

・文系

・SV

・採用エリアによって異なる

 

<初任給>

グローバル職エリア職

(地域A)

エリア職

(地域B)

エリア職

(地域C)

博士了323,000円291,000円278,000円265,000円
修士了285,000円257,000円246,000円234,000円
大学・高専専攻卒265,000円239,000円229,000円218,000円
専門学校(4年制)卒251,000円226,000円216,000円206,000円
高専・専門学校(2~3年制)卒245,000円221,000円211,000円201,000円

 

A地域…東京、横浜、千葉、土木東京、国際、土木国際の各支店

B地域…名古屋、関西の各支店

C地域…北海道、東北、北陸、四国、広島、九州の各支店

※上記以外の区分での新卒採用者については、個別に決定

 

エリア職は、勤務希望のエリアによって、採用職が限定されているため注意が必要です。

例えば、建築系職種はほぼ全てのエリアで仕様を行っていますが、意匠設計系や名古屋と吸収のみ、構造設計系は関西のみなど、職種に応じてかなり差があります。

 

エリア職は入社時に指定のエリア以外に配属がされない一方で、給与面ではグローバル職と比較すると差があるため、自身の希望に合った形のエリアや職種を選択することが重要です。

選考フロー

選考フローは以下です。

 

STEP 1:プレエントリー

採用サイトの「ENTRY」ボタンより、必要事項を入力し登録後、マイページのユーザーIDとパスワードが案内されます。この情報を元に、マイページへログインします。

STEP 2:本エントリー

マイページより、エントリーシートの提出による本エントリーを行います。

STEP 3:適性検査

本エントリーが完了した人から、適性検査の案内が送信されます。

エントリーシートと適性検査の内容が総合的に判断され、合格者にのみ面接の内容が届きます。

STEP 4:面接

面接が複数回実施されます。

内定

ここまでのステップをクリアすると、内定です。

エントリーシートの質問内容

清水建設のエントリーシートでは、下記のような質問がなされています。

 

  • 志望理由
  • ゼミで現在取り組んでいる専攻内容の詳細
  • 学生時代、力を入れて取り組んだこと

 

このように、志望動機をはじめ「学生時代、力を入れて取り組んだこと」など、質問内容としてはシンプルなものが多くなっています。

 

清水建設用に特別の対策を行う必要はありませんが、エントリーシート提出以前に自己分析をしっかり行うことで、自分なりにすぐに回答できる状態をつくっておきましょう。



社風

清水建設の社風は、幹部が風通しの良さを強く意識していることから、若手社員であっても存分に活躍できる環境はもちろん、手を挙げれば責任あるポジションに就かせてくれるという特徴があります。

 

ただし、上層部が常にサポートしてくれるわけではないため、自分で自分を律して、チャンスにくらいついていく思想が求められます。環境は整っているものの、活かすも殺すも自分次第と言えるでしょう。



求める人材

私たちの仕事「ものづくり」、それはチームで成し遂げるものです。

 

当社では、専攻分野・国籍・性別・障がいの有無等に関わらず、多様な人財が各々の力を発揮して働いており、

そして、皆が力を合わせてチーム一丸となって、「ものづくり」を通して広く社会に貢献しています。

 

「ものづくり」の先にある達成感と感動を共に分かち合える、新しい仲間をお待ちしています。

一緒に未来を創っていきましょう。

(引用:清水建設採用サイト

 

「個」ではなく、「チーム」で達成することに重きを置いている清水建設。

もちろん個々人が仕事に精を出し、「子どもたちに、誇れる仕事を」という会社のキーメッセージの元、「みんなで一緒に頑張ろう」という思いを強く重視しています。

 

そのため、エントリーシートなどのエピソードトークも、個が強調される内容ではなく、「チーム」が感じられるような内容にするのがおすすめです。



就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

では、清水建設の就職偏差値や、就職難易度を詳しく見ていきましょう。

 

参照:就職偏差値→【24卒・25卒最新版】文系・理系・公務員別就職偏差値・難易度ランキング

 

