人生で一番頑張ったことの例文を紹介。就活をもっと有利に

人生で一番頑張ったことの例文を紹介。就活をもっと有利に

2023年6月6日更新

はじめに

就活の面接に置いて「人生で一番頑張ったことは何ですか?」という質問は定番です。突然聞かれてもすぐに思いつかない、何と応えていいか分からないと感じる人は少なくありません。また、単に人生で一番頑張ったことだけを伝えてもあまり意味がありません。就活面接ではどのように応えるべきなのでしょうか?質問の意図、ポイント、文の組み立て方をお伝えしていきます。また、色々な経験に合わせた例文も用意しているので、ぜひ最後まで読んでいってください。

 

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人生で一番頑張ったことを面接で聞く理由

人生で一番頑張ったことは、どの企業でも聞かれる可能性が高い質問です。また、同じ企業でも第一面接、第二面接と毎回同じ質問をする場合もあります。それほど重要な質問である理由は何なのでしょうか?

仕事で活躍できるかどうか見たいから

まずは、仕事で実際に活躍できるかどうか判断したいという意図があります。仕事では、ストレスのかかる場面や困難な場面が多々あります。都度、それを乗り越えていくことが必要なのです。人生で一番頑張ったことを聞くことで、困難な場面に遭遇した時にどのように捉えて努力するのかを確かめることができます。

また仕事では、高い目標に向けてチーム全体を動かしたり、黙々と業務に取り組んだりする必要があります。人生で一番頑張ったことを聞くことで、どのように目標を立ててそれを達成するのかや、仕事に対する適性を確認することができます。

以上のように、企業の求めている人物像に合っているのかを含めた業務適正能力を計るために、人生で一番頑張ったことに関する質問は欠かせません。

コミュニケーション能力があるかどうか見たいから

次に、コミュニケーション能力があるかどうか見たいからという理由があります。ビジネスにおいては、同僚や上司はもちろんのこと、お客様や他部署とのやり取りが頻繁に発生するからです。人生で一番頑張ったことを聞く過程で、身振り手振りや表情は適切か、話を分かりやすく簡潔に組み立てているかを確認することができます。

 

人生で一番頑張ったことをアピールする時のポイント

人生で一番頑張ったことをアピールする時に、以下のポイントを押さえるようにすると良いでしょう。

分かりやすく伝える

1点目は、分かりやすく伝えることです。コミュニケーション能力が高いことをアピールできるからです。たとえば、結論を先に伝える、文を長くしすぎない、抑揚をつける、身振り手振りや表情を加えることなどが挙げられます。

結果だけでなく原因や経緯を大切にする

2点目は、結果だけでなく原因や経緯を大切にすることです。面接官が見たいのは、何を成し遂げたかというよりも、これから何をしてくれるかだからです。どのように目標を立て、感じて行動したかというエピソードが着目されるのです。そのため就活では、目立った大きな実績が特になくても、高い評価を受ける場合があります。

自己PR、志望動機などの内容とリンクさせる

3点目は、自己PRや志望動機などの内容とリンクさせることです。たとえば、長所でリーダーシップを発揮できると発言したのに、サブ的な役回りのエピソードを話してしまっては、説得力に欠けてしまいます。自己PRでリーダーシップの発揮を長所とアピールしたならば、人生で一番頑張ったことのエピソードには、リーダー的な役回りを担ったことを話すべきです。

深堀りをする

4点目は、深堀りをすることです。答えの文章の他に、話せることを考えておきましょう。面接官からの追加の質問に答えやすくなるからです。また、全く別の質問が来てしまった場合でも、臨機応変な対応を取りやすくなります。

 

人生で一番頑張ったことを考える時の流れ

人生で一番頑張ったことは、面接でよく聞かれる質問です。そのため、あらかじめ答えを準備しておくことが大切です。どのように準備すれば良いのかを、順番にご説明していきます。

エピソードを考える

まずは、具体的なエピソードをいくつか挙げてみましょう。思い出に残っている出来事は、どんなに小さなことでもたくさん挙げていくことをお勧めします。なぜなら、引出しが多ければ多い程、対応力が上がり面接官に興味を持ってもらいやすくなるからです。人生で一番頑張ったことと聞かれますが、できれば高校生以降の経験を話すことが望ましいでしょう。あまりに過去のことだと、現在の人物像が見えにくくなる可能性があるからです。

