【26卒向け】早期選考を活用するメリット・デメリットとは?
2024/9/6更新
はじめに
早期選考という言葉を聞いたことがあっても、自分も参加すべきなのか、参加するなら一体何から手をつければ良いのか迷ってしまいますよね。
早期選考の特徴をきちんと理解しておかないと、受けようとしたときにはすでに手遅れだったという事態になりかねません。
そこで今回は、早期選考の概要と、メリット・デメリットについて詳しく解説します。
以下のような悩みを抱える就活生は、ぜひ最後まで読んでみてください。
- そもそも早期選考ってなに?
- 早期選考って受けたほうがいい?
- いつから早期選考って始まるの?
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早期選考とは
早期選考とは、一般的な就活が始まる大学3年次3月よりも早い段階で実施される選考です。
早期選考の内容は一般選考の内容とほとんど差はなく、主に面接・グループワークが実施されます。
近年、早期選考に参加する学生数は増加傾向。
なぜなら、多くの学生は早い段階で就職先を確保して安心したいと考え、企業も早い段階で優秀な学生を確保したいと望んでいるからです。
学生と企業の思惑が一致した結果、早期選考の競争率は年々高くなっています。
早期選考が実施される背景
早期選考が実施される背景には、以下の2点が挙げられます。
就活・採用ルール撤廃
以前までは、経団連(一般社団法人日本経済団体連合会)が就活解禁日を3月1日とする就活・採用ルールを定めていました。
経団連とは、日本の代表的な企業1,494社、主要業種別全国団体108団体、地方別経済団体47団体などから構成された総合経済団体です。
就活・採用ルールは、学生の本分である学業に専念するためのルールであると同時に、企業が広報活動を開始できる日でもあります。
しかし、就活・採用ルールを守らなくても明確な罰則はなく、大半の企業は遵守しておらず中身のない形だけのものとなっていました。
2018年に経団連は、2021年春以降入社の新卒対象者を対象とした就活・採用ルールを撤廃。
就活・採用ルールの主体は経団連から政府へ移管され、政府主体で新たな就活・採用ルールを定めています。
2025年卒の就活からは、要件を満たしているインターンに参加した学生の情報を採用活動に利用可能です。
採用に直結するインターンが認められたことにより、より良い学生を確保したい企業のインターン実施の増加が予想されます。
ますます早期選考の重要性が高まっているといえるでしょう。
新卒者を同時期に一括採用するという従来のスタイルから、企業は採用活動をいつでも行えるようになりました。
コロナ禍による就活市場の変化
少子高齢化などの影響により、これまでの就活市場は売り手市場でした。
しかし、新型コロナの影響で多くの企業は業績が悪化。売り手市場から買い手市場へと転換しています。
早期選考を実施し、優秀な学生を早い段階で獲得しようとする企業が増加しました。
企業の新規採用数減少傾向を受け、コロナ禍で就活に不安を覚えた学生が早くに内定を得て安心したいため、早い段階から就活を行っています。
また、採用方法が対面形式だけでなく、オンライン面接が導入されたことで、地方にいる学生であっても首都圏企業の早期選考に参加できる機会が増えました。
現在の情勢を受け、企業・学生の双方が早期選考を望む形となっています。
早期選考の開始時期
一般選考は、大学3年次3月に会社説明会・大学4年次6月に選考開始が一般的なスケジュールです。
これに対し早期選考は、大学3年次の夏時点で選考開始・12月には内定という企業が多い傾向にあります。
早期選考の開始時期は、業界・企業によって異なるものの、大学3年次の夏を基準に考慮しましょう。
なぜなら、外資系企業やベンチャー企業は、年内に内定をもらえることが大半だからです。
早期選考に関わる夏のインターンシップに間に合うよう、大学3年次5月には就活準備を始めたいところですね。
早期選考を受ける5つのメリット
早期選考の概要について解説しました。
しかし、早期選考を受けることで、就活生にどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここからは、就活生が早期選考の受ける5つのメリットを紹介します。
一般選考までに経験を積める
面接やグループワークは、本番でしか経験できない独特の緊張感があります。
面接の失敗談として、「緊張感からうまく話せない」というのがもっとも多い内容です。
早期選考を受けることで、本番の面接に慣れることができ、仮に失敗したとしても自分の苦手なポイントを把握する機会であると捉えましょう。
内定につながらなかったとしても、精神的に引きずってはいけません。
重要なことは、早期選考に落ちた原因を分析することです。
原因が書類選考であれば、自己分析・企業分析に甘さがなかったのか?