会社名清水建設大林組鹿島建設大成建設竹中工務店
売上高1,933,814百万円(2023年3月期)1,983,888百万円(2023年3月期)2,391,579百万円(2023年3月期)1,642,712百万円(2023年度3月期)1,375,410百万円(2022年12月期)
平均年収9,716,000円(2023年3月期)10,315,515円(2023年3月期)11,635,162円(2023年3月期)9,929,480円(2023年度3月期)10,095,686円(2022年12月期)
就職偏差値・

就職難易度

555555
社風・「個」より「チーム」を大切にする文化・風土

・顧客に寄り添う姿勢が強く、温かみがある

・旧来のままの土木建築業のイメージ刷新のため、ブランディングを強化中

・ESGやSDGsなど、社会課題に注力

・労働者不足解消のため、IT活用に注力。ICTやDXを推進中

・開拓者精神の元、アグレッシブな人が多い

・営業力が強く、体育会系の社員が多い

・不動産業務にも携わっており、企業としての柔軟性は高め

・建設業界に占める割合が大きく、旧来型の建設会社の印象が強い

 

清水建設は、「スーパーゼネコン」と呼ばれるだけあって、他のスーパーゼネコンと並んでも、引けを取らない売上や平均給与を誇っています。

 

事業領域が広い鹿島建設は、頭一つ売上高が抜けている印象ですが、他のゼネコンと比較すると、清水建設も非常に高い売上高であることが分かります。

 

このように、規模に大きな差はないため、事業領域の広さや社風が、就活生が企業をジャッジする判断軸になるでしょう。



採用大学

では、清水建設はこれまでどのような大学出身の学生を採用してきているのでしょうか。

過去の採用校一覧を見ていきましょう。

 

<大学院>

大阪大学、九州大学、京都大学、慶應義塾大学、神戸大学、芝浦工業大学、首都大学東京、千葉大学、筑波大学、東京大学、東京工業大学、東京理科大学、東北大学、名古屋大学、名古屋工業大学、日本大学、広島大学、北海道大学、明治大学、横浜国立大学、早稲田大学

 

<大学>

青山学院大学、大阪大学、岡山大学、神奈川大学、関西大学、関西学院大学、学習院大学、九州大学、京都大学、京都工芸繊維大学、慶應義塾大学、工学院大学、神戸大学、国際基督教大学、芝浦工業大学、上智大学、成蹊大学など

 

MARCH以上、もしくは国立大学が目立つことから、一定の学歴フィルターはあることが予想されます。

 

これらの大学から、下記のような人数が採用されています。

 

文系理系合計
2019年度44名290名334名
2020年度60名285名345名
2021年度59名295名354名
2022年度59名302名361名

 

文系の採用人数は少なく、理系が中心であることが分かります。

ここまでにご紹介してきた採用職種を見ても、文系が該当する職種は決して多くなく、基本的には理系学生の採用が中心であることが分かります。

 

そのため、理系学生には広く門戸が開かれていますが、文系学生はなかなかに厳しい戦いとなることを理解しておきましょう。



ホットニュース

万博が追い風に

2025年の大阪・関西万博に日本政府が出展する「日本館」について、建設工事を発注する国土交通省近畿地方整備局は、清水建設と76億7800万円で随意契約を結んだことが発表されました。

 

日本館は鉄骨づくりの地上3階建てで、延べ面積約1万1350平方メートルにも及び、ホスト国の日本政府が出展する万博の中核的なパビリオンとなる予定です。

 

このように、万博が追い風となって業績向上が期待されるものの、国や地域のパビリオン建設は進んでおらず、今後の動向が注目されています。



まとめ

今回は、清水建設に関する企業研究を行ってきました。

 

清水建設は、ゼネコンの中でも「スーパーゼネコン」に該当し、日本を代表するゼネコンの大手企業です。

 

現在は建設業以外にも広く事業展開を目論んでおり、今後の展開に期待が持てると言えるでしょう。また、グローバルに活躍したい人にとっては、十分な環境が用意されている企業です。

 

また、自分の努力次第で年次に関係なくチャンスを掴むことができるため、若手のうちからキャリアアップしたい人にとって、非常に魅力的な環境があると言えるのではないでしょうか。

 

現時点でゼネコンに興味がある人はもちろん、ゼネコンではなく、まちづくりに興味がある人などもぜひ、清水建設へ目を向けてみてはいかがでしょうか。



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