
【就活女子必見】好印象フィット感抜群なパンプスの選び方
2022年1月12日更新
はじめに
就活をスタートするにあたり、スーツやカバンなど見た目を気にすることが目白押しで大変ですよね。
その中で就活アイテムとして頭を悩ませるのがパンプス。
「どんなパンプスを選べば失礼にあたらないの?」
「決まったデザインとかあるの?」
「サイズが合ってないと激痛が走るとか言うし…」
など、何を基準にパンプスを選べばいいのか躊躇すると思います。
パンプス選びに失敗してしまうと靴擦れや足の疲労感など身体的な負担が大きくなるだけでなく、面接官の印象が悪くなることもあります。
本記事では就活で失敗しないパンプスのデザインやサイズの選び方、試着時のチェックポイントなどを詳しく解説していきます。
本記事を読み終えた後はパンプスの悩みがゼロになり、就活に全集中できますので最後までジックリお読みくださいね。
1.好印象フィット感抜群なパンプスの選び方
あやまって就活にそぐわないデザインのパンプスを履いてしまうと、「就活マナーのなってない子だなぁ」と面接官の心証を損ない、あなたの実力とは関係のないところで良からぬ結果を招く可能性があります。
一方で、自分にピッタリのパンプスを選ばないと靴ずれができたり、パコパコと脱げたり、疲労がたまったりして就活パフォーマンスが低下します。
ここではパンプス選びに欠かせない「デザイン選び」」と「サイズ選び」に分けてポイントを解説していきます。
1-1.デザインの選び方
デザインは、見た目に即つながります。
見た目は第1印象を決定づける最も重要な要素なので、いくら自己PRが上手くても、声の聞き心地がよくても見た目が悪いだけで不合格になるケースがあります。
文字通り、足元をすくわれる要素となりますので、就活に望ましいパンプス選びの基準を知っておくことが大切です。
以下が就活で失敗しないためのパンプスデザインの特徴です。
【失敗しないパンプスデザインの特徴】 ①色は「黒」 ➁素材は「つやけしのスムース素材(天然皮革/合成皮革)」 ➂デザインは「無地でシンプル」 ➃ヒールの高さは「3~5センチ」 ➄つま先の形は「ラウンドトゥ、もしくはスクエアトゥ」 |
1-1-1.色は「黒」
リクルートパンプスの色は個性を出さずにビジネスシーンにマッチするスーツ色と同じ黒色が基本です。
1-1-2.素材は「つやけしのスムース素材(天然皮革/合成皮革)」
パンプスの素材は本革または合皮のものが定番で、つや消しのものやスムース素材が理想です。
エナメルのようなピカピカして派手なものや、サテン地やスエードなどはカジュアルっぽく見えますので就活の場にはふさわしくありません。
「では、本革と合皮はどちらを選んだらいいんですか?」
それは、あなたの使い道によります。
就職後も視野に入れて長く愛用するつもりなら「本革」を選びといいでしょう。
履いているうちに伸びるため自分の足に馴染みやすく、吸湿性・排湿性がよく靴の中がムレにくいといったメリットがあります。
デメリットとしては合皮と比較してお値段が高いこと(5,000~15,000円)や小まめなお手入れが必要になることです。
雨に濡れたまま放置しておくとシミやカビの原因になります。
選ぶ際は、撥水仕様のものを選びましょう。
丁寧に磨けば上品な光沢が保て、かかとなどを修理しながら長く愛用することができます。
一方で、就活が終われば履く予定がないとか、1足目の就活パンプスとして使用する人は合皮のパンプスがおすすめです。
安いもので2,000円前後で入手できるので、就活専用で購入するにはコスパがいいですよね。
本革よりも傷や水に強いですし、防水仕様のものを選べば、雨の日でも躊躇なく行動できます。
軽く拭けば大丈夫なのでお手入れは簡単ですが、通気性悪く、伸びにくい素材なので履いていてもフィットすることはありません。
1-1-3.デザインは無地でシンプル
デザインはシンプルで、柄やビジュー(装飾品)などが付いていないパンプスを選びましょう。
1-1-4.ヒールの高さは「3~5cm」
パンプスのヒールは高すぎても低すぎてもいけません。
3~5cmの間で選ぶようにしましょう。
ヒールを履き慣れていない人は低めの3cmを選ぶといいでしょう。
就活は立ちっぱなしや歩きっぱなしが多く、ヒールが高いと疲労感が半端ないです。
1日中歩き回ったり、長時間着用する場合は、安心のヒール高3cmタイプを選びましょう。
また、パンツスーツの場合は裾が地面につくと印象が悪くなりますので、裾が地面につかない高さのヒールを選びましょう。
