
【内定直結!?】就活生なら秋インターンに必ず参加すべき!
2022年8月16日更新
はじめに
今やほぼすべての就活生が参加しているインターンですが、その開催時期によって得られるモノが変わってきます。
そこで今回は秋インターンについて、夏インターンとの違いを明らかにしながら詳しく解説していきます。
この記事は以下のような悩みや疑問をお持ちの就活生におすすめです。
- 秋インターンとは?
- 秋インターンの申し込みから参加までの流れは?
- 秋インターンのメリットは?
この記事を読めば、こういった悩みや疑問はすべて解決できます!
就活を成功させたい学生の皆さんは、本記事を読んで秋インターンに参加することを強くおすすめします!
それでは以下の「もくじ」に沿って解説していきます。
もくじ
1.秋インターンとは
一般的に秋インターンとは、大学の夏季休暇の終了後、具体的には9月頃から開催されるインターンのことで、オータムインターンとも呼ばれます。
秋インターンは、選考の倍率や企業の開催目的など多くの点で夏インターンとは異なります。
秋インターンの概要について、以下2つの項目を見ていきましょう。
①秋インターンの開催時期はいつからいつまで?
②秋インターンの形式
「そもそもインターンとは?」という疑問には、以下の記事でお答えしています。
インターンってそもそもどんなことするの?参加する6つメリット
①秋インターンの開催時期はいつからいつまで?
秋インターンの開催時期は9月頃〜11月頃まで。
それ以降のインターンは冬インターン(ウィンターインターン)の扱いとなります。
大学の夏季休暇が明けて既に授業が始まっている時期に開催されるのが夏インターンとの大きな違いです。
なお夏インターンについては、以下の記事で詳しく紹介していますので併せてご覧ください。
②秋インターンの形式
秋インターンには大きく分けて以下3つの形式があります。
- 短期インターン
- 中期インターン
- 長期インターン
それぞれの特徴を確認していきましょう。
【短期インターン】
1日〜数日程度の期間で行われる短期インターンは、会社説明会のようなものと理解して構いません。
このようなわずかな期間でできることは限られているため、インターンの内容は企業の概要説明+α程度に留まります。
いわゆる1dayインターンはこれに該当します。
内容は簡易的なものになりますが、期間の短さゆえ日程調整が簡単で参加しやすいのが特徴です。
【中期インターン】
中期インターンは、概ね1週間〜2週間程度の期間で開催されます。
日程に余裕があるため、企業の概要説明に加えて参加者同士でグループワークなどの課題を与えられることが多いです。
短期インターンと比べて参加時の姿勢や実績が細かく見られており、内定直結となるケースも出てくるのが特徴となります。
【長期インターン】
1ヶ月〜数ヶ月程度の長期インターンにおいては、企業が参加者に対して会社の実務を任せることが多いです。
その企業の社員と一緒に働くことで、社員との関係性を深められることに加え、労働環境の把握や実際に働くイメージを掴みやすくなっています。
実務を任されるがゆえに、参加者に対して給料が支給されるのも大きな特徴です。
長期インターンへの参加者は、任された仕事に対する強い責任感が求められるのはもちろん、仕事の成果もこと細かく評価されることになります。
また、中期と比較すると、インターンの成果が内定直結となるケースが圧倒的に多いです。
参加するにあたっては日程調整が大変ですが、その分参加するメリットも非常に大きいですよ。
「インターンシップは給料があるの?」という疑問をお持ちの方は、次の記事をご参照ください。
2.秋インターンの申し込みから参加までの流れ
続いては秋インターンに対するイメージをよりはっきりとさせるため、申込みから参加までの流れを確認していきましょう。
以下の流れでご紹介します。
①申し込み
②選考
③参加
①申し込み
秋インターン参加者の募集は、概ね8月頃〜9月頃に始まります。
夏季休暇の最中ではありますが、夏インターンの参加時期に重なっているため、忙しさに追われて申込みを忘れないよう注意が必要です。
②選考
インターンは申し込みをすれば必ず参加できるというわけではなく、選考を通過した学生のみが参加することができます。
具体的な選考方法は、
- ES
- WEBテスト
- 面接
などです。
どの選考方法を採用するかは応募倍率によって変わってきます。
秋インターンは夏インターンに比べて応募者が少なくなるため、選考倍率が基本的に低いです。
この点については後述します。
インターンのWEBテストの攻略法については以下で詳しく解説しています。
③参加
無事選考を通過することができれば、9月頃〜11月頃に秋インターンへ参加することができます。
既に授業が始まっているため、秋インターンへの参加者は学業と両立させなければならないことに注意しましょう。
3.秋インターンを開催する企業の特徴、目的
企業が秋インターンを開催するにあたり、早期の人材確保や囲い込みを目的としているケースが少なくありません。
就活の解禁時期が近くなっていることもその要因の一つです。
また秋インターンの特徴として、ベンチャー企業によるインターンが多数開催されます。
ベンチャー企業を志望している就活生は、秋インターンについての情報収集を怠らないように気をつけましょう。
4.秋インターンに参加する学生の割合
就活を成功させる上では必須と言われ、今やほとんどの学生が一度は参加しているインターンですが、秋インターンに限っての参加率はどの程度なのでしょうか?
