秋インターンは内定直結?メリットや参加方法・選考対策を解説
2024/10/9更新
はじめに
今やほぼすべての就活生が参加しているインターンですが、その開催時期によって得られるモノが変わってきます。
多くの学生は夏や冬の長期間にわたるインターンに参加しますが、実は秋に実施されるインターンにはほかにはないメリットが満載なのです。
そこで今回は秋インターンについて、夏インターンとの違いを明らかにしながら詳しく解説していきます。
この記事は以下のような悩みや疑問をお持ちの就活生におすすめです。
- 秋インターンとは?
- 秋インターンの申し込みから参加までの流れは?
- 秋インターンのメリットは?
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秋インターンとは
一般的に秋インターンとは、大学の夏季休暇の終了後、具体的には9月頃から開催されるインターンのことで、オータムインターンとも呼ばれます。
秋インターンは、選考の倍率や企業の開催目的など多くの点で夏インターンとは異なります。
秋インターンの概要について、以下2つの項目を見ていきましょう。
- 秋インターンの開催時期
- 秋インターンの形式
「そもそもインターンとは?」という疑問には、以下の記事でお答えしています。
秋インターンの開催時期
秋インターンの開催時期は、9月頃〜11月頃までです。
それ以降のインターンは冬インターン(ウィンターインターン)の扱いとなります。
夏インターンは、大学の夏季休暇中に開催されるのが一般的ですが、秋インターンは夏季休暇が明けて既に授業が始まっている時期に開催されるのが大きな特徴です。
なお、夏インターンについては、以下の記事で詳しく紹介していますので併せてご覧ください。
秋インターンの形式
秋インターンには大きく分けて以下3つの形式があります。
- 短期インターン
- 中期インターン
- 長期インターン
以降では、それぞれの特徴を確認していきましょう。
短期インターン
1日〜数日程度の期間で行われる短期インターンは、会社説明会のようなものと理解して構いません。
このようなわずかな期間でできることは限られているため、インターンの内容は企業の概要説明+α程度に留まります。
いわゆる1dayインターンはこれに該当します。
内容は簡易的なものになりますが、期間の短いため、大学の授業が始まってからでも日程調整が簡単で参加しやすいのが特徴です。
中期インターン
中期インターンは、概ね1週間〜2週間程度の期間で開催されます。
日程に余裕があるため、企業の概要説明に加えて参加者同士でグループワークなどの課題を与えられることが多いです。
短期インターンと比べて参加時の姿勢や実績が細かく見られており、内定直結となるケースも出てくるのが特徴となります。
長期インターン
1ヶ月〜数ヶ月程度の長期インターンにおいては、企業が参加者に対して会社の実務を任せることが多いです。
その企業の社員と一緒に働くことで、社員との関係性を深められることに加え、労働環境の把握や実際に働くイメージをつかみやすくなっています。
実務を任されるがゆえに、参加者に対して給料が支給されるケースがあることも大きな特徴です。
長期インターンへの参加者は、任された仕事に対する強い責任感が求められるのはもちろん、仕事の成果も細かく評価されることになります。
また、中期と比較すると、インターンの成果が内定直結となるケースが圧倒的に多いです。
授業が始まっている中で参加するにあたっては日程調整が大変ですが、その分参加するメリットも非常に大きいといえるでしょう。
「インターンシップは給料があるの?」という疑問をお持ちの方は、次の記事をご参照ください。
秋インターンとは
一般的に秋インターンとは、大学の夏季休暇の終了後、具体的には9月頃から開催されるインターンのことで、オータムインターンとも呼ばれます。
秋インターンは、選考の倍率や企業の開催目的など多くの点で夏インターンとは異なります。
「そもそもインターンとは?」という疑問には、以下の記事でお答えしています。
秋インターンの開催時期はいつからいつまで?