また、スタイルを良く見せる外見のバランスを重視するなら5cmのヒールを1足は持っておきたいですね。
5cmヒールのパンプスは背筋が伸び、足が細く見えるのでスタイリッシュな学生を演出できます。
加えて、ヒールの太さは太いものがおすすめです。
安定感があり、歩きやすいので初めてヒールを履く人にも適しています。
ヒールのない靴やウェッジソール・ローファーなどは確かに楽ですが、カジュアルすぎるので選ばないようにしましょう。
逆にヒールの細いものは疲れやすく、不安定で足元が気になり精神的・肉体的に疲労感がたまりますし、見た目も就活に適していませんので避けましょう。
1-1-5.つま先の形は「ラウンドトゥ、もしくはスクエアトゥ」
つま先はラウンドトゥやスクエアトゥが控えめなデザインで就活にピッタリです。
つま先にもいろいろな形状がありますが、迷ったら丸みを帯びたラウンドトゥを選んでおくのがおすすめです。
ラウンドトゥではつま先が窮屈という人は、つま先が四角くなったスクエアトゥでもよいでしょう。
この形状もビジネスに適していますので、後で紹介する試着時のポイントも踏まえてチェックしてみてください。
つま先が極端に尖ったポインテッドトゥや、つま先が見えるオープントゥはビジネスシーンには不向きなので選択肢から除外しましょう。
1-2.失敗しないサイズの選び方
パンプスのサイズが足と合ってないと、靴擦れがおきたり、足の皮がむけたり、パコパコ脱げたりして不快感が出ますので就活パフォーマンスがどうしても落ちてしまいます。
パンプスを選ぶ際は必ず立った状態で以下の3つをチェックし、自分にピッタリのサイズを選びましょう。
何度も試着し、必ず10歩以上歩いて確認してくださいね。
✓ かかとの周りに小指が入らない ✓ 足の甲に隙間がない ✓ 歩いてみて痛みや脱げそうな感じがない |
靴ベラを使い、履くときにプシューッという空気の抜ける音がするくらい密になっているものがベストフィットのパンプスです。
また、足幅の広い人や外反母趾の人には幅広タイプがおすすめです。
親指根元から小指根元を結んだ長さをワイズといいますが、A・B・C・D・E・2E・3E・4E・Fの順に広くなっていきます。
普通のパンプスで窮屈感があるなら、まずは2E以上を試すといいでしょう。
逆に足幅が狭くて脱げやすくパカパカして歩きにくい人は2Eよりも小さなものから選んでみてください。
2.失敗しない試着時のチェックポイント
次にあなたにフィットするサイズ感抜群のパンプスを選ぶために、試着時のチェックポイントを3つ解説します。
2-1.試着は夕方がおすすめ
パンプスを試着するなら夕方がおすすめです。
夕方に足がむくんでしまう人も多く、午前中の足に合わせて買ったパンプスではフィットせず、痛みが出て歩けなくなることも多々あります。
むくんだ状態で試着すれば、より自分にぴったりなサイズを選べます。
2-2.インソールはクッション性があるものを
クッション性のあるパンプスは足への負担を分散してくれるため、長時間歩いても疲れを軽減してくれるメリットがあります。
厚みがあり、土踏まずのアーチ部分をサポートする立体的なインソールは足裏にフィットして疲れを和らげてくれます。
また、クッション性がないパンプスを履いて疲れが出るようであれば、市販の中敷きで対応可能です。
2-3.歩いたり、走ったりする
試着するときは必ず歩いたり、走ったりしてフィット感をチェックしてください。
なかには座ったままサイズを選んでしまい本番で歩いた途端に靴擦れができてしまったり、パカパカして歩けないなど、不都合な事態を招くケースがありますので、実際に歩いたり、走ったりして試着しましょう。
3.ここが知りたい‼ パンプスQ&A
Q1:ストライプ付きでも大丈夫?
A1:シンプルなデザインなら、ストラップ付きパンプスでも問題ありません。
ストラップで甲を押さえることにより脱げにくくなり、履き心地も安定します。
着脱しにくいデメリットもありますが、外を歩き回ることが多い就活時には歩きやすくて便利でしょう。
ストラップが足首にあるアンクルストラップはカジュアルさを感じさせるため不向きです。足の甲部分に来るものを選んでください。
また、あまりにもストラップが気になるようでしたら、ストライプが脱着式のパンプス も売っています。説明会や面接会場まではストライプを付けていき、会場前で取り外すのもアリですね。
Q2:ストッキングは絶対履かなきゃダメなの?