原因が面接であれば、面接の受け答え・内容・身だしなみに問題はなかったのか?
原因を分析し終えたら、「この企業とは縁がなかったのだ」と気持ちを切り替えて、失敗を次に生かしましょう。
企業とつながりができる
早期選考は、誰しもが受けられるというものではありません。
企業側が選考を受けてほしいと考える、特定の学生だけが受けられるシステムがほとんどです。
企業が選考を受けてほしいとするのは、企業側から見て魅力的な学生の1人を意味します。
企業の有力な情報をもらえるなど、早期選考は企業との良好な関係を築けるといったメリットがあります。
早期選考に参加する学生とつながりができる
早期選考に参加する学生は、一般的な学生と比較して就活に対する高い意識を持っています。
意欲的に就活に取り組む環境に身を置くことで、学生同士の情報交換が可能となり、就活の相談ができる心強い仲間と出会えるでしょう。
精神的な余裕が生まれる
就活を早めにスタートすることで、年内に内定を得られる可能性が高くなります。
「就職浪人になったらどうしよう」という不安を軽減することができるでしょう。
また、内定は他社で必要とされた人材であることを示しています。
内定があれば他の選考で自己PRに盛り込むことも可能です。
精神的な余裕が生まれることで、他の学生よりも一歩リードすることができるでしょう。
残りの学生生活を満喫できる
早期選考で内定を獲得することができれば、大学4年生の学生生活を満喫できるでしょう。
しかし、早期選考に参加するためには準備も含め、大学2年生ぐらいから動き始めなければなりません。
早めに対策を行い、早期選考で結果を残すことができれば、卒業論文や定期試験にじっくり対応でき、卒業旅行などに行く時間を取ることもできるでしょう。
早期選考を受ける4つのデメリット
早期選考には、さまざまなメリットがあります。
しかし、早期選考ならではのデメリットがあることも事実です。
本章では、就活生が早期選考を受けるデメリットを4点解説していきます。
ライバルのレベルが高い
早期選考に呼ばれるのは優秀な学生に限られます。
「優秀」とは、主に以下の項目を基準に選定されます。
- 学歴
- 経歴
- インターンシップでの成果
- リクルーターからの高評価
早期選考では、上記の項目を高いレベルで満たした学生たちがライバルとなります。
自分を採用することで企業にどんなメリットがあるのかアピールし、ライバル学生との差別化を図らなければなりません。
準備期間が短い
早期選考はスタートが早いため、必然的に準備期間は短くなります。
大学1・2年生の間に、就活について何も調べないまま早期選考を迎えてもうまくいかないでしょう。
特に「適性検査」は、早い段階での準備が必要です。
適性検査とは、能力検査と性格検査に分けられるテストです。
企業は適性検査によって、就活生の人柄・仕事への適性・どの組織に適しているかを確認します。
問題集や参考書は多数出版されていますが、早期選考本番までに仕上げるためには多くの時間を要するでしょう。
内定先からの圧力がある場合がある
内定先からの圧力とは、早期選考で内定をもらった企業から、今後の就活を制限されることです。
内定先の企業としては、内定者に入社してほしいと望んでいるため、せっかく内定を出した優秀な学生を他社に取られたくありません。
しかし、就活生としては早期に決断することが困難な場合もあるはずです。
内定をもらった後も引き続き就活をしたい学生は、正直に別の企業の選考を受けたい旨を採用担当者に伝え、内定承諾を待ってもらいましょう。
早期選考で落ちた場合に再応募が困難な場合がある
早期選考に落ちた企業に、再度応募することがまったくできないわけではありません。
しかし、エントリーはできても、書類選考で通過しないこともあります。
企業にとって、同一人物を再度選考することは、余計なコストです。
そのため、早期選考後であっても一般選考を受けられるかどうか、事前に調べておく必要があります。
企業が再応募の可否を公表していなければ、就活の口コミサイトを活用しましょう。