募集時期 | 8~10月 |
選考時期 | 9~11月 |
開催時期 | 10~12月上旬 |
秋インターンの開催時期は10~12月上旬まで。
それ以降のインターンは冬インターン(ウィンターインターン)の扱いとなります。
大学の夏季休暇が明けて既に授業が始まっている時期に開催されるのが夏インターンとの大きな違いです。
なお夏インターンについては、以下の記事で詳しく紹介していますので併せてご覧ください。
秋インターンの形式
秋インターンには大きく分けて以下3つの形式があります。
- 短期インターン
- 中期インターン
- 長期インターン
それぞれの特徴を確認していきましょう。
【短期インターン】
1日〜数日程度の期間で行われる短期インターンは、会社説明会のようなものと理解して構いません。
このようなわずかな期間でできることは限られているため、インターンの内容は企業の概要説明+α程度に留まります。
いわゆる1dayインターンはこれに該当します。
内容は簡易的なものになりますが、期間の短さゆえ日程調整が簡単で参加しやすいのが特徴です。
【中期インターン】
中期インターンは、概ね1週間〜2週間程度の期間で開催されます。
日程に余裕があるため、企業の概要説明に加えて参加者同士でグループワークなどの課題を与えられることが多いです。
短期インターンと比べて参加時の姿勢や実績が細かく見られており、内定直結となるケースも出てくるのが特徴となります。
【長期インターン】
1ヶ月〜数ヶ月程度の長期インターンにおいては、企業が参加者に対して会社の実務を任せることが多いです。
その企業の社員と一緒に働くことで、社員との関係性を深められることに加え、労働環境の把握や実際に働くイメージを掴みやすくなっています。
実務を任されるがゆえに、参加者に対して給料が支給されるのも大きな特徴です。
長期インターンへの参加者は、任された仕事に対する強い責任感が求められるのはもちろん、仕事の成果もこと細かく評価されることになります。
また、中期と比較すると、インターンの成果が内定直結となるケースが圧倒的に多いです。
参加するにあたっては日程調整が大変ですが、その分参加するメリットも非常に大きいですよ。
「インターンシップは給料があるの?」という疑問をお持ちの方は、次の記事をご参照ください。
夏や冬のインターンとの違い
夏や冬のインターンシップは長期休みに実施されるため、学生の都合がつきやすいです。
それに対して秋インターンは夏や冬に比べて募集枠が多く、参加しやすい傾向にあります。
最近では夏と秋冬に分けてインターンシップを開催する企業もあります。
「夏に5日・秋冬に2日」などに分けることで、学生のスケジュールを組みやすくしているのです。
「秋に長期間参加するのが難しい」という人は、このようにスケジュールが配慮された企業やオンラインでの参加ができる企業を探してみましょう。
秋インターンの申し込みから参加までの流れ
続いては秋インターンに対するイメージをよりはっきりとさせるため、申込みから参加までの流れを確認していきましょう。
以下の流れでご紹介します。
- 申し込み
- 選考
- 参加
申し込み
秋インターン参加者の募集は、概ね8月頃〜9月頃に始まります。
夏季休暇の最中ではありますが、夏インターンの参加時期に重なっているため、忙しさに追われて申込みを忘れないよう注意が必要です。
選考
インターンは申し込みをすれば必ず参加できるというわけではなく、選考を通過した学生のみが参加することができます。
- ES
- WEBテスト
- 面接
などです。
どの選考方法を採用するかは応募倍率によって変わってきます。
秋インターンは夏インターンに比べて応募者が少なくなるため、選考倍率が基本的に低いです。
この点については後述します。
インターンのWEBテストの攻略法については以下で詳しく解説しています。
参加
無事選考を通過することができれば、9月頃〜11月頃に秋インターンへ参加することができます。
既に授業が始まっているため、秋インターンへの参加者は学業と両立させなければならないことに注意しましょう。
【業界別】秋インターンを実施する企業
ここからは、実際に秋インターンを実施している企業を業界別にまとめました。
商社 | 三井物産 伊藤忠商事 住友商事 豊田通商 |
IT | 野村総合研究所 NEC 伊藤忠テクノソリューションズ SCSK 富士通 |
金融 | ゴールドマンサックス モルガンスタンレー バークレイズ 蜜美辞UFJ銀行 野村證券 日本生命 |
マスコミ・広告 | アサツーディ・ケイ 日本テレビ TBSテレビ フジテレビ 講談社 |
メーカー | キューピー サッポロビール キーエンス トヨタ スズキ 資生堂 コーセー 旭化成 |
秋インターン選考の対策方法5選
秋インターンに参加するための選考対策を5つ紹介します。
- 自己分析と企業研究をする
- インターンでアピールできるガクチカを考えておく
