
就活に適したストッキングとは?基本と注意点を解説!
2022年12月12日更新
はじめに
学生生活の中で、女性の皆さんはストッキングをはいたことはあるでしょうか?
タイツをはいたことはあっても、基本は生足という人は多いのではないでしょうか。
「就活になると、ストッキングは絶対必要?」
「あの締め付けられる感じが得意じゃない…」
「すぐ破れてしまうから困る」
というように、慣れていないと懸念点が多いのがストッキングではないでしょうか。
また、どのようなストッキングが良いのか教わる機会もないため、本当にこれで正解なのかと悩む人も多いでしょう。
そこで本記事では、ストッキングの正しい選び方をはじめ、就活における注意点をご紹介します。
この記事に目を通して、準備万端で面接に臨んでくださいね。
就活ではストッキングは必須?
まず気になるのは、就活ではストッキングは必須なのか?ということではないでしょうか。
結論からお伝えすると、ストッキングは必須です。なぜなら、ストッキングをはくことがある種のビジネスマナーだからです。
「生足でも十分に手入れしているから問題ない」と感じるかもしれませんが、ストッキングをはくことで、足の見え方は格段に変化します。直接肌が見えないことから、見る側・見られる側双方に安心感もあるでしょう。
また、夏場は匂い対策にもつながります。
ストッキングが靴下のような役割を担うことから、匂い防止につながるという点も大きなメリットです。
このように、ビジネスシーンで様々な立場の人と対峙する可能性があるからこそ、一種の礼儀やマナーとしてストッキングは非常に重要なのです。
就活当日までにストッキングに慣れておくべき!
ここまでを読んで、ストッキングの重要性は理解いただけたのではないでしょうか。
その上で重要なのは、就活を行う当日までに、ストッキングに慣れておくことです。
ストッキングは、タイツとは全く異なる質感です。
そのため慣れていない場合、つい破ってしまったり、締め付けに苦労して面接に集中できないということが十分想定されます。
ストッキングのせいで大事な機会を台無しにしないよう、就活当日までに日常使いし、多少慣れておくことが大切です。
ストッキング選びのポイント
では、実際にどのようなストッキングを選ぶべきなのでしょうか。
1.自分の肌に合った色を選ぶ
2.自分に合ったサイズを選ぶ
3.自分に合った締め付け感を選ぶ
4.伝線しにくいものを選ぶ
5.デニールにも意識を向ける
ポイントとなる5点をご紹介します。
1.自分の肌に合った色を選ぶ
最も大切なのは、自分の肌に合った色を選ぶことです。
ストッキングの難しいところは、同じ色の名前でもメーカーによってやや色の具合が異なることです。
そのため、あるメーカーでは「ナチュラル」が最もはまったものの、このメーカーでは全くはまらないということも少なくありません。その都度色味を合わせることが大切です。
「そんなに色って違うものなの?」と思う方は、店頭でそれぞれの色を見比べてみてはいかがでしょうか。
肌に合わない色の場合、足の色だけ極端に浮いてしまう可能性があります。
店頭の色味だけでは分からない場合は、実際に色んな色を購入し、はいて試してみるのがおすすめです。
2.自分に合ったサイズを選ぶ
ストッキングは、サイズ感も非常に重要です。
服とは異なるため、サイズの重要性に気付かない方もいますが、ぴったりとしたサイズを選ぶことは非常に重要です。
サイズが合わない場合は、たるみができてしまうなどして、見栄え的として良くありません。
また、たるみから伝線してしまったり、ストッキングが下がってしまうなどして、面接の集中力を低下させることにもつながりかねません。
一般的にはS、M、Lの3種類ですが、こちらも一度購入するなどして、自分に合ったサイズを見つけておくことがおすすめです。
3.自分に合った締め付け感を選ぶ
ストッキングは物によって、締め付け具合が大きく異なります。
足をきれいに見せるデザインのものは全体的に締め付けが強いものが多いほか、腰回りだけ締め付けが強いものなど、同じ締め付けでも様々な種類があります。
「たかが締め付けでしょ」と思うかもしれませんが、日頃はき慣れていない場合には、締め付けによって気持ち悪くなってしまったり、お腹の調子が悪くなってしまうケースも少なくありません。
そのような場合、面接に集中することができなくなってしまいます。
見た目をきれいに見せることは大切ですが、それによって自身の調子が悪くなってしまっては意味がありません。
様々なタイプのストッキングを試したい場合は、就活当日以前に試すようにしましょう。
4.伝線しにくいものを選ぶ
ストッキングの最大の敵は伝線です。どれだけ気にしていても、不意に伝線してしまうのは仕方ありません。
