失敗しない女性用就活スーツの選び方7選!必需品や購入場所を紹介
2024/9/11更新
はじめに
人の第一印象は3~5秒で決まるといわれているのをご存知でしょうか。
表情、髪型、体型など、さまざまな要素が組み合わさって第一印象は決まりますが、その中でも重要な役割を担うのがリクルートスーツです。
採用担当者からの評価は、見た目の印象で大きく変わります。
第一印象を良くするために、就活女子はどのようなスーツを準備しておくべきなのでしょうか?
本記事では、以下のような就活生に向けて女性就活スーツの選び方、準備しておくべき必需品、購入方法などについて解説していきます。
- どのようなスーツを購入すればいいか悩んでいる
- 第一印象を少しでも良くしたい
- 必ず準備しておかなければならないアイテムが知りたい
就活スーツの相場は5~6万円と高価です。
買ってから後悔がないように、ぜひこの記事を参考にして準備を進めてください。
全体的な見た目の整え方については、こちらの記事がおすすめですので、あわせてご覧ください。
上京を志す地方学生ならジョーカツ!
あなたのキャリアを加速させるチャンス!
無料で利用できる快適な個室シェアハウス、
東京までの交通費サポート付き
首都圏の注目企業への就活ならジョーカツ
首都圏の学生ならスタキャリ!
理想のキャリアを実現へと導く第一歩!
あなたにピッタリのキャリアアドバイザーを選び、
自分にマッチする優良企業をご紹介
首都圏企業のES添削から面接対策まで、就活ならスタキャリ
女性用就活スーツの必需品とは
ここからは、就活スーツを用意する際に、必ず必要になるアイテムを紹介します。
必要なアイテムをきちんと取り揃えておくことで、臆せず就活に挑めるでしょう。
スーツ
スーツを選ぶ際におすすめなのが、黒や濃紺などの「リクルートスーツ」です。
就活において最も着られている定番の型や色なので、これを持っていれば間違いはありません。
また、できればスーツは、2セットあったほうが良いでしょう。
なぜなら、就活が本格的にスタートすると毎日スーツを着用するからです。
毎日の着用で汚れたり、シワが出てきたりしてスーツにダメージが蓄積します。
常に清潔な身だしなみをキープできるよう、2着でローテーションするのがおすすめです。
基本的に流行り廃りはありませんが、細かい点がアップデートされていることもあります。
購入する際は、販売店の店員さんにアドバイスをもらいましょう。
シャツ
シャツは基本的に毎日交換が必要なため、2~3着あったほうが無難です。
色は白で、柄はないものにしましょう。
派手なフリルがついているものや、ブラウス、カットソーなどは、カジュアルに見えるので控えてください。
また、シャツを選ぶ際は、レギュラーカラーと呼ばれる通常のシャツか、スキッパーカラーと呼ばれる襟元が空いているシャツを選びましょう。
レギュラーカラーシャツは定番なので、どのシーンにもマッチするので万能です。
持っておけば間違いないので購入をおすすめします。
スキッパーカラーシャツは、襟をジャケットから出して爽やかな印象や活発な印象を与えることができます。
首元が詰まって見える場合や、明るさを演出したい場合に着用するといいでしょう。
どちらのタイプを購入するか悩む場合は、レギュラーカラーシャツとスキッパーカラーシャツをそれぞれ持っておき、シーンや志望する企業の雰囲気によって使い分けるのがおすすめです。
ストッキング
ストッキングは、脚をスッキリみせ、清潔感を演出できる必須アイテムです。
色は、肌の色に合わせたナチュラルなものにしましょう。
また、スカートを履く場合はパンティーストッキングを、パンツスタイルの場合には靴下タイプのものを用意しましょう。
後述するパンプスもそうですが、足元の清潔感は意外と目につくものです。
「上半身だけ気をつければいいだろう」と気を抜かずに、しっかりと準備してくださいね。
ストッキングの選び方について、以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてチェックしてください。
パンプス
靴は、黒いプレーンパンプスが定番です。
ピンヒールは避け、素材がプラスチックかウッドのしっかりしたものを選ぶようにすると、耐久性が期待できます。
また、就活では面接や説明会で、かなりの距離を歩くことがよくあります。
サイズをしっかりと合わせておくことやヒールの高さに気をつけて、歩きやすく疲れづらい靴を選ぶようにしてください。
革靴の場合は、足になじむまで時間がかかるので併せて注意が必要です。
靴選びに関して、こちらの記事でも解説しています。
かばん
かばんは、ビジネスタイプのシンプルな黒色のアイテムを選びましょう。
サイズ感は、A4サイズのクリアファイルやノート、手帳などが入るものにしてください。