具体的にはたとえば、アルバイト、部活動、サークル、勉強、インターン、趣味、留学、ボランティアなどの経験が挙げられます。立派な実績がないと感じても、アピール次第では立派な評価ポイントになり得るので安心してください。

何をアピールするのかを考える

エピソードが準備できたら、それを使ってどんなことがアピールできるのかを考えます。自己PRや志望動機とリンクさせ、企業の求める人物像によって変えるようにします。そのため、こちらもいくつかパターンを用意しておくと良いでしょう。

具体的には、粘り強さ、リーダーシップ、協調性、コミュニケーション力などが挙げられます。

話の流れを組み立てる

最後に、話す流れを考えて文章を組み立てていきます。書類に書く際の文と、面接で話す際の文の2パターン用意するのが望ましいでしょう。基本の順番は、結論、きっかけ、目標、何をしたか、結果、学んだこと、入社後の活かし方です。結論を最初に分かりやすく簡潔に伝えたら、後は時系列順に臨場感を持たせた話をするよう心がけます。そうすることで、面接官に興味を持ってもらいやすくなるからです。

 

人生で一番頑張ったことの例文

これまで、人生で一番頑張ったことを聞く理由や、どのように文章を準備すれば良いのかについてお伝えしてきました。ここからは、より具体的な例文をご紹介していきます。例文を確認することで、似たような経験がある場合はアレンジを加えて自分の物にすることができます。また、違う経験がある場合でも、文章の組み立て方を参考にできるでしょう。

アルバイト

人生で一番頑張ったことは、塾講師のアルバイトで、生徒の勉強意欲を上げたことです。私自身、成績を上げることに苦労したため、そのような生徒の手助けを少しでもしたいと、1対2で対応する個人指導の塾で講師を2年間続けております。そこでなかなか授業に集中できていない生徒がいました。生徒が興味を持てるよう、教材の工夫を色々としましたが、なかなか興味を持ってくれませんでした。そこでよく生徒を観察し話を振ってみると、塾の他にも多数の習い事を抱えていて忙しいということが分かりました。しかし同時に、習い事によって得意になったスポーツや科目に関して、本人が自信を持っていることも分かったのです。私は、彼の頑張りを認め、苦手な教科でもできたことを褒めるようにしました。すると彼は徐々に意欲を持って授業に参加してくれるようになったのです。この経験から私は、自分本位の憶測だけで試行錯誤するより先に、相手の意見や気持ちをヒアリングすることの大切さを学びました。入社後も御社の営業担当として、お客様の困りごとや見えないニーズを汲み上げてサービスに反映させていける自信があります。

部活動

人生で一番頑張ったことは、高校でのバドミントン部の活動で、市のベスト3に入ったことです。中学でバドミントン部だったこともあり高校でも3年間、バドミントン部に所属しておりました。そこで直面したのは、多数の部活動が使用している体育館でのコート利用時間が非常に限られているという問題でした。コートでの練習時間が足りないことから、大会で勝った経験がないという選手もいたくらいです。私は、コート外でラケットを振れる場所の確保と練習メニューの変更を行いました。コートに入る前に基礎練習を済ませ、限られたコート練習では試合を想定した練習を組んだのです。また、イメージトレーニングを取り入れることによって、常に本番を想定した練習を全員ができるようにしました。結果、私は市の大会でベスト3に入ることができ、全員が大会で1勝以上を上げることができました。この経験から私は、問題解決力と提案力を磨くことができました。御社においても、問題を解決するための策を積極的に提案し、解決していける自信があります。