しかし、伝線したストッキングで面接に臨めないというジレンマもあります。
ただし、ストッキングは安くても1枚400円程度はすることから、何枚も買うのは厳しいと感じる人や、見えない位置の伝線ならそのままはいておきたいという人もいるでしょう。
そのような人は、伝線しにくいストッキングを選ぶことがおすすめです。
近年技術の進化に伴い、伝線しても線や穴が広がらないものが開発されています。
やや値ははるかもしれませんが、安心材料として穴があきにくいデザインを選択しておくのもおすすめです。
5.デニールにも意識を向ける
タイツと同様、ストッキングにもデニールがあります。そのため、購入時にはデニールも気にするべきです。
ストッキングのデニールを知らないという人は多いですが、デニールが濃くなると、肌の色と合っているのにも関わらず浮いて見えてしまうことがあります。
デニールは購入時にパッケージで確認することができるため、購入時に確認し、失敗しないようにしましょう。
就活生は注意!NGなストッキング
しかし、選んではいけないものがあります。
1.柄入りのもの
2.明らかに色が合っていないもの
2点ほど、NGな例をご紹介します。
1.柄入りのもの
まずNGなのは、柄入りのデザインです。
タイツだけではなく、ストッキングにも柄入りのデザインは存在します。
小さなハートやドット、ストライプだったとしても、ビジネスの場には相応しいとは言えません。
TPOを考慮して、柄入りデザインの選択は避けましょう。
2.明らかに色が合っていないもの
明らかに色が合っていないストッキングもNGです。
色が合っていないことで、「事前準備不足」を感じさせることにつながりかねません。
もちろん、たまたま色選びを失敗してしまったというパターンもあるでしょう。
しかし、何度も同じ失敗は繰り返さないはずです。
面接官に対して不快まではいかなくとも、違和感を与えないという観点から、ストッキングの色選びには十分な注意が必要です。
冬になるとタイツでもOK?
冬になり、寒くなるとタイツをはきたくなる人は多いのではないでしょうか。
気持ちは分かりますが、就活においてタイツはNGです。
ビジネスにおけるファッションとしては、あくまでもストッキングを選択するのが安心です。
どうしてもタイツを選びたい場合には、私服OKの企業ではくようにしましょう。
また、ストッキングにも黒色のものがありますが、極力避けるのが無難です。
万が一寒さに耐えられない場合は、ストッキングをタイツにするのではなく、スカートをパンツにするなどの対応をするのがおすすめです。
就活生必見!ストッキングに関する注意点
1.予備のストッキングを持っておく
2.ストッキングの丈に注意
3.はき慣れていない人は事前に慣れておく
この3点を抑えておけば安心、という3点をご紹介します。
1.予備のストッキングを持っておく
最も大切なのは、予備のストッキングを持っておくことです。
就活バックの中に、少なくとも一つは忍ばせておきましょう。
伝線してしまった際に急遽コンビニや百貨店で購入することは可能ですが、自分に合ったストッキングがあるかどうかは分かりません。そのため、事前に準備しておくことが大切です。
2.ストッキングの丈に注意
ストッキング購入時、丈感に注意して購入するようにしましょう。
ストッキングは腰までの丈があるものと、ひざ下丈があります。
ひざ下丈はパンツスーツなどの際に利用されるもので、スカートと合わせて利用されるものではありません。
万が一日頃スカートしかはかない場合は、ストッキングの長さに注意して購入することが大切です。
3.はき慣れていない人は事前に慣れておく
再三の注意になりますが、ストッキングにはき慣れていない場合は、何度もはいて慣れておくことが重要です。
就活は日頃着ていないスーツを着るというだけでも、慣れていないことをしているため緊張してしまいます。その上でストッキングも初めてとなると、慣れないことが多く、それだけで変な緊張をしてしまうかもしれません。
スーツを日頃から着るのは難しいですが、ストッキングは日常生活でもはくことができます。
ぜひ自分のために、練習を兼ねてはいてみてはいかがでしょうか。
自分に合ったストッキングで自信を持って面接に臨もう!
本記事では、ストッキングの正しい選び方をはじめ、就活における注意点をご紹介してきました。
「就活になると、ストッキングは絶対必要?」
「あの締め付けられる感じが得意じゃない…」
「すぐ破れてしまうから困る」
といった懸念は解消できたでしょうか?
ストッキングは事前準備をしておくことで、就活当日に安心して臨むことができます。
自分に合ったストッキングというだけで、自信を持って面接に臨めるようになります。
自分の見せ方に納得感を持って面接官と対峙するためにも、しっかり準備をしておいてくださいね。