早期選考に参加する7つの方法
早期選考に参加するためには、以下のような方法があります。
それぞれ内容を解説していますので、ぜひ参考にしてください。
インターンシップ
各企業が実施するインターンシップに参加することで、早期選考の案内をもらえるケースがあります。
大学2年生からでも参加できますが、ただ参加すれば良いというわけではありません。
インターンシップでは、多くの企業がグループワークを実施しています。
このグループワークで高い評価を得た学生だけに、早期選考の案内が送られます。
グループワークの中でインターン担当者は、自社で活躍できる人材かどうかを見極めているのです。
仕事をする上では、単に自分の意見を主張するだけでなく、他のメンバーの意見も尊重し、業務を遂行する能力が不可欠です。
社内での振る舞い・チームでの仕事・取引先との関係性構築など、人間関係を築くことは社会人として重要な資質とされています。
リクルーターと面談
リクルーターとは、企業の人事部からの要請により、採用に関するサポート業務を行う社員です。
人事担当者が行う面接に比べて気軽な雰囲気となることが多いですが、リクルーター社員は人事担当者に代わって評価を行う立場でもあります。
立ち居振る舞いや言葉遣いなど、面接と同様に気を抜かないよう注意しなければなりません。
早期選考イベント
早期選考イベントとは、早期選考を実施している企業が複数参加する合同企業説明会です。
中には、そのまま早期選考へと直結するイベントもあります。
一度に多くの企業とじかに出会うことができるため、効率よく志望企業との距離感を近づけることができるでしょう。
OB・OG訪問
企業によって、採用活動における位置づけが異なるのがOB・OG訪問です。
単に学生が質問・相談できる場としているところもありますが、OB・OGが人事課に話を通し、選考につながる可能性があります。
しかし、すべての学生につながりのあるOB・OGがいるとは限りませんよね。
周りにOB・OGがいない方は、大学のキャリアセンターで紹介してもらうか、OB・OG訪問用アプリを活用してください。
リファラル採用
リファラル採用とは、内定者から特別に選考ルートを紹介してもらう方法です。
内定者から後輩を紹介してもらうことで、企業は安心して選考を進めることができます。
近年、リファラル採用を実施している企業は増加傾向であるため、大学の先輩とのつながりも大切にしておきましょう。
スカウト型求人サイト
スカウト型求人サイトとは、企業が学生の経歴・人柄・自己PRをチェックし、興味ある学生に直接スカウトメールを送るサイトです。
一般的に企業がスカウトを送る時期は、大学3年次の9月〜翌3月となっています。
学生は事前にプロフィールや自己PRを作成しておくことで、受け身の状態で就活することができるでしょう。
就活エージェント
就活エージェントを利用すると、独自の情報網での非公開求人を紹介してもらえます。
他にも就活エージェントは、就活の相談、面接練習・エントリーシート添削などができ、活用方法はさまざまです。
早期選考への参加案内だけでなく、学生の強みや弱みを分析・言語化してくれるサービスもあるため、学生にとって大きなサポートとなるでしょう。
早期選考までにすべき4つの行動
ここからは、実際に就活生が早期選考を受けるまでに取りかかるべき行動をお伝えします。
情報収集
早期選考は、一般選考に比べて情報量が少ないため情報収集は欠かせません。
以下の点に注意しながら、情報を集めましょう。
- どの企業でインターンが実施されているのか
- 実施されているなら時期はいつなのか
- どの企業にOB・OGがいるのか
大学の就職課に相談し、スカウト型求人サイトへの登録や口コミ求人サイト『ONECAREER』や『就活会議』も活用してください。
インターンシップに参加
インターンシップに参加することで、資料やWeb上では分からない現場の雰囲気を感じることができるでしょう。
また、インターンシップに参加すると書類選考や一次面接が免除される場合もあります。