また、面接の際は、席の横にカバンを自立させておくので、マチがしっかりしている自立可能なものを選びましょう。
ベルト
パンツスタイル時にはベルトが必要です。
ビジネスにおいては、パンツスタイルの時にベルトを着用するのがマナーなので、覚えておきましょう。
色はパンプスとあわせて黒色ベルトがおすすめです。
目立ちにくい小物類だからといって、気を抜くことのないようにしっかり選びましょう。
インナー
インナー選びも重要です。
基本的にご自身が持っているものでも問題ありませんが、できれば黒などの深い色は避け、シャツに透けない白や肌の色に近い色のインナーを選ぶようにしましょう。
クールビズや企業の意向から、夏場はジャケットを脱ぐよう指示される場合があります。
ジャケットを着ているから大丈夫だろうと油断せず、インナーにもしっかりと気を配ってくださいね。
コート
冬の就活には、コートが必須です。
コートは、スーツの上から着られるようなサイズ感の、シンプルなビジネス用をチョイスしてください。
色は黒かベージュのトレンチコートが定番となっています。
コートの選び方については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
ハンカチ
ハンカチも必ず携帯するようにしてください。
トイレで手を洗った後や、くしゃみや咳をするときなど、さまざまなシーンで活躍します。
ハンカチを選ぶ際はビジネス用の色柄、ポケットに入れてもかさばらない薄いタイプを選ぶことがおすすめです。
失敗しない女性用就活スーツの選び方
女性の就活スーツを選ぶ際の注意点を以下に示しました。
しっかりと把握して、抜け目がないように準備しましょう。
①自分にあったサイズを選ぶ
女性の就活スーツを選ぶ際は、サイズ合わせが重要となります。
店頭に出向いて、店員さんに質問しながら購入するのがおすすめです。
店員さんに聞けば、好みや流行に合ったスーツを提案してもらえるので、知識のない就活生は店員さんを頼るのが無難でしょう。
サイズが自分に合っていないと、だらしない印象を与えてしまいますので注意してください。
②ジャケットの丈はヒップを隠す長さがベスト
ジャケットの丈はヒップが半分隠れる程度がいいでしょう。
最近はタイトで短めのジャケットが流行っていますが、短すぎるとカジュアルになってしまいます。
迷う場合は、店員さんにアドバイスをもらったり、モデルさんの着こなしを参考にしたりしてみましょう。
③ウエストは少しゆとりをもたせる
パンツのウエストは、少し余裕を持たせておきましょう。
ウエストがジャストサイズだと、立ち姿はきれいかもしれませんが、座ったときに苦しかったり、シワが入りやすくなったりします。
少し余裕をもたせてバランスよく着こなしましょう。
④スカートの丈は膝が隠れる長さに
スカートの丈は立った際に膝が半分隠れる程度が目安です。
また、着席時は膝上5cm程度が理想でしょう。
短くても膝上まで、長くても膝下までの長さにしてください。
⑤パンツ丈は全体のシルエットに合わせる
パンツはストレートやフレアなど形によって着こなし方が大きく異なります。
購入したパンプスやジャケットに合うような丈の長さにしてください。
全体のバランスが整っていれば、良い印象を与えられるでしょう。
⑥動きやすく機能性があるものを選ぶ
就活では移動距離が長かったり、寒い冬や暑い夏に活動したりする必要があります。
そのため、高い機能性を兼ね備えたスーツを購入するのがおすすめです。
予算と相談しつつ、自分に必要な機能を絞って探しましょう。
たとえば、ストレッチ機能、ウォッシャブルスーツ(洗濯)機能、防シワ機能(形状安定)、消臭・防臭機能、オールシーズン対応、スカート・パンツセットスーツ、吸水速乾機能、インナーや下着が透けにくい素材、クッションインソール仕様、撥水加工、通気性などが挙げられます。
機能性が高いスーツやその他アイテム類は、動きやすさや過ごしやすさを上げてくれるだけでなく、お手入れのしやすさについても大いに貢献してくれます。
長い目でみればコスパが良い可能性もあるので、購入の候補にしてみてくださいね。
⑦色は黒か濃紺を選ぶ
就活のスーツを選ぶ際は、ビジネスでよく利用される黒か濃紺がおすすめです。
特に最近は全体の7割の就活生が黒色を選ぶなど、黒色の人気が高まっています。
多くの就活生が着用していることから、服装で悪目立ちすることがないので安心感があるといえるでしょう。
次点で人気なのが濃紺です。
紺といってもトーンが落ち着いているものであれば問題ありません。
日本人の肌には紺色が映えるとされていますので、一度試着してみることをおすすめします。
ブルーやライトグレーのスーツはカッコいいですが、悪目立ちする可能性があるので注意が必要です。
女性の就活スーツ、おすすめの購入方法は?