- ビジネスマナーを身につける
- OBOG訪問をする
- 内定者のESや回答をチェックする
自己分析と企業研究をする
自己分析を通じて自分の強みや価値観を明確にし、企業研究でその企業が求める人物像や事業内容を理解しておきましょう。
この2つを実践することで、自分の強みと企業が求める能力を結びつけ、説得力のある志望理由や自己PRが作成できます。
企業のビジョンや社風が自分に合うかどうかを見極め、企業に有効なアピールをしましょう。
自己分析の詳しいやり方は、以下の記事を参考にしてください。
インターンでアピールできるガクチカを考えておく
インターン選考では「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」をアピールする機会が多いです。
そこで自分がこれまで取り組んできた活動や成果を整理し、困難を乗り越えた経験やリーダーシップを発揮したエピソードなどを具体的に伝えられるようにしましょう。
その経験をどうインターンで活かすかも明確にすれば、面接官にインパクトを与えることができます。
ビジネスマナーを身につける
インターン選考では、社会人としてのマナーも重要視されます。面接や企業とのやり取りの際に、適切な言葉遣いや服装、メールや電話でのコミュニケーションなど、基本的なビジネスマナーを守ることで、信頼感や礼儀正しさをアピールできます。特に面接時は第一印象が大切なので、身だしなみや丁寧な態度を心がけ、社会人としての振る舞いを見せることが必要です。
面接でのマナーについてはこちらの記事で詳しく解説しているので、チェックしておきましょう。
OBOG訪問をする
OBOG訪問を通じて、企業の実際の雰囲気や業務内容を知ることで、選考時に具体的な志望理由を述べることができます。OBOGの経験談やアドバイスを聞くことで、選考でどのようなポイントが評価されるか、また自分のアピールポイントをどのように強調すべきかを学べます。また、面接で他の候補者と差別化できる具体的なエピソードを得られることもメリットです。
OBOG訪問のメリットややり方はこちらに記載してあるので、ぜひ参考にしてください。
内定者のESや回答をチェックする
過去の内定者のESや選考での回答を参考にすることで、どのような志望動機や自己PRが評価されやすいかを知ることができます。
また選考の傾向や面接での質問例などを把握し、自分のアピールをどう組み立てるかの戦略を練ることも重要です。
特に同じ業界や企業を目指す内定者の例をチェックすることで、企業の求める人物像に合わせた対策がしやすくなります。
秋インターンがおすすめな人の特徴
秋インターンへの参加がおすすめな人は以下の通りです。
- 夏のインターンシップで実力を発揮できなかった
- 夏のインターンシップに参加できず、出遅れたと感じている
秋は大手のサマーインターンに参加した学生たちがさらに本格的に就活の準備を始める時期でもあります。
そのため、ライバルに追いつくためにもインターンへの参加目的を見直してから秋インターンへの準備を進めましょう。
秋インターンに参加する学生の割合
就活を成功させる上では必須と言われ、今やほとんどの学生が一度は参加しているインターンですが、秋インターンに限っての参加率はどの程度なのでしょうか?
この点については、リクナビの調査が参考になります。
2019年卒の内定者を対象に実施した当該調査の結果を見ると、秋インターンに参加した割合は以下のとおりです(※複数回答)。
- 9月:27.7%
- 10月:15.1%
- 11月:17.2%
参加割合のピークは9月の27.7%。
10月、11月の割合はほぼ同じですね。
比較として夏インターンの割合も見ておきましょう。
- 7月:17.2%
- 8月:46.0%
夏季休暇真っ最中で日程調整のしやすい8月は46.0%と極めて高い割合となっています。
この数値から秋インターンの選考倍率の低さが伺えますね。
秋インターンへの参加がおすすめな理由
これまで秋インターンの特徴について、夏インターンとの違いを明らかにしながら解説してきました。
ここでは秋インターンの最大のメリットをまとめながら、参加をおすすめする理由をお伝えしていきます。
内定獲得率を高めて就活を成功させたい学生さんにはぜひ秋インターンに参加していただきたいです。
以下3つのテーマから解説していきますね。
選考の倍率が低い
繰り返しお伝えしてきたとおり、秋インターンは夏に比べて選考の倍率が非常に低くなるため、希望する企業のインターンに参加しやすいです。
授業が始まっており日程調整が難しい時期であるため、そもそもの応募者が少なくなることが要因でしたね。
ちなみに長期休暇で日程調整が容易な夏インターンに関しては、選考の倍率がなんと1,000倍を超えるところもあります。
選考難易度の下がる秋インターンは大きなチャンス。
夏に選考落ちした企業のインターンも十分狙えますよ!