早期選考につながるインターンシップと公表していない企業でも、インターンシップの結果次第で早期選考の面接に呼ばれることもあるため、インターンシップの参加は重要です。
どのようにインターンシップに参加すれば良いかはこちらの記事で詳しく解説しています。
自己分析
自己分析とは、自分のやりたいこと・自分の強み・弱みを調べることです。
自分をよく知った上で、自分が就きたい仕事を明確化しましょう。
また、自分の強み・弱みを知ることは自己PRや志望動機の作成などにもつながります。
面接にも自信をもって臨めるようになるでしょう。
具体的な方法としては、以下のようなものがあります。
- ツールを使った自己分析
- 現体験を書き出す自己分析
- 社会経験のある方からの他己分析
詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。
業界研究・企業研究
業界・企業研究とは、自分のやりたいことを実現できる業界・企業なのかどうかを調べることです。
業界研究と企業研究は異なるため、同じ業界で複数の企業に応募するのであれば、企業研究をしっかり行いましょう。
「なぜその企業に応募したのか?」
他社との差別化に答えられるようにしましょう。
業界研究の方法は、以下のようなものがあります。
- 気になる企業から、関連する業界を調べる
- 業界全体から少しずつ絞り込んでいく
企業研究の場合は、以下のやり方がおすすめです。
- 企業の歴史や概要、強みを調べる
- 事業内容を詳しく調べる
- その企業の業界での立ち位置や今後の動向を調べる
どの企業にも使用できる志望動機では、採用担当者の目には止まりません。
面接で企業に志望動機をアピールするには、詳しい企業分析は必要不可欠です。
詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。
面接練習
面接本番はどうしても緊張してしまうものです。
想定される質問への回答を準備しておくなど、本番までにできる面接準備は確実に行いましょう。
また、1人で面接練習できる内容は限られているため、大学や就活サービスの面接対策を活用するのもひとつの方法です。
どんな面接対策を進めたら良いかわからない方はこちらの記事を参考にしてください。
早期選考を実施している企業
すべての企業が早期選考を実施しているわけではありません。
早期選考を実施する主な業界は、以下のとおりです。
- 外資系IT
- 外資系メーカー
- 外資系金融
- 日系商社
- 日系金融
- マスコミ企業
- 広告業界
- ベンチャー企業
外資系企業は業界を問わず、日系企業と違う採用スケジュールのため早いタイミングで選考を開始しています。
日系企業でも、応募が殺到する人気の大企業や、マスコミ業界、広告業界、金融業界は優秀な人材を確保するため早期選考を取り入れることが多いです。
年間を通して採用活動を行うことが多いベンチャー企業も、インターンシップを選考に組み入れており早期選考を取り入れています。
これらの早期選考を実施する業界は、大手企業よりも先に優秀な人材を確保したいため、企業独自で採用選考スケジュールを決定しています。
では実際にどのような企業が早期選考を実施しているのでしょうか。
早期選考を実施している企業の探し方を以下に示します。
- 求人サイトを活用
- スカウト型求人サイトに登録
求人サイトでは、大手求人サイトである「リクナビ」や「マイナビ」のインターンシップ特集を参照してください。
また、スカウト型求人サイトには、「キミスカ」や「OfferBox」が挙げられます。
参考までに、早期選考実施企業を以下の表にまとめました。
外資系コンサルファーム | リブ・コンサルティング |
外資系IT | 日本マイクロソフト Amazon 日本IBM 日本オラクル レノボ・ジャパン |
外資系メーカー | ボッシュ BASF フィリップス・ジャパン ABB ダウ・ケミカル |