女性の就活スーツは、どこでどのようにして購入できるのでしょうか?
購入時期や購入場所について紹介していきます。
購入時期は大学3年がおすすめ
洋服の青山(青山商事)が実施したアンケートによると、4年制大学の場合、3年生時に購入する人が多いようです。サイズを合わせる必要性、インターンや説明会への参加などから考えて、3年生になったら購入することがおすすめといえるでしょう。
スーツの購入場所はどこがおすすめ?
近年では、カジュアルなスーツ専門店やネットショップの台頭により、購入場所を豊富に選べるようになりました。
以下にそれぞれについて説明していくので、ぜひ参考にしてください。
スーツ専門店
スーツに特化して販売する専門店は、最もおすすめの購入場所です。
なぜなら、だいたい1〜3万円でスーツが購入可能だからです。
また、品質や機能性が高いリクルートスーツがあり、その他アイテムも一式取り揃えていて、トータルコーディネートが可能な点も魅力的です。
さらに、店舗には経験豊富なスタッフが常駐しており、的確なアドバイスをしてくれます。
スーツに関する知識がない方は、スーツ専門店を利用するのがおすすめです。
デパートのスーツ売り場
デパート百貨店のスーツ売り場には、基本的に高級スーツが多く並んでいます。
価格はだいたい5万円以上となっており、予算に余裕がある人や縫製や生地にこだわりがある人にはおすすめです。
ファストファッションブランド
ファストファッションブランドを利用すれば、より安価なスーツが入手可能です。
サイズ感や色、生地感を許容でき、スーツを消耗品であると割り切れるのであればおすすめです。
大手ファストファッションブランドのユニクロのスーツについて、以下の記事で詳しくまとめていますので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
オーダーメイドをする
オーダーメイドしてみるのもひとつの手段です。
オーダーメイドとなると、気になるのが価格だと思います。
本格的なテーラーで仕立てるとなると金額は跳ね上がりますが、現在はオーダースーツ専門店が多く登場しており、安ければ量販店と同じくらいの価格帯でスーツを仕立てることができます。
自分の身体にフィットしたスーツが作れるので、おすすめですよ。
ただし、納期には時間がかかりますので、必要な時期から逆算して注文するようにしましょう。
以下の記事でオーダースーツがおすすめな理由を解説していますのであわせてご覧ください。
女性の就活スーツにまつわる緊急時の対処法
スーツはビジネスに必要な「戦闘服」と揶揄されるほど重要なものです。
就活のピークになると毎日のように着用することになり、ダメージが蓄積したり、トラブルが発生したりすることもあるでしょう。
そんな緊急時の対処法について解説するので、おさえておいてくださいね。
思わぬシワに対する対処法
就活中は、選考で移動することが増えます。
スーツを持ち運んでいて「思わぬ部分にシワがついてしまった」という経験をしたことがある就活生もいるでしょう。
そんなときに役立つのが「霧吹き」です。
40℃程度のお湯をシワの部分にかけて、シワを伸ばして干しておきましょう。
気になるシワを伸ばすことができますよ。
クリーニングに出す時間がない場合の応急処置として覚えておいてください。
ストッキングが破れたときの対処法
ストッキングは非常に破れやすいので予備のものを常備しておくと安心です。
また、軽度な破れや伝線であれば、透明のマニキュアを塞ぐようにして塗れば伝線を目立ちにくくすることができますよ。
かさばるものではないので、就活用のかばんに入れておきましょう。
靴擦れしてしまった場合の対処法
足になじんでいないパンプスで長距離を移動すると靴擦れが起こってしまいます。
このような場合に備えて、絆創膏を常備しておいてください。
靴擦れが原因とはいえ、痛みの影響で歩き方がおかしくなると、採用担当者に悪い印象を与えてしまうので注意しましょう。
さいごに
これまで、女性用就活スーツについて、必要なアイテム、注意事項、準備方法、緊急時の対処方法について解説してきました。
人の第一印象は3~5秒で決まるとされており、採用担当者とのファーストインプレッションは非常に重要といえます。
3~5秒ということは、面接会場に入った瞬間に第一印象が決まってしまうということです。
すなわち、スーツや髪型を整えておくだけで、スタートダッシュを切れるといえるでしょう。
女性用就活スーツを選ぶ際には、第一印象を良くするために、サイズや商品タイプなどにこだわってみてください。
本記事が、これからスーツ選びを行う就活生の一助となれば幸いです。