A2: 必ず着用しましょう。
就活やビジネスシーンで素足はマナー違反になります。
ストッキングを履くことで身だしなみを整えられますし、何よりも足がキレイに見えます。
ストッキングは肌色に近い10~20デニールのノーマルがおすすめで、自分の肌色に合わせた色を選んでください。
なお、カラータイツや柄物は避けましょう。
Q3:パンプスが痛くてどうしようもない場合、何かいい方法は?
A3:ぺたんこ靴と履き替える裏技があります。
パンプスを履いて歩く時間を少しでも減らしたい人は、移動中はスニーカーなどのぺたんこ靴を履き、会場に入る前に駅などで就活パンプスに履き替える方法があります。
面接用のパンプスを持ち歩くことにはなりますが、先輩の中にも実際履き替えている人がかなりいますので、どうしてもリクルートパンプスが痛い人にはおすすめです。
Q4:パンプスはどこで買えばいいの?
A4:紳士服や靴屋がほとんどです。
先輩の動向をみると、洋服の青山やはるやまといった紳士服屋か、ABCマートなどの靴屋で購入する人が多いです。
なかでも紳士服屋は「紳士服屋のほうがそろっているから」「自分だけが浮くことはないから」「スーツとまとめて買ったほうが安いから」といった理由で支持されているようです。
なお、ネット通販で入手する場合はパンプスのサイズが合うかどうかチェックする必要がありますので、購入前に返品可能かどうかを必ず確認しておいてください。
Q5:パンプスがスポスポ脱げる場合の応急処置は?
A5:スポンジかティッシュで調整しましょう!!
応急的にはつま先部分に薄いスポンジ片か、なければティッシュをつめて抜けない程度に調整するといいです。スポンジやティッシュは最寄りのコンビニで入手可能です。
4.パンプスお手入れの方法
4-1.通常編
それでは革製パンプスのお手入れ方法を5ステップで解説します。
理想はパンプスを使用した日は毎回お手入れするといいですが、疲れている場合は全部はできないですよね。
おすすめは毎回ブラッシングだけでもしてあげ、1~2週間に1度全部のお手入れをすると長持ちしますよ。
また、毎日同じパンプスを履かないようにすることも臭い対策になりますので、お金に余裕のある人は複数のパンプスを入手してローテーションしましょう。
ステップ1:ブラッシング
まずはブラシでホコリを払いましょう。ホコリの付きやすい部分は念入りにブラッシングしてください。
ステップ2:クレンジング
靴用クリーナーをきめ細かい布に適量とり、パンプスについた汚れをふき取ります。
力いっぱいふくとパンプスそのものの色を落としてしまう可能性もありますので、優しくふいてあげてください。
※靴の種類によってはシミになることもありますので、見えない部分でテストしてからにしましょう。
ステップ3:栄養補給
靴クリームを布に適量とり、全体に薄く塗りながら伸ばしていきます。
細かな部分までしっかりと塗り込みましょう。
ステップ4:ツヤだし
まだ使っていない布でパンプス全体を磨き上げます。
余分な靴クリームや取り切れなかった汚れがふき取られツヤが出ます。
ステップ5:仕上げ
仕上げは防水スプレーです。
パンプスから30cmほど離してスプレーし、ツヤが消えたら乾ふきします。
お手入れ後は、除湿のために市販の除湿剤を入れておくといいです。
4-2.雨の日編
次に雨でパンプスが濡れてしまった場合のお手入れ方法を3ステップで解説します。
ステップ1:水分をふき取る
まずは表面の水分をタオルやキッチンペーパーなどで丁寧にふき取ります。
つま先部分にキッチンペーパーなど吸収性の高い紙や市販の除湿剤を詰め込みます。
新聞紙は色移りすることがありますので避けた方が無難です。
ステップ2:日陰で乾かす
日陰の風通しの良い場所で2日ほど置いて乾燥します。
急な雨でずぶ濡れになった場合には1週間ほど乾燥させてください。
また、インナーが湿った状態が続くとイヤな臭いのもとになりますので、乾燥中にはつま先に詰め込んだ紙を小まめに交換して下さい。
ステップ3:専用クリームを塗って潤いを与える
乾燥が終わったら、仕上げにクリームを塗って革に潤いを与えてやります。
梅雨時などには防水スプレーを塗っておくのがおすすめです。
まとめ
以上、リクルートパンプスの失敗しない選び方や試着時のチェックポイント、お手入れ方法などを解説してきました。
就活は自己分析や業界・企業研究、エントリーシートの作成、面接練習などやることが目白押しです。
パンプス選びで悩む時間を極力減らして、就活準備に専念できるように本記事を執筆しました。
あなたの就活のお役に立てれば幸甚です。