サークル

人生で一番頑張ったことは、大学でのフットサルサークル活動でメンバー間の結束を高め新メンバーも増やしたことです。私は、ボールを蹴る楽しさを多くの人と共有したいという想いで、大学3年間、フットサルサークルに参加しています。そこでは初心者と経験者、女性と男性の全てが参加するため、身体能力に差があり、危険なプレーが起こることがありました。そして、一部の初心者女性が辞めてしまうという事件が起きました。私は、女性のゴールを2点としたり、初心者に積極的に教えたり、危ないプレーがあった時はその場で言うように行動を改善しました。また、メンバー間の親睦を深めるために食事会を開催したり、対外練習試合を組んだりしました。結果、メンバー間の結束が強くなり、新しいメンバーも10人以上加入してくれることにつながりました。このことから私は、チーム内でのコミュニケーションの重要性を学びました。御社においても、チーム間の連帯を高めてともに頑張れる自信があります。

勉強

人生で一番頑張ったことは、独学半年間で簿記2級を取得したことです。私は、経済系の学部ではなく国際系の学部所属ですが、外国の友人と話した時に経済の流れを知ることの重要性を痛感しました。そこでイチから独学で簿記2級を取得しようと思い立ち、参考書を買って毎日5時間、勉強を続けました。結果、目標である半年の期間で簿記2級の資格を取得することができたのです。このことから私は、初めてのことでも目標に向かってコツコツと自分自身で努力ができます。御社においても、業務に真摯に向き合い、目標達成に対する努力は惜しまない自信があります。

インターン

人生で一番頑張ったことは、マーケティングの長期インターンにおけるSNS運用で100以上のリツイートを獲得したことです。私は、マーケティングの業務を経験するために自社で商品開発から販売を全て行っているベンチャー企業へ1年間、インターンを経験させていただいています。そこでSNS運用を任されました。私は、SNSの動向、顧客のニーズを調査し、最適な時間帯にキャッチーな文言の投稿を続けるようにしました。結果、100以上のリツイートをいただくことができました。この経験から私は、調査力と分析力を高めることができました。御社においても、綿密な調査を怠らず、詳細な分析をもとに業務に取り組めます。

趣味

人生で一番頑張ったことは、フルマラソン大会への出場で過去5年間毎年目標タイムの更新をしたことです。私は大学1年生から継続して1年に1回、目標タイムを設定したうえでフルマラソンに挑戦しています。大会開催日から逆算して、食事管理、体調管理、トレーニングに励んでいます。結果、毎年目標タイムを達成しております。この経験で、目標を立ててそれに向かって努力する能力を養いました。御社での営業においても、目標を達成するためのマイルストーンを積み上げ、自己管理のもと着実に結果を残せる自信があります。

留学

人生で一番頑張ったことは、大学2年生の半年間経験したアメリカ留学です。私は、英語力を磨くため、大学のプログラムに応募しました。当初は初めての海外に緊張していましたが、色々なことに挑戦するのを惜しみませんでした。結果、留学前のTOEICスコアは600でしたが、帰国後には850までスコアを上げることができたのです。なぜなら、現地の学生と積極的にコミュニケーションを取り、新聞を毎日読み、自習を欠かさなかったからです。私はこの経験から、新しい環境でもたくましく努力できる能力を身につけました。御社においても、どんな部署に配属されても新しい環境に順応し、努力できる自信があります。

ボランティア

人生で一番頑張ったことは、海外からの留学生を支援するボランティア活動です。私の大学には、海外からの留学生を受け入れるプログラムがあります。日本が初めての人が多く、言葉や生活に関して困っているという声があったため、個人的にボランティアを始めました。必要な手続きを手伝ったり、日常生活で不便なことを解消したり、マンツーマンで約5人の留学生を担当しました。結果、留学生から感謝の気持ちをもらい、今では大学内のボランティアグループとして活動範囲が広がり、10名の日本人学生がボランティアにあたっています。私はこの経験から、困っている人を見つけそれを手助けする能力や、組織づくりのノウハウを学びました。御社においても、顧客のニーズを見つけてチームで動ける自信があります。

 

人生で一番頑張ったことの文を準備して就活を有利に

ここまで就活の面接において人生で一番頑張ったことを質問する理由、文章の考え方、例文を見てきました。人生で一番頑張ったことに対する応えは、面接の合否を左右するかもしれない重要なものです。ぜひこの記事を読んで事前にいくつかのパターンを準備しておきましょう。

 

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上京就活ch編集部

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