企業を深く知ることができる
一般的に夏インターンは企業が自社の知名度、認知度を上げることを目的としています。
一方秋インターンは就活解禁時期が近くなっていることもあり、今のうちに優秀な人材を確保したり、目星を付けたりすることを目的としている傾向が高いです。
つまり企業は自社の表面的な内容だけでなく、最終的なマッチングを視野に入れながら、より深い情報を参加者に対して提供したがるのです。
秋インターンはその企業で実際に働くイメージをつかみやすい環境になっています。
夏インターンよりも得られるものが大きいため、就活を成功させたい学生には秋インターンへの参加を強くおすすめします。
インターンへの参加が内定直結のケースが多い
秋インターンでは優秀な人材の早期確保、囲い込みという目的を持っている企業が多く、インターンでの成果が内定直結となっているケースが少なくありません。
特にベンチャー企業ではこの傾向が顕著。
秋インターンを実質的に本選考の一部としている大手企業もあるくらいです。
早く内定が欲しい学生ほど秋インターンには参加するべきだと言えるでしょう。
秋インターンに参加するときの注意点
最後に秋インターンへ実際に参加する際注意すべきポイントについて解説します。
「ただ参加するだけ」では就活の成功には繋がりません。
以下3つのポイントから見ていきましょう。
- 学業と両立させる
- 夏インターンで選考落ちした企業も検討する
- 企業とのマッチングを意識して参加する
学業と両立させる
秋インターンの開催時期は、既に新学期に突入しているため、授業と両立させながら参加しなければなりません。
秋インターンの大きなメリットについてご説明してきましたが、単位取得を疎かにしてしまっては元も子もありません。
インターンの日程が授業と重なっている場合は、可能な限り早めに担当教員へ連絡するようにしましょう。
公休または振替処理などの対応をしてくれる可能性があるからです。
最終的に内定を得ることができても、単位が足りず卒業できなければ今までの苦労が水の泡。
単位の取得については細心の注意を払ってくださいね。
夏インターンで選考落ちした企業も検討する
選考倍率が低い秋インターンは、希望する企業のインターンに参加する大きなチャンス。
人気の高い大手企業も狙いやすくなっていますので、夏インターンで選考落ちした企業にも応募しておきましょう。
一度落ちてしまったからといって諦める必要はまったくありません。
企業とのマッチングを意識して参加する
優秀な人材の早期確保という観点から、秋インターンは企業についてより深く知ることができる環境ということでしたね。
したがって志望度の高い企業を中心に参加するとともに、企業とのマッチングを意識するようにしましょう。
実際に働くイメージが明確になるよう、参加中は幅広く情報収集を行ってください。
秋インターンに関するよくある質問
よくある質問をまとめました。
- 秋インターン開催日程の一覧は?
- 秋インターンは何社参加すべき?
- 秋インターンに行かなくてもいい?
Q.秋インターン開催日程の一覧は?
A.リクナビ等の就活情報サイトで一覧を確認することができます。
Q.秋インターンは何社参加すべき?
A.秋インターンへの参加は5社程度が一般的です。
しかし人によっては就活の進行度や大学のスケジュールなどで上京が異なるので、学業と両立できる範囲内で調整しましょう。
Q.秋インターンに行かなくてもいい?
A.秋インターンに行かなくとも内定は取れます。
しかし近年はインターンを実施する企業の数も増えてきており、内定直結型のインターンも多くなっているので、秋インターンへの参加を強くおすすめします。
さいごに
今回は秋インターンの特徴や参加方法、参加のメリットから選考対策について解説しました。
秋のインターンは内定に直結するケースが多いため、早いうちに内定を獲得したい学生にぴったり。
夏のインターンに参加できなかったり、参加したけれど目的を達成できなかった人は特におすすめです。
インターン選考では自己分析や企業研究などの対策を徹底して、希望のインターンに参加できるように準備を進めておきましょう。
夏インターンと様々な点で異なり、参加することで内定獲得率を高めることができる秋インターン。
参加することを強くおすすめします。
本記事の内容があなたの就職活動で少しでも役に立てば幸いです。