外資系金融 | アクサ生命保険 プルデンシャル生命保険 アフラック AIGグループ 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 クレディ・スイス証券 クレディ・アグリコル ブラックロック・ジャパン HSBC ソシエテジェネラル |
外資系大手企業 | ファイザー アストラゼネカ グラクソ・スミスクライン 日本メドトロニック デュポン 日本ヒューレット・パッカード 日本サムスン ブルームバーグ |
日系商社 | 三菱商事 三井物産 住友商事 伊藤忠商事 丸紅 |
日系金融 | 明治安田生命 東京海上日動火災保険 みずほ証券 SMBC日興證券 |
日系コンサルファーム | 野村総合研究所 野村総研 日本総研 ドリームインキュベータ |
日系メーカー | ソニー 三菱電機 パナソニック ブラザー工業 京セラ ニトリ ブリヂストン アサヒ飲料 サントリービバレッジ キリン 味の素 資生堂 富士フイルム グリーンハウス |
日系大手企業 | 中部電力 関西電力 NTTdocomo NTT西日本 JAL ANA トヨタ デンソー AGC 大日本印刷 凸版印刷 NTTデータ ソフトバンク |
ベンチャー企業 | ZOZO マネーフォワード LIFULL など |
実際に就活する時期に、上記の企業が早期選考を実施しているとは限らないため、就活開始時期に再度調べておきましょう。
早期選考の合格率
大学3年次3月1日以前に内定をもらっている学生は全体の20%前後ですが、早期選考の合格率は今後さらに上昇するでしょう。
早期選考は、一般選考よりも次の3点の理由から、受かりやすいと言われています。
①早期選考の段階では採用定員に余裕があるから
一般選考は、早期選考のスカウトで埋まった残りの採用枠で戦うため、早期選考の方が一般選考よりも倍率が低い傾向にあります。
②企業は他社に優秀な学生を取られる前に採用したいから
他社がライバル企業であれば、優秀な学生を取られることはその企業にとって死活問題です。
そうならないために、どの企業もインターンシップで優秀な学生を探し、早めの内定で自社に囲い込みたいと考えています。
③採用ステップが少なくなるから
早期選考に参加できるとなった時点で、ほとんどの企業は書類選考が免除になります。
しかし、書類選考がないからといって、最後まで気を抜くことなく、面接対策に費やす時間に充てましょう。
早期選考の案内をもらうまでの倍率は、非常に高く困難を極めます。
しかし、早期選考を受けることができれば、高い確率で内定を獲得することができるでしょう。
早期選考で内定を獲得した場合
「早期選考で内定を獲得した場合、もう他の企業は受けられない?」と心配する学生も多いでしょう。
内定先を獲得すれば、今後について企業に内定承諾書の提出を求められる場合があります。
内定を承諾するか、辞退するかについての返答には、期日が設定されていることがほとんどです。
保留できる期日を事前に確認する必要がありますが、内定承諾書には法的な拘束力はありません。
内定を辞退する場合、電話やメールで辞退したい旨を伝えましょう。
理由は「就活を続けたいから」で構いません。
内定を辞退する際の詳しいポイントやメール、手紙のテンプレートはこちらをご覧ください。
ここでの注意点は、必ず連絡はしなければならないということです。
連絡しないまま放置したり、謙虚でない態度を取ったりすることは、よくありません。
社会に出た際、どこでその企業と関わることになるか分からないため、丁寧で誠実な対応を心掛けましょう。
さいごに
早期選考に参加するには、早い段階で準備を行う必要があるため、準備不足なら志望企業を避けるのもひとつの方法です。
しかし、自分の志望企業が早期選考を実施していなければ、早期選考を受ける必要はないかというとそうではありません。
第一志望企業でなくても、早期選考は面接の経験を積める貴重な機会です。
対策を十分にすれば、早期選考は、一般選考よりも合格しやすくなります。
大学生の早い時期から時間を有効活用し、早期選考に臨む価値は十分にあるでしょう。