この点については、リクナビの調査が参考になります。
2019年卒の内定者を対象に実施した当該調査の結果を見ると、秋インターンに参加した割合は以下のとおりです(※複数回答)。
【秋インターン】
- 9月:27.7%
- 10月:15.1%
- 11月:17.2%
参加割合のピークは9月の27.7%。
10月、11月の割合はほぼ同じですね。
比較として夏インターンの割合も見ておきましょう。
【夏インターン】
- 7月:17.2%
- 8月:46.0%
夏季休暇真っ最中で日程調整のしやすい8月は46.0%と極めて高い割合となっています。
この数値から秋インターンの選考倍率の低さが伺えますね。
5.秋インターンへの参加がおすすめな理由
これまで秋インターンの特徴について、夏インターンとの違いを明らかにしながら解説してきました。
ここでは秋インターンの最大のメリットをまとめながら、参加をおすすめする理由をお伝えしていきます。
内定獲得率を高めて就活を成功させたい学生さんにはぜひ秋インターンに参加していただきたいです。
以下3つのテーマから解説してきますね。
①選考の倍率が低い
②企業を深く知ることができる
③インターンへの参加が内定直結のケースが多い
①選考の倍率が低い
繰り返しお伝えしてきたとおり、秋インターンは夏に比べて選考の倍率が非常に低くなるため、希望する企業のインターンに参加しやすいです。
授業が始まっており日程調整が難しい時期であるため、そもそもの応募者が少なくなることが要因でしたね。
ちなみに長期休暇で日程調整が容易な夏インターンに関しては、選考の倍率がなんと1,000倍を超えるところもあります。
選考難易度の下がる秋インターンは大きなチャンス。
夏に選考落ちした企業のインターンも十分狙えますよ!
②企業を深く知ることができる
一般的に夏インターンは企業が自社の知名度、認知度を上げることを目的としています。
一方秋インターンは就活解禁時期が近くなっていることもあり、今のうちに優秀な人材を確保したり、目星を付けたりすることを目的としている傾向が高いです。
つまり企業は自社の表面的な内容だけでなく、最終的なマッチングを視野に入れながら、より深い情報を参加者に対して提供したがるのです。
秋インターンはその企業で実際に働くイメージをつかみやすい環境になっています。
夏インターンよりも得られるものが大きいため、就活を成功させたい学生には秋インターンへの参加を強くおすすめします。
③インターンへの参加が内定直結のケースが多い
秋インターンでは優秀な人材の早期確保、囲い込みという目的を持っている企業が多く、インターンでの成果が内定直結となっているケースが少なくありません。
特にベンチャー企業ではこの傾向が顕著。
秋インターンを実質的に本選考の一部としている大手企業もあるくらいです。
早く内定が欲しい学生ほど秋インターンには参加するべきだと言えるでしょう。
6.秋インターンに参加する際のポイント
最後に秋インターンへ実際に参加する際注意すべきポイントについて解説します。
「ただ参加するだけ」では就活の成功には繋がりません。
以下3つのポイントから見ていきましょう。
①秋インターンで授業を欠席する場合
②夏インターンで選考落ちした企業に参加
③企業とのマッチングを意識して参加する
①秋インターンで授業を欠席する場合
秋インターンの開催時期は、既に新学期に突入しているため、授業と両立させながら参加しなければなりません。
秋インターンの大きなメリットについてご説明してきましたが、単位取得を疎かにしてしまっては元も子もありません。
インターンの日程が授業と重なっている場合は、可能な限り早めに担当教員へ連絡するようにしましょう。
公休または振替処理などの対応をしてくれる可能性があるからです。
最終的に内定を得ることができても、単位が足りず卒業できなければ今までの苦労が水の泡。
単位の取得については細心の注意を払ってくださいね。
②夏インターンで選考落ちした企業に参加
選考倍率が低い秋インターンは、希望する企業のインターンに参加する大きなチャンス。
人気の高い大手企業も狙いやすくなっていますので、夏インターンで選考落ちした企業にも応募しておきましょう。
一度落ちてしまったからといって諦める必要はまったくありません。
③企業とのマッチングを意識して参加する
優秀な人材の早期確保という観点から、秋インターンは企業についてより深く知ることができる環境ということでしたね。
したがって志望度の高い企業を中心に参加するとともに、企業とのマッチングを意識するようにしましょう。
実際に働くイメージが明確になるよう、参加中は幅広く情報収集を行ってください。
8.まとめ
今回は秋インターンについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
記事の内容を簡単にまとめます。
- 一般的に秋インターンとは、大学の夏季休暇の終了後、具体的には9月〜11月頃に開催されるインターンのことで、1日だけの短期型から数ヶ月に渡る長期型まである。
- 秋インターンに参加する学生の割合:「9月:27.7%」、「10月:15.1%」、「11月:17.2%」
- 秋インターンに参加する主要なメリット:「①選考の倍率が低い」、「②企業を深く知ることができる」、「③インターンへの参加が内定直結のケースが多い」。
- 秋インターンに参加する際注意すべきポイント:「①秋インターンで授業を欠席する場合」、「②夏インターンで選考落ちした企業に参加」、「③企業とのマッチングを意識して参加する」。
秋インターンについてお分かりいただけましたか?
夏インターンと様々な点で異なり、参加することで内定獲得率を高めることができる秋インターン。
参加することを強くおすすめします。
本記事の内容があなたの就職活動で少しでも役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!